新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「カンムリカイツブリ」餌にありつく

2015-11-20 18:02:22 | 水辺の鳥
長らく千住亀戸歩きの情報が続いておりましたがそれも一段落。その間に撮影した「カンムリカイツブリ」の捕食が偶然撮影できましたので報告します。

晴天を見つけて、行きつけのため池に出かけてみました。前回証拠写真の「カンムリカイツブリ」が堰堤側で餌を探しておりました。ご存じの通り一旦潜水すると、数分間は浮き上がらずまた泳ぎが得意で離れたところに浮上します。地形と河川水方向を見ていればある程度その浮上地点は想定が付きますが、それでもなかなかいい角度や距離には来てくれません。

それでこだわる人は、三脚を抱えて堰堤をドタドタ走り回ることになります。いい絵ではありませんね。

さて今回は、偶然待ち構えたところで大きな魚を咥えて浮上してきました。連写しましたから、駒落としの映像のように、全部を連続で見ていただければいいのですが、それでは枚数が多すぎます。端折って並べますのでご覧ください


ここで気が付いたのです。





なるほど。このくらいの魚を食べることが出来るのですから、この池に冬の間居つくのは納得です。
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「筆掛け」を作ってみた

2015-11-19 18:02:22 | その他
先月の「硯箱」に続いて「筆掛け」を作ってみたくなりました。
「硯箱」と同様にネットで「筆掛け」をいろいろ研究しました。何せ実物を見たことがないのですから。

構造が全く単純ですから、特段難しいとは感じませんでしたが、何分書道をしたことがないものですから実寸が不明な点が何点かありました。
①は、一般的な筆の長さはどのくらいかです。巨大な筆は別にしまして、これまたネットで多くの筆の寸法を調べてみると、殆ど同じだということがわかりました。
②画像を見ますと、かけられた筆の穂がぼさぼさになっています。どの位の間隔で下げるのがベストなのでしょうか。これまたネットの商品の間隔を推定し、筆掛けフックの本数を決めました。

では作品をご覧ください。

2台あるのは、書道のアドバイスをしてくれる知人にあげようかと思い、材料も手間もさほどかからなかったので、2台作りました。


上から見るとこんなです。


筆掛けのフックです。フック売り場で探しているとこのクラシックなデザインがありましたのでこれにしました。

自分でも作ってみようと思われる方に参考になればと、いくつか感じたことを書きます。

①材木選び。ご覧のとおり簡単な構造です。ホームセンターやハンズの材木の小物素材売り場で十分そろいます。でもある程度目の詰まったしっかりした材木がいいでしょう。ただフックを止める部分は、ねじ込みと、天端の暑さを比べて、フック用にバルサの角柱を一本追加しました。フックですが、見場を考えますと同じ方向を向けるのが大切です。これが何故かなかなか大変で、何度のやり直しました。やわらかいバルサが、正解だった気がします。
②天端と底板をデザインを考え同じ寸法にしたのですが、安定が悪そうなのでさらに足台を付けました。高級なコクタンや紫檀の筆掛けですと、彫刻の足がつけられるところです。
③底板と両方の柱は木ねじで取り付けました。さらに足をその上から木ねじで付けました。天端の方ですがデザイン上見栄えが悪いので、いろいろ検討した結果、フック用のバルサにボンドをたっぷりつけたしっかり接着することにしました。
④塗料ですが、私は水性ニスを使用しました。4度塗りでなかなかいい感じです。「硯箱」はオールナットにしたのですが「筆掛け」はうっかりマホガニーを買ってしまいました。初めはこの紫がかった色に違和感を感じましたが、慣れてみるとこれもまたいい感じです。

仕上げてから気になることがあって塗料メーカーに問合せしてみました。
水性ニスは水に弱く水性ウレタンの方がよいのではの方がよいのではと、ネットにあったからです。
メーカーの解答は、水性ニスは完全に乾くと水の強くなるということでした。使い方を説明するとその位なら十分ですという返事です。
常に水がかかるところでは、水性ウレタンの方がいいですがとも言っています。ニスには水溶性ニスと言うものがあって、こちらは乾いても水がかかると溶けてしまうそうです。このメーカーの相談相手は、直で電話に出た若い女性で詳しい親切な解説にびっくりしました。

その後実はついでの時に、水溶性ニスを売り場に見に行ったのですが、水性ニスの倍の価格です。ニスの小瓶1瓶で2台分の材料が買えてお釣りが来ます。
水性ニスで正解でした。
現在完全に乾くように、棚に置いています。


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御朱印拝受「亀戸天神社」

2015-11-18 18:02:22 | 神社仏閣
さて千住から亀戸までの散歩の終点は、「亀戸天神社」です。
神社の御朱印帳では、平成25年以来とばかり思っていたのですが、帰宅後記録を調べてみると昨年汎用の御朱印帳で御朱印を頂いておりました。どうも浅草付近をお詣りした時に、時間があって亀戸天神まで足を延ばしたようです。


七五三が近づいておりましたので、境内にはたくさんの子供連れの参拝者がたくさんおられました。
帰り際、有名な太鼓橋の上で下から上ってくる男の子に会いました。5歳ですか、慣れない着物でひょこひょこ急な太鼓橋を上ってきます。危ないなと見ていると、端から少し離れたところから両親がカメラとビデオを構えています。
よろけたら助けてあげようと身構えていたのですが、そんな私がずっとビデオに映っているかと思い直して離れたのでした。太鼓橋から転げ落ちたらとつい心配してしまいました。

さすが学問の神様、御朱印のを見るにつけても、このような字が書けたらといつも思うのでした。
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千住から亀戸へ散歩「これはあの杭かしら?」

2015-11-17 18:02:22 | ウオーキング
「ハクガン」を撮影した後、千住から亀戸を目指しての散歩も、最終目的地「亀戸天神」の裏の道までやってきました。途中いろいろ面白いものを発見しましたが、それは昨日までに報告しました。

いつも亀戸天神にお参りするときはJR錦糸町から歩くのですが、この日は北千住から京成で亀戸線で亀戸で降りました。蔵前通りからこの辺かと、それらしき森を目当てに曲がりました。そこかと、通りすがりの若い女性二人に聞いてみると、ここは普門院と言う大きなお寺、もう一本向こうの道に亀戸天神があるといいます。

お寺の奥を行ったらいいかと聞きますと、それでは天神の裏に出るから、いったん蔵前通り方向に戻り正面鳥居から入った方がいいのではと、親切なアドバイスでした。
で、少し戻ると、お寺の土塀の続く道路に大型トラックが停車しておりました。その荷台を見ると、なんと基礎工事用の鋼管が積まれています。その一本には翼のついたドリル状の加工がされています。
「例の有名な杭かな?」早速数カット撮影しました。運転手に取材しようかと思ったのですが、どうも休憩中です。ひょっとすると搬入時間の時間調整中かも。声を掛けるのをやめて立ち去りました。





折角ですので調べてみました。「先端翼付回転貫入鋼管法」と呼ばれる機材のようです。
材料が材料ですから、鋼管メーカーのHPや、施工会社のHPがたくさんありました。
先端が空いたタイプや本件のように閉端タイプのものがあります。大口径杭の場合は杭体部を掴んでトルクをかけ作用させる機械(要クレーン)を用いるそうです。
閉端タイプの場合は先端翼より上部に土砂が移動し、さらに鋼管で左右に圧縮されるため無排土工法になるそうです。勿論予定の長さまで、現場で鋼管は次々と溶接されていきます。
それぞれの業者さんの技報を呼んでいますと、「固さ指標」というどこかで聞いたような指標の解説もされています。複雑な計算式も解説されていますが、さらにどこかで見た縦型折れ線グラフも紹介されています。

最近有名な杭の工法は、この工法なのか分かりません。と言いますか、マスコミの報道は雨に濡れたグラフ用紙の話ばかりで、工法の詳細な報道が全くされていません。広い意味での基礎工の業界の現場作業の方々や技術担当の皆さんは、どう思っているのかなと、お寺の前の狭い道を歩きながら考えてしまいました。

この日も勉強になりました。

次回は終点。「亀戸天神」の御朱印拝受です。
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千住から亀戸へ散歩「紙すき碑」とそれから「几号水準点」発見

2015-11-16 17:17:17 | ウオーキング
荒川河川敷から大きな堤防を越えて住宅地に下りました。来るときは国道沿いに来たのですが、帰りは街並みに入ってみました。
荒川の土手沿いに小さな神社がありました。「氷川神社」とありました。
お詣りをしてから狭い境内を見回すと、石碑と案内板が立っていました。




案内板以上のことは何も書くことはありません。

と、報告を終えたのですが、何気なく「紙すき碑」の情報を調べていましたら、なんと大発見。
この「紙すき碑」に、「几号水準点」が刻まれていたのです。
測量会社に勤務しておりましたし、その後ウオーキング途中で見つけた基準点や水準点をブログで報告いたしておりましたが、この「几号水準点」を知りませんでした。
「几号水準点」を調べてみて驚きです。
明治初めの関八州大測量を始めとし、明治8年から東京・塩釜間の水準測量が始まったそうです。英国人の指導で始まった水準測量は、イギリスで使用されていた「不」のマークに似た記号を鳥居や橋台、灯篭の基部などに刻まれたそうです。



さらに私が見つけた「紙すき碑」の台の記号(赤線で囲まれたところ)の「几号水準点」は長い間所在不明になっていた基準点だったそうです。
何故なら、荒川河川改修でこの神社が移設されていたからです。

なぜ「几号水準点」(きごうとよむそうです)と読むのか分かりません。他の件にも結構たくさんあるそうで、コツコツ探している方々がいらっしゃるそうですが、私が今更新しく始める趣味には、ちょっと無理です。

でも、古い社寺や碑などを見かけた時は注意してみようと思います。まだまだ忘れ去られた「几号水準点」を見つけられるチャンスはありそうですので。

碑の下部の問屋名の一部に、判読不明の記号には気が付いていたのです。まさかこのような史跡に後から誰かが、何かを刻むなんて思いもしませんでした。
この記事を書きだしてから1時間ぐらい、興奮しています。昔の同僚に話してみようかと思っています。
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荒川下流の水色の塔が

2015-11-15 17:17:17 | アウトドア
「ハクガン」を撮影している時でした。撮影に飽きて周辺の景色を眺めておりますと、川の中に立っている水色の塔に目が止まりました。
最初は、近くの水路の進入禁止の警告施設かとも思いましたが、塔の周囲に螺旋階段がついています。かといって、階段の上ったところに展望台があるわけもなく、とりあえず撮影しておきました。



調べようにも、名称がわかりません。
①荒川下流の地図を探しましたが、記入されておりません。
②「荒川下流の青い塔」でも出てきません。
③荒川下流河川事務所の管理資料の添付図面を探しましたが、はっきりした注記がなく判断できません。
④川を上り下りする映像を探しましたが見つかりません。
⑤環境団体の川の観察報告書に添付されている写真の中に、1枚この塔の画像を見つけました。「西新井水位観測所の観測塔」だそうです。

その名称で検索すると出るは出るはです。

水位流量を観測する塔で、1962年3月から観測しているそうです。目立ちますので、かなり有名な塔のようです。荒川関連の情報ではかなり取り上げられているそうです。
どーも、長靴の外側から足のかゆいところ一生懸命探していたようです。
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千住から亀戸まで散歩 「スヌーピーJ号」

2015-11-14 17:17:17 | ウオーキング
河川敷で「ハクガン」の撮影に飽きたころです。ふと上空を見ると千葉方面から都心に向かって、荒川上空を横断中の「スヌーピーJ号」を発見しました。
まっすぐ浅草方面に向かって横切ってゆきました。


この「スヌーピーJ号」は14年8月から就航している「スヌーピーJ号」の2代目だそうです。
全長39m、高さ13m、時速88kmくらいだそうです。
パイロット+3名搭乗可能だそうです。原寸で見ますと、3名の人影が見えました。

スカイツリーと重ねて撮影しようと思ったときは、後の祭りでした。
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本日(七日目)の綺麗なお姉さん速報

2015-11-14 16:39:59 | その他
本日は早めに大相撲チェックしました。
なかなか見つからないのも当然で、本日は洋服です。黒の洋服です。今日はお店がお休みでしょうか。
西方力士が勝利して、力水をとって、西方花道を帰るときに最後に土俵に一礼するときにアップになればその付近に座ってます。
向こう正面たまり席の4列目くらいで花道から4人目くらいです。
近くにやはり黒い洋服の年配の女性がいますから間違えないように。
綺麗なお姉さんは、天海祐希似ですから。
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初見「ハクガン」続

2015-11-13 18:02:22 | 読書
2時間ほど河川敷にいたのですが、1度だけ「ハクガン」たちは荒川に水を飲みに行きました。なぜなら、川面にいたのは約5分くらいでしょうか、水草を探すそぶりは全然ありませんでしたので。。
すぐに河川敷のグランドに戻ってきました。大勢のCMがいる芝生にです。



こんな具合に水面でも3羽一緒です。


で、偶然とれた飛んでいる画像です。勿論角度とかいろいろ注文を付けたいところですが、また2時間待つのかと、昼過ぎに現場を後にしたのです。

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遅ればせながら初見「ハクガン」

2015-11-12 18:02:22 | 水辺の鳥
10月下旬ごろから、荒川河川敷に「ハクガン」が飛来しているとの情報が、ネットに登場しておりました。
東京新聞によりますと、「東京湾周辺でのハクガンの飛来は、58年ぶり」だそうです。北海道に飛来しているそうで、福島県辺りにも来るそうです。

荒川下流だろうと思いましたが、さてそこはどこかと言うことです。もより駅からはそれぞれ結構河川敷まで距離があり探しておりました。
ただ皆さんの画像はアップがほとんどで、目立つ背景が写っておりません。スカイツリーや夕景の富士山では撮影場所が特定できません。

ただ1枚、特異な構造物が写り込んだ画像を見つけ、下流から航空写真で探して場所の見当を付けました。
10時に現着。すでに50名くらいのCMがずらりとサッカーグランドの草原に並んでいます。

距離が近すぎまして、テレコンレンズが無駄でした。標準レンズで撮影したので、秋空の下しっかりした撮影ができ、580枚のうち1次候補で500枚が保存候補です。多すぎます。熱が冷めたらさらに厳選したいと思います。





まったく人を恐れない様子で、ずっと草をついばんでいます。遠巻きのCMに近づきすぎて、CMが三脚を持って離れる様子を何度か見ました。
ともかくずっとこんな風に食べているだけです。1時間で飽きてしまいました。隣にいた地元の方と雑談が始まりました。

10月ごろには親鳥を含め10羽近くいたそうですが、その後仲間は飛んで行ってしまいこの3羽が残されたそうです。
羽根にまだ黒味がある様子から、若鳥のようです。たぶん兄弟姉妹のようです。いつも3羽離れずにいます。
3羽いることが、生き延びている理由ではないでしょうか。自然ドキュメントにあるように、見張りの目が3倍あることですから、猛禽類の警戒が出来ますから。

周囲のCMも半分以上は三脚のまま、手持ちぶたさの様子。彼らが狙っているのは大きな白黒の羽を広げて飛び立った瞬間です。
私も2時間の間に幸運にも1度飛翔のシーンを撮れました。それはまた明日。

久しぶりの初見でした。
2時間で切り上げ周辺を歩き回りました。面白いものにも出会いましたので、追々紹介します。タイムリーな構造物を見つけ証拠写真を撮りました。
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