先日「大根を保温して育てた!」を投稿したところ、悩んでる方が多いのか大勢の方の閲覧をいただきました。
嬉しいとともに、こんなに大勢が大根の育て方に悩んでるんだ!?と驚きました。
私はプロ農家さんではないので毎回悩みつつ野菜を育ててますが。それでも助けになったらば!とこの記事を書くことにしました。
まず、「私の育てている大根がまだえんぴつサイズだ」という場合。
まず諦める・諦めずに育ててみるの二択です。
「諦めたらそこで終わり」というのはスラムダンクで安西先生のセリフですが、それは本当なので私の座右の銘にしてます。
諦めずに育ててみるならば。
1)保温して育てる。
これは前出の「大根を保温して育てた!」にも書きましたが。
保温方法は黒マルチ・不織布・穴あきビニール・防虫ネットの4重掛けが最強です。
ここまで厳重に保温すれば大根の生育適温の20度前後は賄える。
2)追肥する。
これはコメント欄に投稿してありますが、野菜は先行逃げ切り型・中間型・コンスタントタイプ・尻上がり型(中間)・尻上がり型という施肥の仕方があります。
大根はあまり元肥を入れずに育てますが、実は尻上がり型です。太り出したら更に追肥で太らせる野菜です。
生育中期から後半にかけて追肥すれば大きく太ります。
私の場合、化成肥料の888を一株につきひとつまみを最初は黒マルチの穴部分から。その後は黒マルチを剥がしてやはりひとつまみを大根の周囲に埋めてます。
これで待てば大根は大きくなると思います。
諦める場合。
現在育てている小さな大根は「大根葉」だと思って葉っぱを湯掻いて、小さな大根も輪切りとかにして、油揚げと出汁と。醤油と酒と味醂で煮込んで食べてしまう。
その後、晩抽性の品種を今から撒きなおして育てる。
晩抽性とは?とう立ちが遅いということです。
抽苔(ちゅうだい)の遅い性質のことです。植物は暖かく日が長くなると花茎が伸び出すことです。花芽が出ると味が変わる。美味しくなくなるのだ。
ならば、とう立ちが遅い品種を選べばいいのである。
トップ画像は来週植える大根です。
種袋に書いてありますね。
これは青の砦大根の種袋の裏側です。私が住む四国は香川県の西讃地方は暖地よりの一般地です。なので今が撒きどきなのだ。
ちなみに、大根は後作にもう一度大根が植えれます。素晴らしい。
なので、収穫が終わった大根の跡地にもう一度大根を育てます。
ちなみに、上の画像は10月半ばに植えた品種。
三太郎大根もこれから植えれるのだ。
ということで!大根を育ててる皆さん、諦めるのはまだ早い。そこで終わる!と自分を励まして楽しく野菜を育ててください。健闘を祈る。
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