あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「WBCバンタム級タイトルマッチ」 山中はモレノに辛勝

2015年09月22日 | ボクシング
いや~、際どかった。
2-1で防衛したけど、逆でもおかしくない展開でした。

とにかく、やっぱりパンチがヒットしないし、当たっても
芯を外される。

私の予想に反し、挑戦者として前進し攻めて来たモレノ
だったが、それでも「食わずにジャブで煽ってくる」
試合巧者ぶりが光った。
距離を支配する時間帯も挑戦者の方が長いように感じられた。

8Rまでの公式採点は0-1。
9Rには右フックを合わされて、あからさまにダメージを
負った山中。
追撃を凌いだのは、王者にそれなりのエスケープの上手さが
あった事と、ピンチでもパンチが生きていたおかげか。

インターバルで回復に努めた王者は10Rに攻勢に出て、
試合を引き戻す。ここでは左もヒットし、この試合一番の
盛り上がりとなった。

「相手の右脇腹(レバー)を左アッパーで叩けないかなぁ」
「そんなカオサイ・ギャラクシーみたいなパンチは打ちつけて
ないから無理かぁ・・・」
「パンチ貰ったあと相手が前に出てくると、 真っ直ぐ下がる
なぁ・・・」

そんな事を考えながらのTV観戦。

最後は「気持ちだけ」(山中談)で対抗する王者に、
終盤KOの期待は萎んでいった。

クリンチでの揉み合いに時間を費やしながら挑戦者も
攻勢を仕掛ける余裕なし。

そして結果はスプリット・デシジョンで山中。

「モレノに勝った」という事で。
箔は付いたが、Youtubeとかで見られたら、海外の
ファンに色々言われそうですなぁ。

「ビッグコミックスピリッツ」42・43号を購入

2015年09月22日 | 漫画
ゆうきまさみさんの「究極超人あ~る」読切りが目当て
なんですがね。



前後編の読み切りとして復活する同作品。
後編は9月26日発売の「月刊!スピリッツ」11月号に
掲載されるとの事。



「週刊少年サンデー」(小学館)で1985年~1987年に
連載された作品で、主人公でアンドロイドのR・田中一郎を
中心に、私立春風高校「光画部(写真部)」メンバーの
活動がユーモラスに描かれていたのだが、今回の読み切りも
程よい力の抜け具合。

設定は、さんごらが卒業した後だが
(さんごが大人っぽくなってるよう・・・)



まぁ、まったりした騒動を部室で繰り広げている印象。

ほぼ週めくりカレンダーが付録に付いてた月刊スピリッツも
買っちゃったし。

私ってこの人に弱いんだなぁ・・・。



カレンダーも週めくりなんて
出来てません。

最初の1週間で止まってます・・・。

山中vsモレノは当日券予定なし

2015年09月22日 | ライヴ
帝拳さんのサイトで
「なお当日は当日券の販売予定はございません、どうぞ
ご了承ください。」との説明あり。

やっぱりダメなのか・・・。

Perfumeちゃんめぇぇぇぇぇ。←八つ当たりすんなよ

なお、前日計量は21日に東京都内で行われたが、
王者の山中慎介(帝拳)はリミットの53、5kgでパス。
挑戦者アンセルモ・モレノ(パナマ)も53、0kgで
同じく1回でパスした。



TVも前景気をあげようとモレノの故郷を取材。
パナマシティのスラム街、そして今や高級マンションに
住むモレノを直撃していた。

豊かになったモレノといえど、王座を失えば収入も減少する。
「富を失なってなるか」と必死で戦うのか。
それとも豊かになって、成り上がりの根性を失っているのか?

そこにも注目。
「愛妻のために」みたいな美談もあるが。何年か前に
もめてた気がするし、トレーナーのセルソ・チャベス氏とも
決裂しているんだよな。

人間性に問題ありか?
でもI・サパタも人間的に嫌な奴だったもんなぁ。

そもそも技巧派って「良い人じゃ出来ない」ってのが私の
持論なんですよね。

インタビューでモレノが語ってた「相手のパンチが空を切る
のがオレは好きなんだ」という言葉。

相手がイライラしようものなら嬉しくて仕方ないんだろうな。
半ベソかこうものなら最高のエクスタシー。

そんな相手にカッカしたら思うツボ。
山中チャンプはポーカ-フェイスで強打をのぞかせ、身体の
どこかに当て続けて欲しい。

しかし、日テレさんで紹介してたパナマの街。
「ボクシング人気が高い」として店舗に張られたポスター等が
映し出されていたが。



ロベルト・デュランばっかりじゃないかよっっ!!

そりゃ、国民の英雄で、世界中のボクシング・ファンが
知ってるボクサーですが。

パナマには他にも世界王者がいるでしょう!

初代王者のパナマ・アル・ブラウン、
イスマエル・ラグナ、
エルネスト・マルセル、
アルフォンソ・フレイザー、
エンリケ・ピンデル、
ホルヘ・ルハン、
エウセビオ・ペドロサ、
ハイメ・リオス、
アルフォンソ・ロペス、
イラリオ・サパタ、
サンティアゴ・サマニエゴ(デュランの甥)・・・。

せっかくだから初期の伝説的ボクサーも紹介して
欲しかったねぇ・・・。

「渡辺宙明トークライブ」に行く(5)

2015年09月22日 | アニメ・特撮
昔の歌謡曲は
ベースは江藤勲、または寺川正興。
ドラムは石川晶、または猪俣猛 。
リズム隊は殆どがこの方々だったとか。

和田アキ子ライブの黒いリズム、ひょっとして
この方々だったのか?

なんてネットで調べて勝手に感激している私だが。



宙明先生トーク・イベント当日にも、まだまだ感激は
ありましたよ。

余りにもキレの良いホーンセクションに、「これは元の
録音テープをスピード上げたものですか?」と質問して
しまう壇上の方々だったが

宙明先生はアッサリと「いえ、そのままの速さです」
「昔の技術では音程が合わなくなりますよ」と否定。

リズムセクションも凄いが、やっぱホーン陣も凄い・・・と
いう結果に落ち着いたのでした。



宙明先生の「音へのコダワリ」はドラムのスネア音にも及んで、
「自分は生ドラムのスネア音のヌケに凄く気を使っている」と
いったコメントもあった。

これには私も大いに感激。
※だって来月のバニラ・ファッジのコンサートは
 カーマイン・アピスさん(d)の音を聴きに行くような
 もんですから!

当時の歌手ネタとして挙がったのは
「子門真人は、とにかく上手かった」。

実質ワンテイクOKなのにはビックリだったそうだが、
「念のため」と録られたツーテイク目も見事な歌唱!
しかも少し歌い方を変えながら・・・だったそうな。
※ポール・ロジャースかよっ!!

でも結局ワンテイク目が採用された・・・とか、エライ
エピソードも聞かせて貰いました。

歌ネタでいえば
なんと、たなか氏は「戦え!バイカンフー」の仮歌が
収録されたカセットテープを持参。

これが、なんと宙明先生が歌っているヴァージョンで
はばら氏が「なんで監督が持ってないような物があるんだよ!」
・・・なんて嘆くシーンもありました(笑)。

しかも、宙明先生は原曲キーで歌ってらっしゃるとの事。
凄い。色々と凄いですわ・・・。



やっぱり2度オイシイ・イベントなんだよなぁ。
高梨さんの時も「HR/プリキュア」で2度オイシかったし。
宙明先生のトークイベントも同様だ・・・。

最後は「グッズ・プレゼント会」。
ドリンクやフードを追加オーダーした人に配られた札。
それに書かれたアルファベットと数字でクジを当てると
いうもの。

箱からクジを取り出し、数字を読み上げる壇上の皆さん。
「×の○○番の人~!」

当たった人にサイン入りグッズが手渡される。
はばら氏のイラストとサイン入り色紙には宙明先生の
サインも書かれている。

同様のグッズが客席に渡っていくが、なぜか同業者
系統の方々に次々とヒット!

「絵描きばっかに渡ってどうすんだよ~」なんて
はばら氏、やまだ氏がビックリする光景が度々。



凄かったのは早々に麻宮騎亜氏が色紙をGETして
しまうというハプニング!

「もらっちゃってイイの?」と心苦しげ気な麻宮氏だったが
「クジで当たったんだから、貰っちゃいなよ」と言われて
「まいったな~(笑)」とばかりに収めておいででした。

※まぁ、あれだけ気合の入ったカラー絵を献上されたのだから、
 GETする資格ありとも言えますな。
 もちろん、その後ファンの方々も別グッズをGETして
 大喜びされてましたよ。



そんなこんなで盛り上がったプレゼント会も終わり
イベントそのものも終了。

ホント、楽しくて為になるイベントでした。
宙明先生、壇上の皆さん、本当に有難う御座いました!

「渡辺宙明トークライブ」に行く(4)

2015年09月22日 | アニメ・特撮
そして、私とっての重大の収穫!

宙明サウンドの要との言えるベーシストの
話が聞けた事だ!

はばら氏が「アクマイザー3」を(改めて)聴いた
感想として「ベースが凄いっすね!」と興奮気味に
語るとベースも嗜む不破氏は「我が意を得たり」と
ばかりに「そうでしょう!」。

「キカイダー」のベースも同じ人が弾いていたと
いう事で、皆が宙明先生に尋ねると「それは
寺川マサユキさんですね」。



元々ジャズ畑のスタジオ・ミュージシャンで
ウッドベースを弾いてた人との事で。

ジャズの4ビートは基本アドリブなんだそうだが。
それをEベースで8ビート、16ビートにも
応用して弾き捲った超個性派。

スタジオ・ミュージシャンは目立つと嫌がられそうな
もんだが、「彼に任せれば間違いない」と物凄く
売れっ子だったプレイヤー。

宙明先生も改めて寺川さんには指示しなかったそうな。
不破氏は既に御存知の様子。



さらに70年代後期(?)にもなると、より若い
ベーシストも登場。

そちらは高水ケンジさんの名前が紹介された。

寺川正興(まさおき)さんと高水健司さん。
※寺川さんのお名前は聞き間違ってました・・・

やっぱりジャズ系の人で、両者の名前が知れただけでも
大収穫で御座いました。

不破了三さんに至っては「自分は宙明先生にそれが
聞きたくて音楽ライターになったようなものです」とも
語られ。CDのブックレットを担当するにあたり、
「もう思い残す事は無いです!」とまで発言。

素晴らしい情熱で御座います。
おかげで色々知ることが出来ました。感謝です。



帰ってからも色々調べたら
ベーシストの寺川正興 さんの流れで「よくコンビを
組んでいたドラマー」として石川晶さんの名前が
出て来た。ジャズバンドのコンビとして鳴らし、
スタジオ・ミュージシャンとしても引っ張りダコだった
そうな。

宙明サウンド黎明期のリズムセクションも、この
お二人が大半なのか?

とにかく、歌謡曲からCMソング、アニメ曲と
なんでも演奏されたそうで。



寺川正興さんは「あの鐘を鳴らすのはあなた」や
「また逢う日まで」でもベースを弾いていらっしゃると
いうのだ!

まさに「昭和のリズムセクション」だ!

知ってる人からすると「何をいまさら」だろうが。
私は今すごく興奮している!

(続く)

「渡辺宙明トークライブ」に行く(3)

2015年09月22日 | アニメ・特撮
前半終了し、小林淳氏は退場。
休憩を挟んで、第2部「レイナ伝説」へ。

宙明先生が主題歌・音楽を担当した1986年のOVA作品
『レイナ剣狼伝説』特集です。



ここで、監督・キャラクターデザイン・作画監督を務めた、
はばらのぶよし&メカニックデザインを担当した、
やまだたかひろ両氏が登場。

はばら氏は満面の笑顔で、宙明イベントに参加できるのが
嬉しくて仕方ないという様子。

「宙明先生の音楽が大好きです。皆さんと同じでーす」と
笑顔で客席に語りかけると、一気に距離が近まりました。

宙明先生の横で肩をすぼめて座る、はばら氏。そして
その横に鎮座される、やまだ氏。

同じスタジオで仕事するようになって直ぐ、アニメや特撮の
劇伴を語り合う仲になったという両者の「相方ぶり」。
それも、このイベントの目玉でありました。



「イクサー1」で縁ができたという宙明先生。
阿乱霊氏や平野俊弘氏の描く目の大きな美少女キャラに対し、
レイナの目の小ささは実に新鮮。
※まぁ、どちらも可愛いんですけど(笑)

もう、この辺では宙明劇伴を聴いた世代が製作側に育って
ますから。
はばら氏はズッと身を縮めていらっしゃるから。



~で、話題は勿論サントラへ。
「レイナ」も宙明先生サウンド満載の傑作という評価で。
掛けられた劇伴のカッコよさに客席は大いに頷く。

さらに、はばら氏は「好きな宙明曲」を尋ねられ、
「野球狂の詩」を紹介。

ジーンとくる曲にはハーモニカ。そしてギターのアルペジオ。
これも宙明節なんだなぁ・・・と感じ入る。

さらに、やまだ氏が挙げた「アクマイザー3」も流され、
まさに王道の宙明曲に感動する私・・・。

転調でグッと上向きになるんだな。
グレートマジンガーの「♪必殺パワー、サンダーブレーブ♪」の
ところと同じだよな。

どんなに下を向いていても、心に雨が降っていても、宙明先生の
転調曲には空を見上げさせる力がある。



ピート・タウンゼントが「ババ・オライリィ」で「泣くなよ、
うなだれるなよ。たかがティーンエイジの荒れ地じゃないか」と
歌ってくれたように。

宙明先生の曲は空を見上げさせてくれるのだ。

鮮やかな青空の中、そこには飛ぶはずのない黒鉄が颯爽と
滑空しているだ。

ああ、だめだ。
イベント会場だというのに、卒寿公演の時みたいに泣きそうに
なっちゃってるじゃないか・・・。

(続く)