将棋の街の千駄ヶ谷で開業して50年以上、
いまやこの界隈で唯一となった
うなぎ屋の「ふじもと」は、
松本渚氏の漫画『将棋めし』にも登場します。

引き戸を開けて中に入れば、昭和の香り漂います。
カウンター5席とテーブル席が2セット、
奥に小上がり、2代目店主が
お一人で切り盛りされていました。

11時半~のお昼の時間に限りのオトクなメニューから
うな丼(当時1800円)を注文しました。
皮はパリッと、身はふっくら、ふわっふわ、
醤油の味が引き立つタレが香ばしく、
うなぎと毎朝精米したての白飯にしみます。

うなぎ屋さんに行ったら鰻重でしょうと思いましたが、
うな玉丼というのが珍しく思い注文しました。
うなぎが高騰する中で、これもありかなと思います。
食べやすくて美味しかったです。

どちらも吸い物と漬物付きです。
ひふみんの現役時代の定番は、「うな重の竹」で、
漫画『将棋めし』でも紹介されているようです。
ひふみん現役最後の対局でも注文されたとか。
小上がりの碁盤にひふみんのサインと言葉があります。
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-15-12
2018.8.25