飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

地デジ素人工事記 3

2011-02-23 09:36:06 | 地デジ工事(TV anttena setting)

ちょっと前回の補足説明!

私はUHFアンテナと共に同軸ケーブルを準備した…。と述べましたが、本来は、あなたの家についているアンテナがVHFアンテナでも、そのVHFアンテナにもともとついていた同軸ケーブルを、新しいUHFアンテナにつなぎ換えるるだけOKです!

ただ私の場合、地デジ工事を一発で終わらせられる自信がなかったため、また、何度も危険な屋根での作業を行うことを避けたかったため、もともとついていたVHFアンテナとそれの同軸ケーブルは生かしておいて、それとは別にUHFアンテナとそれの同軸ケーブルを、屋根裏の分配器(後述)まで引っ張っておくことを考えました。

こうしておくと、たとえ地デジ化に失敗しても、もともとのアナログ放送のアンテナ&ケーブルは生きているわけですから、分配器でつなぎかえるだけで元のアナログ放送に、簡単に戻すことが出来たからです。

…。で、その分配器なのですが、それはいったいなんなのか?

Cimg0479 これは、アンテナから導かれている一本の同軸ケーブルを、複数の部屋にあるテレビに振り分けるための装置で、この写真のようなものです。

左側に見えるのが旧型の分配器。右下にあるのは新型の分配器です。

我が家は昨年増築したため、このような二つの分配器がある変わった組み合わせになっていますが、通常の家は一つだけだと思います。

この分配器は普通は屋根裏に設置されており、アンテナからの同軸ケーブルを追っていけば、どこにあるか発見できると思います。

そして、ついでに述べておきますが、もし、あなたの家にあるアンテナがUHFアンテナで、地デジ化に際しアンテナの交換の必要がない場合でも、この分配器が地デジに対応していない古いものの場合、うまく地デジ放送が見れない場合があるそうです。

その場合はこの分配器を地デジ用に換えなければいけませんが、とりあえず、UHFアンテナの向きを少し調整してみて、それでもダメな場合はこの分配器を疑ってみても良いでしょう。

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地デジ素人工事記 2

2011-02-22 21:16:33 | 地デジ工事(TV anttena setting)

Photo さて、ウチのアナログテレビを地デジ対応にするためには、まずはVHFアンテナからUHFアンテナに変えなければいけません。

これがウチの場合、結構厄介でした。

なぜならば、ウチは総二階の構造になっており、アンテナは二階の屋根の上、地上7メートルほどのところにあったからです。

しかし、アンテナを変える限りはこの上に登って作業するしかありません。

そこで、安全を期すため私はハシゴにトラロープを巻きつけ、ハシゴが横に倒れないようにし、更に体には命綱をつけて作業中に落ちないように工夫し、このアンテナ交換の作業に挑戦しました。

この高さから落下すれば、まず骨折は免れないし、下手をすると命にもかかわる作業なので、慎重に行動う必要があります。

ホームセンターでUHFアンテナを購入してきて(確か¥2900くらい)、そのアンテナの取り付け作業に入りましたが、とにかくこれがコワイ!!

ハングをはじめてかなりマシにはなりましたが、もともと高所恐怖症だった私にとっては、かなりハードな作業で、正直、下を見たら怖くて仕事が進まなくなりそう…。

しかし、何とか頑張って作業を終えました。

Cimg0485 そして、あらかじめ買ってきていた、アンテナとテレビをつなげるための同軸ケーブルの先を、写真のように加工してコネクターをつけた後、アンテナへとつないだのでありました。

このコネクターの取り付けはそれほど難しくありません。

ホームセンターのアンテナコーナーやこのコネクターを販売しているところには必ずと言っていいほどやり方の説明が紹介されています。

道具はニッパやペンチ等やわらかい金属が切れる道具と、ハサミがあれば大体OK!です。

ただ、芯線(中央の銅線)を折り曲げないようにすること、そして、周りを包むメッシュの金属がその芯線に触れないように注意してください。

このコネクター加工を施した後、それをアンテナへとつなぎ、周りの家の地デジアンテナと大体同じ方向にアンテナを向けた後、新しくつけたアンテナからの同軸ケーブルをテレビへとつなげ、いよいよチューナーの設定へと作業は進んでいきます。

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地デジ素人工事記 1

2011-02-21 21:14:08 | 地デジ工事(TV anttena setting)

Photo 今回はいつもとちょっと志向を変え、私が行った地デジ工事の詳細をご紹介します。

ウチはテレビはあまり見ないので、テレビを買い換えることは避け、アナログテレビのままチューナーを取り付けて地デジ化しようということになりました。が、しかし、いざやってみるとなかなか思うようにいかない!

正直言いまして、条件がよければ地デジ化は簡単に出来ますが、条件が悪い場合は、女性やお年寄りでは地デジ工事は無理だと思いました。

しかし、このブログを読んでいただければ、地デジ工事は多くの方が自分で出来るようになると思います。

ちなみに、私はテレビ工事についての知識はほとんど皆無に等しい、いうなれば「素人」ではありますが、以前は通信衛星の通信系システムを取りまとめたりしていたので、通信技術については、理論だけですがそれなりのことは知っていました。

いうなれば「中途半端な技術屋」なのですが、そのことが結果的に、かえって今回の地デジ工事を面白くしてくれました。

数回ではありますがこのブログにお付き合いください。

まず、地デジ化にはチューナーが必要になりますが、これは私はホームセンターで¥3000ほどで購入してきました。探した中で一番安かったものです。

上の写真はそのチューナーです。

本来はデジタル信号をアナログ信号に変えるものですからチューナーではなく「コンバーター」というべきと思いますが、世の中がそういっているのですからそれに従うしかありません?

アナログテレビの地デジ化はこれがないと話になりません。

さて、このほかにも「アンテナ」も交換の必要がある場合があります。

現在、UHFアンテナを使用されている方は、そのアンテナはそのまま使えます。しかし、VHFアンテナを使っている場合はUHFアンテナを購入して新しく取り付けなければなりません。

そして、新しく取り付けるUHFアンテナは、地デジ工事を自分で行うのであれば、電波の受信感度が最高になる方角にピッタリ向けなければならないのです。この作業は以外と厄介…。

いちいちテレビの画像を確認しながら、一番映りの良い方角を見つけなければならないのですから…。

そして、ウチについていたアンテナは不幸にもVHF…。

問答無用で上記の作業を行わなければならなかったのです。

そして、ここから私と地デジ化の戦いは始まったのです…。

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ハーネスの真実10

2011-02-17 20:33:25 | ハーネス(HG harness)

「exe2.odt」をダウンロード

今回は、弊社製品に添付していますマニュアルをご紹介いたします。

弊社製品はもちろん、他社の製品についても、その取扱はそれほどちがわないため、かなり参考になると思います。

また、マニュアルの最後にはトラブル発生時の解決方法を示した項が一目でわかるようにしておきました。

他社ハーネスでも、現在、その症状で悩まれている方は参考になると思いますので、一読をお薦めいたします。

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ハーネスの真実9

2011-02-15 21:16:50 | ハーネス(HG harness)

1 今回は、ファスナーについて基本的なことをお話します。

よくファスナーのことを「チャック」という人がいますが、これは日本だけで言われているもので、海外では通じません。

もともとチャックという言葉は、日本で出来た「商標登録」で、その語源は「巾着」からきたものと言われています。

ハングで使われるファスナーには大きく分けて二つあります。

一つは「コイル」タイプ。ファスナーがコイル状のものをいいます。

もう一つは「ビスロン」タイプ。以前はチェーンと言っていました。

このビスロンはここ数年でハングでは使われなくなったため、今回は説明を省略します。

まず、上の写真の右側にあるのが#10コイルといわれるファスナーで、その下にはこの#10コイルで使用されているスライダーを並べました。

そして、左側にあるのは#8コイルのファスナーで、下にあるのは同じくこれに使われているスライダーです。

ハングでは主にこの二つのサイズのファスナーが使われていますが、これよりも小さい#5コイルというファスナーが、唯一グライダーのセールの中のリブをつなぎとめる目的のためだけに使用されています。

さて、ファスナー本体はその大きさで#10と#8がありますが、スライダーもこのようなサイズの違いはもちろん、もう一つ「ロックタイプ」と「ノーマルタイプ」の二つが存在します。

ロックタイプのスライダーは写真右、#10コイルの下の左端にあるもので、持ち手が四角いことで見分けがつきます。

これはその名のとおり、スライダーがロックするもので、持ち手を持つことによりスライダーの中にある「ツメ」が持ち上がり、ファスナーを開けることが出来ます。

逆に持ち手を持たない限りはスライダーはロックしています。

このタイプのスライダーは昔のハーネスに使用されていましたが、最近ではめっきり使われなくなりました。

理由は、スライダーが動かないためにランディング時体を起こすと、体のずり下がりと同時に体重がファスナーに集中してしまい、ファスナーを壊してしまうトラブルが起こるからです。

昔のハーネスを使用している方で、この「ロックタイプ」がフロントファスナーに使用されている方は、あまり、スライダーを下まで閉めない(せいぜいおへその位置)くらいまででとめておいてください。

ファスナーがいたんでしまいます。

余談ですが、初期のウチのハーネスのファスナーに下まで下がらないようにストッパーがあったのはこの理由のためです。

ノーマルタイプのスライダーにも二つ種類があり、一つは持ち手が片方だけのシングルタイプ、もう一つは持ち手が二つあるダブルタイプです。

最近のレースタイプのハーネスのフロントファスナーは表裏ひっくり返して使用されているため、ダブルタイプのスライダーが主に使用されています。

ちなみに、なぜ最近の最近のレースタイプのハーネスは、ファスナーを表裏逆にしていると思います?

正解は、ファスナーは引き手となる側をファスナーも表側にもってこないと、ファスナーがスムーズに開閉しないから…。

つまり、現在のレースハーネスではファスナー開閉のロープがハーネスの内側にあるため、ハーネスの内側にファスナーの表側を向けないとスムーズに開閉できないのです。

これを間違える、つまり、ファスナーの裏側にある持ち手でファスナーを開けようとすると、スライダーが動くときにファスナーが曲がって(波打って)しまい、その場でスライダーが動かなくなる現象が起こり得ます。

ファスナー、スライダーにはこのようにいろいろと種類があり、それぞれの

役割、目的に応じて使い分けられています。

ファスナーはかなり奥が深く、現在でも一流のハーネスメーカーでもファスナーの性質を十分理解していないのでは?と、思えるところも正直あります。

皆さんも、ファスナーの部品をご注文するときは注意してくださいね。

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