ＤＶＤ「シューター・無限射程」がっくり

シリーズ第２弾や２番煎じは、なかなかいい作品は少ないものです。まして前作を上回る作品など貴重です。

「シューター・無限射程」がレンタルショップに入荷してましたので、前作「ザ・シューター　極大射程」を思い出し早速借り出しました。

まったくの駄作でがっくりです。狙撃は主人公の任務でしたが、実際の話は退役を希望する軍人が最後の仕事を無理強いされて、作戦が失敗。依頼した友人に裏切られて窮地に。地方警察の保安官にも追われる話です。

武器商人の所有するアメリカの地方の別荘が舞台で、目新しさもありません。目新しさと言えば、前作ではＭ８２と呼ばれる戦車の装甲板も打ち抜く最新の狙撃銃が登場し、その性能のよさも説明されていました。

今回は突撃銃のような小型の銃で、また格闘シーンも無く、かといって山中での山狩りから逃げるシーンでもランボーの焼き直しです。結末もまったくＣ級映画です。主人公、武器商人とボディガード、保安官、なぞの女性記者そのほか撮影場所や飛行機までまったくお手軽映画でした。

退役を希望する彼に仕事を依頼する男が、ＣＩＡでなくＦＢＩなのも変です。狙撃兵とＦＢＩが交流があるなんて。国の秘密機関と国内の情報機関であるＦＢＩが仲が言いなんて変。

殺人犯に主人公を仕立て上げたＦＢＩ捜査官を簡単に疑い始め、すぐに殺人犯が濡れ衣だと保安官が簡単に信じてしまうのもご都合主義です。

「ランボー」や「コマンドー」等の設定を借りてつくった駄作です。
前作があまりにも現代狙撃兵の仕事を詳しく書いてあったため、また興味深い世界が覗けるかと思ったのですが。
マイコレクションには、不合格です。

追記
最近、You Tube にはまってます。その楽しさがわかってきました。
で、Ｍ８２を検索して見ますと、Ｍ８２のセールスビデオが登録されていました。セールスマンが使いやすさや破壊力等を、ニコニコ笑いながら説明してます。また、狙撃兵訓練用のシミュレーション動画もありました。戦場の設定で訓練ゲームになっています。