お正月は、開運招福祈願に
下町情緒が残る雑司が谷七福神めぐりの
西武鉄道ウォーキングに参加します。
毎年、微妙に歩くルートが変化しますが、
最初に訪れるのが大黒天の雑司が谷鬼子母神。
日本最古の駄菓子屋の上川口屋さんがあり、
創業1781年、240年近くこの地で営業されています。
鬼子母神堂は加賀藩・前田利常の三女で、
安芸藩主浅野家に嫁した満姫が1664年に寄進し、
これに含まれていた飴屋が上川口屋の前身で、
こちらの建物は明治時代の物だそうです。
この店の13代目のおばあさんがひとりで
切盛りされているのを何度か見かけていますが、
この日はおじいさんと女の子がお店番でした。
数多い駄菓子の中から選んだのが『花丸せんべい』
「中に入っているジャムをつけて食べるんだよ」と、おじいさん。
お会計は、女の子の仕事ようで、値札はついていないのに
値段を言って、おつりも素早く渡してくれました。
将来はこの女の子が継ぐことになるのでしょうか?
バトンタッチまでは時間がかかりそうですが、
ここまで続いてきたからには、同じ境内にある
『おせん団子』共々、続けて欲しいと願っています。
東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
2019.1.5