「機動警察パトレイバー」
なんで鉄道アニメとして登場?
ついそう思ってしまうが、劇場版第2作の「幻の新橋駅」など鉄道ファンも
納得の出来だったって事でしょう。
凄腕ジオラマ作者が、パトレイバーの世界をジオラマで再現しています。
鉄道ファンも作品ファンもどちらも見ごたえのあるジオラマは必見。
グリフォンと対峙するイングラム。
※脇に鉄道!背後に鉄道!!
その細かさ、架線まで再現してある緻密さは一見の価値あり!!
さすが凄腕ジオラマクリエイターです。
※まるで本物のよう!
最後は高田明美さん絵の「特殊車輌二課」のイラスト。
これも嬉しい。
※そりゃ、ゆうきまさみ氏の絵に馴染み深い私ですが、今回は
「アニメ展」ですからねぇ…。
そして「貴重な原画や絵コンテと共にアニメと鉄道の世界を体感する」
コーナーです。
「この世界の片隅に」です。
観覧順でいえば実質トリじゃないか!
「鉄道描写と日常」の謳い文句に違わぬ展示。
片渕須直監督が徹底的に調べ上げた鉄道の描写…。
もはや当たり前だが、敬服するしかありません。
すずさんの嫁入りで描かれた、広島から呉へ向かうシーン…
すずさんが周作さんに帳面を届ける道中に登場する頭上の鉄道…。
レイアウトや場面写真で展示してある。
ファンなら堪らない展示です。もう、こういうの込みな作品なの
ですから。
「広島駅」
すずさんが、呉へ嫁に行く時に乗った駅。
※しかし、ホームより、すみちゃんの姿に目が行く私…。
地下からのホーム移動が可能だったとか、昇降機があっただとか、
よく調べてあります。
柵が分からず苦労したとか…。
「呉駅」
細かく書き込むところ、そして省略するところ。
普通の絵でも全て描くと窮屈になるから、ここは資料云々以前の技巧の
要素もあると思います。
何時にどのホームから出たとか、調査と設定が細かい。
客車の等級も…。
それに合わせて人物の雰囲気が描き分けされてるよね。
見えてないところも見える気がする。
車内に入り、上の網棚に荷物を上げる乗客、壁面に設置された灰皿を
使う紳士の姿など…。
ホームや汽車のみならず駅舎の様子も。
駅前に停まってるバス、空間全体を覆う箱型の赤い線は?
※立体を型取ってるがパースを合わせてる様には見えないなぁ…。
改札を通る、すずさんら浦野家のみなさん。
音に身をすくめるすずさん。あまり動じない他の方々。特にお母さん。
当時、鉄道職員に女性が採用されていた説明も…。
街並みの遠景。
川にかかる橋が鉄道用と車道・歩道用で並んで掛かっているという事か。
山並み、鉄塔、街の建物…それらに混じってサラリと描いてありますよ。
「監督自らが徹底した調査を行った本作品は、当時の日常生活に入り込む
ような圧倒的没入感っを観客に与える」という催事コメント通りの展示。
パネルの大きさと言い、圧倒的な存在感を醸し出しておりましたよ。
(つづく)
なんで鉄道アニメとして登場?
ついそう思ってしまうが、劇場版第2作の「幻の新橋駅」など鉄道ファンも
納得の出来だったって事でしょう。
凄腕ジオラマ作者が、パトレイバーの世界をジオラマで再現しています。
鉄道ファンも作品ファンもどちらも見ごたえのあるジオラマは必見。
グリフォンと対峙するイングラム。
※脇に鉄道!背後に鉄道!!
その細かさ、架線まで再現してある緻密さは一見の価値あり!!
さすが凄腕ジオラマクリエイターです。
※まるで本物のよう!
最後は高田明美さん絵の「特殊車輌二課」のイラスト。
これも嬉しい。
※そりゃ、ゆうきまさみ氏の絵に馴染み深い私ですが、今回は
「アニメ展」ですからねぇ…。
そして「貴重な原画や絵コンテと共にアニメと鉄道の世界を体感する」
コーナーです。
「この世界の片隅に」です。
観覧順でいえば実質トリじゃないか!
「鉄道描写と日常」の謳い文句に違わぬ展示。
片渕須直監督が徹底的に調べ上げた鉄道の描写…。
もはや当たり前だが、敬服するしかありません。
すずさんの嫁入りで描かれた、広島から呉へ向かうシーン…
すずさんが周作さんに帳面を届ける道中に登場する頭上の鉄道…。
レイアウトや場面写真で展示してある。
ファンなら堪らない展示です。もう、こういうの込みな作品なの
ですから。
「広島駅」
すずさんが、呉へ嫁に行く時に乗った駅。
※しかし、ホームより、すみちゃんの姿に目が行く私…。
地下からのホーム移動が可能だったとか、昇降機があっただとか、
よく調べてあります。
柵が分からず苦労したとか…。
「呉駅」
細かく書き込むところ、そして省略するところ。
普通の絵でも全て描くと窮屈になるから、ここは資料云々以前の技巧の
要素もあると思います。
何時にどのホームから出たとか、調査と設定が細かい。
客車の等級も…。
それに合わせて人物の雰囲気が描き分けされてるよね。
見えてないところも見える気がする。
車内に入り、上の網棚に荷物を上げる乗客、壁面に設置された灰皿を
使う紳士の姿など…。
ホームや汽車のみならず駅舎の様子も。
駅前に停まってるバス、空間全体を覆う箱型の赤い線は?
※立体を型取ってるがパースを合わせてる様には見えないなぁ…。
改札を通る、すずさんら浦野家のみなさん。
音に身をすくめるすずさん。あまり動じない他の方々。特にお母さん。
当時、鉄道職員に女性が採用されていた説明も…。
街並みの遠景。
川にかかる橋が鉄道用と車道・歩道用で並んで掛かっているという事か。
山並み、鉄塔、街の建物…それらに混じってサラリと描いてありますよ。
「監督自らが徹底した調査を行った本作品は、当時の日常生活に入り込む
ような圧倒的没入感っを観客に与える」という催事コメント通りの展示。
パネルの大きさと言い、圧倒的な存在感を醸し出しておりましたよ。
(つづく)
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