あるBOX(改)

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UPPER格闘技博覧会へ行った③

2013年02月12日 | ボクシング
正面のステージには昨年亡くなった元ゴング編集長・竹内宏介氏の遺影がテーブルに飾られていて、
イベント開始直後に全員で黙祷。

故・竹内氏の追悼の意味もあるイベントだと実感。

竹内宏介氏の肩書きは多い。
スポーツジャーナリスト、プロレス評論家、解説者。
元「週刊ゴング」編集長、元日本スポーツ出版社代表取締役社長、のち編集顧問。
ニックネームは「ミスター・ゴング」「昭和プロレスの伝道師」「マスカラス担当記者」などなど。

会場には竹内家から提供されたプロレス関係のパネルが飾られ、ファンの注目を浴びていた。
 

アリvs猪木のポスター
(石坂浩二さんが描かれた物もあったが、会場に展示されてたのは写真を使ったポスター)

また、元テレビ東京アナウンサーの故・杉浦滋男氏の取材ノートも展示され、
キックのコーナーにはチャンピオンベルトも。

さらに、「藤原敏男vs西城正三」「島 三雄vs金沢和良」ダブルメインのポスター(美品)も飾られ、ボクシングファンからすると複雑。
※島さんはボクシングに転向されて、引退後も熊本でボクシングジムを立ち上げられたなぁ。
渡辺二郎vsパヤオ第二戦のリング上セレモニーにも地元関係者を代表するような形で立っていらしたっけ・・・。



元新日の新間寿氏も幻のベルトを披露し、竹内宏介氏が残した多大なるプロレス界への貢献を述べ、そして「いつまでも心に燃える闘魂を!」と、熱く語っておいででした。

その中で分裂したゴングを嘆き、「私は2億かき集めて協力したのに潰してしまって!」と恨み節(?)が始まり
「竹内さんを蔑ろにした結果ですよ」みたいなコメントまで飛び出したりして・・・。



まぁ、色々あったようですが
双方に言い分はあるでしょうから部外者の私はノーコメントとしたいと思います。

ただ、好きだった雑誌の発行者に「舟木昭太郎」の名があり、その方が催す会にボクシングの展示物があると聞いて参加しただけです。