アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)12月31日

2024-12-31 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、時雨まじりの晴れ。

冬ブルーの空から時雨(しぐれ)パラつくひやい朝です。

沈下橋へ。白い雲が、次々とゆっくりながれる青空を、鵜の群れが飛んでいきます。

澄んだ水が、ゆるゆると流れる水面を、冷たい風がわたっています。

陽がこぼれそうでこぼれない川。今朝の川撮りはダメか・・・あきらめが肝心か、

とぼやき踵をかえせば、雲間から朝日が、おまけに虹も。おおっ!ラッキー!

ほんの10分ほどの光りと虹。

今年も足繁く川見をつづけた者に、川は年の瀬にステキな景色と教えをプレゼントしてくれました。

きには、粘り強くあきらめないコトも大事だよ、と。

今日の最低気温は、3、3度。

 

 最高気温12、7度。午後は晴れ。

冴えた寒空を、ゴウゴウと北風が吹きわたっています。

ザワザワ、ピュウピュウ。激しくざわめく草木、わななく風切り音、白ウサギ飛ぶ川。

沈下橋は、ヒト、イヌ、ネコ、吹き飛ばされ注意報発令中。

そんな風さわがしい大晦日は、年末を騒ぎたてるラジオをけして(テレビはない)、

ベランダで、コーヒ片手にボケっと空をながめ、風の音を聞き、ココロ静かに過ごしてます。

 

暇暮らしガイドの年末年始の暮らしは、ふだんと変わらず。

大掃除、正月の飾りつけをせず、暮れのごちそう、おせち料理もつくらず、初詣にもいきません。

仕事柄、暦上の新年よりも、新しいカヌーシーズンが始まる春(桜咲くころ)に、

迎春のヨロコビを感じるし、年末年始は、出稼ぎ先でせわしなく仕事をしているコトも多いので。

*今年はめずらしく四万十で越冬していますが。

 

(四万十に復帰する)春がくると、艇庫を大掃除し、

ツツジ咲く四万十川の川原で、ひとり酒宴で新しいシーズンを祝い、空にむかって手をあわせ願いごとをします。

今年も無事に航海ができますように、と。

そんなふうに、カレンダー上の新年いがいにも、誕生日や記念日、特別な思い出の日など、

ジブンだけの新しい年のスタートを祝う習慣がある人は、けっこういるのではないでしょうか。

あなたの、もうひとつのニューイヤーはいつですか?

 

今日、大晦日の夜は、新月です。人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

焚き火にあたりお酒でも飲みながら、のんびり冬の星空をながめてみてはいかが。

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

ごろた石の川原キャンプは、コットを使うとカイテキですよ。

 

今宵は、川原で焚き火にあたりながら、星とお酒と紅白歌合戦(ラジオ)を楽しめれば、と思ってます。

でも、風が強すぎるかな?「月に叢雲 花に風」とかく浮き世はままならぬ、ですね。

皆さん、よいお年を!

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師走の午後に年越しキャンプのハナシを

2024-12-31 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「師走の午後に年越しキャンプのハナシを」いつかの冬に書いたものを再掲です。

時々 最高気温11度。

 師走の昼前。

ポカポカ陽ざしがぬくいベランダのコットで漫画を読んでいると、

ヒュゥー、何の前触れもなく突風が吹き、パラパラ、青空から冷たい雨が落ちてきました。

わおっ!あわてた僕は干していたフトンを部屋に放りこんだ。モズもツバキの葉の下にもぐり込んだ。

「青空に雨・・・キツネの嫁入りか。このあたりには、キツネはいないはずだけど」

もう少し気温が低ければ、みぞれか雪混じりの雨になったことでしょう。

 

 昼どき。 

「香川さぬきうどんツアー」に出掛けた知人からさぬきうどんが届きました。

大量の湯でうどんをゆがいて、ネギと生卵と出汁醤油をからめ、ずるずるとかっこむ。うめー。

コシがあるさぬきの太麺は、のどごしが良くおいしいものですね。

 

 午後。

HPに使いたい写真を探しました、がいくら探しても見つかりません・・・あれれ?

それは、6年前の冬に静岡の友人と四万十川を下った時の写真です。

焚き火キャンプ&カヌー(カナディアン)で冬の川を遊んだ年末年始。1泊2日。漕行25キロ。

(そういえば当時は、まだ四万十に居を移したばかりで、中村市内のアパートに住んでいたっけ)

 「テントなどの設営は、できるだけ早い時間に(陽があるうちに)すませる」

それが、冬の川(陽が山に落ちるのがはやい)でキャンプをするときのコツだ。

陽が陰った川原は、気温がグングンと下がり、

空気がキリキリと冷えてゆき、あっという間に暗くなり、設営がタイヘンになってしまう。

 

 大晦日の口屋内沈下橋。

青く澄んだ空の下、川原に吹く北風がピリッと頬に冷たい。

僕らは、素早くテントを張り、薪を集め、川原に陽があるうちに火を起こした。

川原には他に、ソロで下っているカヌーイストと、

上流からカヤックで下ってきた〇〇大学の探検部のメンバーが数名いた。計3組のキャンパー。

(探検部の連中は、川の水温が低い冬なのに、夜の瀬を漕いで死にそうになったとのこと・・・わはは)

 凍てついた冬の星空の下、

一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

 誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

 元日の朝の川は風が無く、空はおだやかに晴れていた。

低い山から昇ってくる初日にむかって両手を合わせ、

「今年も海、川、山のフィールドで楽しく遊べますように」とわりに真剣に祈った。

 

 「新年おめでとう!これ、皆さんで食べて!」

近くの民宿の人が、朝飯の支度をしてるキャンパーのところへ大きな鍋を持ってきた。

もうもうと大量の湯気がたつ鍋には、雑煮がたっぷりと入っている。

皆でお礼を言って「はふはふ」とあたたかい雑煮を食べた。

初日と思いがけない新年のごちそうに、全員ニコニコの新年の朝になった。

 

 キャンプ道具を撤収し、カナデイアンカヌーに荷物を積み込んだ。

口屋内を出発。

僕らが目指すのは、中村市内で四万十川に掛かる通称赤鉄橋。そこまでの距離は、約25キロ。

透きとおった冬ブルーの空の下、鏡のように凪いだ川は、ゆったりと静かに流れている。

雨量が少ない冬の川は、水量がかなり少ない。水の透明度はバツグンに良いけど。

さわる水は、おおっツメテー!川面の水温8度。沈はしたくない水温だ。

「気持ちイイなぁ~」

冬枯れの川景色を愛でながら、ゆっくりゆっくりと慎重に下ってゆく。

 

 景色のよい広々とした川原でヒルメシを食べ、沈下橋の上でコーヒーを飲み、のんびりと過ごす。

おかげで、山に陽が落ちかけているのに、まだ目的地が遠い・・・やべ!わっせわっせと漕ぐ。

ズンズンと暗くなる薄闇の川。ゴールする頃には漕いでる手元さえ見えなくなっていた。

 

 冬の野外遊びは 、テントの設営だけでなく、行動も早めに終えましょうね。

それにしても、あの時の写真どこへいったんだろう?

*使用画像はイメージです。

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南の川から(気まぐれダイアリー)12月24日

2024-12-24 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、晴れ。

(ひさしぶりに)早朝からおだやかに晴れわたっています。

川へ。ベタ凪の川は、水鏡。

冬ブルーの青空と白い雲、涸れ色の山を映して、ゆるゆると流れています。

透明度よい水中に見えるのは鯉のスガタだけ。他の魚たちは、淵に集まってじっとしているコトでしょう。

風のない川のうえは、冬の太陽のぬくさにみちていて、ついつい長っ尻(ながっちり)に。

澄んで冷たい空気を大きく吸いこみ、吐く。目を閉じて耳をすます。

聞えてくるのは、鳥たちの小さな歌、瀬音。甘ったるいホット缶コーヒが美味し。

のんびりぼんやりと川ですごしていると、あらっ、もう9時・・・。ハラヘッタ家に帰ろう。

♪静かな静かなイブの川♪ ここは、スローな時と川がながれるトコロです。

今日の最低気温は、1、0度。

 

 最高気温12、6度。午後も晴れ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」

朝のおだやかな川はいずこ。

午後の川は、ピュウピュウ吹きはじめた北風に、岸辺はざわめき、水面は千々に波立っています。

今宵は、夜空高く吹きぬける寒風が、星をあざやかに揺らすでしょう(23日は下弦の月)。

 

日溜りのスロープをあがってきた、

郵便配達のお兄さんから郵便物を受けとる、とそのなかに喪中ハガキが(遅っ)。

差出人は、年上のバイク乗りの友人。そこには、こんな手書きのメッセージも。

「いつかまた、星空の下、一緒に焚き火をしながらバーボンを飲もうぜ!旅バナシを肴に」

 

ベランダで、コーヒーを飲みながら、ふたたびハガキを手にとった。

彼と出会ったのは、25年ほど前。東北で「岩魚釣りキャンプバイク旅」をしてたときのコト。

そのときの野営時に、彼がしたこんなハナシをなつかしく思い出す。

 

「・・・俺は、せっかくの長い休みに、人が多いキャンプ場や宿にわざわざ泊まらない。

そういう施設は、ウルサイし規則がおおく不自由だから。

ふだん、地域や会社、家族など、さまざまなニンゲン関係のしがらみのなかで生きているだろう。

だから、たまの長い休みは、ひとりっきりで過ごしたいのだ。

人が少ない自然のなかにひとりバイクで行き、テントを張り、風にふかれ、雨にうたれ、

好きなだけ寝て、好きな物を食べ飲み、孤独な時間を楽しむ。何日も。

ハナシがしたくなれば、地元の人と話すし、ときには、一緒に酒も飲んだりもする。

そして、リフレッシュして、また街の暮らしにもどるのさ」

それは、あなたは何故、ぼっち野宿旅(キャンプ旅)を好むのか?との質問への返答。

気ままな一人旅を好む僕は、たちまち彼と意気投合した。岩魚をつまみに、バーボンを飲みながら。

 

さて、もういくつ寝るとお正月。年末年始の連休にはいる方もおおいかと思います。

街をぬけだしても人混みは、ノーサンキュー。

「豊饒な孤独の時間」を、ぼっち野宿旅(キャンプ旅)で過したい人は、

冬の四万十川の川原やキャンプサイトも、なかなか良いですよ。

スローな時と水が流れる川には、ほぼ誰っちゃおらず。とても静かに過ごせます。

冬の川は、強い北風がよく吹きます。時に沈下橋から人が吹き飛ばされそうなほどの。

使用するテントは、山岳用のテントがベターです。

 

「冬の四万十川はまっこと静かよ。紅葉に染まった山も色を落として、

川の水も落ち着いた色になる。動くもんといったら、

薪で風呂を焚く家の煙と越冬に来よった渡り鳥ぐらいのもんじゃろ」野村春松

画像は、豪州。ケープヨークルート(上)ナラボールート(下)。

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12月22日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-12-22 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 最低気温-1、0度(今季最低)。

(ちょっと遅めの)おはようございます。

朝、目が覚めるとそこは雪国だった・・・。おーひやい。

真っ白く雪化粧をした庭に、粉のような雪が、音もなくひっきりなしにゆっくりと降っています。

車には、20センチほどの厚さの雪が積もっています。ワイパーを上げておいて正解やった。

庭から道路に続く狭いスロープは、雪の重さで大きく頭をたれた細竹たちに塞がれてます。やれやれ。

 

サクサクと雪道をあるいて沈下橋へ。

雪に慣れていない南国の住人。さすがに、この雪道を走る車は稀で、国道も静かです。

朝の川は、モノトーンリバー。

白く染まった山、川原、沈下橋のなかを、深いグレーの川が、ゆっくりと流れています。

凍てついた空気の中、ポケットのなかの、缶コーヒのぬくもりが嬉しい。

さぶいけど、(雪に)閉じ込められたけど、このレアでしぶい川景色を見られたのは、ラッキー。

ちらちらと雪が舞う沈下橋から、雪化粧をした南国の川をココロゆくまでながめました。

さて、(雪がやんで)お町に買い出しに出れるのはいつになるやろか?

 

  最高気温1、7度。

午後の空に、じこじこと青空が広がれば、それとともに、雪が止みはじめました。

やがて、流れる雲間から陽ざしもこぼれはじめました。ほっ。

暖かく眩しい光り。空を見上げて、太陽に感謝する冬至です。「ありがとSUN」と。

 

冬の太陽にさそわれた僕は、登山用のブーツを履いて、散歩にGO!

国道や陽のあたる小道は、もう黒々とした路面を見せているけど、

田畑や日陰の小道、家々の屋根は、まだしっかりと白く雪をかぶっています。

 

ニギヤカに歌いはじめているのは、この雪に、寒さに声を潜めていた鳥たち。

沈下橋をわたり、岸辺の林を縫う細道(ほとんど日陰)をゆけば、

バサバサと頭上から落ちてきた雪が、ジャケットのフードの隙間から背中にIN。

うっひゃーツメテー!!思わず僕は、飛び上がったのでした。

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南回帰線(冬至の物語と言葉)

2024-12-22 | ・最新のお知らせ・イベントなど

南回帰線(冬至の物語と言葉)

いつかの冬至に書いた旅雑文です。期間限定公開終了。

  最高気温15度。

 今日もまた、フィールドとはあまり関係ないザレゴトを書いてますので・・・。

お気に召さない方は読み飛ばしてくださいね。

 

 冬至の四万十の空はサッパリ晴れて、北西の風が強いけど陽ざしがぬくい。

はるか遠い南回帰線上の太陽は、南の空の低いところを移動してゆく。

北半球は、一年でもっとも昼間が短い日。

僕は、サヨナラをいいたい日。(オフシーズンの長く寒い夜に)うつむき、冷えてしまったココロに。

 年賀状をだしに、中村の街の郵便局まで自転車を走らせる。

近所にも郵便局はあるけど、トレーニング(ダイエット?)もかねての往復30キロ。

行きのルートは、多少のアップダウンはあるものの、全体的に見ればゆるーい下り。

北西の強い季節風にグイグイと背中を押されながら、四万十川沿いの道をスイスイとゆく。

 

 木漏れ日の林道に、あざやかに赤く輝くツバキの花。

陽のあたる道の上で、かろやかに踊るハクセキレイ。

鳥は、そっと近づいてもなかなか逃げず、ダンスに夢中だ。

 

 帰りのルートは、全体的に見ればゆるーい上り。

行きとは逆に、北西のきつい風が壁となり、ペダルをきつく漕いでも思うように進まず思わず汗だくに。

そして日陰に入れば、かいた汗は、一気にグイーンと冷えてしまう。

 午後は、べランダのコットの上にころがり、下半身をシュラフに突っ込み本を読む。

元気がでないときに読む本のなかから「夜間飛行」をチョイス。

「第二次大戦末期、ナチス戦闘機に撃墜され、地中海上空に散ったサン=テグジュペリ。

彼の代表作である『夜間飛行』は、郵便飛行業がまだ危険視されてた草創期に、

事業の死活を賭けた夜間飛行に従事する人々の、

人間の尊厳を確証する高邁な勇気にみちた行動を描く。実録的価値と文学性を合わせもつ名作」

文庫本から引用。

 

 ちなみに著者は、「大切なものは目には見えないんだよ、心で見なくては」

のセリフも印象的な「星の王子様」の作者でもある。

物語を読みすすめれば(生と死の狭間で誇りと勇気をもって)

黎明期の夜間飛行事業にうちこむ男達の生き方に、ジワリと心があたたかくなる。

読み終えて本の裏表紙をふと見る、とある文字が書きなぐってあった。

期間限定公開終了~続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧ください

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12月21日(木)のつぶやき(リブログ)

2024-12-20 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

  最高気温6、8度。(最低気温1、5度)。

今日の四万十は、晴れた空から急に雪がぱらつく、

天気雪(とはいわないか・・・)の、めっちゃひやい1日です。

師走最強クラスの寒波襲来に、コタツに潜りこんだ僕は、

ベランダのガラス戸を全開にして、雪に霞む景色をながめながら、雪見酒ならぬ雪見ココアです。

白い雪にサザンカの赤い花。よきかな。

 

天気予報は、夜も雪が降ると伝えてます。

明朝までの降雪量によっては、明日は、雪に閉じ込められてしまうかもしれません。

冷蔵庫は、ほぼ空っぽなのに。(町のスーパーまで峠を越えて車で25分ほど)。うーむ・・・。

じっと見上げる夕方の空からは、しんしんと雪が・・・。

そして僕は途方に暮れる。

 

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

朝ドラ『らんまん』で万太郎(神木隆之介)が話していたのは土佐弁。ジョン万次郎(宇崎竜童)のことばは県西部の幡多弁でした。高知の方言の境界線はどこなのでしょう?

NHK高知放送局

 
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12月18日(日)のつぶやき(リブログ)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 最高気温3、8度(最低気温0、1度)。

カーテンを開けるとそこは雪国だった・・・。

シンと静かにキンと冷えた朝の寝床で、もしや?と予感がして、起きぬけにカーテンを開ければ、

やはり!白く大粒な雪が音もなくシンシンと降っていました。

しばしボーゼンと、白くそまった庭を、空をながめる。はやすぎませんか、と。

よし、雪の四万十川を撮りにいくのだ、とお高いマウンテンジャケットを着て、

カメラを手に取り、出かけようとしますが、ああっ、こんな時に限ってカメラはバッテリー切れ・・・。

ベランダのガラス戸を開けはなち、コタツで丸くなり、雪見をしている間にバッテリーを充電し、川へ。

どんより暗い雪空の下で、山はうっすらと雪化粧をしてますが、

川原や沈下橋には、雪は積もっておらず。ん~ザンネンです。川についたとたん雪はやんじゃうし。

凍えをはらんだ冷気と風に、長居はできません。はやばやと家にもどることに。

 

近道しようと、いつもは通らない狭い裏道をゆけば、

(陽があたらず)緑苔がついた急坂で、つるっと足を滑らせ転んでしまいました。

片腕と腰をしたたかに打った痛さより、お高いマウンテンジャケットが破れてしまったことの方が痛い。哀号。

悲しみは雪のように・・・積もらないでね。どんな人生にも雨(雪)の日はありますよね。

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川よ(本の紹介)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

著者 : 天野礼子
日本放送出版協会
発売日 : 1999-03

 「川よ」たまには、本の紹介なども *2012年冬に投稿したものを再掲です。

 

 「川の民」の暮らしを抱いて流れゆく川。

その清流が、文明によって“護岸”され、悲鳴を上げている。

悠久の“川の国にっぽん”。川と共に生きるとは何か。「BOOK」データーベースより。

 

 四万十川の章では、

・不必要だと思われる開発ついて・ダムの問題について

・川原を大切にしようという思想について、スルドイ視点で書かれています。

「四万十川では、あらたな憲章も作られ、川で遊ぶ人は四輪駆動車でドカドカ川原をゆかず、

川原を大切にしようという思想にまでたどりついている。

こんな四万十川ならば「世界遺産」になっても、オーバーユースで(人が...はいりすぎて)

川が破壊されるようなことにはならないように、あらかじめ考えておくという知恵も出るだろう」

「四万十川編」より

 

 この一文には、耳が痛い観光&カヌー業者(自分も含め)も多いのではなかろうか?

今、四万十川沿いの国道の2車線化が進んでます。

しかし、便利になる分、危惧されるコト(ケアしなければいけないコト)も増えてきそうです。

これからの時代は、川がより良くなることを想像し、

「創造する知性、知恵、行動」が大事になってゆくのではないか、と思うのでした。

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12月18日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-12-18 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

ひさしぶりの朝日のまぶしさに目を細める朝です。やっほう。

川へ。昨日の大風ですっかり色を落した(落葉樹の枯れ葉が散った)岸辺。

裸の樹木は、冷たい風にカタカタと冬芽の枝を鳴らしています。

少し寂しさも感じられる冬の川景色。でも、そこには春を想像する楽しみもあるのです。

さぁ、家に戻って洗濯をしなければ、明日からは、また天気が崩れそうだし・・・。

今日の最低気温は、0、0度。

 

 最高気温9、2度。午後も晴れ。

陽ざしたっぷりだけど、冬枯れのフィールドを支配する

キリッと冷えた空気とピリッと頬に冷たい風に、しみじみと真冬の到来を感じます。

そして、クリスマスソング&年間のヒット曲が、やかましい(ほど流れる)ラジオをオフにすれば、

聞こえてくるのは、鳥の声だけ。静けさがゆるく流れる時に満ちてゆきます。

 

テレビを持たない暮らしをしている僕は、ラジオをよく聴きます(FM2局が入る)。

でも、最近は、(いつもダイアルを合わている)

地元の民放FM局がつくる番組は、スイッチをオフにするコトが多くなりました。

お口ならぬ、お耳にあわない番組が増えたので(エラソーですいません。でも・・・)。

そのかわり、ラジコやユーチューブで、ラジオ番組を聴く時間が増えたのでした。

*最近、お気に入りの番組は「Otona no Radio Alexandria」

*12月20日。四万十市のコミュニティー放送局「FMはたらんど」が放送を開始します。楽しみです。

 

そんな、ラジオ好きガイドの年末のオススメ番組は、大晦日の「NHK紅白歌合戦」です。

え?と思った方も多いとおもいますが、

見る紅白ではなく、(状況や衣装などを想像をしながら)聴く紅白は、まさに歌合戦。

室内で耳を傾けるのもよいけど、よりオツな楽しみかたは、焚き火キャンプなど野外で聴くコト。

 

ひとり旅で。

「ある年の大晦日。長いバイク旅の途中、初日の出を見ようと、海辺にテントを張った。

降るような星空の下、ひとり焚き火にあたりながら、

温めた缶詰をツマミに、ウイスキーを飲みつつ、ラジオで、紅白歌合戦を聴いた。

そして、旅を歌ったある曲に、ココロが震えた。旅歌の現場聴きだ。

それまでは好きでもなかった演歌なのに、しみじみと旅情をさそわれた僕は、思わず涙腺がゆるんだ。

その夜は、つい飲み過ぎてしまった。初日の出は、寝坊して間にあわなかった」

 

旅先で出会ったヤツラと。

『凍てついた冬の星空の下、一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々、背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

「RADIO MAGIC」。さして変わり映えのない大晦日の歌番組も、少し工夫して、

いつもとは違うアプローチで、環境で聴いてみれば、新しい発見と感動があるかも、です。

さて、この大晦日。僕は、どこで紅白歌合戦を楽しもうか。

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南の川から(気まぐれダイアリー)12月17日

2024-12-17 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  最高気温13、4度(最低気温0、0度。今季最低)。晴れ。

ひさしぶりに(早朝から)よく晴れた朝は、

キンと冷えた大気が、庭の草木を、車をうっすら白く染めました。

おーひやい!初霜です。南国四万十も、よーやく真冬のよそおいに。

 

昼どき。おだやかな陽気とポカポカ陽ざしにさそわれて、薄着で走れば、

風表の日陰の細道で、突如ビュウビュウと吹きだした北風に、フルエル。冬の風は気まぐれだなぁ。

大きな橋から見おろす四万十川は、激ヤセ。(少雨の)減水期の川は、

流れがとてもほそくゆるく、川原がグンとひろくなってます。透明度は、なかなかよいのですが。 

空をみあげるコトもおおい過疎の川のほとりのくらし(仕事柄ということもありますが)。

ことさら星がうつくしいこの季節は、夜空をながめる時間もふえてきます。

ホットウイスキー片手に、モコモコと厚着で。

ときおり、理解不能なあやしげな光り(UFO)が見えないかなぁ、

と目をこらしてみますが、僕は、これまで一度も見たコトがありません。あなたはありますか?

そして、見えたらオモシロイのになぁ、と思ういっぽうで、ある旅エッセイ本の一節も思いだすのでした。

 

『・・・ひとりが、UFOは存在するのだろうかという素朴な疑問を投げかけた。

さまざまな意見が飛び交ったが、私は天文台の研究員の男性がこう言ったのが忘れられない。

この広い宇宙には数千億個の銀河があり、各銀河に私たちの太陽系のような惑星系が無数にある。

その中に太陽と地球の関係に似たものがないはずがない。

それは宇宙のどこかに生命体が存在する可能性はあるということを意味している。

 

しかし、とその研究員は言った。

宇宙が現われて140億年、地球が生まれて40数億年、そこに現代に近い人類が登場したのが20万年前。

140億年を1日とすると、20万年は1、2秒ほどにすぎないことになる。

1日のうちの1、2秒。つまり、知的生命体としての人間が存在している期間というのは、

永い宇宙の歴史の中ではほとんど一瞬にすぎないのだ。

その状況は他の天体に生まれた生命体においても同じだろう。

だから、と研究員は付け加えた。

 

「どこかの天体に生命体がいたとしても、

その生命体が存在している時期と我々人間がいる時期が重なっているという可能性は極めて低い。

しかも、その生命体が、この広大な宇宙の中から、

米粒よりも小さい地球という天体を目指してやってくるという可能性は、ゼロに近い確率なのではないかと思います」

私は、その説明に深く納得してしまった。地球以外にも生命体が存在する天体はあるかもしれない。

だが、その生命体と私たち人類が遭遇する可能性はほとんどない。一瞬と一瞬は、交わらないだろうからだ・・・』

沢木耕太郎著 「旅のつばくろ」収録「一瞬と一瞬」より

 

『旅のつばくろ』 沢木耕太郎 | 新潮社

旅のバイブル『深夜特急』で世界を縦横無尽に歩いた沢木耕太郎。そのはじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。あの

頃のようにもっと自由に、気ままに日本を歩いてみた...

 

一瞬と一瞬は、交わらない、か。でも、見あげる星の海には、

奇跡をさがして、果てしない孤独な航海をつづけている探査機ボイジャーもいます。太陽系も遠く離れて。

何度もトラブルに見まわれながらも回復し、旅の便りを送ってくるボイジャーには(けなげな?姿には)、

親近感を抱く方も多いコトでしょう。探求する旅をつづける者同士として。

「Va ou tu veux, meurs où tu dois.」行けるところまで行き 然るべき場所で死ね *フランスの諺

ボン・ボヤージュ!!

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12月16日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-12-16 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

おーさぶい・・・。

草木も車の窓も白く凍った今日の最低気温は、-1、9度(今季最低)。

朝の川は風がないけど、キリリと冷えた空気に、じっとしていられず。

たえず歩きまわり、カラダを温めながらシャッターを押しました。

南国の川にも真冬がやってきました。ぜよ。


 
近所の自販機のコーラ(ペットボトル。500㍉)が、180円!になっていた。
マジか・・・。きっちり160円しかもってこなかったのに。
 

 

  最高気温13、7度。曇りときどき晴れ。

太陽がバッチリ顔を見せたのは、昼どきにちょっとだけ。

うーん、ひやい・・・。雪がチラついてもおかしくないほど。

ねずみ色の空の下、(スキマだらけの)部屋のなかで、ダウンジャケットを着て過ごしてます。

ずるずると温かいお茶をすすりながら、思う。

ばやぼやしているうちに、真冬に、クリスマス・シーズンになってしまったなぁ、と。

くまあなにこもるころ(七十二候)か。さて、そろそろ僕も・・・。

 

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夜のフェリー( I Like スローな旅)

2024-12-15 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 夜のフェリー(I LIKE スローな旅) 2010年に書いた旅雑文です。期間限定きまぐれ公開中。

 

 ・オートバイ・車・高速バス・フェリー(長、中、短)・新幹線・電車(夜行、鈍行、特急) 

これまでに僕が、「東京~四万十、静岡~四万十、出稼ぎ先~四万十」の往復に利用した交通機関。

(四万十に住むまでは、東京暮らし。静岡には、実家があります)

寝台特急、飛行機、ヒッチハイク、自転車、カヌーの利用はザンネンながらまだありません。

友人には、シーカヤックで海伝いに帰れば?と言われますが・・・笑。

いろいろな乗り物や方法がありますね、旅の目的地までの移動手段としては。

その中でも、のんびりと海路をゆく長距離フェリーの旅が、僕はけっこう好きです。

 

 マイバイクを積んだ夜のフェリー。

月明かりに照らされた、静かな海を走る長距離フェリー。

船旅のお供は・缶ビール・ポケットウイスキー・柿ピー・ガイドブック・雑誌・文庫本。

乗客もまばらな雑魚寝の2等船室で、薄い毛布に包まり、缶ビールをプシュと開け、文庫本を開く。

それは、いわゆるひとつの小さなシアワセな時間。少確幸。

ごろ寝に飽きたらデッキに出て、夜風に吹かれながら、夜の海と星空を眺める。

下船時、船底からバイクで陸に飛び出して行く、その瞬間のなんとも言えない開放感もステキだ。

 2頭船室で、他のツーリングライダー達と酒宴でおおいに盛り上がったのは、

バイクで乗り込んだ、北海道行きフェリー、沖縄行きフェリー。

星空のデッキで夜風に吹かれながら、センチメンタルな旅の思いに浸ったのは、小笠原航路。

 

 水平線、どでかすぎる空、それしか見えなかったナーバスな5日間は、

オーストラリア北航路(小さな貨物船に、船員以外の乗客は僕1人だけ・・・)。

大荒れのタスマン海に、立つことも出来ず吐きまくった、ゲロウなタスマニア航路。

 

 みかんをくれた隣のおばちゃんと話をすると、

おばちゃんの住まいは、東京の僕のアパートの近所だと知って、「あら、びっくり」

意気投合した僕らが日本酒でカンパイしたのは、高知~東京フェリー。

そして、まだ見ぬアコガレの大自然にココロ踊ったのは、東京~鹿児島~屋久島航路だ。

 

 「そんなに急(せ)かんでも、エエんとちゃうやろか・・・」

のんびりフェリーの旅は、好きな作家のそんなつぶやきをフト思い出させる。

 ゆっくりとゆるーい移動時間。

長距離フェリーの旅では、さまざまな風景やいろんな人との出会いがありました。

そして旅は、沢山の素晴らしい(良くも悪くも)思い出を僕に残してくれてます。

しかし、この数年で高知発着の、東京~高知、大阪~足摺、大阪~高知は、ザンネンながら航路が廃止。

僕はイチマツの寂しさを感じているのでした。

このような風潮では、ブルートレインも・・・「早く乗っておかないと!」ですね。

「 I  Like スローな旅」

 

追記(悲報):ああっ、ついに宿毛~佐伯フェリーも・・・→ 宿毛フェリー所有の船差し押さえ

 *ブログタイトル「夜のフェリー」は、山口岩男 アルバム「ブルームーン」より


 

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南の川から(気まぐれダイアリー)12月14日

2024-12-14 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 最高気温10、5度(最低気温2、3度)。曇りのち晴れ。

このところ四万十の朝の空は、曇りがち。陽射しすくなく、さむい朝がつづいてます。

でも、昼ごろになるとピュウピュウ冷たい北風が、雲を吹きながして、冴えた青空をつれてきます。

風裏のポカポカ陽ざしのウレシサよ。だ・け・ど、冬の太陽は、すぐお山に沈んでしまうのだよなぁ。

 

それでも、我が家は、風裏で三時半ころまで陽があたるのは、ありがたい。

冬場、家に陽が当たる時間がとても短い近所の知人は、洗濯物が乾かんし、ひやい!とぼやきます。

 

四万十川沿いに住むときは、(山に囲まれた狭い土地に住むときは)

陽あたり、風あたり、水あたり(大増水した時の水位)にくれぐれもご注意を。あ、あと人あたりのよさにも。

♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

明日12月15日は、満月(コールドムーン)です。

人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、月を見るにもよいところ。

焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、師走のまあるい月をのんびりながめてみては?

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

 

「満月の光りを沈下橋で浴びた2人は結ばれる」とこのあたりでは言われます。

ウソです。これは今、僕がかってに思いつきました。

でも、—緑のなかを青くながれる昼間の川とはちがう表情を見せる —

神秘的なムーンリバーは、2人のロマンチックな気分を、きっとぐっと高めてくれますよ。ぜひ。

 

あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

15日、かわらでおつきみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。

さむいのであったかいふくそうで。

さのねこ拝 

凍るどムーン。

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12月14日(水)のつぶやき(リブログ)

2024-12-13 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 おはようございます。四万十は、曇り。

いやはやすごい風だ・・・。朝の川は、小雨混じりの強風が吹きまくっています。

風吠える川。

沈下橋の上で、風上に体をかたむけ、足を踏んばりながら、冬の風とたわむれる。

ひやいけど、気分がすかっとする。僕は、この風がなんとなく好きや。

今日の最低気温は、6、2度。

晴れてきた。

 

   最高気温11、4度。

雨が降ったり、雲ったり、晴れたりのくりかえし。

大風がタクトをふるうような、猫の目天気な冬の日です。にゃー。

 

それにつけても冬の雨の冷たさよ・・・。

濡れネズミとなった僕は、ベランダで、ぶるぶると震えました。

昼どき。

青空の低いところを、グレーの雨雲が足早に流れて、ときおりパラパラと雨を散らしてゆく。

ん、これくらいなら、まぁ、大丈夫だろう、とたかをくくった僕は、強い風の路上をトロトロと走りだした。

20分ほど走り大橋へ。凍えをはらんだ強い風が、橋をビュウビュウとわたっている。

ぐんとピッチがあがる。眼下には、落ちアユを狙う川漁師のスガタが、まだ見える。今年は長くやってるなぁ。

 

折り返し地点を少し過ぎたところで、パラパラと雨が・・・。わおっ。

そして、ふたたび大橋をわたる手前で、雨は本降りに。うーん、マジか・・・。

スピードをあげたいけど、(このところ毎日走っていて)疲労がたまった足は、もういうことを聞かない。哀号。

ぶるぶる。ハークション!ずぶぬれで震えながら家にもどり、スバヤク着替えながら思う。

猫の目空を、なめてたなぁ。12月の雨は、冷たいなぁ・・・と。

「キープ・ドライ。ドント・ゲット・ウエット」。冬に野遊びをするときの鉄則です。

 

さてさて、今夜は、夜空たかく吹きぬける強い季節風が、星の光をあざやかにゆらしそうです。

ふたご座流星群を見るときは、あたたかい服装と支度で。風邪などひかぬように。

画像は、2月撮影。

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12月13日(水)のつぶやき(リブログ)

2024-12-12 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

広く深く澄んだ青空、(もっとも遅く昇る)朝日に輝く黄葉と川、

ひやい北風とぬくい太陽、美しく心地よい初冬の朝です。

コーヒーを飲みながら、ぽけっと風に吹かれ川を見ていると、あっという間に朝も終りに・・・。

四万十は、スローな時と川が流れるところです。 

今日の最低気温は、11、1度。

 

 最高気温19、3度。午後も晴れ。

すみずみまで晴れ渡った青空には、一かけらの雲も見えません。

「家にいるのはもったいないなぁ・・・」。

昼前。ポカポカな陽ざしのぬくさに、カラダがうずいた僕は、ジョキングウェアに着替えて路上へ。

そして、庭先で掃除をしている近所のおんちゃんと、こんなあいさつを交わしました。

「今日は、ぬくいっすねぇ」

「おおっ、まだこっちにおったか。

昨日も今日もぬくいねぇ。けんど、来週は雪が降ると(天気予報が)いっちょったぜ」

「マジっすか・・・」

このところのぬくさに、うだうだと沈没しているデラシネガイドも

そろそろ真面目に、本格的な越冬支度をしなければ・・と思うのでした。なまねこなまねこ。

 

風がなく、日当たりのよい道を走っているときは、陽ざしの強さに思わず汗をかくけど、

岸辺の林道の長い日陰に入れば、とたんにヒエヒエ空気に急速冷蔵されて、おーひやい!太陽が恋しくなるのでした。

ガサガサと落ち葉を鳴らして走ってゆく小道は、冬の陽に輝く黄葉が美しい。

ある小さなカーブを曲がる、わおっ!目の前にタヌキのスガタが。

タヌキは、興味しんしんで様子を見ているこちらを無視して、

平然と横を通りすぎたあと、とことこと林のなかへ消えてゆきました。何事もなかったかのように。

タヌキも、冬支度のコトで頭がいっぱいになっていたのかも?しれませんね。

*この辺りには、ツキノワグマはもう生息していません。

ふたご座流星群の極大は、明後日14日夜~15日明け方です。

しかし、(予報によると)四万十の夜空は、14日の午後から16日の夜頃まで、雨雲に閉ざされるようです。

うーん、ザンネン。でも、(月灯りがない)新月の今夜も、流星群を見るには好条件とのコト。

今夜は、川原か駄場(開けた場所)にコットを広げて、冬用のシュラフに包まって流星を探してみよう。

ただ、いつも早寝の僕は、果たして起きていられるか?どうか?まったく自信がありませんが。

あんたもヒマねぇ・・・。

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