最高気温28、5度。
「悠々として急げ」
ゆるい流れ(トロ場)をカヤックで下りながら僕は、そんな言葉を思い出していました。
長いとろ場が多い、それが四万十川の特徴のひとつです。
川の高低差が小さい四万十川は、クネクネと大きく曲がりながらゆったりと流れます。
とくに中流域から下流域は、瀬が少なく、トロ場が多くなります(きつい瀬は上流域に多い)。
そしてゆるい流れは、あたたかな川の水をつくります(真夏の川面の水温は、30度前後)。
川がゆったり流れる四万十は、
流れる時もなんとな~くスローに感じます(人の数が少なく静かだ)。
そんな、時と水がゆるく流れる初夏の川で、僕らは・の・ん・び・リバーピクニックを楽しんだのでした。
しょっぱなの瀬。ざぶざぶいこう。
岩間沈下橋。
のんびりいこうぜ。
陽ざし暑い川の最高気温は、28、5度。ふれる水が気持よい川面の水温は、20度。
四万十川の水位は、平水+70㎝。笹濁り。
口屋内沈下橋。
ゆるく流れる川と時を、のんびりと楽しめましたか。