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いきなりですが、これ、先日北海道を旅した際に、ご縁に恵まれ偶然に書いていただくことが出来た達磨絵です。
絵師のお名前はハローエブリバディさんといいます。
まだほとんど無名の絵師さんですが、その強烈な絵の存在感にたちまちファンになってしまいました。
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この方北海道は釧路に在住の方で、現在弟子屈町と鶴居村の観光大使を務められています。
もともとは警察官をされながら達磨絵を習得され、道内で転勤の度に、各所に多くの達磨絵を残しておられる様です。
そして、昨年警察官を退職されると同時に、本格的に達磨絵師の活動を始められたとのことです。
この達磨絵と私達の出会いも本当に偶然から…。
それは、無料野湯で有名な、中標津近くにある「からまつの湯」に掲げられている看板との出会いが最初でした…。
その後、紋別の大盛り定食屋「よってけマルトミ」でもハローさんの達磨絵を発見。
実はこれ、私よりも女房の方が先にそのことに気づいてくれました。
それからというもの、夫婦でハロー達磨さん探し…。
ネットなどで調べてみるも、ほとんど情報がありません…。
強烈なあの達磨絵の印象を脳裏に焼き付けながらも、なかなかハローさんがみつからないまま数年が過ぎました。
しかし、今年の北海道の旅で、厚岸漁港の直販所と弟子屈の摩周温泉の道の駅で再びハロー達磨さんの絵を発見。
気になってネットで検索しているうちに、西福寺さんというお寺のご紹介でトントン拍子にハローさんに直接連絡をとることができたのです!
実際にお話してみると、これまたトントン拍子に会っていただけることになったので、私達は知床から急遽ハローさんがいる北広島市(札幌の少し下)へとむかいました。
(ちなみに本州で言うと、東京から名古屋くらいの距離です。)
北広島市に北海道で唯一という達磨寺で待ち合わせし、私達夫婦は本当にハローエブリバデェさんいお会いすることができたのです!
この日はハローさんは、わざわざ半日わたしたちのために時間を作ってくださったので、いろいろなことをお話しながら3枚の達磨絵を書いていただきました。
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手際よく、一枚3分ほどで見事な達磨絵を描き上げてしまいます。
ハローさんは絵を描きながら、「とにかく筆で書くということを大切にして欲しい。今の人は筆で物を書くという本来日本人が持っていた素晴らしい文化を忘れてしまっている。書くものなんて何でもいいんだから、もっと筆に親しみを持って欲しい…。」
そんな事を話させていました。
確かに、筆なんてずいぶん長く握っていないですよね。深く反省です…。
今回ハローさんに書いていただいたこの絵は、当然ウチの家宝です!
ハローさんは今後絵師としての活動を進めていく予定とのことで、10月には群馬の少林寺訪問されたり、その他達磨様や筆に係る場所も出来るだけ多く旅してまわりたいと私達に話してくれました。