まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

国の名勝 天赦園

2023-10-05 00:46:31 | お出かけ 四国



宇和島藩第7代藩主である伊達宗紀が、
隠居場所として建造した池泉廻遊式庭園。







園内には伊達家の家紋である「竹に雀」より
竹を配しているのが特徴で、珍種も含め
18種もの竹や笹が植栽されています。







名称の由来は、伊達政宗が隠居後詠んだ
「馬上に少年過ぎ 世は平にして白髪多し
残躯は天の赦す所 楽しまずして是を如何せん」
という漢詩から採ったものだそうです。







幕末の国事斡旋の舞台ともなった大名庭園。







毎年6月の上旬になると、花菖蒲が満開になり、
またひとしおの眺めとなるとか。







1672年に宇和島藩2代藩主の伊達宗利が
海を埋め立てて造成した「浜御殿」の一部で、
1863年に建物等が整備され7代藩主の伊達宗紀が移居、
築庭が竣工、鬼ヶ城連峰を借景とした庭園。







藤や花菖蒲などの四季折々の花が植栽され、
四季折々の風情が水面に映ります。







園内には多くの藤棚がありますが、
こちらの藤棚の下で休まれるのが良いでしょう。

愛媛県宇和島市天赦公園

2023.5.1


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宇和島市立伊達博物館

2023-10-03 00:39:12 | お出かけ 四国



伊達政宗の長男(庶長子)秀宗が初代藩主となり
栄えた城下町に残る伊達家ゆかりの名所を
訪ねてみることにした愛媛県宇和島市。
夏のような暑さで、まず博物館へ行きました。







宇和島市の古地図の上を通り、展示室へ。
初代宇和島藩主伊達秀宗、以降9代藩主
伊達宗徳に至るまで当地を治めた伊達家伝来の
貴重な史料や、宇和島の文化遺産を展示しています。







伊達家屋敷跡に建設され開館したのですが、
耐震性が満たさないために移転し、
隈研吾氏の設計で建築計画がありますが、
反対運動などもあるようですね。







宇和島伊達家ゆかりの調度品や衣裳、
古文書、武具など約4万点もの
文化財保護のためにも
早く解決するといいですね。







伊達家の家督を継ぐ者として育てられた秀宗は、
人質として暮らしていた豊臣家で、
「秀」の通字を受けて秀吉・秀頼の側に仕え、
一時は豊臣姓まで賜ったこともあり、
徳川の世になると家督相続者から外されることに。







父・政宗の計らいで初代・宇和島藩主になったものの
正室の子として生まれ、人質の苦労もせずに
政宗の跡を継いだ弟のことを遠く離れた
宇和島でどのように思っていたのでしょうか。

政宗から秀宗に贈られた「唐物小茄子茶入」と
伽羅の名香「柴舟」は宇和島・伊達家の家宝であり、
こちらの博物館に所蔵されています。

愛媛県宇和島市御殿町9-14

2023.5.1


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モスバーガー 宇和島店

2023-10-02 00:50:08 | お出かけ 四国



郷土料理をいただくのも旅の楽しみですが、
長めの旅となるといつもと変わらぬ味も求め、
通過したのにも関わらず、舞い戻りました。

その多くはフランチャイズ加盟店なので、
特に地方へ行くと家庭的な雰囲気も加味され、
旅の思い出ともなっているモスバーガー。
緑の中の緑モス、この旅でも既に2店目です。







モス野菜バーガー、ポテト、アイスコーヒー
昼のセットで870円とオレンジジュースS250円。
朝はご飯をしっかりといただくと、
昼はパン類や麺類でと思います。







サンリオの懐かしいキャラクターたちにも
ほっこりとした気分になりながら
安心、安全にいただけるのもモスだからこそ。







満腹なのに追加してしまうのもモスマジック
朝食の後にショッピングしただけなのに、
出来立てアツアツの
海老カツバーガー480円を追加

お店の人も感じが良いし、
店内の雰囲気も居心地も良いので、
滞在時間も長めになりました。

愛媛県宇和島市伊吹町西ノ久保甲1500-1

2023.5.1


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おおず赤煉瓦館

2023-09-29 00:18:44 | お出かけ 四国



1901年12月に大洲商業銀行の本店として
建築されたおおず赤煉瓦館。







建物は主にイギリス積みの煉瓦建築で、
屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れた
和洋折衷の様式が特徴です。







当時は、木蝋や製糸の製造、そして舟運による
流通の拠点として大洲が隆盛を極めた時代でした。







1階が特産品・工芸品などの販売、
2階がギャラリー兼休憩所となっています。







「文明開化」のもとに西洋文化が時代を席捲したのは、
大洲においても例外ではないようです。
この時代においては、渋谷よりずっと都会でした。







臥龍山荘などの歴史遺産もそうですが、
大洲の経済的繁栄や当時の文化水準の高さを
うかがい知ることとなったのです。







気持ち良い風を感じるこの空間は、
「明治」「大正」という浪漫あふれる時代の
風をも強く感じさせてくれました。







一番の電話番号から察するところ
大洲市で一番先に電話が設置されたのは
こちらにあった銀行のようですね。







1階で注文・会計を済ませたドリンクや
デザートが運ばれてきました。
ポンカンスカッシュ 400円(税込)です。

インド原産のポンカンが日本に入ってきたのが
明治時代、現在は愛媛県が収穫量国内1位、
こちらでいただくのに一番相応しいと思います。
街歩きの後にリフレッシュできました。







こちらは、クレープセット 800円(税込)
4種類から選ぶアイスクレープです。







百年以上にわたり「レンガ館」と呼ばれ
市民に親しまてきた風格ある外構を活かしつつ
観光施設として活用されています。
この時は貸し切り状態で楽しめました。

愛媛県大洲市大洲60

2023.4.30


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伊予の小京都 大洲の街歩き

2023-09-27 00:28:31 | お出かけ 四国



かつての城下町の風情を色濃く残している大洲、
休日・祭日利用可能な市役所の立体駐車場に
車を停めてお城下そぞろ歩き。







大洲城を望む分散型ホテル、
NIPPONIA HOTEL 大洲城下町。

歴史的な邸宅や城、古民家など
10棟28室の客室やフロント、レストランを含めた
肱川沿いの大洲城下町をまるごと
1つのホテルとして見立てているとか。







美しい自然と河畔に佇む大洲城。







映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」の
ロケ地でもあるそうです。







こちらが大洲城側の茶屋があったところです。







観光地として整備されていますが、
素朴な感じも残されています。







大洲城に一番近い商店街ではありますが、
GW最初の日曜日、歩いているのは私達くらい。







観光ルートを歩くだけではなく、
この先も行ってみました。







大正時代の初めまで、船に板を渡した
橋がかかっていたのだそうです。







この写真は、沼のようにも見えますが、
肱川で暴れ川だったそうです。







分かりやすい紙の「街歩きマップ」だけでなく、
街の中にも案内板があるので迷うことはないでしょう。
松山まで行ったら大洲まで足を延ばしてください。







ドラマ「東京ラブストーリー」の
ロケ地でもあるそうですよ。







さて、そろそろ休憩しましょう。

愛媛県大洲市大洲

2023.4.30


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大洲城で体験できること

2023-09-25 00:20:43 | お出かけ 四国



日本初、天守に宿泊することもできる大洲城。
「大洲城キャッスルステイ」いかがでしょう?
テレビで見たことがあるのですが、
私は遠慮したいと思いました。







その城が大洲城であったとは失念しておりました。
それにしても「のぼり旗」が多いという
印象を持ちながら入場したのですが、
体験イベントのためでもあったようです。







JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が
肱川を渡る鉄橋をゆっくり渡るとき
大洲城本丸からのぼり旗を振り、
歓迎する旗振り体験です。







城内の放送で知り、急ぎ集合場所へ向かい、
のぼり旗を受け取り大きく振りました。
何しろ旗を振るのは大好きです。

埼玉西武ライオンズの応援のためですが、
外国船籍のクルーズ船では
出港シーンで振っていました。







開催日は毎週土・日・祝日、
時間は15:18頃と16:25頃の2回です。
知らずに行えたこともあり、
とても感動した体験となりました。







「大洲城キャッスルステイ」は二人で110万円。
男性は和装に甲冑を付け、女性も和装に着替え、
天守で食事や就寝、朝食は臥竜山荘でいただきます。
入浴は別の場所になりますが、至れり尽くせり。

テレビで見たのとは違い、実際この場所に立つと
凄い体験ができると関心を持ってしまいました。
1日1組、年間30組限定だそうですよ。

愛媛県大洲市大洲903

2023.4.30


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ミシュラン1つ星の名所 臥竜山荘

2023-09-23 00:44:29 | お出かけ 四国



肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に臨む
三千坪の山荘で、大洲出身の貿易商が購入。
匠の技を結集させて造った3棟の庵が建ち、
日本建築の粋と卓越した美学を感じられます。







清吹(せいすい)の間

別名「夏の部屋」と呼ばれ、高天井に屋久杉、
藤の敷物など夏向きに工夫された部屋で、
高台寺の蒔絵を模した欄間「花筏」の
透かし彫りが印象的です。







水にちなんだ透かし彫りが見た目に
涼しさを感じさせてくれます。







壱是(いっし)の間

格調高い書院座敷で畳を上げれば能舞台、
床下には音響をよくするための備前壺が並びます。
本床の松皮菱の花頭窓は、桂離宮新御殿と
同じ櫛形の黒漆縁となっています。







霞月(かげつ)の間

農家の詫びた風情を感じさせる茶室。
霞を表す違い棚や月を表現した丸窓など、
鼠色の襖には蝙蝠の引手があり、
夕暮れの空間を表しています。







匠の細やかな心配りを随所に感じることができる
臥竜山荘の国指定重要文化財の臥竜院。
茅葺屋根の農家風の外観ではあるものの
類まれな名建築に驚愕でした。







幕末までは歴代藩主の遊賞地として
厚く保護されていたそうですが、
明治維新後は補修されることもなく
自然荒廃したそうです。







現在の山荘は、1897年に木蝋の輸出で成功を収めた
貿易商河内寅次郎が余生を故郷で過ごしたいと
10年の構想と工期を費やし、財を投じたとか。







他に類をみない匠の技を施した臥竜山荘は、
2011年にはミュシュラン・グリーンガイド・
ジャポンの1つ星を獲得しました。







知止庵は浴室であったものを1949年に
茶室に改装したものです。







灯篭には十二支が刻まれています。







臥竜淵を足下に見るがけに舞台造りに建つ
数寄屋造りの庵である不老庵です。
建物そのものを船に見立てています。
何と贅沢なことでしょう







月の光反射を狙った竹網代張り天井や
生きた槙の木を使った「捨て柱」、
巧妙な趣向を凝らしています。








「蓬莱山が龍の臥す姿に似ている」という
言葉が由来で、大洲藩主加藤泰恒が
「臥龍」と名付けて誕生した臥竜山荘。
素晴らしいものを遺してくれた先人に感謝です。







自然と人工の典雅な調和をみせ、
四季折々に違った顔を見せてくれるでしょう。
「茶の心」や「日本の心」が今なお息づく
臥竜山荘へ来ることができ、本当に良かったです。

愛媛県大洲市大洲411-2

2023.4.30


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郷土料理 旬

2023-09-22 00:42:15 | お出かけ 四国



伊予の小京都である愛媛県大洲市には、
「おはなはん通り」と呼ばれる通りがあり、
その通りに面してこちらのお店がありました。

NHK連続テレビ小説の第6作、
1966年4月4日から1年間放送され、
その舞台がこの愛媛県大洲市。

平均視聴率は45.8%だそうですが、
さすがに私も見たことはありません。
今は欠かさず見ておりますが。







メニューはこの2種類のみのようですが、
武家屋敷のようなこの建物で、
この価格でいただけるならと決定







鯛の炊き込みご飯と大洲の里芋を使ったいもだき、
ホクホクとした里芋の美味しいこと、
他の素材も大変美味しく、優しい味付けでした。







お庭のお花を活けたような素朴な味わいも







和室でお庭を眺めたりしながら
食後にコーヒーをいただけるのも
うれしいサービスです。







欄間の彫刻も素晴らしいのでそれを伝えると
「掃除ができていないくて恥ずかしい」
そう話されていたので、
写真を掲載するのはやめておきましょう。







欄間も埃を被っていたわけでなく、
手入れの行き届いたお庭も窓も綺麗、
きっと完璧主義の奥様なのだと思います。







美味しい料理と落ち着いた空間で
寛いだ時間を過ごせました。

愛媛県大洲市大洲652

2023.4.30


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愛媛県立道後公園

2023-09-20 00:06:50 | お出かけ 四国



道後公園は、愛媛県松山市にある湯築城跡と
その周辺からなる愛媛県立の都市公園です。
直径約350mのほぼ円形状の公園で面積は約8.5ha、
中央部は高さ31m程度の丘陵地となっています。







道後温泉に宿泊した時に立ち寄りましたが、
湯築城が国の史跡に指定される以前のことです。

14世紀前半から16世紀後半にかけて
約250年間存続した湯築城の城跡という認識もなく、
道後温泉にある公園くらいの認識でした。







しかもこちらへ来るまで湯築城の城跡が、
道後公園の中にあることさえ結びつかなかったのです。
アバウトな旅程計画しか立てないもので・・・。







公園内の丘陵の上の湯築城跡は
展望台となっており、松山市内が一望できます。
確かに歴史のある都市のこの地形は、
城があったと考えるのは自然なことです。







桜の名所で、花見の時期は大勢の観光客で賑わいます。
道後公園の桜は松山地方気象台が標本木に指定しており、
桜前線の目安とされているそうです。

四季折々の花を楽しめますが、
夏の花であるスイレンの花が咲いていました。







GWの旅は、花を楽しむのも目的ですが、
この時期に咲く花も変化しています。







湯築城の復元整備がされ、俳句の街<松山>らしく
句碑巡りコースも整備されていました。







何度か訪れた街を再び訪れるのも良いものです。
この先を行くと県庁がありますが、
クリスマスツリーに蜜柑を飾り付けていました。
さすが愛媛県庁と思ったものです。

今回は左折し、愛媛県を南下します。

愛媛県松山市道後公園

2023.4.30


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今治市 村上海賊ミュージアム

2023-09-14 00:36:17 | お出かけ 四国



宣教師ルイス・フロイスをして
“日本最大の海賊”と言わしめた能島村上氏。
海賊衆の実態が貴重な古文書や
出土品から明らかに。







ミュージアムがあるのは、しまなみ海道の大島。
四国から行くとしまなみ海道大島南ICから約10km。

しまなみ海道をサイクリングするのが目標の1つですが、
今治城を出ると大雨に見舞われ、視界も悪く、
風にあおられるサイクリングの困難さを
車から垣間見るだけで目標から外そうと思うのでした。







村上海賊は、14世紀中頃から瀬戸内海で
活躍した一族で、後世には三島村上氏などと呼ばれ、
能島・来島・因島に本拠をおいた三家からなり、
連携と離反を繰り返しつつも互いに
強い同族意識を持っていました。

海の難所である芸予諸島で育まれた
海上機動力を背景に、戦国時代になると
瀬戸内海の広い海域を支配し、
周辺の軍事・政治や経済の動向をも左右しました。







屋外に展示されている小早船と繋船石
村上海賊の機動力として活躍した小早船の復元船と、
博物館近くの戸代鼻沖の海底から引き上げられた
巨大な繋船石が展示されています。

特に村上武吉の時代には、周辺の戦国大名たちと
時に有効関係、時に敵対・緊張関係となりながらも、
独自の姿勢を貫いたのだそうです。







小説「村上海賊の娘」本屋大賞受賞記念レリーフ

地元特産の大島石で創作。
記念写真スポットとして人気だそうですよ。







「海賊」と聞けば、無法者のイメージですが、
展示室をめぐるとマイナスイメージで
語られなかった時代があったと
気づくことでしょう。







ミュージアムの1階はショップと
カフェテリア、ライブラリー&講座室、
2階が常設展示室、3階が展望室です。







平時には瀬戸内海の水先案内、海上警護、
海上運輸など、海の安全や交易・流通を担う
重要な役割を果たした村上海賊。







目の前には宮窪瀬戸に浮かび野島城跡。
足元には空から見た芸予諸島が広がります。
村上海賊の海域を探してみましょう。

愛媛県今治市宮窪町宮窪1285

2023.4.29


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城の形が四角形の今治城

2023-09-13 00:47:00 | お出かけ 四国



四角形を基本とする単純な形の今治城。
築城工事が容易になり、城内の土地を広く
確保できるなど、効率的な城づくりや
平時の生活に適した形になっているのです。







瀬戸内海に面した愛媛県今治市、
今治城は海に面して築かれており、
瀬戸内海を監視する
役割があったと考えられます。







内堀・中堀・外堀の三重の水堀で囲う
広大な城であった今治城は、
日本屈指の海城でした。







水路で今治港につながっている今治城の堀には、
海と川の生きものが同居する全国的にも
大変珍しい環境になっています。







石垣には白くてつやのある石が混じっています。
これは大理石で、石垣に使用されるのは珍しいことです。
所々に空いている穴は貝が空けたもので、
海岸にあった石が使われていたということでしょう。







駐車場の隣に観光案内所があり、
ガイドをお願いしてじっくり
お話を伺いました。







今治城の正門にあたる鉄御門は、
最も堅固は枡形虎口の門で、
格式の高い城にしかない特別な門。







1602年、築城の名手として名高い藤堂高虎が、
約6年の歳月をかけて完成させた今治城。
天守の観覧は、一般520円、18歳未満無料。







しまなみ海道から四国への玄関口。
今治のシンボル、今治城からの眺望は最高。

晴れていたらと思うと残念ですが、
この日の天気予報は雨、
見学中はラッキーにも雨が止みました。







現在の今治城跡は、かつての内堀以内の範囲。

明治初期に廃城、破却が進みましたが、
城の中心部の内堀や石垣はほぼ完全に遺っており、
現在では天守や櫓・城門などの再建が進み、
雄大な城郭の姿を見せています。







再建された御金櫓、山里櫓、武具櫓も
見学することができ、それぞれが、
現代美術館、古美術館、ビデオ放映など
見応えのあるものでした。

愛媛県今治市通町3-1-3

2023.4.29


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徳島の景勝地 美濃田の淵

2023-09-11 00:44:09 | お出かけ 四国



吉野川中流域にある長さ2km、
幅100mにわたる深い淵である美濃田の淵。







徳島県指定名勝天然記念物。
四国のみずべ八十八カ所、とくしま88景、
とくしま水紀行50選に選定。







箸蔵県立自然公園指定されている美濃田の淵。
観光用の遊覧船の運営もしているとか。
川沿いには美濃田の淵キャンプ場もあります。
立ち寄りたくなります。







ここは徳島自動車道の吉野川SA(下り)。
SAと言っても四国、飲食店や売店が
立ち並んでいるわけではありません。







この橋を渡ったら何があるのかしらと歩くと
景勝地を垣間見ることができたのです。







鳴門のうずしおに阿波踊り。
徳島の経済発展に貢献したのは、藍。
吉野川の肥沃な土地を利用して藍づくり。
生産量のほとんどを徳島が占めます。







山と森と清流の道である徳島自動車道を走り、
途中からは松山自動車道を走って、
愛媛県西条市へと入ります。

徳島県三好郡東みよし町東みよし町足代1346

2023.4.28


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渦潮と海峡の絶好ビューポイント 鳴門公園と渦の道

2013-08-07 08:00:00 | お出かけ 四国


鳴門と淡路島のあいだにある鳴門海峡は、渦潮の名所。
海峡をまたぐ、全長1629mの大鳴門橋は、
鳴門の名所ともなっています。





渦潮や大鳴門橋を眺める絶好のビューポイントの
小高い台地に広がる展望公園が鳴門公園です。





この公園に来るのは2度目ですが、
前に来た時は渦潮が見られる時間帯ではなかったので、
この先の渦の道も行かなかったのです。





心残りであったので、行ってみました。
入場券は大人500円です。
開館時間は9:00~18:00





大鳴門橋遊歩道の渦の道を歩きます。
雨風が強くなってきました。
中止にしないので大丈夫なのでしょう。





お天気が良好ならば、海の上の散歩も楽しいでしょうが、
雨は避けられるのですが、風が吹き抜ける場所があります。





4カ所の休憩所にはガラス床があり、
激しい渦の流れが見られます。






驚きの海上散歩は、渦上45m
大鳴門橋の橋桁空間に設置された海の上の遊歩道を、
450m先の展望室まで歩くのは飛ばされそうでした。

スリル満点、迫力満点





先端の展望室は、太平洋側、瀬戸内側ともに望める
最高の眺めを楽しめます。





渦潮がどうして生まれるのかの説明です。





ガラス床から見下ろす鳴門海峡の激しい潮流は圧巻です。





鳴門海峡は、幅1340mの狭い海峡です。
発生する渦潮の大きさは直径最大20mにもおよび、
世界でも最大規模と言われています。





この鳴門海峡、イタリアのメッシーナ海峡、
アメリカとカナダとの間のセイモア海峡が、
世界三大潮流と言われています。





3年前に乗った「アクアエディ」が見えました。





観潮船に乗船するのにもこちらで渦潮を見るのにも
潮見表で満潮、干潮の時間をチェックしておきましょう。
この時刻を中心に大潮は前後2時間、中潮は前後1時間半、
小潮は前後1時間までが最適です。

徳島県鳴門市

2013.3.1
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四国村

2011-08-16 00:30:25 | お出かけ 四国

源平の古戦場屋島南麓の斜面に 四国に散在していた
民家や蔵など33棟を移築、復元した野外博物館。
当時のままの姿であちこちに点在しています。





四国の歴史、文化、生活が歩きながらわかるようにしていて、
ゆったり歩くと所要時間は2時間程です。
まるみは、ANA540便にて羽田に戻るために
時計を気にしながらの見学で、ギャラリーはパスしました。





四季を通して様々な花が咲く四国村。
愛らしいチューリップなど、春は一番花の多い季節です。
竹林など緑も多く森林浴気分も味わえます。





染が滝、流れ坂、彫刻家流政之氏の作品が目を引きます。
石の美しさを表現しているだけでなく
明治・大正期の民家の基礎に使われていた石を
ふんだんに使用するなど
しっかりリサイクルもしているようです。





3棟の退息所(燈台守の住宅)と灯台も移築されています。





石舟アーチ橋は、1901年に竣工
長さ4.6m、登録有形文化財に指定されています。





茅葺の民家の内部には、当時の生活の様子をうかがえるように
民具なども展示され、昔の暮らしを再現しています。
立派な五月人形も飾られていました。





農村歌舞伎舞台は、小豆島のものです。
落書きから江戸時代末期の作品であるとされています。

復元されたかずら橋を恐々と渡ったのが
ここでの一番の思い出です。
ここで怖がったのですから 祖谷渓のかずら橋は
渡れそうにないまるみです。

四国民家博物館「四国村」 
入村料 800円

香川県高松市屋島中町91

2010.5.3
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津田の松原 琴林公園

2011-08-14 14:30:15 | お出かけ 四国

樹齢300~600年の老松
約3000本が並ぶ白砂青松の松原。
瀬戸内国立公園の中にあり、
さぬき市を代表する景勝地です。

白い砂浜、紺碧の海、
海岸沿いの約1kmにわたる緑の松林、
コントラストの美しさは一見の価値ありです。

琴林公園の名で県立公園に指定されたのは、1915年。
日本の渚100選の一つにも指定されています。
今では、夏はマリンスポーツのメッカとなっています。





ここには、2つの名前をもつ橋があります。
願い事を心で唱えながら渡ると、願いが叶うとか…
「願い橋」と、名前が付いていました。
戻って来るほうが「叶え橋」です。

短い橋なので、欲張ってお願いするのはムリですよ。
松原の中を流れる梅川に架かる朱塗りの橋、
すぐにわかると思います。





旧大黒天松の跡地の写真です。
樹齢600年、日本でも珍しい見事な根上がり松です。
こちらには、七福神の松もあります。
根上がり松の独特の風趣を添えた松原です。

トイレ休憩のつもりの道の駅でしたが、足をのばしてみると
素晴らしい景色が広がっていました。
思い切って高速を降りて大正解

香川県さぬき市津田町

2010.5.3
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