まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

南湖公園 日本庭園 翠楽苑

2020-03-26 00:08:50 | お出かけ 東北



南湖公園の一角にある風雅な池泉回遊式日本庭園。
松平定信の庭園理念を受け継いだ
日本文化の伝承を体現する有料施設です。







入園料は320円ですが、呈茶セット料金は780円。
園内にある「松楽亭」では、
書院造の間で抹茶と生菓子を楽しめます。







この作庭は名君といわれ、その善政の手本を
今日まで示し続けた松平定信の手によるものです。
時代小説などにも登場されるので、
少々親近感の沸く藩主。

「翠楽苑」の名称は「南湖」の緑と、
湖と水に通じる「翠」、松平定信の雅号楽翁の
「楽」よりとって名付けられたそうです。







面積24,700㎡、中央に池、周囲に遊歩道
(1周約10分)が設けられており、
赤松、楓など59種約4,000本が植えられ
季節の花々や紅葉などを楽しめます。







9月に訪れたので、萩の花が咲いていました。
万葉集に出てくる草木が
植えられているエリアもあります。







湧水かと思いましたが、流れの上流部は岩から
水が湧き出すような仕掛けのようです。
あまり例をみない演出にも驚きです。







福寿草、梅、椿、ツツジ、桜、こぶし、
カキツバタ、古代蓮、シャクナゲ、リンドウ、
四季折々の花を楽しめます。
日本の天然記念物だった兼六園菊桜もありました。

一つの花に花びらが300枚以上つき、
菊の花のように咲く桜を見るために金沢に行ったことも。







8月初旬に「灯籠茶会」、秋には「十五夜月見会」の開催、
10月下旬~11月上旬には、幻想的な紅葉ライトアップ、
各種演奏会なども実施されているようです。

福島県白河市五郎窪山45-1

2019.9.15
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日本で最初の公園の南湖公園と南湖神社

2020-03-25 00:31:41 | お出かけ 東北



新一万円札の肖像となる日本資本主義の父と呼ばれる
渋沢栄一の援助のもと、1922年に建立された
名君松平定信を御祭神とする南湖神社。
渋沢栄一は、松平定信の熱心な崇敬者とか。







江戸時代を代表する茶人でもあった松平定信の茶室、
自筆の書や渋沢栄一が奉納した
書画などを展示する宝物館もあります。







広大な貯水池の周りを桜や松、楓などが彩る
風光明媚な景勝地である南湖公園。







南湖の湖畔で元祖南湖だんごをいただくのも良いですが、
暑かったので、アイスクリームにしました。







寛政の改革でその名を知られる白河藩主・松平定信が、
1801年に「士民教楽(武士も庶民も共に楽しむ)」という
理念のものに築造した日本で最初といわれる公園。

200余年の時を経ても、花と緑と水が織りなす美しさは、
多くの人々を魅了し続けているのです。







季節により吉野桜の花や睡蓮の花、
紅葉や雪景色など四季折々の風情を楽しめます。
1924年には国の名勝、国指定史跡に選定。







水面にはハスが浮き、その下にはじゅんさい、
水を塞ぎ止めた千代堤には松が並木となって連なり、
後の行き先を指し示すよう植えられているとか。
農林水産省の「ため池百選」にも選定されているそうです。

福島県白河市南湖

2019.9.15
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ラーメン激戦区の白河ラーメン かづ枝食堂

2020-03-20 01:19:20 | お出かけ 東北



福島県内有数のラーメン激戦区である白河市。
市内には数多くの店舗が軒を連ね、それぞれの店が
職人気質でこだわりの“白河ラーメン文化”を
築いていますが、その中から選んだのがこちら。







鶏ガラベースの醤油味のスープに、手打ちの縮れ麺。
これが白河ラーメンの特徴なのだそうですが、
塩タンメン(750円)にしました。

こちらの店の名物が「からしタンメン」
辛いものが苦手になり、塩タンメンにしました。







シャキシャキの新鮮な野菜もタップリ。
縮れ麺は好みですが、もう少し細いほうが好きです。

福島のラーメンと言えば、喜多方市の満古登食堂の
喜多方ラーメンが忘れられない味ですが、
あっさりながらもコクのある優しい味にも魅了されました。







皮から手造りの焼きギョーザ(400円)
もちもちとした皮の中身は具沢山で、
食べ応えがあります。







野菜炒め定食(750円)これもまた美味しい
しかも、何とリーズナブル
ご飯も美味しいし、毎日食べても飽きないかも。







人気の店のようで、続々来店、満席に。
お財布にも優しいお店で、
大満足でホテルへ戻りました。

西白河郡西郷村字道南西89
JR新白河駅 高原口

2019.9.14
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白河小峰城を後にして「Cafe de TANTE」へ

2020-03-16 14:06:34 | お出かけ 東北



「小峰城歴史館」も訪ねたかったのですが、
入館は16時、営業は16時半までで断念。
小峰城跡三重櫓の見学は17時までだったので、
最初に訪ねておくべきでした。







JR白河駅からも近く、城下町の落ち着いた街並みも好印象。
3日目にゆっくりと散策してみようと思います。







高架下に白河の歴史、祭り、観光名所などの案内がありました。
お城を打ち上げ会場とする全国でも珍しい花火大会のある
夏の白河関まつり、日本三大提灯まつりの一つ秋の白河提灯まつり、
冬のだるま市、春の桜まつりなど四季折々の風物詩を楽しめるようです。







高架下をくぐればすぐにJR白河駅です。
確か、駅カフェもありましたが、
近くに評判のいいカフェがあったはずです。
(初日に行ってみたいカフェだけは下調べ済み)







今度はすぐに見つかりました。
「Cafe de TANTE」
身体にやさしい物を作っているとか。







店内は、落ち着いた雰囲気です。
初めてのお店なのに懐かしさまで覚えるような。







ハーフケーキ アラカルト 550円

ケーキはすべて完全無添加手づくり。
ケーキ作りが得意な友人にごちそうになったような。

好きな3品を選べるのですが、夕方ということもあり
人気のシフォンケーキは品切れとなるなど残念
どれも美味しかっただけにシフォンケーキを
食べてみたかった思いが強まります。







可愛らしいカップに注がれたブレンドコーヒー 350円。
こちらも期待を裏切らない香りと味に癒されます。







カフェですからドリンクメニューも豊富ですが、
コーヒーフロート 560円も濃厚で
駅までは2~3分、時間を調整して店を出ることに。

Cafe de TANTE
福島県白河市大手町11-19

2019.9.14
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震災から完全復活を遂げた小峰城へ

2020-03-12 00:33:30 | お出かけ 東北



福島県中南部に位置する白河市は、
古代より白河関が置かれた要塞の地でしたが、
江戸時代には名城・小峰城を中心に栄えた
長い歴史と文化が息づく城下町です。







その街を襲った東日本大震災の震度6強の揺れにより、
石垣9箇所にわたり崩落しました。
それから1か月後の4月11日には、震度5強による
余震で新たに1箇所の石垣が崩落しました。







震災で約7,000個もの石材が崩落しましたが、
それから8年後の2019年4月に完全復活
美しい佇まいを取り戻しました。







1632年に初代藩主・丹羽長重が本丸や二の丸を
総石垣造りに大改修した平山城。

戊辰戦争で三重櫓などが焼失しましたが、
平成3年に木造復元された三重櫓と
平成6年に復元された前御門が、
見事な石垣の上に建っているのです。







三重櫓の内部の見学も可能です。
入場料として決まった金額はありませんが、
心付けを箱の中に納めました。







日本100名城の一つにして国指定史跡の小峰城。
盛岡城、会津若松城とともに
東北三名城にも数えられています。







白河市のシンボルである小峰城、
震災によって崩落した石垣の早期修復や
小峰城跡整備のため寄付金を受付ているようです。







公園としても整備されており、市民の憩いの場です。
観光客にとっても名城を起点にして、
史跡を訪ね、伝統を知り、
名物グルメも堪能したいものです。

福島県白河市郭内1-2

2019.9.14
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新白河駅から白河駅へ

2020-03-11 00:17:15 | お出かけ 東北



新白河駅で新幹線を下車し、ランチをとり、
在来線の東北本線で白河駅を目指します。

SuicaやPASMOが使用できるようになり、
地方を旅しても便利になったと思う昨今ですが、
新白河駅では、切符を購入するのは現金のみ。







乗車時間は3分程なのですが、
運悪く1時間に1本しかない時間帯、
ホテルに荷物を預けての出発しました。

車なしでは生活できない地方の
暮らしがわかるようです。







東北本線の上り本線は5番線、下りは8番線であり、
6番線は黒磯方面から、7番線は郡山方面からの
折り返しの列車が停車するのだそうです。
(図にあるように線路が切れています)

2017年度内に黒磯駅構内の架線が直流化され、
直流電化と交流電化の境目が
黒磯駅 - 高久駅間に移設、
701系などの交流電車が黒磯駅構内に
進入できなくなったからとか。

行先を確認して乗車しないと、
同じホームで行先が異なります。







車内の温度を快適に保つため、列車のドアを
ボタンで開け閉めできるようになっている車両。
停車時間が長い路線で見かけますが、
周囲に配慮して開閉する必要があります。







切符を購入するのは、旅先くらいになり、
記念に写真を撮りたくなりました。







白河駅に到着したのは午後3時に。
まあ、急ぐ旅ではないので。







白河小峰城を見学できれば、
今日は良しとします。







白河駅周辺は城下町として栄えた白河市の中心部、
古い建物が多く残っています。







新幹線開業後は閑散としたローカル駅となり、
1日の乗降客数も年々減少、2018年度は624人。

「ステンドグラスのある赤瓦の屋根の
大正ロマン漂う駅舎」として、
東北の駅百選に選定された
趣のある白河駅です。

白河駅

福島県白河市郭内222

2019.9.14
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西郷村にある創業43年老舗レストランの味 レストラン・ボルドー

2020-03-09 00:11:01 | お出かけ 東北



JR新白河駅前にある創業43年の「レストラン・ボルドー」と
旅行会社のパンフレットに書かれていたので、
行けばすぐにわかるであろうと思ったのですが、
駅前をグルグルと回っても見つからず、
観光案内所で聞いてもわからず、
やっと辿り着きました。







確かに駅から近いけれど、新幹線を降りたら
すぐにわかるであろうと思っていたのが浅はかでしたが、
ランチタイムに間に合ったようです。







奥の窓側のテーブルに座ることにしましょう。
ノスタルジックで、どこか昭和を感じさせる雰囲気が、
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

一番人気は絶妙な焼き加減のハンバーグだとか。
ジューシーな旨味が口いっぱいに広がるとありましたが、
う~ん、やっぱりステーキかなぁ。







ライス、サラダ、コーヒー付き、ランチタイムは味噌汁も。
サラダやステーキに添えられた野菜も美味しい!
ご飯もなめこ汁も何だがホッとするような。

肉はここまで焼かなくて良いかもと思いますが、
ステーキソースもドレッシングも美味しかったです。







落ち着きのあるカップに注がれたコーヒーもカフェの味。
そういえば、パフェもメニューにあったので、
カフェとして利用するのもありです。







コーヒー付きでこの価格はリーズナブル。
駅弁も楽しみではあるのですが、
地元で愛されている味を楽しむのも旅の楽しみです。

福島県西白河郡西郷村字道南東9

2019.9.14
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ふくしまとりっぷ 東北の玄関口 白河へ

2020-03-08 00:18:17 | お出かけ 東北



びゅうプラザの新幹線とお宿のフリーパックを利用し、
「ふくしまとりっぷ 」の中から選んだのが、
東北の玄関口 である白河のホテルと東北新幹線。







東京駅では、「BECK’S」のカフェラテを購入、
指定された席に乗車します。
ランチは、白河のレストランでと考えて、
東京駅11時8分発の「なすの257号」を予約しました。







新白河駅に12時32分に到着しました。
初めて下車する駅になります。

東北新幹線は、東京駅から新青森駅を結ぶ
日本最長の鉄道路線(営業キロ713.7 km)です。

日本の新幹線の停車する駅としては唯一村に所在、
西郷村と白河市の境界部に位置し、
新幹線ホームの北側部分は白河市とか。







現在は、郡山駅以南のみの各駅停車の列車に
「なすの」の愛称が用いられています。
その「なすの」をホームで見送り、改札口へ。







白河といえば、「白河の関」
勿来・念珠とともに奥州三古関の一つとして知られます。
奈良から平安時代に蝦夷や物資の往来を取り締まる
砦として設けられたといわれています。







そして、日本100名城の一つ小峰城など
みちのくの玄関口には情緒あふれる見所が多く、
歴史と伝統を感じる街なのです。







「白河の関にかかりて旅ごころ定まりぬ」と、
みちのく路の第一歩を踏み出したことについて
感動を込めて記している芭蕉の像が駅前にあります。
白河を拠点に2泊3日の旅が始まりました。

福島県西白河郡西郷村

2019.9.14
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伊達の牛タン 東インター店

2016-08-14 15:04:20 | お出かけ 東北



牛タンと言えば、よく利用するのが
「牛たん とろろ 麦めし ねぎし」です。
職場が新宿だった時は、
昼も夜もねぎしだったことも。

でも、世間一般では牛タンは仙台でしょう。

牛タン部位の人類による摂取は、
旧石器時代にまで遡るとか。







できれば本店でいただきたかったのですが、
東京にも進出している「伊達の牛タン」の
牛タンを初めていただきました。

「ねぎしより美味しい!」が
一口食べての感想でした。







盛り付けも上品。

店内も落ち着いた内装でゆったりとしています。







スープも美味しい。

本場仙台には負けたわと仙台に来て
牛タンを食べる度に思います。







そして、東京に進出している店の味も知りましたが、
麦めしにとろろをかけて、牛タンを食べたくなり、
都内のどこかのねぎしで
今も食事をするまるみなのでした。

六丁の目 東インター店
仙台市若林区六丁の目北町14-85

2015.9.7
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新潟・仙台の駅弁など

2014-04-12 14:03:39 | お出かけ 東北



今回の旅では、お昼は駅弁などお弁当を食べました。
年末年始で観光先の飲食店が休業していても
お弁当なら駅で購入し、移動時間や
待ち時間で食べることができます。







新潟和牛の中でも肉質の柔らかい村上牛を使用したお弁当。
しぐれ煮にして独特の味付け、肉は柔らかく、
ほんのり甘く、とても美味しい「村上牛しぐれ」です。
もちろん、牛丼チェーン店のお肉とは比べ物になりません。
新潟駅で販売 1100円






何を食べようか迷った時には幕の内弁当
仙台駅で販売の「幕の内弁当 仙台だより」840円





おこわに日の丸ごはん、笹かま、玉子焼き、鮭、れんこん、
デザートに仙台駄菓子までついています。
小ぶりではありますが、上品に仕上がっています。





同じく仙台駅販売の「伊達武将隊弁当」1050円





伊達政宗を中心とした5人の武将のゆかりの地で生まれた
料理や特産等を取り入れたお弁当だそうです。

笹かまぼこ、若鶏の鍬焼、蔵王卵の厚焼玉子、鮭はらこめし、
温麺の特製サラダ、白身魚の香味揚げ、銀鮭の酒粕漬、
秋刀魚の竜田揚などが入った充実メニュー。

武将のシールは不要なのですが…





この洋ナシのジュースが美味しかったです。
この他にも山形のフルーツがジュースになって
勢揃いしていたので各種飲んでみましたがこれが一番かしら。





出羽三山・五重塔に近くで購入した
ただ茶豆の入ったおにぎりは素朴な味で2個350円。

美味しいもの、まだ食べていないものに出会うためためにも
まだまだまるみの旅は続きます。
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出羽三山神社 国宝の五重塔

2014-04-10 14:26:33 | お出かけ 東北



羽黒山は全山杉に覆われ、長々と続く参道の石段があります。

スノートレーシューズは履いていますが、
ストックを借りて歩いて行くことにしました。







「有難や 雪をからす 南谷」

6月3日に羽黒山に登った芭蕉が残した句です。

残雪でも残っているのか暑い盛りなのに、
雪の上でも吹き渡ってきたような風が吹いてきて
有難いというような句です。

初夏でも涼しい風を感じるのですから寒いはずです。







祓川にかかりる赤い神橋、その清流は月山に源流を発し、
昔出羽三山に参拝する人々は全てこの川で身を清めたそうです。
過去何回か修復を繰り返し、現在の橋は昭和52年のもの。







夏は清涼感を感じる滝も冬は・・・







東北地方では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えらます。
昭和41年には国宝に指定されました。







高さが29.0mの三間五層柿葺素木造。
現在の塔は約600年前に再建されたものです。

豪雪地帯にこれだけの五重塔を作ったことにも
伝統的な手法を厳格に守った素木造りの外観にも感動しました。







祓川をはさんで流れ落ちる須賀の滝は、
江戸時代、遠く月山より8kmの水路をひいて作ったもので
不動の滝と名づけられていました。







タウンで履くブーツでは立ち往生している女性もいました。
靴や歩き方にも工夫が必要です。
自信がなければ冬の訪問は避けたほうが良いでしょう。







今年は羽黒山が開山された午年のご縁にちなみ、
12年一度の午年に参拝すれば、
「12回お参りしたのと同じとされ、
大変はご利益があるとされる羽黒山午歳御縁年です。







今年は多くのツアーも出ているようです。
機会がありましたらぜひどうぞ

山形県鶴岡市

2014.1.2
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羽黒山・出羽三山神社(初詣)

2014-04-09 14:14:25 | お出かけ 東北


出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称で
古くから信仰を集めた霊場です。

鳥居はここから神域に入るという目印です。
雪深く厳かな雰囲気、一礼します。







神社参拝のマナーとしては、この手水舎で、
左手、右手、口を清めるものですが、
まるみマナー違反しました。







これまでの初詣とは寒さが違いました。







開山は約1,400年前、第32代崇峻天皇の皇子である
蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、
山頂に祠を創建したのが始まりとされているそうです。







厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、
その全てに迫力があって見ごたえ十分な本殿ですが、
残念ですが見ることはできませんでした。







月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。







神秘の御池として古来より多くの信仰を集めている
鏡池も池があるのかわからないほど雪深く、
場所によってはストックが欲しいほどでした。







冬期は閉鎖してしまうポストがあるのです。
日本の郵便制度は素晴らしいと思っていますが、
さすがにこれは合理的なことなのでしょう。

山形県鶴岡市

2014.1.2
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「おしん」の舞台 山居倉庫

2014-04-08 13:39:34 | お出かけ 東北


ケヤキ並木と切妻屋根の連なりが印象的な山居倉庫。
新井田川畔に米蔵が12棟も連なっているのです。

明治26年に建てられた庄内米の貯蔵庫です。
米どころ庄内のシンボルで、
米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝えています。







夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、
内部の湿気防止には二重屋根にするなど、
自然を利用した先人の知恵が生かされた現役の農業倉庫です。

NHK朝の連続テレビ小説「おしん」や
昨年公開の映画「おしん」のロケーション舞台にもなりました。







倉庫鎮守の神様にも初詣。







映画「おしん」を見て、冬の山形へ行って
その寒さを体感してみようと思った旅だったのですが、
冷たい風と目を開けているのも困難になる雪で、
たまらずに 敷地内の酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」に
逃げ込むように入りました。

振舞われた甘酒でカラダを温めホッと一息。

山形県酒田市山居町1-1-20

2014.1.2
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鶴岡公園と荘内神社

2014-04-06 10:00:10 | お出かけ 東北


荘内藩主酒井氏の居城、鶴岡城址を公園化。
外堀や内堀が往時をしのばせます。

オランダバロック風の窓とルネッサンス風のドーム
完成度の高い擬洋風建築の「大宝館」は、
大正天皇の即位を記念して建てられたものです。

かつては城下町として栄え、この公園の近辺は
重要文化財の擬洋風建築や周辺の古建築を集めた
致道博物館などがあります。







本丸跡には藩祖を祭る荘内神社があり、
開運招福・商売繁盛・学業成就・家内安全・五穀豊穣に
ご利益があり、約7万人の初詣客があるそうです。







元旦に東北にいるのは初めてのことですが、
時々雪は振ってくるし、防寒対策をしてはいますが、
じ~っと立って待つのは難儀なことです。







30分程並んでやっとお参りができました。







灯りが灯されても初詣客がさらに増えたような。
それにしても領民の尊敬を集めた藩主だったのですね。

この鶴岡公園は、「日本さくら名所100選」に選ばれた桜の名所です。

山形県鶴岡市馬場町4-1

2014.1.1
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一大ブーム発祥の地だった善宝寺

2014-04-02 00:39:23 | お出かけ 東北


海の守護神・龍神の寺として知られる善宝寺。
一時期人面魚で話題になりました。







元旦にすることと言えば、やはり初詣。







あまり並ばすにお参りできたのは良かったのですが、
山形県は寒く、人面魚を見に行くのはやめました。
ブーム当時なら寒くても
探しに行ったのは間違いありませんが…







境内には五重塔などの貴重な建築物が数多くあります。
裏手には、二龍神の棲み家と伝えられる貝喰の池があり、
そこの人面魚がかつて雑誌に掲載され、
一大ブームとなっていったのです。







深い緑の中に神秘的な雰囲気を漂わせています。
1200年の歴史があるという曹洞宗のお寺です。







漁業関係者の発願による我が国唯一の
「魚鱗一切の供養」の五重塔。

五重塔に魚の彫刻は初めて見ました。

まるみは魚好きなので、魚が食べられなくなったら困ります。
魚供養とずっと食べられるようにお参りしました。

山形県鶴岡市下川100

2014.1.1
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