なかなか売っていなくて、ターミナルの行きつけの大型書店まで出かけやっと入手しました。
大崎英晋「潜り人、92歳」 新人物往来社 1500円
【内容】紹介から。
皇居の掘、原子力発電所近海、200以上の海女の村、戦艦陸奥や開陽丸などの沈船、そして世界中の海ーーー水中写真家である著者が「潜る」仕事を通して覗いた水中世界の貴重な記録。
今年92歳になった水中写真家の大崎英晋さんの記録です。実は私この大崎英晋さんに学生時代お会いしているのです。一度目は、千駄ヶ谷の都立プールでダイビングの講習会で、もう一度は海洋科学技術センターの発会式で、どちらも大学生の私は一般のその他大勢になっていましたから。でもこちらからすると、当時すでに有名だった大崎英晋!!だと、鮮明に記憶に残っています。
海洋工事の担い手である潜水士の世界と、映像を撮影する水中写真家に大きく分けることがありますが、大崎英晋さんは後者の草分けです。
今のような複雑な装備のスキューバではなく、日本に入ってきたころはダブルホースのシンプルな装備でした。ウエットスーツもすべて誂えるしかありませんでした。
その頃から大崎さんは、水中映像のトップランナーでした。
今回内容を読むと、皇居のお堀の調査のシークレットな話や、また今現実の大問題になっている浜岡発電所や六ヶ所村の海を彼が潜っていたとは、驚きです。
ジャック・マイヨールとの交流やさらに驚いたのはノーベル文学賞受賞作家のパール・バック女史との深い交際の話も面白く読みました。
日本では、現場の技術者を低く見る傾向があります。町工場の職人で世界的な技術を持った人がたまに紹介されます。一方水中調査などは人目につかないので、さらに軽視されています。
大崎さんが文中で何度も語っていますが、日本には水中考古学の学問が根付いていないと言う事です。四方を海で囲まれているのですから、地震で水中に埋没した町の遺跡や、それこそ沈船の調査ももっと国レベルで調査されるべきだと思います。
水の中に関心がなければつまらない本だと思いますが、スキューバを楽しんでいる人たちには一読をお勧めします。
大崎英晋さんが昔出版した本も所持しているのですが、どの段ボールに入っているか分りません。
大崎英晋さんに会ったことがあるのが自慢ですが、さらに自慢させていただければ、ジャック・イブ・クストーにも合ったことがあるんですよ!!JR大塚駅の某所で。
大崎英晋「潜り人、92歳」 新人物往来社 1500円
【内容】紹介から。
皇居の掘、原子力発電所近海、200以上の海女の村、戦艦陸奥や開陽丸などの沈船、そして世界中の海ーーー水中写真家である著者が「潜る」仕事を通して覗いた水中世界の貴重な記録。
今年92歳になった水中写真家の大崎英晋さんの記録です。実は私この大崎英晋さんに学生時代お会いしているのです。一度目は、千駄ヶ谷の都立プールでダイビングの講習会で、もう一度は海洋科学技術センターの発会式で、どちらも大学生の私は一般のその他大勢になっていましたから。でもこちらからすると、当時すでに有名だった大崎英晋!!だと、鮮明に記憶に残っています。
海洋工事の担い手である潜水士の世界と、映像を撮影する水中写真家に大きく分けることがありますが、大崎英晋さんは後者の草分けです。
今のような複雑な装備のスキューバではなく、日本に入ってきたころはダブルホースのシンプルな装備でした。ウエットスーツもすべて誂えるしかありませんでした。
その頃から大崎さんは、水中映像のトップランナーでした。
今回内容を読むと、皇居のお堀の調査のシークレットな話や、また今現実の大問題になっている浜岡発電所や六ヶ所村の海を彼が潜っていたとは、驚きです。
ジャック・マイヨールとの交流やさらに驚いたのはノーベル文学賞受賞作家のパール・バック女史との深い交際の話も面白く読みました。
日本では、現場の技術者を低く見る傾向があります。町工場の職人で世界的な技術を持った人がたまに紹介されます。一方水中調査などは人目につかないので、さらに軽視されています。
大崎さんが文中で何度も語っていますが、日本には水中考古学の学問が根付いていないと言う事です。四方を海で囲まれているのですから、地震で水中に埋没した町の遺跡や、それこそ沈船の調査ももっと国レベルで調査されるべきだと思います。
水の中に関心がなければつまらない本だと思いますが、スキューバを楽しんでいる人たちには一読をお勧めします。
大崎英晋さんが昔出版した本も所持しているのですが、どの段ボールに入っているか分りません。
大崎英晋さんに会ったことがあるのが自慢ですが、さらに自慢させていただければ、ジャック・イブ・クストーにも合ったことがあるんですよ!!JR大塚駅の某所で。
