独眼竜政宗が築いた天険の城である仙台城は、
1600年から2年余りで一応完成しました。
大手門は桃山様式の豪壮華麗な城門でしたが、
戦災で焼失し、写真は復元された脇櫓です。
城は、東と南が広瀬川と竜の口渓谷の断崖、
西が険しい山に囲まれた天然の要塞、
石垣は主に本丸の周りに築かれました。
天守はあげませんでしたが、本丸には御成門、
大広間(およそ430畳)などの御殿を建てました。
平山城になるのは二代忠宗が二の丸を造営、
藩制の中心となってからです。
仙台城は約2万坪で、大藩にふさわしい大規模な城。
仙台城跡のうち仙台市が所有している区画の
青葉山公園はごく一部で、護国神社や東北大学が
所有している区画が多く、車で石垣などが見て回りました。
5歳の頃、疱瘡を患い右目を失明、
「独眼竜」の異名をとる伊達政宗の銅像。
戦国時代を生き抜き、仙台藩62万石の
礎を築き、能、和歌、茶道、香道、料理などを
趣味とし、人をもてなすことを大切にされたとか。
仙台城には御殿や櫓は残っていませんが、
石垣や堀跡・土塁などの遺構を見ることができます。
こちらの施設はガイダンス施設の
「仙台城見聞館」(無料)です。
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地震や雷火などで度々被害を受けた仙台城。
東日本大震災でも被災しましたが、
石垣復旧工事は完了しています。
別名:青葉城
種別:山城⇒平山城
築城者:伊達政宗
築城年:1600年
主な城主:伊達氏
宮城県仙台市青葉区川内
2023.10.31
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