新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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初見「クロハラアジサシ」

2015-11-30 18:02:22 | 水辺の鳥
いつも勉強させていただいている某HPで、「クロハラアジサシ」いるという情報がありました。画像を見ただけですぐに、よく行くため池と分かりました。その日は久しぶりに晴れた日で、南風が強そうな予報が出ておりましたが行ってみました。

現着後探してみますと、アジサシ類特有の飛び方ですぐに見つけることが出来ました。
近くのCMに聞いてみますと、1時間ぐらい餌を探してその後、しばらく休憩するとのようです。
休憩する場所は見当がついておりましたので、その近くで待機することにしました。その他の水鳥を探してみたのですが、「カンムリカイツブリ」くらいでしょうかめぼしい水鳥は。贅沢になっていますね、「カンムリカイツブリ」の扱いがその程度ではまったく。

お目当ての場所に突然飛来して休憩です。見ておりますと1時間くらい餌を探してから10分くらいの休憩でしょうか。
ですが水面での飛翔は、海で見かけるアジサシたちと違って、水面に嘴をつ込む姿をあまり見かけられないことです。
海面ですと、大型魚に追われて小魚が水面に上がってくることが多いですが、この淡水池では小魚が水面に上がってくることが少ないようです。水面近くまで下りてくるのですが、くちばしを水につけることがほとんどないのです。どうしてこのような内陸の淡水の池に1羽だけ来てしまったのでしょうか。
図鑑を見ると、湖沼や河川、水田にも生息と書いてありますが、効率は悪そうです。

では画像を。






どう見ても「クロハラアジサシ」の名前にそぐいません。これは、幼鳥から第1回冬羽に移行中の姿だそうです。
成鳥夏羽は、頭は黒く腹も黒く、上面は灰色になります。
明日は飛翔の姿を紹介します。

コメント
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