あられの日記

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善通寺の大楠と周辺にあるもの

2023年07月02日 05時43分05秒 | 香川の巨木と神社仏閣
訪問は今年、2023年6月3日です。巨木見物が好きな私は、以前境内にある2本の大楠を見物したのですが、それは初詣のついでてした。
楠は常緑樹ではありますが、初夏には新芽に更新するのですよ。
ならば確認せねば。
おお、色鮮やかです。
こちらは大楠の1本、五柱明神の楠です。けども前回訪問時は画像中央のお社に上がり参拝して間近で木を眺められたのですが、現在は周囲に大きく規制線的にロープを張ってあり近寄れなくなってました。
こちらは南大門前の大楠です。
お正月に見た時は、元気ない木に見えましたが、若い葉っぱを十分に蓄えた姿は素敵でした。
移動しようとして不思議な、いやお寺によくある代々の住職の塔的なやつかな?と思い近づけば、全く違ってた。
説明板発見:
三帝御廟:三帝とは、後嵯峨天皇(第88代天皇在位:1242年2月ー1246年2月)。亀山天皇(第90代天皇在位:1260年1月9日ー1274年3月)。後宇多天皇(第91代天皇在位:1274年3月ー1287年11月)。
近年まで伽藍の北100メートルほどの住宅地にありましたが、昭和39年(1964)に現在地に移されました。
へえ〜。
ちなみに、五柱明神に隣接して小さなお社がありました。
こちらは佐伯祖廟です。弘法大師は豪族佐伯善通卿と母、玉寄御前の三男として生まれました。この祖廟は、元は善通寺の背後にある香色山の麓にあった小高い丘(現在の駐車場)の上に「佐伯八幡宮」としてお祀りされてました。
さて移動。
その前に伽藍(東院)を眺める。

東院と西院の間に塔頭がいくつか残ってまして。
観智院さんの前を通りがかったところ、普段と違いお寺さんが欲しいあれこれが並んでました。
問:これ、何だ?
答え:法螺貝。ちなみに売値の札があるので並んでる仏具やあれこれは売り物です。
高松藩藩主松平公の息女が、庵を結ばれていた寺の本尊を移したと言われ、安産・子育ての守護仏として婦女子の信仰の厚い寺である。
だから子安観音なのか。記念祭の間だけだと思うけども。十一面観世音立像が公開されていたので、本堂に上がって見物しました。「出すのが大変なので。息子の時代になったら公開するかもしれないけども。私はもう出すことはありません」とお寺の方が言ってました。ついでだと思うけども。大きな金色のうどん鉢の形をしたものがありまして。「売れないのよね。良かったら鳴らしてみる?」と誘われました。いいの?喜んで!とばかり、巨大な枝が長いタンポを両手で持って、金色のうどん鉢の縁を擦り上げるように叩くと、何とも言えない音色が響きました。あ〜、耳が幸福だ。
さてと、帰ろう!としてお正月にも寄った熊岡菓子店へ向かう。

あれ?人がいない。もしや?
やな予感は当たりまして、店の看板のかたぱんは売り切れてました。ええんや。えびせんがあったら!
えびせん220円・芋けんぴ180円・ミレービスケット150円(各100グラム)
くっ!カタパン〜!!
ちなみにお土産品はこんな感じ。
左から弘法大師1250年お誕生日記念の Tシャツ(2200円)。肩口に真魚ちゃんをキャラクターにしたものを印刷。背中にもワンポイント。
中央上部の三枚の紙は、親鸞堂からお坊さんらが撒いて歩いてたもの。拾いました!
中央下にあるお札は、うちのお寺にいただいた記念祭の特別開帳と戒壇巡りと宝物殿鑑賞3点で2000円のところ1000円になるチラシをチケット売り場で出したらいただけたお札です。中央下右のファイル(550円)は、義母へのお土産。
空海が唐で恵瓊阿闍梨にいただいた国宝の錫杖頭を裏表で印刷してあります。
そして熊岡菓子店で購入したお菓子。それとお接待でいただいたお茶。久々にお出かけして大満足。

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