今宵もTシャツ一枚!!
我が家のアクレイムは、美しい炎を見せてくれます。
出来るものなら、春よ来ないで欲しい!!!
今回作った薪は2年間寝かせて使う予定です。
このシーズンは、クヌギ1トン、モチノキ1トン、アカカシ3トン 柿2トンの計7トンほどの薪を作りました。(実はまだ桜の木が来る予定です)
我が家にはほかにも、今年の残り分と、来年分とで、別に8トンほどの薪をおいており、この量になると、さすがに家の周りは薪だらけになります。
薪は薪小屋で保管する‥。と考えがちですが、これだけの量になると薪小屋もそれなりに巨大で、しかもしっかりとつくらなければなりません。
それはとてもお金と場所と時間が必要‥。
ということで、出来るだけ今ある軒下などを利用して、薪を効率よく積み上げて保管したくなってきます。
そこで出てくるのが、薪積みのテクニック‥。
みなさん、薪積みって簡単に思われていると思いますが、実は結構奥が深いのです‥。
なぜか‥。
普通に薪を横に並べても、薪は自らの重さで薪積みの端を崩してしまい、一向に高く積み上げることが出来ないのです!
そこで、まずは薪積みの基本形‥。
両サイドを井組みにして、角度をつけて逆ハの字にしているのです。
逆ハの字にすると、外へは崩れにくく丈夫になるのです!
この方法を使うと、軒下の雨が降らないスペースを有効に使って、薪を高く積み重ねられるのです!
話はさらに進み‥。
薪を作っていると、どうしても「半端物」の薪がたくさんできます。
長さが足りなかったり、枝分かれしている場所で斧で割れなかったりと‥。
そんな半端物を「コロ薪」といいますが、このコロ薪、結構な量が出来ます。
しかし、これを保管するには積み重ねることも出来ず、大きな容器などが必要になってきます。
そこで我が家は考えました!
この薪積み。横は薪を3列にしていますが、実は中央はみんな「コロ薪」なんです!
つまり、両サイドは先ほど説明しました井組みで丈夫にし、更に前後の薪積は一見水平に積み重ねているようですが、実は、ここもすべて「逆ハの字」で積み重ねています。
そして、中央部は形の悪いコロ薪だけ‥。
薪積みの4辺を丈夫にして、「薪の容器」を作り、その中に半端ものの薪を収納してしまったのです!!
実はこの積み方、女房が考えたので、我が家では「masaco積み」と呼んでいます。
一般には、このようなコロ薪の積み方としては「円形積み」と言って、円形に薪で壁を作ってその中にコロ薪を放り込む方法が用いられていますが、この方法だと場所もとるし、屋根のついた薪小屋では効率が悪くて使えないのです‥。
いろいろ考えましたが、今のところ、この「masacot積み」が、最強だと私は思います。
たかが薪積み。されど薪積み‥。
薪積みって、実は結構奥が深いんです‥。