新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「虫よけスプレー」とちょっと楽しい時間

2014-06-06 18:02:22 | ウオーキング
この七~八年くらいでしょうか、よく覚えていないのですが、夏になると同じ虫よけ剤を使っています。そして多分同じ店で購入しています。
先週1級河川の広い河川敷の草原を歩いたのですが、その時ダニか虫がズボンの裾から中に入ってしまったようです。
すねのあたりをいくつか喰われました。数ミリ間隔で一列に三つとか赤く喰われたのです。それも両足です。

普通はズボンの上からかゆいところを掻くと、ダニ類も死んでしまうのですが、この時は生きたまま持って帰ってしまいました。
翌日もズボンをはくと同じ様に点々と喰われてしまいました。すぐにズボンの中にダニ用の殺虫剤をたっぷり吹き込んで半日置きましたので、こちらは退治できたようです。今殺人ダニが話題になっていますから心配です。

夏も近づき肌につける虫よけ剤の季節になったかと、去年の薬を出してみました。残量が少ないので、いつものドラッグストアに行ってみましたが売っておりません。虫対策のコーナーは出来ているのにです。
仕方ないので、大型スーパーの薬品コーナーに出かけてみました。やはりありません。男性店員にこのメーカーの赤いキャップの虫よけスプレーはないかと聞きますと、当店では同じメーカーの青いキャップの商品しか扱ってないとあっさり言われ、私の反応も確かめず戻ってしまいました。
(話は飛びますが、年配の男性のパート店員の接客態度ってかなりひどいものがありますね)私も二度と来るかと、売り場を離れたのです。

さて最後の確認と、メーカーのHPを開けて製品情報を見てみました。そのメーカーは有名な「メンタームの近江兄弟社です。」
なんと虫除けのサイトには、私の欲しい商品が無いのです。さらに製造中止のお知らせもないのです。

相談室にでも聞いてみようかと。会社に電話してみました。
電話を取った若い声の女性が、そのまま私の話に対応をしてくれるというのです。良くある電話相談室の事務的なしゃべり方ではなく、普通に庶務の女の子と話しているような対応が、私の意気込みを穏やかにしてくれたのです。

長年の事情を話してHPに製品が無いと聞きますと、電話が無くなりそうだからと折り返しの電話になりました。こんな時は普通私は警戒します。相手はクレーマーの個人情報を聞き出そうとするからです。でも今回は全くその警戒心が起きなかったのが不思議でした。

折り返しの電話で彼女も自社のHPを開き赤いキャップの商品が無いのを確認しました。
その次に彼女が聞いたのは、バーコードの番号です。後半の番号を伝えると自体が判明しました。
私が普段購入している商品は、「クリエイト」「スギ薬局」向けに卸しているOEM商品だったのです。
ですから、本来のHPには掲載されていなく、また大手スーパーの薬品コーナーにもなかったのです。

製造中止になっていないのですから、もう一度店で確認してみると言いました。
何故私がこの商品にこだわっているかと言いますと、ガスを使わないノンガスタイプだと言う事です。多少でも環境にいいのではと思っているのです。
ただ有効成分の「ディード」と言う薬品は、強力な殺虫剤と聞いています。使用量については気を付けています。

対応にそつがなくまじめな会話をしてくれるので、ふと思い出し、「近江兄弟社」の所在地の滋賀県近江八幡市の話題を出してみました。
池波正太郎の時代劇をはじめ江戸時代の時代劇の水路を使ったシーンのほとんどは、この近江八幡市で撮影されているのです。
毎年一度名神高速で滋賀県を通過していることや、市の観光課から資料を取り寄せていて、一度訪問したいと思っていると話すと、ぜひ近江八幡においで下さいと言ってくれるではありませんか。

メーカーに電話して気持の言い終わり方をすることは少ないのですが、彼女のお蔭でますます滋賀県近江八幡に行きたくなったのでした。私が名神高速を通過するのは毎年年末です。気候のいい時を狙いたいですね。

画像の「虫とバイバイ」はその日のうちに入手できましたが、その顛末は省略します。



(長年ブログを書いていますが、縦長の画像の右の余白に文章を入れる方法が分りません。ですからこんなみっともないレイアウトになります)
コメント
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