あられの日記

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カエルツボカビ症は治療出来る!

2008年10月31日 06時13分10秒 | 雑記
先日行った上野で開催中の「菌類のふしぎ」展。そこにおさわがせな菌類たちというコーナーがありました。
ところでカエルツボカビ症って知ってますか?
これは恐ろしい病気で、海外で両性類の絶滅に関わったと考えられている病原菌に感染した生き物の病名です。
カエルツボカビ症と言われていても、カエルだけが感染する病気じゃないんです。トカゲ類もかかる。
日本でこれに感染絶滅すると海外から大非難される奴、それはオオサンショウウオ。あれ、天然記念物&絶滅危惧種だからね。日本に住むサンショウウオは日本の固有種なので、日本にしかいないんだって。つーか、問題はそんな限定的な話でなく、生物界ではカエルをエサにする鳥類や、カエルが退治してくれている蚊などが一杯いるってこと。そういう生き物の輪の中から突然両生類が消えたらどうなるか?ってこと。
大変でしょ?
最近夕方6時のニュースで、和歌山のあるため池でカエルツボカビ症に感染したカエルの調査を見ました。
この病気にかかっているカエルは、日本にいないんじゃ???って思ったそこのあなた。その情報はもう古い。
元はカエルツボカビ症に感染したカエルを海外から輸入。それをペット業者が知ってか知らずかで販売。が、飼主が病気のカエルを飼うと思います?死んだ個体を捨てたか、まだ生きてる個体を放したかで日本の自然界にカエルツボカビ菌がバラまかれた。ちなみに、恐ろしい菌はカエル本体だけでなく、飼育するケースの中の水にも蔓延してます。その危険な水を捨てる。あちがちだけど、それはテロに匹敵する行為だ。
私が見た和歌山のニュースは、ため池が山の上部、中腹、下部にある場所で、カエルツボカビ症にかかったカエルが上部の池は確か60%~80%だかいた。で、中腹の池に住む日本のカエルも感染してました。
で、ニュースはここで終わってたんだけど、上野の科学博物館で開催中の「菌類のふしぎ」のコーナーでは、カエルツボカビ症は治療出来る病気って書いてありました。
えええ~~~~~~、治療出来るんだ?????
つーか、なぜもっとニュースで知らせない。こんな展覧会の隅っこで話題にするだけじゃもう日本でカエルツボカビ症の拡大は防げない状況だよっ!
カエル好きの友人の掲示板にもこのニュースを書き込んだんですけどね。やっぱブログにも書けば、もっと知ってくれる人が広がるじゃないですか?出来たらブログを読んだら他の人にも知らせて欲しい話題なんだよね。これ。
とりあえずカエルツボカビ症と思われるペットは、獣医さんに見てもらいましょう。
飼主さんによるペットがカエルツボカビ症に感染しているかどうかの見極めは、カエルが神経に異常をきたし、起き上がれないようだと非常にヤバいと思って下さい。あとは上の画像のとおり。
ちゃんと治療出来ますからね。くれぐれも自然に帰してはいけません。
殺すのはかわいそうというのは、飼主の一時のエゴです。
テロですからね。それは自然界に対しての!私1匹くらいと思うのも間違ってます。海外ではこの病気のせいで、既に絶滅した種類もあるんですから!
あなたの行動が試される時です。


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