飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

煤が詰まるから、煙突掃除をするんじゃない!

2024-03-08 16:20:43 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

煙突掃除は、薪ストーブを楽しむうえでは必要不可欠のメンテナンスです。

この煙突掃除。多くの方は「煤で煙突が詰まるから…。」そう、思われているようですが…。

厳密にいうと、コレ、違うんです!

今夜はそんなお話をしてみます!

 

そもそもなんですが…。

煤で煙突が詰まるような、薪ストーブの扱い方をすること自体…。

薪ストーバーとしては失格です!!

そんな間違えた焚き方をしていたら、煙道火災になってしまいます!

ちゃんとした焚き方をしていれば、煙突が詰まるほど煤は出ないはずです。

 

では、煙突掃除の本来の目的って何なんでしょうか?

それは…。

煙突の内壁の温度が高くなるよう、煤を除去し、強いドラフト(吸い上げ)を得られるようにするためです。

煤って意外と断熱効果があるため、これが、煙突が温まることを邪魔してしまうんですね!

煤をきちんと取ってあげれば、煙突内壁も温まりやすくなり、それにより強いドラフトが発生し、薪ストーブが調子

よく燃えるんです。

だから…。

煙突掃除が必要なんですね!

 

コレ、意外と敏感で、少~し煤が煙突についているだけでも、それなりにドラフトが弱くなってしまいます。

これは、我が家の今日の煙突トップの煤の状態…。

この程度ならば、まだストーブの燃焼にそれほど影響はありませんが…。

もう少し煤が付着した程度でも、明らかに薪ストーブの燃え方が悪くなってしまいます。

 

このように、煙突掃除の本来の目的って…。

煙突内壁が、常にきれいな状態を維持して、煙突が温まりやすくなるようにし、強いドラフトを得るようにすること

が目的なんですね!

 

煙突って、車に例えると、いわば「エンジン」。

エンジンが正常でなければ、パワーが出ないため、薪ストーブも正常に燃焼しなくなるんです。

だからこそ、マメな煙突掃除が必要なんです!

 

 

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やっぱり私は馬鹿です…。

2024-02-29 20:16:56 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

このシーズンの薪作りは、敢えて大変な「梅の木」に挑戦!

そんなことを、昨シーズンも言っていたと思いますが…。

同じことを、今年もやってしまい…。

しかも、今年は、更に薪にするのが困難な「根元」の部分も…。

その量は、根本だけで約3立方メートル。重さにして1.5トン以上…。

梅の木は、薪にしたら、火持ちも良いし香りも良いし、最高の薪になるのですが…。

いかんせん、固くて割りにくくて…。

薪するには、普通の薪木のナラやクヌギの倍以上の手間がかかってしまいます…。

そんな、やたら手間がかかってしまう「梅の木の根元」ですが…。

結局、気がついたら、3日で全部薪にしてしまいました…。

実はコレ、半分ほどが、斧では割れず、チェンソーによる「ブッタギリ」によって作った薪です…。

半端なくカタイ薪…。

…。

なんで、こんな大変な作業を、好き好んで私はするのか…。

変態です…。

改めて、自分が変態だと認識しました。

どう考えても…。

やっぱり私は馬鹿です…。

 

これだけの作業。

相当チェンソーも酷使してしまったらしく…。

ガイドバーが摩耗してしまって、ソーチェンが既にグラグラ状態…。

もう、いい加減、新しいガイドバーにしなければいけませんね!

 

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しくじりました!

2024-02-09 19:44:26 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

先日、ご近所さんから「大きなケヤキの木を伐採して!」と、頼まれて…。

かなり手強いケヤキの木を伐採したのですが…。

…。

しくじりました!

ケガをしてしまったのです…。

 

 

直径60センチほどのケヤキ…。

かなり手強そうです…。

前日に現地を視察…。

いろいろと考えて、最も安全に伐採できる方法を考えます。

 

当日…。

いちばん安全なのは、とにかく、余計な枝を全部切り落として…。

なるべく安全な形になったところで伐採に入るというものです。

もちろん、時間はいくらかかっても、安全最優先で考えて作業を進めたつもりでした。

まずは下の余計な枝からと、チェンソーを入れていったのですが…。

 

一番下の低い枝を切り落とした時のことです。

てっきり、切った枝は下に落ちるものだと思い込んでいたところ…。

切った枝が、思いもよらず、自分の方向に飛びかかってきたのです!

なんだこれ!と、驚いたのもつかの間…。

その枝は、私のこめかみを直撃!

私はその枝に弾き飛ばされて、3メートル弱の高さから落ちてしまいました!

 

何が起こったのかさっぱり分かりません…。

落ちながら、「骨の一本くらいやったかな?」なんて思いましたが…。

体をチェックしてみると、擦り傷はあるものの、大きな痛みもなく、特に異常はありません。

「よくこれだけの傷で済んだな?」なんて、自分で不思議に思いました。

ハッキリ言って、運が良かっただけです。

あれだけの事故ならば、救急車を呼んでも不思議ではなかったくらいです。

 

気持ちが落ち着いたところで、なんであのようなことになったか、じっくり調べてみました。

だって、枝を切ったら、下に落ちるのが当たり前だと思いません?

なんで、横に切った枝が飛んできたの?

 

私を直撃した枝をじっくりと調べてみて、ようやくその原因を知ることが出来ました!

私が切った枝の一部が、上の枝に引っ掛かって、私の方へブランコになって飛んできたのです!

 

全くの不覚でした…。

本体の大きなケヤキの伐採に気をとられてしまい、細い枝の伐採にまで、注意が行き届いていなかったのです…。

 

木の伐採というものは、倒れる、あるいは、落ちる木に、ぶつかるような木があってはなりません。

それが原因で、思わぬ方向に、伐採した木がはじかれてしまうからです。

これは、細い枝であっても例外ではありません!

この注意を、私は怠ってしまったのです…。

 

しかも…。

私は、高所作業用の安全帯を身に着けていながらも、そのフックを所定の場所にかけていなかったのです!

「低い枝だから大丈夫だろう」と、この時に、安全帯のフックをかけていなかったのです…。

 

すべて、自分の不覚…。

私の責任です…。

 

伐採を依頼した方は、真っ青になって、私の体を気遣ってくれましたが…。

逆に、あれほどご心配をかけたことが、申し訳なくて…。

これは、明らかに私の責任です…。

 

ケガも大したことがなかったため、そのまま作業を続行し、ケヤキの木を伐採を、この後済ませました。

 

今回の事故は、本当に私にとって、良い勉強になりました。

たとえ細い枝でも、木ならばそれなりの重さはあります。

私を直撃した枝は、私の体重とほぼ同じ…。

当然、こんなのが飛んで来たら、私は簡単に弾き飛ばされてしまいます!

 

私もそれなりに木の伐採を続けてきて、正直「慣れ」はあったと思います。

今回、これだけのケガで済んだのは、とてもラッキーだったと思います。

自分では、十分に注意していたつもりになっていましたが、まだまだ私は未熟者…。

たとえそれが細い枝であるにしろ、細心の注意をしなければいけないことを、私は学びました!

 

 

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薪作りが楽しいんです!

2024-02-02 20:16:40 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

最近、薪をとらせていただいている梅畑…。

昨年もそうでしたが、今年も敢えて薪にするには大変な「梅」に取り組んでいます。

梅の木は、固いし割るのは大変だし、薪にするには手間のかかる木なのですが…。

火持ちも良く香りも良い、最高の薪になるんです!

 

さて、今夜お話ししたいのは…。

薪ストーブって、薪を作ることこそが楽しい!ということなんです。

薪ストーブを導入したいが、薪を作るのが大変そう…。

そんなネガティブな思考を持っている方も、当然多いと思いますが…。

もちろん、薪を作るのって、重労働!ではあるのですが…。

自然の中で…。

季節の移ろいを感じながら…。

鳥の鳴き声、山の風を感じて…。

薪を作る行為って、とても気分がリフレッシュできることでもあるんですよ!

 

薪を作ることは、太古の昔より、本来人間が営んできた、生きることに必要なことです。

そんな、本来人間が生きるに必要であった行為だからこそ…。

実際にそれをやってみると、心がリセットされるような気持にさせてくれるんです…。

本当、私は今、そう感じています。

 

こちらは、そんな「薪作り」に魅せられた方々が集まって、共に薪作りを楽しんでいるブログです↓

デファイアンとえー

これを読んでみると、いかに皆さん薪作りを楽しんでおられるかが分かると思います。

皆さん、本当遠方から、わざわざ木を伐採するために集まって、みんなで楽しみながら薪を作られています。

 

もちろん、薪作りはいわゆる3K…。危険。キツイ。汚い…。の作業なんですが…。

そんな作業だからこそ、現代人が化石燃料に頼り切ってしまった挙句、不自然な生活に慣れてしまっていることに気

付かせてくれ…。

そんな間違えた生き方に、疑問を持つきっかけを作ってくれる…。

薪作りって、そんな不思議な魅力を持っている…。

私はそう思ってしまうんです…。

 

とにかく…。

今の私は、薪を作ることを、心から楽しんでいます…。

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薪ストーブグローブの決定版!

2024-01-26 18:59:49 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

只今「梅薪」を焚いています…。

やっぱり梅薪はいいです!

とにかく火持ちがいい!!

しかも、焚いたときの香りもいいです。

一般的に、焚いたときの香りが良い薪として、「リンゴ薪」が一番!と言われていましたが…。

正直梅薪も、それに負けないくらい香りが良いです。

更に…。

火持ちについては、ナラ薪をも超えています。

 

キャンプなどでは、「サクラ薪」がもてはやされているようですが…。

梅薪は、香りはそれ以上。

火持ちももちろんそれ以上…。

これほどキャンプに良い薪は、他にないと思うのですが…。

いかんせん、そのことが一般的には知られていないようです…。

 

さて、それでは本日の本題!

薪ストーブで追加薪の時に使うグローブって、結構いいお値段がするものです。

一般的には1万円前後…。

でも、品質的にヒケをとらないグローブが、実はずっと安価で売られているんです!

それがコレ↓

ワークマンの溶接用グローブ!

そのお値段980円!!

値段は安くても、まったくその機能は、通常のストーブグローブにヒケをとりません!

私はもう、このグローブを10年以上使っています。

 

ストーブグローブは、正直言って消耗品…。

その消耗品に、1万円も払うのは、ちょっと抵抗があると思うのですが…。

これならば、気軽に交換できますよね!

 

だまされたと思って、一度試してみてください。

きっとそのコスパに驚くと思います!

 

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