goo blog サービス終了のお知らせ 

あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

新文芸坐×アニメスタイル セレクション「東映長編の名作」を観た⑤

2018年07月01日 | アニメ・特撮
池袋新文芸座、東映動画の名作長編4作オールナイト終了!
空が明るい。

「わんぱく王子の大蛇退治」
やっぱ伊福部マーチの破壊力は凄かった。当方比3割増!
大蛇対決の長いこと長いこと!そりゃタイトルも変わるわ。



やっぱり傑作です。私の中ではナンバーワン。
※伊福部音楽込みで

毎回上映終わって拍手が沸いた。15分ほどの休憩挟んで
次々上映。そのたびにトイレ行ってコーヒー飲んでしたが
まったく眠気は来なかったよ!
※寝だめが効いたか?



「太陽の王子ホルス」はキャラの進化が凄かった。
ヒルダの表情が素晴らしい。特に眉の演技。

前半2作は感動で泣いた。

「長靴をはいた猫」
やっぱり、楽しく笑えてドキドキの娯楽作!



だてに井上ひさしさん脚本じゃない。やっぱり名作。
つか、宮崎アニメじゃん!
やっぱり「カリオストロ」じゃん!

ぺロはある意味で狂言回しキャラ。
一宿一飯の恩義で動く、腕も頭も切れるヤツ。
アニメ版・三船敏郎か!?用心棒か!?

チャンバラというかフェンシングだが動きもポージングも
素晴らしい。
普段の動きからしてキャラ全てが滑らかだ。



メインは人間キャラ。ボーイ・ミーツ・ガール。
お姫様のために奮闘するボーイ。
宮崎さん十八番。ある意味、最高のVSOP!

お姫様を嫁にと企む魔王、「死んでもイヤ!」と拒否る
お姫様(ああ御無体!)
※やっぱジャイアン系は好かれないのか…と客席は苦笑。

東映さんも「こっちでの売り方」でダブル戦略を考るのも
イイのでは?



「どうぶつ宝島」
こちらも楽しく笑えてヒヤヒヤ・ドキドキで面白い、やぱり
宮崎アニメでした。
やっぱりメインは人間キャラ。ボーイ・ミーツ・ガール的。
絵的には「ど根性ガエル」を思い起こしましたよ。

スチーブンソン原作にはない女の子。序盤はスレキャラだが
ピンチを主人公と乗り越えてるうちに仲良くなる感じがまた。

宮崎さんやってくれる…。
縦の動きは船の帆から地下倉庫まで。スピード感は凄い。



最初2作は感動で泣き、終盤2作は笑って楽しめた。
劇伴も良かった。

伊福部音楽は私にとって別格だが、『ホルス』の少年声歌唱も
イイし…。
『長靴をはいた…』でのロミオとジュリエット・シーンでは
ムード洋楽調、『どうぶつ宝島』はビッグバンド風。



特に「どうぶつ宝島」は山本直純さんが作曲担当で、OP曲の
演奏も凄い!
※ベースは寺川正興さんか?

事前トークにあった通り、贅沢なオールナイトでした!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿