アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

10月31日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-10-31 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。

四万十は、今日も晴れてます(なかなか雨が降らないなぁ・・)。

北よりの風がヒンヤリ冷たい空と川の間で(沈下橋の上で)、

あたたかいコーヒーを飲みながらボケっと川をながめたあと、大きく深呼吸。ふぅ~。

自然がもつエネルギーを自分の中に取りこんで、さぁ、今日をはじめよう。

今日の最低気温は、8、7度。

 

 最高気温22、7度。午後も晴れ。

空の高さも、日光の淡さも、風の肌触りも、季節はすっかり秋のど真ん中。

ノーテンキなガイドは、たゆたう秋を遊びほうけて過ごしています。

もうすぐ冬が来るというのに・・・。

 

「秋ゆく岸辺で」

川沿いの道端に自転車を止めた僕は、川岸に咲いた小さな花をデジカメで撮っていた。

すると、「キーッ」軽トラがすぐ近くにとまった。

車から、おんちゃん(おじさん)が降りてきて僕に聞いた。

おんちゃん「なに、撮ってんの?なんかめずらしいモノでもあんの?」

僕「いや、ただこの花がきれいだから・・・」

僕は、おんちゃんの存在に、若干のわずらわしさを感じながら、

角度や間隔を変え、パシャパシャ!さらに何枚も花の画像を撮った。

 

おんちゃん「なんで、そんなに撮るが?」

「・・・だから、きれいだ・・・」と言いかけた僕は、

―ああっ、この人には、ただ花がキレイだから撮っているのだ、と言っても通じないぞ— と思い言いなおした。

「いやっ、これは仕事でもあって、植物調査もかねてるんです。資料用の写真ですよ」と。

 

「ふーん・・・良い写真が撮れるといいねぇー」

おんちゃんは、わかったような、わからないような様子にみえた。

そしておんちゃんは、短くなったタバコを川の方に投げ捨去さっていった。おいおい・・・。

 

 ありふれた景色に咲くめずらしくもない小さな花。

付加価値(希少とか、食べられるとか)がなければ、花はおんちゃんの目に映らないのであろう。

「花より団子」「詩を作るより田を作れ」

そんなコトワザを思い出した団子も田もないデラシネガイドは、少し切ない気分で秋晴れの空を見あげたのでした。

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南の川から(気まぐれダイアリー)10月30日

2024-10-30 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

おはようございます。四万十は、晴れ。

ビュ―、バシャ―ン!!あっ?ふりかえれば、沈下橋の縁からおちた自転車は、川のなか。マジか・・・。

僕は、ハナシをしていた近所のおんちゃんと顔をみあわせた。

たしかに、すこし風がつよかったし、手をはなしたし・・・。

でも、まさかスタンドをたてたチャリを吹き落とすほどの突風がふくなんて。ナンテコッタ

おんちゃんは、川船をだして引きあげちゃろか?といってくれたけど、とりあえず一人でトライしてみることに。

 

家にもどり、厚手のウエットスーツを着て(ウエットスーツは着脱がなんともメンドクサイですね)

川にもどり、水温(川面)の19度の川のなかに。

さほど水は冷たく感じないし、岸に近いところは浅く歩けたが、

チャリが沈んでいる川の真ん中は、思ったよりも深く流れがあり、泳ぐハメに。ややあせる。

でも、なんとかチャリを川原に引きあげることに成功。やれやれ。ハークション!

そして、ひさしぶりに朝からバッチリ晴れた秋の青空を見あげてつぶやいた。おかげでバッチリ目がさめたよ、と。

 

強い風もよく吹く晩秋~冬の川。皆さんも風が強い日の沈下橋をわたるときは、くれぐれもご注意を!

今日の最低気温は、15、3度。

 

  最高気温24、5度。午後も晴れ。

ひさしぶりに朝~夕方まで晴れた秋の日は、洗濯&布団干し日和です。

水没した自転車もウェットスーツもよく乾いて、ありがたし。

 

ヒッ ヒッ ヒッ。落葉樹の葉が浅くいろづく庭で、ジョウビタキが鳴いている。

ときおり吹きぬける秋風が、ベランダにずらり干した洗濯物を、大きくゆらしてゆく。

ハダにココロに心地よい秋の陽と風。川のほとりの暮らしは、いつも風の中、です。

 

*今秋の四万十は、夏のおわり~今日まで、まるで梅雨のような天気がつづいた。

曇天&小雨まじりの日が多く、湿度も気温も高く、スカッと晴れ、カラっと乾いた風が吹く日が少なかった。

来週以降は、よーやく秋らしいさわやかな気候になりそうです。

そんな、陽と風が心地よい秋の四万十川は、カヌー&焚き火キャンプにもよいフィールド。

昼は、光る風がわたる透明度のよい川をカヌーでくだり、

夜は、冷えた空気の川原で焚き火にあたりながら酒を飲む。♪肴はあぶったイカでいい♪焼いたアユでもいい。

時々星もみる。ラーメンでしめたあと、テントはいり寝袋にもぐる。

ヘッドランプの灯りで本を読む。いつの間にか眠ってしまう。

 

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

明後日(11月1日)は、新月。カヌーにのって星空の川に流れ星をさがしにいこうか。

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10月30日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-10-29 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

朝の川に吹く風は、今秋イチバンの冷たさです。ぷるぷる。

沈下橋から見渡す照葉樹と針葉樹がメインの山肌にも、

ぽつりぽつりと紅葉が見られるようになりました(南国の山は、いわゆる錦秋とはなりませんが)。

南国の秋は、じこじこと深まっています。

今日の最低気温は、6、8度(今季最低)。

 

 最高気温24、1度。午後も晴れ。

ぽかぽかと陽ざしがぬくい川原に座り、そよそよと吹く風のなかで、コーヒを飲み、本を読む。

時々、ごろり寝ころんで、ぽけっと高い空をながめる。気持ちイイなぁ・・・。

でも、秋の午後の太陽は、急ぎ足で山に沈み、日陰は一気に冷えてくる。ひやいなぁ・・・。

岸辺に咲いたサザンカの花の一枝をいただいて、さぁ、家に帰ろう。

日暮れが早い季節の外遊びは、早めに行動を終えるのがベターですね。

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10月28日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-10-28 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は晴れてますが、

雲多い東の空からの弱い陽ざしと沈下橋をわたる冷たい風に、

もっと光りを!と(心のなかで)叫んだ朝です。

♪There's a place in the sun And before my life is done 

Got to find me a place in the sun♪

今日の最低気温は、12、9度。

 

バッチリ晴れた~(こよなく晴れた秋の日に)。

 

河床掘り起こし再生 西土佐調査の岡田教授(高知高専)に聞く 危機感背景に流域連携―四万十川は今 | 高知新聞

河床掘り起こし再生 西土佐調査の岡田教授(高知高専)に聞く 危機感背景に流域連携―四万十川は今 | 高知新聞

四万十川再生へ一石を投じた金谷光人さん…...

 

 

 

 最高気温23、9度。

午後も晴れてますが、空には雲が多く、陽が照るとぬくい、陰るとひやい・・・。

日中も気温差が大きい秋です。皆さんも体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

晴読。 

「ほんまに大事なもんはいっつもニキにあるとだんだんわからんようになる。

あって当たり前や思うてしまうからよね。

そんでも、なくしたらわかるということでは悔やんでも悔やみきれんじゃろ。

大事やといちばん意識しにくいのが、ニキにあるもん。

けど、それがいちばん大事なものやけんね。意識しよるんは、なかなかむずかしいわ。

夫婦もそうやけんど、川もそうやし、自然もそうよね。

自分のニキにあるもんが何か。何が大切なもんか。

そういうことをわかるようになったら、

しみじみ人生は深(ふこ)うてええもんになっていくじゃろうと思うわ」*ニキ:身近に 近くに

「四万十 川がたり」 野村春松

 

川べの道端や川岸に、空き缶、空き瓶、弁当の空容器、ビニール袋、タイヤ、

冷蔵庫、家財道具などのゴミを捨てる(道路沿いの草刈りをしているとちらほらとゴミが・・・)。

無駄な開発など、川の自然を破壊する人(川の自然に不感症になった人)、にもゼヒ読んでいただきたい一文です。

自戒をこめて。

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10月27日のつぶやき(リブログ)

2024-10-27 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

ひえひえ北風がわたる沈下橋に佇んで、朝日とコーヒーにぬくもりつつ、ぼおっと川をみていると、

「ちょっとこーい!」とコジュケイに呼ばれました。いかないもんね。

ふぁぁ~。さて、今日は何をしようか。

四万十は、スローな時と川がながれるところです。

今日の最低気温は、8、9度。

 

 最高気温25、8度。午後も晴れ。

今秋の四万十は、極端に雨が少なく、四万十川は、とても水量が少なく、秋痩せ?てます。

夏の川は、モリモリと太っていたのですが。

*9月の降水量51㍉(江川崎。平年比40パーセント)。10月の降水量21㍉(27日まで)。

川原がうんと広くなった川は、流れがぐっと浅く、瀬がきゅっと細くなり、

(浅瀬の入り口など)場所によっては、

喫水が浅いカヤックのボトムを、川底の石にゴリゴリこすったり、座礁してしまうコトも。

 

四万十川の特徴のひとつは、水の流れがゆるいコト、です。

(源流点の山~海までの高低差が小さい川は、大きく蛇行して流れている。穿入蛇行)。

(特に中流域から下流にかけては)平水時でも、ゆったり流れて、

リバーツーリングは、なかなか距離が稼ぎにくい川ですが、この秋痩せの流れでは、なおさらです。

 

先日、あるツアーのための下見で、

岩間沈下橋~三里沈下橋までの約22キロの距離を、カヤックとサップで下ってきました(2人ともプロのガイド)。

ぬけるような青空の下、透明度の高い水と凪いで鏡のような水面を楽しみながら。川面の水温20度。

途中の沈下橋の川原で短いお昼休憩をして、所要4時間40分ほど(平水時なら、もっと短時間で下れます)。

*川は、水位が.高くなると共に流速も早くなる。

 

このように、水量がとても少なく、ゆるい流れの秋の川を楽しく下るときのコツは。

・コースをよく選ぶ(座礁する可能性が少ない)・下る距離をよく考える(余裕をもって、のんびり下れる距離を)

・午後は、早めに行動をおえる(秋は、山に陽が沈むのが早い。日陰になった川原は、急速に冷えてくる)

・長い距離を下るときは、途中でキャンプなど、宿泊しながら下る。など。

 

1日で長い距離を下るのは、なかなか難しい今秋の川ですが、ぬくい陽ざし、さわやかな風、

透明度高い水、秋色の川景色が、カヌーイストの目を、心を楽しませてくれますよ。ぜひ。

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秋の極楽カヌーだワン

2024-10-27 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「秋の極楽カヌーだワン」 2021年10月25日のツアーレポート再掲です。

 最高気温23、7度。

 今日は、秋の四万十川でリバーピクニックをしてきたワン(10月25日)。 

朝、カヌー乗り場で、ガイドのアークさのが言いました。

「秋晴れの川は、風が無く、陽が暖かく、流れが良く、川下りには、最高のコンデションになりそうです。

先日のプチ増水がまだ少し残る水は、透明度がイマイチで、そこはザンネンですが・・・」と。

 

 あ、そうそう、僕の名前は「つむぎ」。パグ2才♂。おっす。

僕は、今回が初めての四万十川、初めての川下りです。何事も初体験はドキドキしますね。

僕を乗せてゆくご主人は、カヌーイスト(ファルトボート所有)。四万十川を下るのは3回目。

(お連れさんもカヌーの経験者だけど、四万十川は初めて)

そんなわけで、僕はただ身をまかせていればOK牧場。のんびりと秋の川を楽しめたらよいなぁ。

 今日の川は、平水時より水位が少し高く、流れがちょっと速いとのコト。

僕を乗せたカヌー(カヤック)は、スイスイスイスイと川をくだってゆく。

乗りはじめは、緊張して全身で力み、景色をみる余裕もなかった僕も、

トロ場を下り瀬を抜ける度に、ぐらつくカヌーにも少しずつ慣れてきて、

未知な川景色に目を見張るようになったし、陽、風、水の神秘さも感じられるようにもなったよ。

「センス・オブ・わんダー」が大事だワン。自然の中で遊ぶときには。

 雲ひとつない抜けるような青空の下、南国の川の岸辺を彩るのは、

白(サザンカ)、黄(セイタカアワダチソウ)の花、白銀(オギ、ススキ)の穂。

照葉樹や針葉樹が大勢を占める緑の山肌のところどころに、橙や薄黄の涸れ色も見える。秋だねぇ。

*温暖な四万十の低い山には常緑樹が多く(7割がスギ、ヒノキ)、

四万十川沿いの山は、一部の落葉樹が地味に山肌をいろどる程度。

派手な紅葉(いわゆる錦秋)は、標高が高い所にゆくと見えるそうだ(黒尊渓谷など)。

 

 水辺には、サギやトンビに混じって、冬の水鳥たちも姿を見せている。

時折、水面をパシャパシャと魚が跳ねる。アユかな?

円をかくように跳ねるアユは、横になって腹から落ちるので、音でもわかるという。

アユはもう禁漁、今はツガニ漁の季節なのだそうだ(10月31日まで)。

 

 キレイな支流の川原に上陸し、人間たちはのんびりランチタイム。

リードをはずしてもらった僕は、自由に歩きまわれるのが、にゃんともうれしいワン。

 再び水上へ。

まだ少し夏の暑さが残る強い陽ざしのなか、瀬で浴びる水しぶきが、気持イイ。川面の水温18度。

長いトロ場では、あまりの心地良さに、フネの中でうつらうつらフネを漕ぎそうに。

うーん、ゴクラク、ゴクラク。こいつは、秋のサイコーなリバーピクニックだね。

 

 風が優しい(時が多い)秋の川は、焚き火キャンプや

月や星を見るのにもよいフィールドだ、というではないか。今度は、川原でキャンプしたいなぁ。

沈下橋の川原に上陸し、コーヒータイム。映える景色だ。わおーん。

 さぁ、ラストピッチ。

秋の午後の川は、夏に比べ水面が陰るのもはやく、日陰は一気に冷えてくるので、

陽が短い季節の川下りは、水面に陽があたる9時頃~15時頃までが良いとのコト。

「秋の日は釣瓶落とし」なのだ。

 

 僕らは、午後のはやい時間にゴール地点に到着。本日の漕行11キロ。

さぁ帰ろうと車に乗り込めば、国道は、いきなり目の前で工事に伴う時間通行制限・・・(何と今日から)。

迂回路はナッシング。30分も足止めをくらう・・・。とほほだワン。

PS:四万十川流域に、ペット可の宿泊施設がもう少し増えると、イイのになぁ。

*ツアー画像CDは、10月27日に発送しました。お楽しみに~

 「冬の四万十川はまっこと静かよ。紅葉に染まった山も色を落として、

川の水も落ち着いた色になる。動くもんといったら、

薪で風呂を焚く家の煙と越冬に来よった渡り鳥ぐらいのもんじゃろ」野村春松

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10月26日(木)のつぶやき(リブログ)

2024-10-26 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、今朝もよく晴れてます。

橋の上から深く澄んだ青空を見ながら思う。

いったい、いつ雨が降るのだろうかと(この秋は、極端に雨量が少ない)。

ひんやり北風がわたる川は、じこじこと青が深くなっています。

空も川も冬ブルーに衣替え中のようです。

今日の最低気温は、10、3度。

沈下橋の影が伸びたなぁ、秋だなぁ・・・。

 

 最高気温26、6度。午後も晴れ。

♪きれいな月だよ 出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

10月29日(日)の夜は、満月。そして、部分月食も見られます。

(ハンターズムーン:動物たちが冬支度を急ぐこの季節は、狩猟に最適な時期だからというのがその理由)。

人少なく、灯り少ない四万十川の川原は月を見るにもよいところ。

焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、10月のまあるい月をのんびりながめてみては?

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

 

そんな、ムーンリバーをカヌーでゆくのもまたオツなもの、です。

「秋のムーンリバーで」

秋の満月の夜。月明りながれる川をカヌー(カナディアン)で下る。

ムーンライトマジック。月光の川は、ほの白い光りのなかで、蒼く幻想的な姿をみせている。

聞こえるのは、風、水の音、鳥の声。感じるのは、野生の息吹。

神秘的な夜の自然に、ノーテンキな乱入者は、畏怖の念をだく。

 

♪Moon river, wider than a mile♪

などと口ずさみながら下れば、月影の小さな瀬でバランスをくずして、おっとっと・・・。

アブナイ、アブナイ。暗い水の世界に、ひきずりこまれるのはゴメンだ、ぜよ。

 

淡い月灯りが照らす川原に上陸し、小さな火をおこす。

アルミフォイルに包み焼いた肉、チーズ、まあるい月を肴に、ウイスキーを飲む。

コットに寝袋をひろげ、もぐりこむ。そして、月の下で眠りにつきながらおもう。

水面から見た今宵の月は、ちょっとレアな体験として、記憶の夜にも昇るのだろう、と。

 

アークさのは、10月29日(日)の夜、月夜の川をカヌー(カナディアン)で下ろうと考えてます。

*(瀬のない)長いトロ場の短い距離を。

ムーンリバーを下ってみたいという物好きな方は、アークまでご連絡を。

〇〇さま

「あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。10月29日(日)。

おつきみかぬーしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」 さのねこ 拝

画像は、5月撮影。

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秋のオリジナルツアー

2024-10-26 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2015年・秋のアークオリジナルツアー画像集再掲です

 2015年・秋のアークオリジナルツアー画像集です。

 

10月23日

オリジナル1日コース:漕行距離 15キロ(江川崎~口屋内)

晴れ 最高気温27、3度 無風ときどき微風

四万十川の水位は、平水-12cm 水の透明度は、良

 

10月24日

オリジナル1日コース:漕行距離:16、5キロ(半家~岩間)

 晴れ 最高気温27、4度 無風ときどき弱風 

四万十川の水位は、平水-12cm 水の透明度は、最良 

*江川崎より上流は、中級者以上向け

 

10月25日

オリジナル半日コース:漕行距離 約6キロ(中半家~江川崎)

晴れ 最高気温24、4度 弱風

四万十川の水位は、平水-13cm 水の透明度は、良

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10月25日(火)のつぶやき(リブログ)

2024-10-24 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

今朝の川は、北寄りのひやい風が、びゅうびゅうと強く吹いてます。

止めた自転車が吹き倒されてしまうほどの。

もうすぐ冬か・・・。

空と川は、一風?ごとにじこじこと青が深くなってゆきます。

今日の最低気温は、8、8度(今季最低)。

秋の川辺に。

*クサギの実は、古くから「常山の実」と言われて、青色の染料材料に使用されていました。

実は深い青ですが、布を染めると淡い青色になり、赤紫色のガクは灰色へと染め上がります。

 

 最高気温21、1度。午後も晴れ。

陽のあたる風裏の川原で、ごろり横になって、淹れたコーヒーを飲みながら本(詩)を読む。

聞えてくるのは、木々のざわめき、瀬音、鳥の歌。

「川が大きな河に流れこむ場所や 河が海と合流する広い河口。

水と水とが出会うところ。

そんな場所は僕の中でいわば 聖域のように際立っている。

でも海をまさに目前にした河の素晴らしさったらないな。

僕はそういう河を、他の男たちが馬やら魅惑的な肉体の女を愛すように愛している。

僕はこの冷たくて速い水の流れにひきつけられるのだ」

詩集「水と水とが出会うところ」レイモンド・カーヴァー

 

秋の午後の川は、陽が山に入るのがはやい。日陰になった川原は、ひやい。家にもどろう。

帰路、道脇の草むらの日だまりに、一匹の野良ネコが、じっとまるくなって目をとじていた。

なんともシアワセそうなネコの表情に、思わずたちどまって見とれてしまう。

おだやかな秋の陽ざしに、ほんのつかの間、憂き世をわすれる旅の途上です。ネコも人も。

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レターフロムS4 1泊2日カヌーキャンプツアー・秋

2024-10-23 | レターフロムS

「レターフロムS4 1泊2日カヌーキャンプツアー・秋」再掲です。

 おだやかな秋晴れの日、3名のゲストと、川下りキャンプにでかけました。*オリジナルツアー

コースは、江川崎~約20キロ(ゲストの皆、27-28キロと言ったけど20キロ位だった、訂正します)。

最初に、出発地点のとろ場で、カンタンにカヌー(カナディアン)の漕ぎ方の講習&練習。

その後、2艇のカヌーに キャンプ道具などの荷物を積みこみ、さぁ出発!

 

 ここしばらく晴天が続いている四万十川は、水量が少ない。

春から夏にかけての平均的な水位よりも、1メーター程水位が下がり、川原も広くなっている。

やせた川は、浅瀬が多く、カヌーはところどころで船底をこすってしまうけど、

秋の川は水も澄んで、水深3ー4メータの川底がはっきり見えるのがステキだ。

 

 高く澄んだ空の下、秋の川岸を彩るのは、ヒガンバナの赤、

セイタカアワダチソウの黄、コスモスの赤い花、オギの白銀。

遠くから、コンバインの軽快なエンジン音が聞こえ、風には、籾殻を焼く匂いが混じっている。

日差しはまだ強く、長袖のジャケットを着て漕いでると汗ばむくらい。

気温は、24~25度くらいだろうか。水温は、川の表面で23、5度。

流れがゆるいところでは、時々川に足をつけながら、のんびりと下ってゆく。

 

  

 

 今回のゲストのうち2人は、動植物の調査のプロ。3人とも野外生活には慣れている。

「あ、ヤマセミが飛んでった!まだ、カジカ蛙がいるよ!」

目線の低いカヌーから、それぞれの視点で、四万十川の自然を楽しんでいる。

出発地から約7キロ地点の川原、そこでキャンプ。

山に日が入り、気温がグンと下がってきた。テントを張り火を起こした。

 

 ゲストがそれぞれの黄昏時を楽しんでる間に、僕は夕食の仕度をする。

今夜のメニューは ・カツオのペッパーステーキ・大根おろしをたっぷり使った鍋・焼きりんご

おだやかな夕刻の川原は、雨、風の心配がなく、虫もほとんどおらず、カイテキ。

焚き火をかこんだ僕らは、ワインや栗焼酎(地酒)を飲みながら、食べ、話し、頭上の星をながめた。

とても贅沢な秋の夜長。

 

 翌朝は、栗ごはんの朝食(我が家の庭先でとれた栗を使った)。

ゆっくりと朝の時間を過ごした後、キャンプを撤収。10:30分出発。

とろ場→小さな瀬→とろ場を漕いで、お昼。

昼食は、狭い国道沿い、川にせりだして建っている小さなうどん屋さん。

店下の川岸にカヌーをつけ、斜面を登り、あたたかなうどんをすすった(現在は廃業)。

 

 昼食後、さらに川を下り、勝間の沈下橋でお茶を飲み、15:00頃ゴール地点の川原に到着。

(スタート&ゴール地点は、季節、水量などにより変更もあり)

「ゲストのみんな、ツアーへの参加どうもありがとう!」

次回は、「焼きリンゴ」もっとおいしく焼きますね。

 

  

 

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10月24日(火)のつぶやき(リブログ)

2024-10-23 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

朝の岸辺は、ほのかにぬくい朝日とすこしひやい風がカラダに心地よく、

鳥(ジョウビタキやウグイスなど)の鳴き声が耳に心地よいです。

さぁ、大きく深呼吸して今日をはじめよう。うん、今朝の空気もオイシイです。

今日の最低気温は、12、2度。

 

 最高気温25、7度。午後も晴れ。

朝晩は、めっきり涼しくなりましたが、日中の陽ざしは、まだなかなか強い。今日も夏日に。

太陽にじこじこと服を脱がされた僕が、素っ裸になってベランダのコットに寝転んで本を読んでいると、

ダッダッダッ!庭のスロープを、郵便屋さんのバイクがあがってきて、ややアセル。

 

「水面は日々微妙に変化し、色や波のかたちや流れの速さを変えてゆく。

そして季節はそれをとりまく植物や動物たちの相を、一段ずつ確実に変貌させてゆく。

いろんなサイズのいろんなかたちの雲が、どこからともなく現れては去っていき、

河は太陽の光りを受けて、その白い像の去来を鮮明に、あるいは曖昧に水面に映し出す。

季節によって、まるでスイッチを切り替えるみたいに風向きが変化する。

その肌触りと匂いと方向で、僕らは季節の推移のノッチ(刻み目)を明確に感じとることができる。

そのような実感的な流れの中で、僕は自分という存在が、

自然の巨大なモザイクの中の、ただのピースのひとつに過ぎないのだと感じとることになる」。 

走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹

 

夢のなかでフネを漕いで、んん?冷たい風に起こされれば、あら、もう陽が山に沈みそう・・・。

秋の日は釣瓶おとし、ですね。さて、今宵の酒のあてを考えねば。

丸くなってきた月も肴に、ベランダで、一杯また一杯やるのも悪くなさそうです(満月は、29日)。

10月17日撮影。

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秋雨の旅の空から

2024-10-22 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「秋雨の旅の空から」2019年秋に書いた旅雑文です。

 最高気温25、6度。 

 

 「そういえば20年前の秋も、今日と同じように、ぼおっと四万十の雨空を眺めていたっけ。

あの時は川原のテントから、今日は借家のベランダから。今ここにいる不思議さよ・・・」。

遅い朝。熱いコーヒー片手にベランダの椅子に座り、

ザァザァ降りの雨に濡れる庭を、ぼんやりと眺めていた僕は、ナツカシイ旅の記憶をたどった。

 

 あれはまだ、東京に暮らし四万十に居を移す前年の夏。

それまでの勤め先を(フィールドワーカーを育成する専門学校)辞めた僕は、

オフロードバイクにキャンプ&遊び道具を満載して、東京の安アパートを旅立った。

東京→沖縄→八重山へ(長距離フェリーで)。

それまで、沖縄方面に行ったコトはなく、この旅で、おおまかだけど日本の東西南北をうろつけたコトに。

(自分なりの自然観を持って、日本の自然のフィールドを旅をするコトが出来たのは、

他の国を旅したり、フィールドワーカーを養成する仕事のおかげでした。

物事や自然を相対的に見る目が養われ、今の仕事(ガイド)にとても役立ってマス)

 約2ヶ月。八重山諸島西表島をメインに、亜熱帯の山、川、海に繰り出し・・・

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。

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10月21日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-10-21 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

ぬけるような青空の下、北風がひやい川原で、朝陽と熱いコーヒーにぬくもりながら、

ぼおっと川をながめていると、少し遠くの水面を滑るように鳥が飛んでいきました。

ヤマセミです(本流で見ることは少ない)。おおっ、ラッキー!

今日の最低気温は、10、2度。

 

「オリオン座流星群」今夜出現ピーク 広範囲で観測チャンス(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース

オリオン座流星群が、今日21日(金)夜から明日22日(土)明け方にかけて見頃を迎えます。出現ピークはなだらかな流星群のため、極大日以外の数日間も観測チャンスがあります...

Yahoo!ニュース

 

オリオン座流星群が、今夜見頃をむかえるんですね。

人少なく灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

焚き火にあたりお酒でも飲みながら、のんびり秋の流星群をながめてみてはいかが。

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

ごろた石の川原キャンプは、コットを使うと快適ですよ。

今宵は、僕も川原で流れ星をさがそうかな、と考えてます。

「こんや、ほしみをしますから、

おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ 拝

 

 最高気温25、4度。午後も晴れ。

まだ少し暑さをのこした陽ざしと、さわやかな風が心地よい昼下がりです。ヒルネ日和。

もう、ひと月以上もまとまった雨がない川は、水量がとても少なく、流れがめっちゃ細くなってます。

水の透明度は、スバラシクよいのですが。

 

水量が少ない川を、カヌーで下るときには、浅瀬で座礁しないようにご注意を。

たとえば。江川崎、西土佐大橋上流のトロ場からカヤックで下るとき。

橋のすぐ下流右岸にある左急カーブの瀬、その入り口が、きゅっと狭く浅く(1艇が通れるていど)、

初心者が漕ぐポリ艇のカヤックは、入り口の浅瀬に座礁してしまいがちに。

橋の中央~左岸よりを真っすぐ下ってゆくコースも(右側の瀬を迂回するコース)、

流れが本流と合流する手前の小さな瀬が、とても浅く、ゴリゴリ、ゴツゴツ、座礁しがちです。

*浅瀬でカヤックをおりて、すべる足元を、艇をひっぱり移動するのは、なかなかキケンだし大変です。

 

このように川の水量がとても少ないとき。

初心者の方は、橘や網代(江川崎下流2キロ~4キロ付近)あたりから下るのがよろしい、かな、と。

先日、アークでは、江川崎、西土佐大橋上流から下りましたが(R1A)、

やはり、左カーブ瀬の入り口でゲスト(初心者)の方のカヤックは、座礁してしまいました。

*ツアーは、(一人参加の)プラーベートツアーだったので、座礁しても特にモンダイなく下れましたが。

 

でもこの先、川の水量がとても少ないときは、

アーク1日コースのスタート地点を、江川崎下流からにしようかなぁ・・・と考えてます(初心者の方は)。

*四万十川は、11月~3月まで減水期。

 

PS:晩秋の川原は、午後はやくからキューソクに日陰に覆われていきます。

日陰は、気温がグングンと下がってゆきます。

陽が山に落ちるのが早い季節のカヌーは、川に陽があるうちに行動を終えるのがベターです。

*Kさん。ツアー画像CDは、20日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。

左カーブ瀬の入り口。

なんとか無事に瀬を通過。

透明度はとても良いのです。

また四万十に遊びに来てくださいね。

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10月20日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-10-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

早朝の空は、ねずみ色の雲がたれこめて、おっ、雨が降るかな?と期待しましたが、

時間がたつにつれ青空が広がりました。ザンネン。

雨が少ない秋(このひと月の降水量は、30ミリほど)。

水量が少ない川は、流れがとても細くなってます。透明度は良いのですが。

今日の最低気温は、13、5度。

 

  最高気温21、3度。午後は、曇りのち晴れ。

「オリオン座流星群が、今週10月22日(日)9時頃に活動の極大を迎えます。

このため、21日(土)深夜~22日(日)明け方が一番の見頃となる予想です。

出現ピークはなだらかな流星群のため、極大日の前後数日間は観測チャンスがあります。

晴れる日を狙って、秋の夜長に流星観測をお楽しみください」。byウェザーニュース

 

人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところです

そんな、星が美しい夜に「星の下で眠る」のはなかなかオツなもの。

秋の宵の夜気が肌寒い、ごろた石の川原で火を起こす。

焚き火にあたりながら、ウイスキーを舐め、星空をながめる。

そして、コットにひろげた寝袋にもぐりこみ、いつの間にか眠ってしまう。流れ星をさがしながら。

これはさながら、三ツ星キャンプならぬ「夜空の宝石箱キャンプ」です。

ただ、このキャンプ場では、気をつけないと、爆ぜた火の粉で寝袋に穴が開くし、夜露に濡れてしまいますが。

焚き火のそばで過ごすときは、穴が開いても惜しくないウェア&シュラフで。

 

これまでに僕は、何度も流れ星を見ていますが、

願いごとを3回も言えるほど長く流れた星は、一度も見たことがありません。

あなたはありますか?願いごとが長すぎるのかな・・・。

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

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10月16日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-10-15 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

「寒うなったねぇ」「寒いっすねぇ」と散歩中のおんちゃんと挨拶をかわして川へ(今秋一番の冷え込み)。

雨が少ない秋の川は、流れが細く、川原がぐんと広くなってます。

パシャ!水面をアユが跳ねました。ヨロコビの舞かな(今日から禁漁)。

今日の最低気温は、11、4度。

 

 

お帰り!ウルトラマラソン 1963人が四万十川沿いを快走 仲田さん(千葉)100キロ女子V2 | 高知新聞

夜明け前にスタートを切った「四万十川ウルトラマラソン」(四万十市蕨岡甲) 「第29回四万十川ウルトラマラソン」が15日、四万十市と四万十町を舞台に4年ぶりに開かれ、…...

 

 

 最高気温25、2度。晴れ。秋の陽と風が心地よい午後です。

朝、ベランダからぽけっと空をながめていると、

「ごろごろしよらんで、艇庫の掃除でもしたら?天気もええし」と、

どこからか声がしたので(したような気がした)、ひさしぶりに艇庫の中掃除をするコトに。

カヌー、装備、テント、シュラフなどを、わっせわっせと薄暗い艇庫から取り出し、

陽のあたる庭にひろげたあと、床を箒で掃き、テーブルを雑巾で拭きました。

夏の間は、開けっ放しにしてたので、なかなか掃除のしがいがあり、思わず大量の汗をかいてしまう。

ん~あちゅい。汗を流そうとハダカになって頭から水をかぶれば、水も秋。

うっひゃー冷てぇ!!おいなりさんも縮んだのでした。バカですね。

荷物をほし、艇庫に風をとおしている間は、陽と風が心地よいベランダで、絵葉書を書きました。

「おひさしぶりです、元気に暮らしてますか。

僕は今、四万十川のほとりの秋風が吹きぬける場所で、このハガキを書いてます。

秋色の庭をながめながら、鳥の歌をききながら、

山に陽が沈むのをまちながら、なぜかあなたのことをとっても思っています」。

そして、書き終えてから気づいたのでした。いったい、誰にだすつもりだったんだろう、と。

夏の沈下橋の絵が描いてある「あてのない絵はがき」は、部屋の柱にピンで留めました。

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