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帝拳ジム本田会長、「西岡引退は近々発表する」

2012年11月04日 | ボクシング
10/4、プロボクシング帝拳ジムの本田会長が、元WBC世界Sバンタム級王者・西岡利晃(36才/帝拳)の引退を改めて示唆した。

西岡は、昨月に米国で行った念願のスーパースターWBO世界王者ノニト・ドネア(比国)との対戦でTKOに退き、進退を保留していた。

敗戦直後にも本田会長は「もう引退」みたいなコメントを発していたが、西岡選手は報道陣に少し未練があるような意思を伝えていた。

本日も本田会長はマスコミに対し「もう決まっている。近々発表する。西岡は東京に戻り、荷物を整理するようだ」と語ったとのこと。

3日のダブル世界戦のゲスト解説を勤めた西岡だったが、仙台から都内に向かい、今週中に都内の住居を引き払って、家族が住む兵庫県尼崎市に引っ越し、ジム開設の準備に入る・・・なんて情報もある。

まぁ、そこまで先走って「引退、引退」言わなくても・・・と思うが、さすがに今回は会長に従うべきだと思いますね。

ドネア戦の前にも「西岡は引退させる」といったコメントあったし、それも「可愛い娘もいるのだから。無事に家族の元に返してあげたい」という親心だったよね。

それでも西岡が現役を続けたのは、純粋に「自分はまだ出来る」という自信ゆえだろうし、「ドネアと戦いたい」という執念だったろうし
そこに漕ぎ着けるには指名挑戦者ムンローを降したり、R・マルケス戦をクリアするなどのハードルは設けられたが、一応それは乗り越えたのだからドネアと戦う資格は得たワケだ。

勝つためには、もう1段階上レベルの高い相手に競り勝つ必要があったと思うが、「もう1戦」を行うには36才という年齢は厳しかったとしか言いようが無い。
※その辺、まだ若い山中のキャリアを積ませる参考にして欲しいと思う私なのでした・・・

西岡には「WBC世界スーパーバンタム級名誉王者(終身)」なんていう、正直言って身の丈より上な栄冠が与えられたんだし

最高の花道であるドネア戦までセットして貰ったんだから
「親ともいえる」本田会長に今度こそ従って欲しいと思う次第です。

娘さんも可愛い盛りじゃないですか・・・。