新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ヒバリ」と

2015-06-03 18:02:22 | 里の鳥
「箱根神社」のお参りを済ませ、ほかにすることもないのでスカイラインをドライブしてから、246を戻ることにしました。
途中最近訪れていないダムに顔を出しました。
ダム堰堤の放水溝にも「イワツバメ」がおらず、初夏の日差しの中堰堤から吹いてくる気持ちのいい風に身をさらしながら戻りかけました。

「ヒバリ」の鳴き声が聞こえてきます。上空ではなく私と同じ高さです。堰堤の向こうは100mを超える高さの空間が谷底まで広がっています。
その空間で鳴いているのかと探してみたがいません。
なんと堰堤の手すりのワイヤーの上で鳴いているではありませんか。コンクリートの飾り箱の植木があり、その飾り箱が5メートルほどの間隔で並んでおり、その外側にワイヤーの柵が続いているのです。


こんな具合に鳴いています。冠羽を立てていないので雌かとも思いましたが、あのいつも上空で懸命に泣くほどでもないのですが、時々鳴くのです。
谷底までの状況で、彼は上空で囀る練習をしている若鳥でしょうか。
飾り箱の植え込みの植木の陰から撮影しておりましたが、あまり警戒していないと思い一つ手前の飾り箱まで近づいて撮影することにしました。


なぜ後ろ姿しかないかと言いますと、自転車で近づいてきた若者に驚いて逃げられたのです。
中央に車の通る道があり、左右に歩道があるのです。歩道の外側で植え込みに隠れて撮影していれば、何か狙っていると分かると思いますが、その若者はわざわざここで歩道に乗り上げて歩道を走ってきたのです。当然「ヒバリ」は逃げますね。

彼の後から女性が自転車でついてきたのですが、私の非難のまなざしに気が付いてすまなそうにしていました。マナーの悪い非常識な彼に引きづり回されている彼女が気の毒になりました。

なぜそんなこと言いますかというと、この事件の前に一度と、この後と都合三度全く偶然に遭遇して、不愉快な思いのさせられていたからです。
コメント
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