薪ストーブ関係で、結構アクセスがあったため、前回の続きを載せておきます。
前回では、薪ストーブのセルフビルドでの煙突の購入は、とにかく情報を取ることが必要であることをご説明しました。
実際、ネットを調べてみると、いくつかの業者さんが、煙突のみでも販売してくれているようです。
そのようにして、煙突の購入先を見つけた後、今度は煙突部材を組み合わせて、自分がセルフビルドしたストーブに合うようにしていかなければいけません。
が、しかし、実はこの作業は、はっきり言ってプロの煙突業者さんに任せたほうが良いのです!
素人がいくら勉強しても、やはり、実際に薪ストーブを使い込んだプロの経験には勝てません。
実際、ストーブのメーカーが違うだけで、まったく同じ条件でも煙突の組み合わせを変える必要がある場合もあります。
これは私自身良い勉強になったのですが、ウチの薪ストーブ「バーモントキャスティングス」のように、天板が開き、そこから薪が投入できる「トップローディング」という機能がある場合、実は煙突に要求される性能もシビアになり、よりドラフトが強くなるように、他の薪ストーブよりも二重断熱煙突を多く使った方が、結果的に快適に薪ストーブライフを楽しむことができる場合もあります。
こういった細かなことは、やはり経験のあるプロでないとわからないでしょう。
私が調べた限り、煙突部材だけを売ってもらえる薪ストーブ屋さんは、有難いことに、みなさん、この辺の「ベストな煙突の見立て」も行ってもらえます。
正直、薪ストーブを使ったこともない素人が、いきなりネットなどで勉強した知識だけで煙突の見立てをすること自体、私は無理があると思います。
ましてや、ホームセンターにいきなり行って、煙突部材を揃えるなんて、かなり無理があるように私は思うのですが‥。
だからこそ、ここは煙突を売ってもらえる薪ストーブ業者さんにお願いしたほうが、より確実に薪ストーブのセルフビルドを成功させられると思います。
そして、このようにして煙突の購入業者が決まったら、メールや電話のやり取りだけでなく、私は直にその煙突工事の詳細を教えてもらえるように、その煙突業者のところまで行くことをお勧めします。
薪ストーブは一歩間違えば家を燃やしてしまいます!
ですから、的確な煙突工事の方法もしっかりと教えてもらうべきだと思います!
もし、そのようなレクチャーを嫌がる業者さんだったら、申し訳ないのですが、その業者さんは信用できないようにも思えます。
ご参考にならないかもしれませんが、ウチの薪ストーブの煙突の概略図を載せておきます。
煙突を購入したお店は、山梨の薪ストーブ屋さんの「ルネサンス」さんでした。
他にも、国産薪ストーブメーカー「本間」さんも、煙突部材の相談にはのっていただけますし、ほかにも、煙突について相談にのっていただけるお店はありますので、ご自分が気に入ったところに相談してください。