・・・輪島功一さん演じる刑事ドラマ、または坂上次郎さんが「夜明けの刑事(劇中歌/P・ロジャース)」で演じた人情デカから、人生に必要な事は学びました。
―――なんて嘘は それくらいにして(笑)。
「労働者の堕落」なんて事を前回ちょっと考えて。
人間、本来怠け者ですよ。楽したいですよ。そして労働現場には、その欲求に忠実な者も居るんですよ。
勤務態度の査定基準が曖昧な職場なら「いい加減にやっても給与は同じ」と、怠ける者は必ず現れる。
そして、それは伝染する。結果、労働現場全体のレベルダウンに繋がる。
結局、賞罰制として競争心に訴えるしかないが。中間管理者は、身の回りの実務で手一杯で、部下全員の査定まで及ばない。
そして実務現場は停滞する。由々しき事態だ。
ぶっちゃけ、今の私は中間管理に当る職をやってるので頭が痛い。
上は「そうそう処分は出来ない。指導してくれ」の一点張りだし。
ぶっちゃけ、全体がヤバイのだが、特に女子で性質悪いのが居て。
退職・入社が激しい女子部は、完全にレベル停滞。古株は慣れ切り、新人は未熟。
上から2番目に、どうしようもない女子がいて。
コイツが欠勤多いわ、遅刻は当たり前だわ、出勤しても1時間で居眠り始めるわ、仕事は覚えてないわ、叱るとフテ腐れるわで、お手上げ状態!
「いなくていいから帰れ」「つ~か、ここには要らない」的なコト言って現場から追ん出した事も数度。
しまいにゃ私に「男だけでもイイんだよ!チヤホヤするからツケ上がるんだよ!」みたいな暴言さえ勢い吐かせて。
それがどっかから上司の耳に入って「そんな事オマエが言う立場じゃない。女子部も大事なセクションだ」と呼び出され。
「ふざけんなよ――――!!そんなの分かってんだよ、コノヤロ―――!!テメエみたいな天下り野郎に何が分かるんだ――!?テメエが甘やかすからだろうが―――!!職場のレベルより役職に見合った発言の方が重要か―――!!オマエが辞めろ!つ~か、しね!病気なれ!女装してブラのホックを留める恰好のまま固まれ!」と言いながら暴れたかったが、家のローンがあるので耐える。
ま、家なんて無いですがね。ここで冗談でも言って気分変えねば血圧上がりっ放しだ。
その日は1日ケッタクソ悪かった。そして夜、落ちついて考えた。
ど~せ、奴は辞めないだろうし。他の女子が「あんた居ると全員が悪く思われるから」と問い詰めても「辞めない!ここ楽だから」と言い放ったとな(←このボケェ~!!)。
職場の庭に「これが仕事だ」と穴掘らせて「終わったら、また埋めろ」とか延々とやろうかな。または「オマエがこの穴に埋まれ」とかやろうかな(←それじゃリストラ推進部長じゃん)。
ま、死ぬほど雑用を申し付けてやるか。でも、コピーも出来なくて全部オレがやり直した事あるんだよなぁ~(涙)。
オレとて、他人様にとやかく言えるタマじゃない。本来が怠け者だし、今の仕事だって所々は息を抜いている。ホントは職場全体のレベル云々だってどうでもいい。
ただし、職業人としてのプライドはある。何もせずに金もらったら乞食だ。いや、乞食だって金もらえば芸の1つも見せる。
たとえ安月給でも、金もらう分は仕事を まっとうしなければと思う。
そんな意識の人間すら少ないのだろうか、望んでもいないのに役職に登用された(名ばかりの「副長」だが)。
大した矜持を持ち合わせているワケでもないオレ程度が。
ホント、輪島功一さんの百万分の1もないよ。
佐瀬稔さんに輪島さんが語った「アルバラードや柳との再戦で見せた鬼気迫る意思」の源流。それは「やり残した仕事をまっとうしなければならなかった」という職業人の矜持。
「闘志」でも「根性」でもない、「仕事をする人間としてのプライド」だったと。
渡辺二郎さんは「プライドのない人間は楽やね」と良く言っていた。
頂上に挑んでくる者達の軍門に下らない為、並々ならぬ訓練を自らに科した渡辺二郎さん。
私などは彼の百万分の1のプライドもないが、それでも「オレは乞食以下じゃねーぞ!」と職務に向っている。
引退後、酔っ払いキャラとして時には笑われる存在となった輪島さんだが。
逮捕されるなどファンへの裏切りもあった二郎さんだが、やはり私は尊敬している。
そして彼等のお陰で職業人として、それなりの立場にいる。
ちっぽけなプライドだが、彼等に分けてもらった物だ。ずっと大事にしていきたい。
◆10/29(後楽園ホール)の試合結果
○4R
松田貴之 KO1R 山崎裕史
稲垣 学 TKO2R 竹浦大介
二宮正虎 TKO2R 内山剛一
鈴木義弘 判定 田代陽介
山口貴士 判定 塚崎 学
三上義満 判定 前田拓馬
和香博之 KO1R 浅井伸一
上石 剛 TKO4R 片山大介
岩渕貴信 判定 佐藤典男
三原 信 判定 小野宏爾
森平朋寛 KO1R 馬場 誠
―――なんて嘘は それくらいにして(笑)。
「労働者の堕落」なんて事を前回ちょっと考えて。
人間、本来怠け者ですよ。楽したいですよ。そして労働現場には、その欲求に忠実な者も居るんですよ。
勤務態度の査定基準が曖昧な職場なら「いい加減にやっても給与は同じ」と、怠ける者は必ず現れる。
そして、それは伝染する。結果、労働現場全体のレベルダウンに繋がる。
結局、賞罰制として競争心に訴えるしかないが。中間管理者は、身の回りの実務で手一杯で、部下全員の査定まで及ばない。
そして実務現場は停滞する。由々しき事態だ。
ぶっちゃけ、今の私は中間管理に当る職をやってるので頭が痛い。
上は「そうそう処分は出来ない。指導してくれ」の一点張りだし。
ぶっちゃけ、全体がヤバイのだが、特に女子で性質悪いのが居て。
退職・入社が激しい女子部は、完全にレベル停滞。古株は慣れ切り、新人は未熟。
上から2番目に、どうしようもない女子がいて。
コイツが欠勤多いわ、遅刻は当たり前だわ、出勤しても1時間で居眠り始めるわ、仕事は覚えてないわ、叱るとフテ腐れるわで、お手上げ状態!
「いなくていいから帰れ」「つ~か、ここには要らない」的なコト言って現場から追ん出した事も数度。
しまいにゃ私に「男だけでもイイんだよ!チヤホヤするからツケ上がるんだよ!」みたいな暴言さえ勢い吐かせて。
それがどっかから上司の耳に入って「そんな事オマエが言う立場じゃない。女子部も大事なセクションだ」と呼び出され。
「ふざけんなよ――――!!そんなの分かってんだよ、コノヤロ―――!!テメエみたいな天下り野郎に何が分かるんだ――!?テメエが甘やかすからだろうが―――!!職場のレベルより役職に見合った発言の方が重要か―――!!オマエが辞めろ!つ~か、しね!病気なれ!女装してブラのホックを留める恰好のまま固まれ!」と言いながら暴れたかったが、家のローンがあるので耐える。
ま、家なんて無いですがね。ここで冗談でも言って気分変えねば血圧上がりっ放しだ。
その日は1日ケッタクソ悪かった。そして夜、落ちついて考えた。
ど~せ、奴は辞めないだろうし。他の女子が「あんた居ると全員が悪く思われるから」と問い詰めても「辞めない!ここ楽だから」と言い放ったとな(←このボケェ~!!)。
職場の庭に「これが仕事だ」と穴掘らせて「終わったら、また埋めろ」とか延々とやろうかな。または「オマエがこの穴に埋まれ」とかやろうかな(←それじゃリストラ推進部長じゃん)。
ま、死ぬほど雑用を申し付けてやるか。でも、コピーも出来なくて全部オレがやり直した事あるんだよなぁ~(涙)。
オレとて、他人様にとやかく言えるタマじゃない。本来が怠け者だし、今の仕事だって所々は息を抜いている。ホントは職場全体のレベル云々だってどうでもいい。
ただし、職業人としてのプライドはある。何もせずに金もらったら乞食だ。いや、乞食だって金もらえば芸の1つも見せる。
たとえ安月給でも、金もらう分は仕事を まっとうしなければと思う。
そんな意識の人間すら少ないのだろうか、望んでもいないのに役職に登用された(名ばかりの「副長」だが)。
大した矜持を持ち合わせているワケでもないオレ程度が。
ホント、輪島功一さんの百万分の1もないよ。
佐瀬稔さんに輪島さんが語った「アルバラードや柳との再戦で見せた鬼気迫る意思」の源流。それは「やり残した仕事をまっとうしなければならなかった」という職業人の矜持。
「闘志」でも「根性」でもない、「仕事をする人間としてのプライド」だったと。
渡辺二郎さんは「プライドのない人間は楽やね」と良く言っていた。
頂上に挑んでくる者達の軍門に下らない為、並々ならぬ訓練を自らに科した渡辺二郎さん。
私などは彼の百万分の1のプライドもないが、それでも「オレは乞食以下じゃねーぞ!」と職務に向っている。
引退後、酔っ払いキャラとして時には笑われる存在となった輪島さんだが。
逮捕されるなどファンへの裏切りもあった二郎さんだが、やはり私は尊敬している。
そして彼等のお陰で職業人として、それなりの立場にいる。
ちっぽけなプライドだが、彼等に分けてもらった物だ。ずっと大事にしていきたい。
◆10/29(後楽園ホール)の試合結果
○4R
松田貴之 KO1R 山崎裕史
稲垣 学 TKO2R 竹浦大介
二宮正虎 TKO2R 内山剛一
鈴木義弘 判定 田代陽介
山口貴士 判定 塚崎 学
三上義満 判定 前田拓馬
和香博之 KO1R 浅井伸一
上石 剛 TKO4R 片山大介
岩渕貴信 判定 佐藤典男
三原 信 判定 小野宏爾
森平朋寛 KO1R 馬場 誠