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伊福部昭「百年紀コンサートシリーズvol.1」へ行く

2014年02月01日 | 邦楽
2月1日
行ってきました、伊福部昭「百年紀コンサートシリーズvol.1」。

ゴジラを始めとした特撮映画の作曲家として知られる、伊福部昭の
生誕100年を記念してのコンサート。



会場は錦糸町にある、すみだトリフォニーホール。

13時半開場、14時開演。
30分しか時間が無いから早めに入口前にスタンバイ。

開場と同時にトイレに入って席を探した。



仕事で睡眠不足だったので、少しでも休もうと座席で目を瞑っていたら
開演を知らせるブザーが鳴った。

続いて、ゴジラの足音、そしてゴジラの鳴き声のSE。

やや間を置いて司会者の人が登場し、コンサートの趣旨を説明。
伊福部先生の映画音楽を、オリジナルスコアから復刻し、フルオーケストラで演奏するのだという。

初の映画音楽「銀嶺の果て」を組曲で、「国鉄組曲」、そして「ゴジラ」の組曲。

「銀嶺の果て」は、太平洋戦争が終わって間もない映画で、大自然と人間のドラマ。

「国鉄組曲」は、国鉄を題材にしたドキュメンタリー・シリーズ映画で、特急つばめ関連や雪国のラッセル車を題材としたもの。

いずれも「大自然と対峙する人間」という構図が共通しており、それに対して人類が開発した大型機械が立ち向かうというところはゴジラにも通じる物がある・・・との事。

続いて司会に紹介されて指揮者登場。
拍手の中、スタスタと舞台中央に歩み出た指揮者の斉藤一郎氏は、なかなかのハンサム・ガイ。



「この意義ある催しは、しっかり見届けなければ」・・・と思って鑑賞に臨んだ。
しかし、一曲目が始まり、勇壮な曲調の間は良かったが、スローなテンポに移行すると頭が思わず「カクン」。

ああ、ここへきて寝不足がたたり始めた・・・。

それでも、期待の「ゴジラ」では、モノラル音源でしか聴けなかった1957年版ゴジラの音楽が生オーケストラで聴け、
実に感激でありました。

ゴジラのテーマ、自衛隊が出撃するシーンでお馴染みのマーチ、焼け野原となった東京をバックに流れた曲・・・。

エンディングは女性による合唱。
海に沈んだゴジラと芹沢博士、廃墟と化した東京に祈りを奉げる様な歌声は美しく、感激のなか第一部は終了したのでした。


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