新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「上級救命再講習」受講

2007-09-20 18:51:48 | ウオーキング
3回目の上級救命講習再講習を、今日受講しました。幸いと言うか過去9年間(3年に1回の更新)緊急の場面には立ち会っていません。3年の経つと、実技を忘れて今いますので、救命の自信が無くなってしまいます。

今年は、東京消防庁の麹町消防署が会場でした。今回普通救命の方々と合同でした。上級約30名、普通約20名の合計50名でした。CPR(心肺蘇生)とAED(自動体外式除細動器)の実技まで合同で行い、簡単な効果確認筆記試験の後、普通は先に終了となります。

防災訓練でもご存知の通り、消防署の訓練は、大声での確認が伴います。この講習を楽しく行うためのコツは、4時間なら4時間気持ちを切り替えて、まるで俳優になった気分でやりきることです。
「どうしましたか」
「わかりますか」
「貴方119番してください」
「貴方AEDを探してきてください」
等など、大声で実技をするのです。

今回の収穫は、今話題のAEDを実際使う訓練が出来たことです。実際、受領した上級救命技能認定証には、副題として(自動体外式除細動器業務従事者)と明記されております。必要とされたときは、役に立ちたいと思っています。

CPRもかなり変更されており、より救命の実態に即した改良がされております。
一人の方が、過去の3回役立ったと言われました。なかなか衆人環視の中、出来ることではありませんが、役立つかもしれない技術を持っているのに見過ごすことは許されないですよね。
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「春風亭小朝独演会」日比谷 報告

2007-09-19 18:17:09 | 芸術鑑賞
昨日開演前に座席で、投稿メールを打ちましたが、日比谷公会堂が古い建物で、太い鉄筋がたくさん使われているのでしょう。接続できません、ロビーでも同様でした。結局終演後、外で打ちました。

さて2000人のキャパが満席の状態です。小朝の人気の高さは、現在日本一でしょう。
《当日の番組》
① 読書の時間    林家ひろ木
  二ツ目です。それにしてはまずまずでしょうか。

② 柳田格之進    春風亭小朝
  本日のメイン。目玉の演目です。武士道の生き様と堪忍袋の有名な噺で、小朝も頭で、武士道の考え方について説明があり、それを理解してとの件がありました。そのことは理解できますが、噺として理解できないのは、父親格之進を泥棒と疑い、そのため自分は吉原に身を沈め、紛失した五十両の金を都合することになった、番頭の徳兵衛と最後に問題解決の後、夫婦になり主人源兵衛の夫婦養子になると言うことです。主人思いから疑ってしまったことだと、許してしまうのです。
私ならできません。指どころかせめて片腕くらい詰めてもらいたいところです。だって、武家育ち、それも中堅以上の家柄のお嬢さんが、吉原へ身売りしたのですよ。
されもう一つ、全快の報告でも書きましたが、武家言葉がちょっといけません。そして今回は、主人公の柳田格之進の名前、柳田を間違えました。小朝も苦笑いしてました。日本一の噺家といわれている小朝です、完璧な噺を期待します。それとも忙しいのでしょうか。

《仲入り》
③ 時そば       春風亭小朝
  有名な噺、林家ひろ木がやっても良いところで、さらっと手馴れたものでした。

④ 朝青龍と私     三遊亭歌武蔵 
  元武蔵川部屋の力士、怪我のため廃業。三遊亭円歌の弟子となる。なかなか話し方は旨く、本日は今話題のニューについて語った。殆んど、ブログには掲載できない際どい噺ばかりです。面白かったです。私のお友達には、お会いしたときの教えます。

⑤ 扇の的       春風亭小朝
  小朝得意の講談噺の出し物です。那須与一宗高の例の話です。高座ならではの色っぽい噺も混ぜて、いつもの名調子でした。

今回の座席は程よい距離と高さで満足でした。新宿厚生年金会館の場合は、天井の最上階で、谷底をのぞくようでがっかりしてましたので。
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日比谷公会堂に

2007-09-18 20:41:49 | 万華鏡
本日は日比谷公会堂に来て居ます。春風亭小朝独演会です。三席の口演ですから、終了は八時半になる予定です。従って報告は明日と言う事で、宜しくお願い致します。
新鹿山荘管理人

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「梅咲きぬ」

2007-09-17 19:21:10 | 読書
新刊が書店に並ぶとき、著者名を見ただけで黙って購入する作家が何人かいることは、以前お話しました。

さて別のものさしもあります。ある設定と言いますか、主人公の境遇と生き様が好きでつい買ってしまう小説があります。
簡単に言いますと、少女の頃から貧しく厳しい境遇のなかで健気にその日を精一杯に生きている。その生き方に感心した人間としての行き方を厳しく仕込む。そして、大きな人生の舞台へ大きく羽ばたいていく。こんな、女性の出世話が好きです。


本日偶然購入したのは、「梅咲きぬ」山本一力著 文春文庫590円+税 です。
深川の料亭「江戸屋」の三代目女将秀弥の一人娘玉枝が、周囲の人々の温かく、時に厳しく見守られながら、老舗の女将としての器量を学びつつ一人前に成長していく。
山本作品に度々登場する四代目秀弥の少女時代から娘へと受け継がれる江戸の女の心意気を描く。と紹介されています。「損料屋喜八郎始末控え」で登場する女将で、主人公喜八郎を応援する重要な役回りで、素敵な女性として描かれています。
この本はまだ読んでいません。明日出かけますのでそのときにと思っています。


「だいこん」山本一力著 光文社1800円
博打の好きな大工の貧しいうちに生まれたつばきは、九つで飯屋に手伝いに出る。そこで飯炊きの上手さを見込まれ、彼女も飯屋の仕事が好きになり天性の工夫と努力で、小さな店を持つ。さまざまな苦労を乗り越えて、深川に飯屋の店を出すまでの半生を描いています。


「夜明けの星」池波正太郎著 文春文庫
煙管師の一人娘お道は十三歳のとき父を浪人に殺され天涯孤独になった。江戸の商家の中でもそれと知られた小間物問屋・若松屋長兵衛方に女中として奉公に上がる。家付きの妻お徳の厳しい仕込みに耐えたお道は、一人前の女中として成長する。ひょんなことから息子芳太郎と夫婦になる。その後お徳は、小間物問屋の内儀としての教えを伝える。この後芳太郎お道の代になるまでの、一人の女性の成長とそれを見守り見込んだ姑との物語です。

どれもこれも、読了と同時にしんとした心持になります。こんな女性が今もたくさんいれば、願わずにはいられません。
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「傷だらけの百名山・続・新」 読みたいけれど‥‥‥②

2007-09-16 19:28:40 | 読書
読みたいけれど、買うのを逡巡している本、その2です。

「傷だらけの百名山・続・新」加藤 久晴著 新風社文庫 各691円

この本も、本屋でぱらぱら読んでいて惹きつけられ、そして不愉快になり、いずれ長旅で列車に乗るときにでも買うかと思っている本です。

一人で低山ハイクを楽しんでいる私は、いくつか山の中で嫌なことに出くわしていました。それがもっと大規模に、そしてもっと多くの山々で起きていると聞いて、この日本はどうなっていくのかと、つい買うのをためらってしまいます。

『内容紹介から』
日本の山々は荒廃し、見るも無残な姿を露呈している。ブームの影で堆積してゆくゴミ、忍び寄る観光開発の魔手、そして「山の分割・民営化」。手ぬるい行政、なりふり構わぬ開発業者。踊らされる消費者に著者の怒りが爆発する。刻々と近づく「山が山でなくなる日」。
踏み荒らして標高が低くなった山、木製階段ばかり歩かされる山。不要な整備で破壊される山。
(立ち読みで思い出した例)何処かの市の研修の団体が、団体でビニール袋を持って登山、集団で植物を抜いていく。山小屋で深夜になっても、集団で騒ぐ登山団体。ある方の登山に便乗し、登山道や登山道路を拡張してしまう行政。高山植物の中でビニールシートを強いてのみ食いする登山者。

これこれら本は、私の近くの本屋の置いてあり、行くたびにぱらぱら走り読みしますが、結局、むかむかして購入を断念します。

皆さんもお近くの書店で、どうぞ一読を。
河川敷の無法ゴルファーや、海岸の違法あわび採りの海水浴客など、枚挙に暇がありませんが、山も荒れています。
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居合道道場と徳永英明を探して

2007-09-15 19:26:18 | ウオーキング
日本人として、剣道をやってみたいと長年思っていました。しかしこの年で本格剣道は体力的に無理かも。
で、居合道に関心が移り、近くで道場を探していました。出来たら、、秋山小兵衛の無外流がいいとネットで探しましたが、近くにありません。他の道場もありません。そんなことで数年が過ぎました。

最近、近くの幹線国道を走っていますと、隣の駅に剣道・居合道の看板を掲げた道場を発見しました。隣の駅と言っても行政界は隣の市、つまり隣の県です。それでなかなか見付からなかったのです。国道沿いですから駐車も出来ず、今日ウオーキングもかねて言ってきました。

県境の丘陵地を迂回するコースで片道1時間の予定です。片側2車線の国道で、丘陵地で完全に歩道が無くなってました。完全にです。車道にはガードレールに降りられません。歩道橋までかなりバック。普段車で走っていると全く気が付きませんでした。
そんなことで、歩き続けているうちに、道場をかなり前に通過してしまいました。いまさら戻るのも癪で、結局そのまま進路を左に、丘陵地のすそを廻ってわが町へ。

いつものレンタルショップへよってみると。徳永英明3だけでなく徳永英明1も2も全部レンタル中です。アマゾンで1と2の収録曲を調べて、いい曲が多くどちらも借りようと思った私と同じような人が、たくさんいるのではと思いました。
平日にまた寄ってみます。

今日は2時間のダウンヒル、結構疲れました。冷えた巨峰が旨かったです。
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白のシャコバサボテン

2007-09-14 18:40:21 | 生き物たち
赤のシャコバサボテンは、芽摘みを終え花芽分化に向け、期待が高まっています。
昨年新しい花を買いそびれてしまいましたので、今年はとずっと園芸店をチェックしていました。

ガイドブックの掲載されているような、大鉢の花はまだ育てる環境が整わないので、今年は小ぶりな花で我慢することにしました。
小鉢は価格もやすく、失敗しても気になりません。

行きつけの園芸店で、赤、赤白、白など色々ありましたが、購入したのは「ホワイトベル」です。ガイドブックにも掲載されており、納得です。

こちらはもう咲き始めていますので、ついで私の赤としばらくは楽しめそうです。

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「ナイロビの蜂」遅ればせながら

2007-09-13 17:43:41 | 芸術鑑賞
遅ればせながら「ナイロビの蜂」を観ました。

昨日借りたDVDとCDは、「ナイロビの蜂」と徳永英明の「VOCALIST3」です。
本来は、「ブラッドダイヤモンド」を借りるつもりでした。が、レビューなどを読むともう一つ。アフリカの問題に対してハリウッド風の解決法が描かれていると言われていたので、後回し。むしろ「ナイロビの蜂」の方が数段上との評でした。

私は以前から、「ルワンダ・ホテル」の流れから「ナイロビの蜂」は注目していたのですが、ヒロインのレイチェル・ワイズが好みでないと言うか、あまり魅力を感じていませんでした。それでどうもレンタルの気がおきませんでした。

さて内容は、パッケージで読んでいましたが、巨大薬品企業が新薬の人体実験をかねて、アフリカで貧困に苦しむ人たちに、薬を提供している。そして死亡する人たちは、その存在自体が闇に葬られてしまうその事実を発見した英国一等書記官の妻が、現地に調査に入るが奥地で殺害される。初めて妻の活動に気づいた夫が、彼女の足跡を追い始めるが、巨大企業に資金を提供している組織や、英国情報局などから、彼に圧力がかかる。彼は最後まで戦い続けられるか。

彼女の回想場面では、色調を変えたアフリカの場面が延々と写されます。企業幹部と英国情報部の連中がゴルフをしていますがそのフェンスの外は、地平線まで続くスラム街。企業の用兵として働く現地の男達。金をたかる警察。寄付を隠れ蓑にした期限切れの薬を、捨てることより寄付することによる節税対策をする薬品会社。

繁栄を続ける資本主義国を、貧しい国々は許さないでしょう。石油で代表される資源の数々を搾取しているのは誰か。

日本は、私達は、どうして行けばよいのか考えさせられる映画です。

徳永英明のCDは、1と2も改めて聞いてみたいと思っています。そのとき報告します。
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歴史的一日に

2007-09-12 21:11:07 | その他
歴史的一日に、借りてきたDVDやCDの話も書く気になりません。また別の日に。

設計図を何気なく見ている一時ごろ、テロップが流れ、ついで中継が始まりました。
記者や、解説者が背景を詳しく解説しておりますので省略しますが、全くお話にならない情けない愚行です。
約束の中身は別として、すくなくとも一国の代表者が他国の代表者と会談をして約束をして、その後すぐに止めてしまう。
記者会見も何を言っているのかよく解りません。年金も福祉もほったらかし。生活保護をカットして自殺者が出ているのに、その金をネコババしている市の職員。

何にもしなかった先々代。滅茶苦茶にした先代。決断を遅らしその結果何の成果も挙げなかった当代。日本は不幸になっていきます。

歴史的一日に、自分のブログにその跡を残したく書いてしまいました。
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『同時代』創立20周年記念」-光の刻ー

2007-09-11 18:22:00 | その他
私の友人と言うか先輩に、山岳写真家の清水 隆雄氏がいます。彼は、私が在職した会社の写真課の現像技術者でありましたが、一方サラリーマン時代から山岳写真家として有名で、写真雑誌への寄稿や写真同好会の指導をしていました。

私も在職中、ネイチャーフォトを一寸かじっていた頃、カメラ購入の相談をよくしたものです。

この写真同好会はレベルが高く、以前から清水さんから案内を頂いて訪問はしていますが、入会の気持ちにはなりませんです。
かなり本格的に撮影旅行をする覚悟が必要で、私のようにいろいろやっている人間には、ほかを犠牲にせざるを得ず大変難しい事でした。

本日の写真展は、33人の会員の作品各2作で合計66作品と講師清水さんの作品2作の、総数68作品の豪華写真展でした。
皆さんの撮影場所も秋の五日市広徳寺から奥穂高・宝剣岳、清水さんは仙丈岳とバラエティーに富んでます。「あんな冬山に行くのは大変ですね」と言ったところ「行くだけでは駄目です。シャッターチャンスが来るまで、雪の中で待つんですよ」と笑われました。そのとおり。

丹沢をカメラを担いでうろうろしたのを思い出しました。そのとき斜面を落ちて、カメラをかばって転んで腰の筋を痛めたのが、今でも古傷として痛みます。

その後、清水さん達と昼食をともにした方々の仲に八千穂高原の主人が居られ、楽しい会話の時間を持つことが出来ました。これも今日の収穫でした。
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