新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ヨシガモ」うとうと

2012-11-19 18:02:22 | 水辺の鳥
本日は本当に寒いです。買い物に行きましても、気のせいか客が少ないような気がします。

そんな訳で、先日の天気の良い風のない日のため池の様子をお見せします。
「ヨシガモ」と言う名のカモがいます。頭が光線の具合で金属的な緑色に光るのです。胸は白地に黒い鱗模様です。
もう少し日にちが経ちますと、頭の後ろの羽が長くなりまして、いわゆる緑色のナポレオンの帽子のようになります。そのため一目で他のカモと区別ができます。

風のない昼間、晴れた空の青さが水面に映ってうとうとしている姿が見られました。



もう一つ明瞭な特徴が「ヨシガモ」にあります。
嘴基部の白い斑です。
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二年半ぶりに標識カワウ発見

2012-11-18 17:17:17 | 水辺の鳥
二年半ぶりに標識カワウを発見しました。それ以前に鳥撮を始めてから二年で六羽見つけていたのですが、見かけなくなると全く遭遇しないものです。

2羽同時に発見です。
先日のため池の堰堤を歩いておりました。お馴染みの鳥たちを一通り撮影をした後、何気なくカワウを眺めていて足環に気が付いたのです。
その夜のうちに写真をまとめ、データと共に研究機関に送信、翌日返信を貰いました。その内容も一部省略して紹介します。

一羽目は、

青地に白の文字が入っており、右足にも金属環が装着されています。
研究機関からのデータによりますと、

12年04月13日に兵庫県伊丹市昆陽池のコロニーのヒナに装着。
217日目、ここのコロニーからの関東への飛来は初めてのこと。(ちょっと自慢です)

二羽目は、

黄色地に黒の文字が入っており、右足に金属環が装着されている。
研究機関からのデータによりますと、

10年03月27日お台場のコロニーでヒナに装着。
巣立って半年後に確認されているが、その後記録がなかった。
968日目、生存が確認できた、とのこと。

色々各地で問題を起こしているカワウですが、一方でカワウを研究されている方々がいらっしゃいます。
鳥撮を始めて1カ月もたたないうちに標識カワウを発見したこともあり、これからも応援したいと思っています。

「例によって、標識の文字は削除させていただきます」
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初見「ビンズイ」

2012-11-17 17:17:17 | 里の鳥
初見の鳥を紹介できることは嬉しいのですが、今回はそれにもましていいことがありました。

鳥見に出かけると、現地でカメラマンに出会っても大抵不愉快なことになりますので、積極的に話しかけることはありません。むしろ地元の古老や農家の方と親しく話すことが多いのです。昔からブログをお読みの方はそんな話題が時々登場するのをご存じでしょう。

さて先日、ため池の堰堤で水鳥を探していますと話しかけてきたバードウオッチャーがの男性がいました。40代くらいでしょうか。それとも平日の午前中です、もっと年配の方かもしれません。
その方は、昔はカメラで鳥撮を趣味にしておられたようですが、たまたまブログで紹介した写真が原因で、その鳥のポイントにカメラマンが大勢集まってしまい鳥が逃げてしまった事とか、その場所に工事が入ってしまい営巣地が破壊されてしまったとかで結局撮影をやめたそうです。現在はスコープで鳥を眺めることにしたそうです。

そんなことから、一人歩きの私と一致する点が多く1時間ほど話し込んでしまいました。自宅もどうも1時間と離れていそうもありません。
5年鳥撮をしておりますが、こんなに気持ちよく話せたことはありません。

堰堤での談笑中に堰堤のがけ下でさえずりが聞こえました。彼が「ビンズイだ」と教えてくれました。20メートルほど下の枝に緑色の小鳥がとまっています。と言っても小さくて、やっと見つけたほどです。


「ビンズイ」です。羽がもこもこしているので若鳥かもしれません。
聞きなれない和名の場合、図鑑で調べてその意味を探っているのですが、ビンズイを漢字で書くと「便追」と書くそうです。何故でしょうか。
「ビンズイ」の良く似た鳥に「タヒバリ」がいます。「タヒバリ」はよく見るのですが、こちらは初めてです。大きな違いはその色ですが、もっと顕著なのはその住む場所が違うと図鑑にはあります。

その後、若鳥ではなく成鳥を見たいと何度かそこへ通ったのですが、見つけられていません。
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モロゾフのアップルチョコレートの季節に

2012-11-16 18:02:22 | グルメ
もう「モロゾフのアップルチョコレート」の季節になりました。
冬季限定販売です。
昨日ターミナルまで出かけたのですが、美味しいカキフライでも買って帰るかとOデパートの地下街をうろうろしていて、モロゾフのお店で発売しているのを見つけてしまいました。3袋まとめると1,050円だったと思います。

3種類ありまして、チョコの包み紙で区別できます。赤い包み紙は蜜リンゴをチョコで、白い包み紙は蜜リンゴをホワイトチョコで、青い包み紙は蜜梨をチョコでコーティングしています。リンゴは果物中で最も好きな果物ですが、梨は苦手何です、実は。

でもこのチョコレートの梨は、しゃきしゃき感がたまりません。ですから生の梨も食わず嫌いかもしれません。
500gのマロングラッセがやっと食べ終わったのに、また甘いチョコが続きます。

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濱 嘉之「警視庁情報官・ブラックドナー」

2012-11-15 18:02:02 | 読書
話題の警視庁情報室長・黒田純一警視を主人公の警察小説の最新刊です。これは文庫描き下ろしです。濱嘉之には他にも警視庁公安部・青山望などいくつかありますが、私は黒田警視シリーズが好きですね。どちらかと言えば。

情報官シリーズは本巻で4冊目になりますが、前作で警視庁本部襲撃と言う驚くべき事件解決をしたので次作ではどのような事件を見せてくれるのか、期待と心配もあったのですが。

本作の事件は、国際的な臓器移植密売ルート解明がテーマです。アメリカ、中国、フィリピンと捜査の舞台は広がっていきます。
濱嘉之の小説は、登場人物や団体などを実在のものと想像してつい重ね合わせてしまいますが、本作でも大量の新鮮な臓器提供が某国で国家的な規模で行われていると書かれています。
「信じるか信じないかはあなた次第」と言われてしまいますが、最近のニュースを見ているとさもありなんと思ってしまいます。

その国際臓器提供シンジケートに政治家や暴力団などが絡み、さらに大統領選挙を控えたアメリカのFBIが国家の事情で捜査をしてきます。
さらにさらに次から次えと別の国々が絡んできます。私たち一国民は付き合いたくもない、恐ろしい世界があります。

一方、主人公の黒田警視の大活躍は世界の情報機関が一目を置くようになってきているのですが、当然馬鹿な組織のグループが黒田を襲わないのか心配していたのですが、本作品でとうとう襲撃され瀕死の重傷を負います。

黒田警視の入院中も彼の情報室は、部下たちが捜査を進めていきます。
警察組織の中で、新人を教育するといった当たり前のことでなく、そう言うことができるように彼は部下(この場合の部下は、警部や警部補のことです)を育て上げる仕事も上級幹部から命令されているのです。そのことが、彼の入院不在の中でその成果が出てきます。

コツコツ事件を解決する探偵タイプの警察小説が多いなか、異色の警察小説です。

もちろんそうはいっても、杉下警部殿!も好きです。でもさらに言えば、黒田警視はその警部や警部補を多数部下にしているのですから、この警察小説の異色さがわかりますでしょ。

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「ジョウビタキ」の雌、相変わらずです

2012-11-14 18:02:22 | 里の鳥
私の好きな鳥ベスト3に入るのが「ジョウビタキの雌」です。またこの話です。
この感情が鳥に伝わるのでしょうか、あまり逃げたりしません。もちろん限界がありますが、他の鳥よりその距離は近い気がします。

曇り空のうすら寒い畑を歩いていた時です。杭の上に「ジョウビタキ」の雌がいます。畑の資材小屋に隠れて近づきました。
大好きな後姿を楽しむことができました。
私が近づいていることを知っているようで、時々振り向いてその距離を確認しているようでした。
杭の上です。背景は曇り空でした。背中のシックな模様を撮影するのに気を使いました。



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緑めのうのブレスレット

2012-11-13 18:02:22 | ショッピング
この四~五年、水晶にオニキスを加えたブレスレットを外出時には装着しております。特に運転時には忘れないようにしております。
皆さんがお洒落でリングを付けるように、多分に恰好を付けているのですが凝り性の私としてはパワーストーンとしての意味合いも調べたりしています。

水晶の力としては、浄化と邪気祓い、精神の安定と調和などです。オニキスとしては精神力の強化と邪念邪気の祓いとか言われています。
ですから運転中の集中に欠かせないのではと思っているのです。ま、自己暗示です。

その後、ダブルでブレスレットをしている人を最近よく見かけることがあって、いいなあと思っておりました。
月一くらいで覗く店があって、この店で水晶のブレスレットも買ったのですが、いろいろ考えて本日「緑めのう」のブレスレットを購入しました。
なぜ「緑めのう」にしたかと言いますと、これ以上の精神集中や邪気祓いはくどいと考え、いまさら金運・仕事運でもないと、長寿・健康運のカテゴリーにしたのです。さらに緑色のブレスレットをしている有名人が結構おりまして、私も緑が水晶に映えると思ったからです。

「緑めのう」の力と言いますと、長寿と健康をもたらす日本古来の魔除け、だそうです。いいでしょう。

画像を撮影しましたが、実物の深い静かな緑がうまく撮影できません。強いライトでは透過してしまい、光量を落とすと暗くなってしまいます。2枚の中間の感じです。

なお私は手が大きいので既成のゴムではきつく、店で購入時に編みブレスレットの加工しなおしてもらっています。
またサイズはどちらも1粒10ミリです。




言い忘れました。ブレスレットの浄化はガラスの鉢に入れた水晶タンブルの上に毎日休ませています。
水晶タンブルは毎月1日に塩水で洗い、日光で乾かしています。

本日の記事の内容は私が、面白がって楽しんでおりますもので、その効力等を保障・宣伝するものではありません。
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「ホオジロ」の雌?

2012-11-12 18:02:22 | 里の鳥
まったく次から次と新しいことが出現してきます。

先日河原を歩いているときでした。茶色っぽい鳥がとまっています。「ホオジロ」によく似ているのですが、茶色ぽすぎます。


この姿です。逃げるでもなくじっとしています。念のため撮影しておきました。


すぐ近くにいたのがこの「ホオジロ」です。見慣れた鳥でこの姿が焼き付いていたので、最初の鳥が「ホオジロ」と思わなかったのです。顔の黒いパターンが明瞭です。はっきりした雄の横顔の画像は売るほどありますが、すぐに出てきませんので当日の画像から。
帰宅後調べてみると、前者は「ホオジロ」の雌のようです。全体に茶色がかっていたのですが、基本的なパターンがよく似ていますから、雌と判断しなければならなかったのですが。

枝の先で高らかの囀る「ホオジロ」のイメージが強すぎて、雌を想定していなかったのです。
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薄暗い池の奥で「オオタカ」

2012-11-11 17:46:38 | 水辺の鳥
丁度帰路途中のために12時過ぎに、その公園に到着しました。この公園は木々の背が高く、この季節奥に入ると薄暗くなります。
そんなこともあったのでしょう、いつも顔を出す観察小屋には先客は誰もおらず、一等席を独占しておりました。

何も鳥は見当たらず外を眺めていますと、木道を下りてくる足音がして、カメラマンが一人小屋に入ってきました。
彼は一番端の観測窓からすぐに何かを連写で撮影し始めました。何を撮影しているのかと、彼の望遠レンズの先を探しましたが見つかりません。

何を撮影しているのか聞いてみますと、「タカ」と言います。それではと外を探してみますがまだ葉の茂っている木々の間からオオタカを探すことは無理でした。
彼のカメラの方向は木々の枝と言うよりは、かなり下の地面の方向です。そちらを探しても見当たりません。
一頻り撮影した彼はその観測窓のその方向を、私に譲ってくれました。

「池で水浴びをしている」その言葉でやっと目標を捕捉できました。
「オオタカ」のようです。かなりの距離と途中の枝、そして池の岸のススキなどでズバリの見通しは無理な角度です。残りの6枚ほどある観測窓では見えません。見えるその観測窓でも一番左のその場所しか見えないのです。私が一等席で気が付かなかったのも仕方ないのでは。

「よく気が付きましたね」と声を掛けたのですが彼は笑って無言でした。彼は観測小屋を出ていきましたが、前後の様子から想像するに、別の場所で「オオタカ」が池の奥に着水するのを確認してから、私がいた観測小屋ならそれが見えるるのではと駆けつけたのではないかと思っています。
「オオタカ」の足の爪に水鳥が掴まれていたのかは不明です。前後のぼけたカットではただの水浴びのようです。

ではその、撮影状況の良くない証拠写真を。

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「海老名氏霊堂」にお参りする

2012-11-10 17:26:21 | ウオーキング
神奈川県中央部に位置する海老名市付近に最近よく出かけます。(海老名と言う名前にちょっと思い入れがあります)

先日裏道を歩いておりますと、大きな工事現場に遭遇し迂回を余儀なくされました。右手は工事現場、左手は工事に際して発見された遺跡の発掘現場で、黄色い背の高いフェンスのはさまれた狭い迂回路です。街灯もありませんから夜はとても通る気になりません。

さてその迂回路の出口に全体の案内図が掲示されておりまして、みておりますと「海老名氏霊堂」と書かれております。
ここは海老名市ですから当然海老名氏は昔の領主だろうと、お参りすることにしました。


こんな地図が貼ってあったのです。


狭い田舎道の横に、こんな石柱がありまして、石畳の狭い通路の先が霊堂らしいです。石柱には墳墓となっています。


道路側の住宅の間を抜けると狭い空間がありまして、霊堂とはこんな具合です。


霊堂の横に海老名市教育委員会の案内板がありました。


こちらのお堂の中に海老名氏に関連すると思われる印塔と五輪塔が置かれておりました。扉は閉ざされており詳細はうかがい知れませんが、格子越しにお賽銭を上げお参りさせていただきました。
永享10年(1438年)永享の乱で関東管領足利持氏の滅ぼされ滅亡したとあります。

滅ぼされてしまうとこんな事になってしまうのか寂しい限りですが、むしろこれだけでも残っているのは珍しいかもしれません。
消えてしまった武将たちは夢の跡、そんな事例が多いでしょうに。
コメント (2)
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