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こぢんまりしながらも、見どころの多い日御碕神社を参拝しました。
ここで再び、バス停にあった案内図を借用して・・・
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神社を出た私は、この後日御碕灯台の方へ歩いていきます。
この案内図のルートで行けば20分かからずに着くようですが、日本海の景色を満喫したかった私は、なるべく海寄りのルートを歩くこととしました。
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早速、日本海が見える漁港・・・?
そういえば案内図には「グラスボート乗船場」って書いてあったけど、ここのことでしょうか?
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漁港? 乗船場? の目と鼻の先に、鳥居が立っている島があります。
この島こそ、かつて日御碕神社の
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高台へ上がると、さびれた漁港と思っていた場所は、思いのほか乗用車が停まっていました。
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自然の造形美!
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経島の全容が見えてきました。
漁港?の防波堤から歩いて渡れそうにも見えますが、れっきとした島。
船がなければ上陸できません。
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経島は大小ふたつの島からなり、仏教の経文を積み重ねたような岩の形からその名がついたといいます。
このあたりには、毎年12月ごろに約5,000羽のウミネコが渡来し、4月から5月に産卵しヒナをかえします。
そして7月ごろには北の海へと飛び立っていきます。
経島は、日本海西部における代表的なウミネコの繁殖地として、
・・・と案内看板をおおいに参考に・・・この看板、間違えてるじゃねぇか!
あやうくウソ情報をわがサイトに載せるところでした。
経島って一枚岩の島ではなかったんですねぇ、この駄文を編集しているたった今知りましたよ~。
なお当時は10月下旬、ウミネコはまだ飛来していませんでした。
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岩場の崖っぷちが続く海岸。
2時間サスペンスドラマで出てきそうな風景ですなぁ。
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松林の向こう、白亜の灯台が見えてきました。
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経島の全景。
経文よりも左を向く魚の形をしているように見えます。
魚でいう尾びれの部分が、大小ふたつのうちの小さい島・・・・・・かな。
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岩場の風景を愉しみながら、灯台の方へと歩いていきます。
ここからなら、経島がふたつの島だということがわかりますね。
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五角柱や六角柱の岩石がびっしりと詰められて立っている柱状節理の素晴らしい光景。
日御碕の岩石は、流紋岩という白みを帯びた火山岩からできているのだそうです。
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日御碕、到達!
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高さ日本一の白亜の灯台・出雲日御碕灯台【国指定重要文化財】!!
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灯台への行く手を阻む断崖の入り江。
こういう場所って、見えない何かの力が働くのか、なぜか近寄って水面を眺めてみたくなるんですよね。
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回り込んで、灯台の入口へ。
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断崖の入り江。
先程まではこの向かい側にいました。
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やっぱり近寄って見てしまう・・・。
いやいや、北斗の神に魅入られる前にこの場を離れよう。
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灯台の入口までやってきました。
おやおや、幼稚園児でしょうか? ぞろぞろと外に出てきました。
崖っぷちを散策している折に灯台から聞こえてきた歓声は、彼らのものだったのですね。
彼ら全員が出るのを待ってから、中に入るとしましょう。
受付の淑女に、「参観寄付金」という名の入場料300円を払います。
参観寄付金は中学生以上から発生するようです・・・すなわち先ほどの皆さんは無料ということですね。
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受付のところにこのようなものが置いてありました。
このスタンプ帳は、全国各地の中に入れるところ限定の灯台のスタンプを集めるというもの。
中に入れる灯台は、たったの16基しかないのだそうです。
これはコンプリートは簡単・・・ではありません!!
基本的に灯台は海のそば、岬の突端にあるので、そこまでのアクセスが困難。
そして16基のうち3基は離島にあります。
日本100名城の完全制覇と、灯台16基完全制覇・・・どちらが先に達成できるでしょうか。
それはともかく、最初のスタンプを頂戴しましょうか。
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12番、出雲日御碕灯台!
出雲日御碕灯台は、明治33年(1900年)に着工し、設計から施工まですべて日本人の手により行われ、明治36年4月1日に点灯しました。
高さは43.7メートルで、建設当初から現在に至るまで日本一です。
灯台の光度は48万カンテラ、光達距離は21.0海里(約39km)です。
なお、私が訪問した当時は登録有形文化財となっていましたが、令和2年(2022年)2月9日に国の重要文化財に指定されました。
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いざ、参らん!
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狭くて急ならせん階段。
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あの園児たちはおとなしく上り下りできたのでしょうか。
引率する先生たちの苦労が思い起こされますね。
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100段目に到達。
銚子の犬吠埼灯台は、九十九里浜にちなんで階段は99段なのだそうですが、日本一の灯台はこれを軽く凌駕していきます。
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118段目だったと思います。
これで階段はおしまい?
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最後の階段ですね。
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灯台のテラスに到達です。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/b3/7f77e6259ca39970a44ca37a74a39b37.jpg)
絶景ですが、やっぱり高いですね。
テラスは欄干で囲われてはいますが、乗り越えてしまうこともできなくはない・・・。
引率する先生方は、園児たちが欄干をよじ登ってしまわないか、しっかりと見張らなくてはならなかったことでしょう。
先生方、本当にお疲れ様でした。
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かつて日御碕神社
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地上へ下りました。
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そういえばこの地にもお城があるそうな・・・「城攻め」!
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宇龍城を攻略・・・って、こんなときに女王様からのLINEが入るとは!