あられの日記

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能楽観賞

2005年09月27日 09時49分53秒 | 展覧会&観光施設&能楽
恒例の能楽観賞に行ってきました。通算で2ケタ目くらいでしょうか?最初は楽しみ方もわからん有り様でしたが、さすがにましになってきました。能楽は私の「お面好き」と「歴史好き」を満たす一石二鳥の楽しみです。
さて、能楽をあまり知らない方に今回『東京観世会』の演目でご紹介。
場所:  東京渋谷の観世能楽堂
開演時間:開場午後12時半
     開演午後1時半(終了予定午後5時半)*途中休憩15分
入場料 :指定席7.875円 自由席6.300円(前売5.250円) 学生席2.625円
5部編成。
 舞囃子「龍田」
 能  「敦盛」
 狂言 「長光」
 (休憩)
 仕舞 「嵐山」「駒之段」「蝉丸」(観世流のお家元出演)「錦木」
 能  「夕顔」
となっています。能がメインなので「敦盛」「夕顔」はそれぞれ90分位です。
客層はやはり年配の方の割合が高いですが、学生は入場料が安いので結構若者もいます。映画で安部清明を演じた野村萬斎さんが狂言に出演した折りには、若いお嬢さん方で一杯。
能はシテ(主人公)とワキ(脇役)で話しが作られます。登場人物が2人では少ない場合、ツレと呼ばれる人々が出ます。話は非常にシンプルで、謡いと呼ばれるセリフや状況説明が聞き取れなくても大体の所はわかります。
能と言えば一番にくるのが「お面」です。でも登場人物全てが面をかぶっているわけではありません。「お面」をつけているのは幽霊や神仏、それに登場人物が女性の場合ですね。ちなみにワキの役は僧侶というのが多いです。
演目は「平家物語」「源氏物語」を題材にしたものが結構あります。NHKの大河ファンにもおすすめ。
 
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