MICHAEL SCHENKER TEMPLE OF ROCK
~SPIRIT ON A MISSIM JAPAN TOUR~
6月18日公演の感想は続きます。
グラハム・ボネット・バンドの興奮は冷めやらぬのですが、
私は水分補給の為いったん売店へ。
始まる前はビールしか飲んでなかったので喉が乾いてきた。
動きっぱなしで大汗かいてるし。
ペットボトルのミネラルウォーターを飲んだらもう
「次のステージです」のアナウンス。
10分かそこらの休憩で舞台チェンジ完了なのな。
キッチリさんだねぇ。
グラハム・ボネット・バンドも開演時間ジャストに始まったし。
そこはカップリング・コンサートならでは・・・なんですかね。
ステージ背にはMICHAEL SCHENKER TEMPLE OF ROCK の
最新アルバム、「SPIRIT ON A MISSION」のジャケットが
描かれた大型垂れ幕(?)が掲げられ、ステージ上には
マーシャルアンプが数多く積み重ねられている。
BGMは「シン・リジィ」から「フラワー・トラベリン・バンド」
「ラッシュ」・・・。
そして会場は暗転。
拍手の中、シンセのようなSEが流れ始める。
まず元スコーピオンズのドラマー、ベーシストが姿を現し
そしてもう一人のギタリストが登場。
そして大歓声に迎えられ、マイケル・シェンカーが登場!
もちろん抱えているのはトレードマークのフライングV!!
一時期は太った写真が出回って「どうしたんだ?」と思わされたが
今はかなりシェイプされた印象で。
ごきげんな笑顔で最前列のファンが差し出す手にタッチしていく姿は
元気そうでなによりだ。
一曲目が始まる。
UFOの「Doctor Doctor」だ!
アンコールで演奏されてイイぐらいの曲が1発目かよ!
イントロが始まっただけで会場から大きな歓声が上がる。
ここでボーカルのドゥギー・ホワイトが登場。
観客を煽りながら、「Doctor Doctor、Please♪」と歌い始める。
気がついたら私も歌ってた。
続いて最新アルバムからの曲。
そして3曲目は再びUFOの名曲「Lights Out」!
観客、大盛り上がり!
私も盛り上がった!アルバム「UFO Live!」の興奮が蘇った!
んで、やっぱりサビは歌ったさ。怪しい英語で。
以下、セットリスト
MICHAEL SCHENKER TEMPLE OF ROCK
2015年6月18日 中野サンプラザ
01: Doctor Doctor (UFO Song)
02: Live and Let Live
03: Lights Out (UFO Song)
04: Where the Wind Blows
05: Natural Thing (UFO Song)
06: Victim of Illusion (MSG Song)
07: Lovedrive (Sccorpions Song)
08: Coast to Coast (Sccorpions Song)
09: Vigilante Man
10: Saviour Machine
11: Shoot Shoot (UFO Song)
12: Before the Devil Knows You're Dead
13: Lord of the Lost and Lonely
14: Desert Song (MSG Song) With Graham Bonnet
15: Rock You Like a Hurricane (Sccorpions Song)
16: Rock Bottom (UFO Song)
Encore
01: Holiday (Sccorpions Song)
02: Assault Attack (MSG Song) With Graham Bonnet
03: Blackout (Sccorpions Song)
ドゥギーさんも煽り立てましたねぇ。
どっちかっつ~と私なんて「マイケルの手元を凝視したい」と
思っていたのだが、そこでサビを歌うように煽ってくるから
「え~?集中力削がれるよ」と、ちょっと不満だったな。
中盤のMCで、ドゥギーが今は亡きロニー・ジェイムス・ディオ、
ジョン・ロード、コージー・パウエルの名前を上げたので、
「これはパープルかレインボーの曲を演やるのかな?」
「まさか、グラハム・ボネットが登場してスターゲイザーか!」と
期待したのだが、ここでは新し目の曲を演奏して「遺志を継ぐ」
覚悟を示した格好だった。
ハードロックを引継ぐ意思表明ってトコロか!
そして終盤。
ドゥギーがグラハム・ボネットを紹介、グラハムがマイケルとハグ!
・・・そんな感動的なシーンが。
ヴォーカリストは一旦交代、
グラハムがMSGで一緒だったアルバム「Assault Attack」から
「Desert Song」が演奏された。
実に30年以上の歳月を経ての共演・・・。
感無量です。
(続く)