おはようございます。四万十は、時雨まじりの晴れ。
冬ブルーの空から時雨(しぐれ)パラつくひやい朝です。
沈下橋へ。白い雲が、次々とゆっくりながれる青空を、鵜の群れが飛んでいきます。
澄んだ水が、ゆるゆると流れる水面を、冷たい風がわたっています。
陽がこぼれそうでこぼれない川。今朝の川撮りはダメか・・・あきらめが肝心か、
とぼやき踵をかえせば、雲間から朝日が、おまけに虹も。おおっ!ラッキー!
ほんの10分ほどの光りと虹。
今年も足繁く川見をつづけた者に、川は年の瀬にステキな景色と教えをプレゼントしてくれました。
ときには、粘り強くあきらめないコトも大事だよ、と。
今日の最低気温は、3、3度。
最高気温12、7度。午後は晴れ。
冴えた寒空を、ゴウゴウと北風が吹きわたっています。
ザワザワ、ピュウピュウ。激しくざわめく草木、わななく風切り音、白ウサギ飛ぶ川。
沈下橋は、ヒト、イヌ、ネコ、吹き飛ばされ注意報発令中。
そんな風さわがしい大晦日は、年末を騒ぎたてるラジオをけして(テレビはない)、
ベランダで、コーヒ片手にボケっと空をながめ、風の音を聞き、ココロ静かに過ごしてます。
暇暮らしガイドの年末年始の暮らしは、ふだんと変わらず。
大掃除、正月の飾りつけをせず、暮れのごちそう、おせち料理もつくらず、初詣にもいきません。
仕事柄、暦上の新年よりも、新しいカヌーシーズンが始まる春(桜咲くころ)に、
迎春のヨロコビを感じるし、年末年始は、出稼ぎ先でせわしなく仕事をしているコトも多いので。
*今年はめずらしく四万十で越冬していますが。
(四万十に復帰する)春がくると、艇庫を大掃除し、
ツツジ咲く四万十川の川原で、ひとり酒宴で新しいシーズンを祝い、空にむかって手をあわせ願いごとをします。
今年も無事に航海ができますように、と。
そんなふうに、カレンダー上の新年いがいにも、誕生日や記念日、特別な思い出の日など、
ジブンだけの新しい年のスタートを祝う習慣がある人は、けっこういるのではないでしょうか。
あなたの、もうひとつのニューイヤーはいつですか?
今日、大晦日の夜は、新月です。人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。
焚き火にあたりお酒でも飲みながら、のんびり冬の星空をながめてみてはいかが。
♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪
ごろた石の川原キャンプは、コットを使うとカイテキですよ。
今宵は、川原で焚き火にあたりながら、星とお酒と紅白歌合戦(ラジオ)を楽しめれば、と思ってます。
でも、風が強すぎるかな?「月に叢雲 花に風」とかく浮き世はままならぬ、ですね。
皆さん、よいお年を!