クロアチアの最南端に位置するドゥブロヴニク。
「アドリア海の真珠」と称えられる
アドリア海沿岸の都市の中でも
特異な歴史と美しい佇まいをもつ街です。
1400年の歴史をもつ旧市街は、
城壁に囲まれており、連なる屋根瓦のオレンジが
紺碧のアドリア海に映えます。
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海上交易の重要拠点として発展したドゥブロヴニク。
15~16世紀に最盛期を迎えましたが、
地中海交易の重要性が薄れてくると衰退に向かい、
19世紀初めにはフランス軍に征服され、
共和制に終止符を打つことになりました。
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城壁が取り囲む旧市街には、
後期ゴシック、ルネサンスの両様式を取り入れた
歴史的建造物が多く残っています。
20世紀末の内戦で破壊された建造物なども
市民の手で中世の街並みが忠実に復元されました。
世界文化遺産 1979年登録
クロアチア
訪問日2017.7.8