鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

千里浜で海岸地形を学ぶ

2023-01-29 | どうでしょうロケ地


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 後 5 時 3 8 分

石 川 県 羽 咋 市

金 沢 に 向 か っ て 走 行 中



第2王子が熱望していたのと鉄道西岸駅の訪問を終え、一路金沢へ。
第2王子は早くも眠りにつき、女王様のサポートのもと、私の運転で能登半島を横断。

そして能登半島の西側、すなわち日本海へ。
ここからはのと里山海道というフリーウェイで一気に金沢に進めるのですが・・・

時は夕刻、場所は日本海。
日本海に沈みゆく夕陽を眺めていきたいところです。

そこでなるべく海岸沿いを進めるルートで、石川県を南下していきます。



石川県の海岸沿いといえば・・・わかる人にはわかる砂浜海岸。
というわけでここで砂浜海岸について勉強しましょう♪

海岸地形は難しそう? だいじょうぶ!



我々にはあの大泉校長がついているではありませんか!

川の流れによって削られた土砂は、やがて海に出ます。
海に出た土砂は海水によって流されていきますが、流れが緩やかな所で留まり積もっていきます。
こうして砂浜海岸が造られていくんですね。

ポイントは、川の流れが削った土砂によって砂浜ができるということ。
近年砂浜がなくなっているという問題は、川の護岸工事やダム建設により川に流される土砂が減少したことによるものなんですね。
↑ここ、試験に出ますよ!・・・というか出ましたよ~!

そして流された土砂は重い順に積もっていくので、まず先に粒の大きいもの、次第に粒の小さいものが積もっていきます。

石川県には、比較的大きな川に手取川があります。
その手取川が運んだ土砂は日本海に出ると、暖流の対馬海流によって北に運ばれていきます。



対馬海流が北に進むと、石川県羽咋(はくい)市で日本海に突き出ている滝崎にぶつかります。
すると海流は勢いを大きく削られて陸地側にUターンし、粒のきわめて細かい砂が積もっていきます。



こうしてできた砂浜海岸、千里浜(ちりはま)にやってきました。
う~む、前置きが長かったですねぇ。
爆睡中の第2王子もいったん下車。



柏ナンバーのごついVOXYさんを、砂浜の駐車場に停めております。
ここは日本で唯一自動車が通行できる砂浜・千里浜なぎさドライブウェイ



踏みしめて歩いてもこのとおり、沈んでいきません。
自動車ですら沈まないわけですから、人ひとりなど当然沈みませんよね。





時は夕刻、日没まではあと1時間といったところでしょうか。
日本海に沈みゆく夕陽、見てみたいですね。



北を見やると、日本海側に突き出ているのが滝崎
自動車も通れるきめ細かな砂浜を造った要因ですね。




午 後 5 時 5 1 分

道 の 駅 の と 千 里 浜


第2王子「トイレ行きたい」

体調な良好な者も不良な者も、車で寝れない者もはたまた爆睡している者も、平等に訪れる機会、それは排泄。
千里浜からいったん離れ、



道の駅のと千里浜へ。



道の駅のお土産物店や飲食店はすでに営業終了していましたが、敷地内にあるサンドアートをしばし観賞。
千里浜の砂は粒がきめ細かいので、サンドアートにはとても向いているのだといいます。



道の駅のサンドアートは一年中展示されているそうです。
そしてなぎさドライブウェイにも夏季だけサンドアートが展示されているとのことでしたが・・・
砂浜を自動車が走ることにただただ感嘆していた我々には、サンドアートを見つけることはついにできませんでした。



・・・踏まないように気を付けましょう。




午 後 6 時 0 2 分

ふ た た び 千 里 浜 な ぎ さ ド ラ イ ブ ウ ェ イ へ










どうでしょう班も通った千里浜なぎさドライブウェイですが・・・

この画の場所、どこにもねぇぞ!



どうでしょう班の画は日本海が左側、つまりは南から北上しています。
これに対して我々はこれから金沢に向かう、すなわち北から南下しているのです。

ということはこれらの画は、なぎさドライブウェイの終点付近にあるというわけですが・・・
疲労困憊の我々にそのスポットを探す余力はありませんでした。



午後6時12分、千里浜なぎさドライブウェイ、終点へ。



見事なるかな、日本海の夕陽!



なぎさドライブウェイを離れた我々は、のと里山海道というフリーウェイでなおも日本海沿岸を南下していきます。
その間は、砂浜海岸の集中講義を続きからどうぞ~。



海流によって流された土砂によって砂浜ができることは述べましたが、中には特殊な砂浜が存在します。



砂浜が海に飛び出すように積もってできたものを砂嘴と呼びます。
「嘴」は訓読みで「くちばし」、つまりは「砂でできたくちばしみたいなやつ」ということです。
砂嘴の代表例は北海道の野付崎、知床半島と根室半島の間にある釣り針みたいな半島です。



砂嘴が成長し入り江を形成したり、あるいは入り江を完全に塞いでしまった場合、その砂浜は砂州といいます。
砂州の代表例は、京都府にある天橋立(あまのはしだて)ですね。



また陸地と島の間は海流が緩やかになりやすく、したがってここでも土砂が積もりやすくなります。
こうして陸地と島が砂浜で繋がった場合、繋がった島を陸繋島といい、繋げた砂浜を陸繋砂州、またはイタリア語でトンボロといいます。

藤「あんまり覚えなくてもアレですけど・・・」  ←大ウソツキ
大「谷啓が吹く・・・」 鈴「それはトロンボ~ン」

陸繋島の代表例は北海道の函館山で、函館の市街地がトンボロに当たります。
関東では神奈川県の江ノ島が陸繋島の代表例ですね。



さらに砂州によってせき止められてできた湖を潟湖、または英語でラグーンといいます。
潟湖の代表例は秋田県の八郎潟



そして石川県の河北潟です。

これらの砂浜海岸は、体操で覚えてしまいましょう!

 

 

これで完璧ですね!
地形の成り立ちを考慮すると、砂嘴→砂州→潟湖=陸繋島の順がベストではありますが。
でもどうでしょう藩士にとっては、潟湖→砂州→砂嘴→陸繋島なんですよね。


我々がこれから向かうのは、金沢。
河北潟は、まさにこれから通るところです。

 

そして肝心のこの場所、はっきり言って特定不能。
画もただの砂浜で、ヒントに乏しすぎます。
それっぽい場所をGoogle Mapさんのストリートビューで確認しようとしても、見ることができません。
私としては能登島大橋ロードパークでできなかった分、この場所でしっかりと砂浜海岸体操をしたかったのですが、これも断念。




午 後 7 時 3 3 分

ホ テ ル イ ン タ ー ゲ ー ト 金 沢




金沢で~一泊!!・・・はまだ早い。
これより夜食を求め、金沢を歩かなければならないのでした。


早よぅ~眠らせてください・・・。





西岸駅~花咲く妹よ

2023-01-29 | 鉄道の旅


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 後 4 時 2 4 分

石 川 県 七 尾 市

の と 鉄 道 西 岸 駅



のとじま水族館で・・・



雄大なジンベエザメに圧倒された我々は、能登半島の先へと進んでいました。



カマイルカとコンタクトをしていたときは元気そうだった第2王子も、柏ナンバーのVOXYに戻るとすぐに爆睡。



能登島から本土に帰還し、約5分ほど進むと・・・



のと鉄道西岸駅に到着しました。


西岸駅は、石川県七尾市にあるのと鉄道七尾線の駅です。
昭和7年(1932年)国鉄七尾線の駅として開業しますが、昭和47年(1972年)には無人駅となります。
昭和62年(1987年)国鉄民営化にともないJR西日本の駅となりますが、平成3年(1991年)にJR七尾線和倉温泉駅・輪島駅間がのと鉄道に移管され、のと鉄道の駅となりました。
なおのと鉄道七尾線は、平成13年(2001年)に穴水駅・輪島駅間が廃線となり、西岸駅は現在、終点の穴水駅から2つ手前の駅となっています。



七尾駅・和倉温泉駅を除くのと鉄道の各駅には愛称がつけられていて、西岸駅の愛称は小牧風(おまきかぜの)駅」
駅近くの入り江を挟んだ高台・小牧台にちなんでいます。



小さいながらも風情のある駅。
ここを目的地とすることを強く主張したのは、普段の旅を鉄道でする私ではなく、車中で爆睡していた第2王子
その理由は・・・





↑コチラ。
何て云ったかなぁ~? ナントカいろは・・・
は○○○いろは・・・・・・はなげのいろは はなさくいろは・・・「花咲くいろは」


「花咲くいろは」は、日本のアニメ制作会社P.A.WORKSによるオリジナルアニメ作品です。
テレビアニメは平成23年(2011年)4月から9月まで放送され、平成23年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品に選ばれています。

内容は、石川県にある架空の温泉街「湯乃鷺温泉」の旅館にまつわる物語。
作中に登場する「ぼんぼり祭り」は放映年の平成23年秋に実現し、温泉街の舞台となった湯涌温泉にて湯涌ぼんぼり祭りが行われています。





小さな駅舎の中は、「花咲くいろは」目白押し。
作中における温泉街の最寄駅「湯乃鷺駅」は、この西岸駅をモデルとしています。
そういうことですから、こちらは「花咲くいろは」のファンからすれば重要な聖地。
交流ノートが連綿と残されているのですね。

初石川県!! 初金沢!! 初花いろ聖地巡礼!!

・・・なるほど、「花咲くいろは」は「花いろ」と略されるのですな。
うむ、これなら「はなげのいろは」などという私みたいな輩は出てこないでしょうな。

この3日間で色々な所を回りました。
普段の私生活や仕事のストレスなどがこの旅ですべて癒されました。


・・・ふむふむ、それは良かった。
第2王子らしい、落ち着いた文面ですなぁ。しかし・・・

この先もずっと花咲くいろはを大好きでいます!!!!!

感嘆符(!)が5つも現れるほどの昂揚感、そして・・・

明日からもぼんぼるぞー!!!!!

ぼんぼるって、何?!
文献によれば、「花咲くいろは」第11話で主人公がぼんぼりを洗っているときにひらめいた造語で、目標に向かって頑張りたいと思うことだそうな。
どうでもいいことかもしれないが・・・

「初」は「ネ(しめすへん)」じゃなくて「ネ′(ころもへん)」ですよぉ。

後世に残るものですから、誤字脱字の類には注意しましょうね。



今回は第2王子に加えて私も記帳します。




駅舎の中に掲げられている時刻表。
平日は1日17往復、休日は1日16往復と、それなりに本数はあるようです。
上り線の時刻には金沢方面への連絡時刻も併記されています。
七尾駅での乗換えの待ち時間はおおむね10分以内、長くても28分とスムーズなようです。

このときの時刻は、16時25分。
16時31分発の上り列車が、もうまもなくやってきそうです。




味のある駅舎から、ホームへ。

 (下り・穴水方面)

ホームは2面2線の相対式。
列車は1両ないし2両程度なのに比べると、ホームは長め。
かつて急行列車などの優等車両が乗り入れていた名残でしょうか。



駅舎側にある上り線ホームには、湯乃鷺駅の駅名標が立っています。
ひとつ前が「守田駅」、ひとつ先は「大塚駅」



同じく上り線ホームに立つ、本物の西岸駅の駅名標
つまりは能登鹿島駅守田駅能登中島駅大塚駅・・・ではないそうです。
「花いろ」では能登中島駅も主人公の通う高校の最寄駅として登場し、そこでは「小松崎駅」となっています。



ひっそりとたたずむ、「にしぎし」の駅名標

 (上り・七尾方面)



下り線ホームには、七尾寄りにある構内踏切で渡ることができます。




午 後 4 時 3 0 分

上 り 列 車 入 線






普通列車七尾行きがやってきました。
車両はNT200形気動車・・・





おっと、2両目は「花いろ」ラッピング車両です!
これには体調不良の第2王子もいたくご満悦。
扉にある「喜翠荘」は主人公が居住している温泉旅館です。



16時31分。
列車は定刻どおり西岸駅を後にしました。




最後に記帳。
誤字脱字に十分注意しながらも、くだらないことを書いてしまいました。



「花いろ」の舞台・西岸駅を後にして、
「ついでだから小松崎駅能登中島駅)にも寄るか?」
と尋ねてみましたが、やはり第2王子体調不良
能登中島駅には立ち寄らず、柏ナンバーのVOXYは金沢方面へと走っていきました。



車中、ふと女王様がおっしゃいます。
「前にドラマで見たことがある」と。

平成6年秋のフジテレビ系、いわゆる「月9」で放送されたドラマ「妹よ」
作中で和久井映見唐沢寿明が小さな駅で別れるシーン。
この撮影地が西岸駅だったのだそうです。

それにしても女王様、20年以上も前のドラマのワンシーンをよく覚えていたなぁ。





のとじま水族館~甚平さんと・・・?

2023-01-29 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 後 2 時 1 2 分

石 川 県 七 尾 市

能 登 島 大 橋



富山県北西端の街・氷見で食事をとった後は、そのまま富山湾ぞいを進み能登半島へ。
能登半島最初の目的地は、のとじま水族館です。

車中泊で眠れぬ夜を過ごし早朝に長野を発った我々は、順調に石川県に入りました。
石川県最初の街は、和倉温泉を擁する温泉町・七尾。
私個人としては、かの上杉謙信も攻めあぐねた名城・七尾城【国指定史跡】を登城したかったのですが、女王様第2王子がこれを許すはずもありません。
通行料無料のフリーウェイ・能越自動車道を通り、七尾城山インターチェンジで七尾市街へ。

「七尾城山インター」って、ぜったい七尾城のそばだよなぁ~。

七尾の温泉街・和倉温泉には入らず、



かつてどうでしょうゼミナールが開講していた能登島大橋へとVOXYさんを走らせていました。

当初は、能登島大橋の脇にある能登島大橋ロードパークに立ち寄り、

 
 

海岸地形について学習する予定でした。
しかし第2王子は、相変わらず体調不良で爆睡中。
そして運転手の私も、眠さが限界に達しつつあったので、通過させていただきました。
あまりにも眠かったので、とにかく早くのとじま水族館に着いて、一眠りしたかったのです。



午後2時半ごろ、水族館に到着。
ひとり元気な女王様は、車中ずっと寝ていた第2王子を起こし、館内へ。
私はとにかくひと眠りしたかったので、車中でお昼寝・・・zzz




午 後 2 時 5 0 分

の と じ ま 水 族 館


寝れないんだよぉ・・・暑くて。
それでも15分ほど仮眠をとって、少しはラクになりました。



風光明媚な能登島。
そういえば日本本土以外の地、すなわち離島に下り立つのは私自身はじめてのことでした。
はじめての離島だったなら、せめて眠くないときに、島の景色を両眼にしかと焼き付けることのできる状態だったらよかったです。


のとじま水族館、正式名はのとじま臨海公園水族館というそうです。
のとじま臨海公園のなかにある水族館で、石川県ではただひとつの水族館なのだそうな。

入場料は、大人1,890円。
ですがあらかじめ第2王子がコンビニで前売券を購入していたため、200円割引で入場できました。





最初の水槽は、「ジンベエザメ館 青の世界」
この水族館最大の見どころであるジンベエザメが、しょっぱなから現れます。

 

 

水槽の中を悠然と泳ぐ、2匹のジンベエザメ。
彼らが住まう水槽は、水量1,600トンで日本海側では最大級のものだといいます。
そんな水槽でも、ジンベエザメが成長するにつれて手狭なものとなっていくそうです。

 







2匹は両方ともオスで、それぞれスズベエナナベエと名付けられていました。
能登半島のつけ根の街・七尾と、最先端の街・珠洲にちなんだ名前と考えられます。
しかしこの2匹、現在は水族館には存在していません。
我々が訪れた2か月後の9月28日にスズベエが、翌日にナナベエが海に帰されたのだそうです。

スズベエ、ナナベエと入れ替わるように、彼らよりもひと回り小さめのジンベエザメが水槽に入りました。
現在のジンベエザメの水槽には、オスとメスがそれぞれ1匹ずつ泳いでいます。
12月5日に名前が決まり、オスは「8番目のジンベエ」ということでハチベエ、メスは羽咋(はくい)郡志賀町の定置網に迷い込んでいたことからハクと名付けられています。



水槽で泳ぐ生き物たちをじっくりと観賞したいところですが、15分前に入館した二人に追いつかなければなりません。
それに眠気がかき消えたわけでもないので、やや飛ばし気味に館内をめぐっていきました。



ケムシカジカ
「けむ しかじか?」ではなく、「毛虫(かじか)」。
能登以北や東北、北海道で獲れる白身魚で、淡白な味わいが美味なのだとか。



ぎゃー、ウツボだ!!



かわいらしいアオウミガメ



「クラゲの光アート」という水槽。
ここで女王様第2王子の先発隊に合流。





トンネル水槽へ。



この水槽のテーマは、「イルカたちの楽園」
カマイルカが自由に回遊している様子を見ることができます。
ここで、第2王子が異能を発揮・・・!?

 



なんと1頭のイルカが、第2王子に導かれるようにそばにやってきたではありませんか!





イルカは我々の前で止まり、我々の様子をじっと見ていました。
イルカの瞳をまじまじと見たのは今回が初めて。
とても優しそうな、ちょっとばかりうつろな目をしていました。





私が密かに水族館で一番好きな肴・・・じゃなくて魚、イワシ(マイワシ)です。



円を描くように群れ、集散を繰り返すマイワシ。
その数、約1万尾だそうな。

 

イワシの大群は何時間見ていても飽きませんなぁ~、そう思っていたら二人の様子が見えません。
仕方ない、先に進むか・・・。



ウミガメ水槽



 

アオウミガメがやたらバシャバシャ波を立てていました。



 

ウミガメさんが、水中を軽やかに泳いでいく・・・

 

・・・スイスイ泳ぐには、ちょっと手狭なようですね。





外に出ました。
トンネル水槽を上から見下ろしています。
時折、カマイルカが息継ぎのために鼻を出しています。



第2王子、異能再び。
体調は絶不調にもかかわらず、ここでもイルカを誘い出すことに成功していました。



お土産物屋にて。



女王様、カピバラのハンドタオルを見つけてご満悦。
いやいやいや、ここでカピバラグッズを買うんですか~?
たしか、カピバラは1匹もいなかったはずですが・・・?





のとじま水族館は、のとじま臨海公園の中核をなす施設で、正式名称は「のとじま臨海公園水族館」です。
生育する生物は約500種、約4万匹で、能登半島近海の魚介類を中心に展示しています。
カマイルカが泳ぐトンネル水槽は、長さ22メートル、水量1,200トンで国内最大級となっています。
平成21年(2009年)8月にはパノラマ大水槽の整備が始まりました。
水槽は八角柱型で、水深6メートル、水量1,600トンを誇り、日本海側では最も規模の大きいものとなっています。
平成22年(2010年)8月にはパノラマ大水槽にて、国内4番目となるジンベエザメの飼育、展示が始まっています。




駆け足&寝不足で回ったため、あまりじっくりと観賞できなかったのとじま水族館。
甚平さんの写真は撮ったのですが、動画をひとつも残さないという大きなミス・・・。




甚平さん、のとじまのみなさん、また来ますからね!





鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記・後編~勝負は倍満で

2023-01-17 | 鬼ヅモ同好会


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 2 月 3 0 日 ( 金 )

午 後 1 2 時 3 0 分 ご ろ

横 浜 市 某 所

第 8 3 回 鬼 ヅ モ 同 好 会 麻 雀 大 会 会 場





前日に6試合を闘い、こんな感じ。
見せ場は最初だけの私は置いといて、会員三者は接戦、たか副会長がやや有利といったところ。

かつ会長はこの日の夕方までに茨城に帰らなければなりません。
この日の試合を2試合と定め、最終日の闘いが始まります。



この日の前半戦、第7試合。
なんと私、めいがトップをとっちゃったんですねぇ~♪

なんでこういうときに、牌姿を1枚も撮影しなかったのか!

後悔しても仕方ないのですが、めいが+51pts を獲得し、▲33pts まで巻き返しました。
2着はかつ会長、+4pts を獲得。
3着はよね先生、▲17pts と後退。
ラスはたか副会長、▲38pts と大きく後退。

この結果、順位は大きく変動。

1位 かつ会長 +26pts
2位 たか先生 +18pts
3位 よね先生 ▲11pts
4位 筆者めい ▲33pts

首位が入れ替わり、3位までの点数差は 37pts に縮まります。
上位三者は、次の試合でトップを獲れば優勝といった状況。
最下位の私も、点数を荒稼ぎすれば、あるいはそれができなくとも上位二者の点数如何では勝機がないわけではありません。

次の試合にトップを獲った者が今大会の優勝者、そう考えてもいいでしょう。
そして私は、さきの試合でトップを獲っております。

風は、我にあり!




立直・自摸・三色同順・ドラ5
親のたか先生による倍満自摸・・・これで勝負あり。

たか先生は連荘で親の満貫を自摸であがって、ダメ押し。





ご覧のとおり、第83回大会は 81pts を獲得されたたか先生の優勝となりました。
おめでとうございます!




午 後 6 時 3 0 分 ご ろ

メ シ を 求 め て さ ま よ う


会長がお帰りになり、残った3人。
ある者はゲームに興じ、ある者は惰眠を貪っていましたが、それでも平等に腹は減っていきます。



同好会御用達の洋食屋さん・「ロッシュ」・・・年末休業。

ロッシュのお向かいにある同好会御用達の蕎麦屋さん・太田屋は大晦日の年越しそばに備え、前日の12月30日はお休みです。



同好会御用達の街中華・「太田楼」・・・年末休業。
御用達の「三本柱」は全滅。


このまま吉野町まで歩いていき、



そば屋・「増家」は、早めに店じまいした感じ。



近頃できたという二郎系ラーメン・「豚仙人」・・・年末は早じまい。



国道16号と鎌倉街道の交差点に位置するラーメン屋・鶏喰(トリック)なんて、端っから開いちゃいねぇや。



その「鶏喰」の向かいにあったお店。



「サモサ」というスープカレーのお店が開いていたので、ここで夕食とする!

中に入ると、インド?ネパール?方面の方が出迎えてくださいました。
ああ、ここはインド料理店でスープカレーもやってますよ~という感じの店だな。
果たして当たりなのかハズレなのか・・・。

私はスパイシーチキンカリー(1,250円)、たか先生はパリパリチキンカリー(1,240円)、よね先生は焦がしトロトロポークカリーを注文。
そしてチーズナンやプレーンナンなども適宜注文し、カレーの着丼を待ちました。



スパイシーチキンカリー、うまい!
チキンはよく煮込んであるようでほろほろと柔らかく、そしてなにより野菜がうまい!
肉よりも野菜が美味しく感じてしまう、野菜を美味しく食べさせてくれるスープカレーでした。
大根がカレーに合うなんて初めて知りました。



よね先生のポークカリー。
豚肉がこんなにでっかい、いわゆる逆写真詐欺です。
次来たときはこれをオーダーしよう、というたか先生と意見が一致。

お腹も心も満たされて、我々は外に出ました。



このままよね先生のお宅に戻り、大晦日を迎えます。
大晦日は、残っていたお土産物と酒を朝飯とし、私は一足早く横浜を発ったのでした。




1 2 月 3 1 日 ( 大 晦 日 )

午 後 5 時 4 5 分




なぜ私はここにいるんだ?!・・・・・・それはそうと、

 

令和4年は皆々様におおいにお世話になりました。



令和5年もよろしくお願い申し上げます。



第83回鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記 完

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鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記・前編~起動!アモステーブル

2023-01-17 | 鬼ヅモ同好会


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 2 月 2 9 日 ( 木 )

午 後 7 時 5 1 分

横 浜 市 某 所

第 8 3 回 鬼 ヅ モ 同 好 会 麻 雀 大 会 会 場



個人的に波乱のあった令和4年12月。
さらに波乱のあった令和4年12月28日を経て、世に云う年末へ。



同好会員4名、1年ぶりに集結!
よね先生宅の全自動麻雀卓「アモステーブル」、久しぶりに起動。

ウェロウェロウェロウェロウェロ・・・・・・

なんとも弱弱しいモーター音、そして欠けている牌山
同好会の麻雀大会にて活躍すること、かれこれ15年。
「アモステーブル」さんもついに寿命がきたのか?!

トライアンドエラーを繰り返すこと数たび、



不安は残るものの、きれいな牌山が形成されるようになりました。



第1試合、開戦。
「アモステーブル」の起動が久しぶりならば、麻雀牌を用いた試合も久しぶりであった同好会員。
いたるところで、ミスを連発してしまいます。

めい(私ですねぇ~)、しょっぱなの第1局で誤開門
めい(また私ですな)、配牌にて最後の1枚を取り忘れ、少牌



それでもメンホン(面前混一色)・東・北・ドラドラで、たか先生とのリーチ合戦に勝利。
(今回のドラは、西でした)
3+1+1+2=7翻の跳満ということで、12,000点をゲット。
たか先生の待ちは何だったんでしょう?



ほほぅ、三索の辺張待ちと五八筒の両面待ちの三面聴ですか・・・・・・ん? 不聴立直
おやおや、私や「アモステーブル」だけでなく、たか先生も本調子ではなかったようですねぇ。

かつ会長「もういっぺんアガリを確認してみな」



メンホン・東・北・ドラドラ
メン・ホン・東・北・ドラドラ・・・・・・あ!
立直・面前混一色・東・北・ドラドラ・・・1+3+1+1+2=8翻、倍満でした!

最後までトチ狂っていたにもかかわらず、この倍満一発で第1試合を制したのでした。



というわけで、この日の試合結果~。



おおぅ、債務を一手に担う圧倒的最下位・・・。
トップが1回、3位が1回で、あとはすべてラス。
3位というのも僅差でラスを逃れただけなので、実質トップかラスかという荒れっぷりでした。



この日の試合が終わり、ある意味緊張の宴。

 

たか先生、湯治の旅のお土産。

 

よね先生、鉄印帳の旅のお土産。



私が持参した、静岡の旅のお土産・カンパチの干物

会員諸兄それぞれが、思い思いに酒と肴を愉しみながらも、前年の悲劇を繰り返さないように細心の注意を払っているかのようでした。





ダチョウ王国・第4章~クリスマスはカピバラ三昧

2023-01-17 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 2 月 2 5 日 ( 日 )

午 前 1 0 時 1 3 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム



クリスマス。

キリスト教の開祖であるイエス・キリストの誕生を祝う日。
わが国ではキリスト教徒よりも仏教徒の方が圧倒的に多いにもかかわらず、仏教の開祖・ブッダの誕生日である花祭りよりも盛大に祝う日であります。

我々はキリストの降誕も、ブッダの降臨も祝うことはなく、



ダチョウ王国にやってきました。

この日の石岡市は快晴だったのですが、冷たい北西の風が吹いていました。
地面には霜、そして霜柱が残っています。




この日もまっすぐカピバラの柵へ。
女王様、早速カピとふれあっていますね。
カピたちの食欲は旺盛、これに対して我々も汚れていい服装と動きやすい靴を着装しています。





小屋の外でエサを食べているカピたち。
ほのぼのとした光景のいっぽう、



ほとんどのカピは、小屋の中でじっとしています。
カピバラは本来、南米アマゾン川流域といった、熱帯雨林の水辺に生息している動物です。
当然寒さには弱いので、小屋の中にはヒーターが取り付けられています。



寒さに弱い、このお方
気温1ケタの冷風に耐えられず、小動物がいる屋内に避難・・・。




「ダチョウ王国組織図」がありました。
これまで何度となく通っているダチョウ王国ですが、「組織図」を見たのは初めて。
カピバラばっかり見ているから、見落としていたんですね。

ダチョウ王国の組織のトップは、やはりダチョウさん。
会長に就任されているのは、ダチョウのココ氏だそうです。

そして社長には、アルパカだいち氏。



ジャムくん(茶色)にジュリエットちゃん(白)は、将来の社長候補でしょうか。

そして部門は哺乳類部、鳥類部と爬虫類部があり、哺乳類部のリーダーはカピバラミッチーパパだそうです。



ミッチー部長はこの日も繁殖制限のため小部屋に隔離され、おおいに欲求不満のご様子でした。


意を決して、外へ。
再び、カピバラたちとふれあいます。





チモシー(干し草)が入っている桶に、子カピちゃんが入っています。
カピ好きの間では「おけカピ」と呼ばれるのだそうな。
食べ物が十分入っている桶ではありますが、キャベツを差し出すと、チモシーそっちのけで食べてくれます。



赤カピちゃんもキャベツを食べていますね。
大きい葉でも、モシャモシャという咀嚼音をあげながらペロリと平らげてくれます。

しかし・・・・・・



寒い。




午 前 1 1 時 5 2 分

フ ァ ッ シ ョ ン セ ン タ ー し ま む ら 八 郷 店




急ぎ、上着を購入。
しまむらさんはダチョウ王国の近所にもあるんですねぇ~、有難いことです。
しかもお安く上着を購入できて、女王様もご満悦のご様子。

正午から午後1時までの「カピバラ休憩タイム」を利用してのお買いもの。
当日の入場券があれば、みなみのまきばには再入場できます。




午 後 1 2 時 4 3 分

茨 城 県 石 岡 市




再び、ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
カピバラを含む動物たちが飼育されているみなみ(南)のまきばに向かいます・・・が、このときは「カピバラ休憩タイム」

そこで・・・



ダチョウ肉、うまい!
串1本500円とそこそこの値段ですが、ちょっとした思い出と考えるなら安いものです。
味付けは塩コショウのみとシンプルで、味もウェルダンのビフテキ(昭和っぽい表現?)に近い感じ。
それでも、牛さんほどクドい味ではなく、なかなかにおいしかったです。

ダチョウ王国は、ダチョウをはじめとする動物園であるとともに、畜産用のダチョウを飼育する牧場でもあるのです。
そして王国の総合受付であるこちらでは、ダチョウの卵、加工肉をはじめ、卵アイスなどの加工食品も販売され、ダチョウ肉のステーキ串なども供されています。



彼らが・・・



こうなってしまう・・・・・・???

この疑問を脳裏の深淵にしまいこんで・・・





カピバラさんのもとへ。





人間、とくに女王様にとっても寒いクリスマス。
本来アマゾンに生息するカピバラさんにとってはなおのことでしょう。
この日はヒーターのきいている小屋から出てこないカピバラも少なからずいました。



そんな中で、私の膝の上で戯れる子カピちゃん。
いや~、かわいいですねぇ~、このまま持って帰りたくなっちゃいますねぇ~。
そんな子カピちゃんの足は、泥だらけ
ズボンが汚れてしまう!・・・なんてことは想定内、まったく取るに足らないことです。
我々は、カピバラたちと体当たりでふれあいに来ているのですから。



坂の上をめざす赤カピちゃん。
この急こう配を上っていくわけですから、脚力をはじめとするフィジカル面が鍛えられていくわけですね。
そしてこの日の坂は、早朝の霜柱が融けたことで著しくぬかるんでいます。
カピバラたちは途中滑りそうになりながらも、己の膂力と4本足のバランスで、着実に坂を上り下りしていました。



イガグリのように毛が立っている、赤カピちゃん。





やっぱり、寒い。
しまむらさんの上着を着こんではみたものの、寒風に長時間さらされるのには耐えられなかったようです。



暖を取り、外へ。
夕刻が近づきつつありました。



ミッチーパパ、



カピバラ王国のみんな、



来年もよろしくね!!





午 後 6 時 1 2 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




ダチョウ王国のお次は、やっぱりコチラ。



横顔凛々しいパピコさん。



女王様の手にかかると、いとも簡単に転がされてしまいます。
転がったパピコさんは、終電を逃して駅前に転がっている酔っ払いのようにも見えます。
私もああならないように、自分を省みなければ・・・。



こちらのもうひとりのアイドルである、トイプードルあかつきさん。
かれこれ50回ほど訪れている我々とはすっかり顔なじみで、好んで膝の上に乗ってきてくれます。



そこに、パピコさんがやってきました。



パピコ「んん~~、なにしてんのぉ~~~」



!!!!!!



ご心配なく。
甘噛みだったようです。
パピコさんの鼻には、目立った流血も外傷もありませんでした。



パピコさんのお部屋と、あかつきさんのポジションとは、お隣り同士。
だからといって仲が良いかというとそうでもないようで、あかつきさんはパピコさんを完全に下位の者と位置付けているようです。
いっぽうパピコさんは・・・そういうのはあんまり気にしていないようですね。



午後6時前、園内のお客さんが減ってきました。
ここであかつきさんにとっては念願の「お解き放ち」です。
園内のお客さんの混み具合に応じて、あかつきさんは繋がれたり放たれたりしています。



あかつきさんが放たれているときの注意事項がひとつ。
それは、あかつきさんが動物のエサを横取りすることです。
女王様がパピコさんにエサをあげようとすると・・・このとおり、あかつきさんが横にやってきます。
そして隙を見せると、パクッとくわえて持ち去ってしまいます。

あかつきさんは現在の店長さん(動物園の園長さん)に畏敬の念を抱いているようで、彼女の前では決してこういったイタズラをしません。
しかし、彼女の眼が届かないと・・・



パピコ氏宅不法占拠といったイタズラも。
あかつきさんがたたずんでいる場所はヒーターがきいていて、寒さに弱いカピバラにとっては居心地の良い場所。
そしてパピコさんがご帰宅されても、「ウゥ~」と威嚇して追い返してしまいます。
このときに目をパチパチさせて困った表情を見せるパピコさん、仕方なく部屋の片隅で寝そべっていました。


パピコさんやあかつきさんが繰り広げる突拍子のないイタズラも、この動物園の魅力。



パピコさん、あかつきさん。
この一年本当にお世話になりました、とくに女王様が。
来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。






ダチョウ王国・第3章~購入!年間パスポート

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 2 月 9 日 ( 土 )

午 後 2 時 4 8 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム



ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を
ハイハイ、この日もカピバラですよ~。

この日ダチョウ王国に到着したのは、午後3時前。
冬季の閉園時刻は午後4時なので、我々はただちにカピバラのもとへ直行・・・・・・しません!



入場料大人1,000円の南のまきば
直近4週間での入場は3回と、ちょっと度を超えてるんじゃないのと云いたくなるようなならないような・・・。
それほどにわが女王様にとってはお気に入りの場所となっていたのです。

「ダチョウ王国で思いっきりカピバラともふもふして、そのあとにパピコに会いに行くのが最上の休日」

わが女王様はこのようにおっしゃいます。
それならば年間パスポートをつくってしまったほうがよいのではないか。
そう考え、今回ついに年パス購入に踏み切りました。

年間パスポートは、大人2,800円。
有効期間は1年間で、購入して即日行使できます。
年パスの使用条件として、動物のエサをひとり1個購入する必要があります。
動物のエサである野菜バケツは、1杯700円、2杯だと1,000円となっているので・・・
我々の入場料&エサ代は、従来3,000円だったものが、エサ代のみの1,000円となるわけですね。

年間パスポートに表示される顔写真を撮影。
顔写真で身元を確認するため、年パスの第三者への譲渡や貸与はできないようですね。



年パスを作成して、カピの柵に直行!



相変わらずダチョウ王国のカピバラは元気です。
女王様にエサをねだって、このとおり。
ダチョウ王国へは、我々は汚れてもいい服装で行っています。





大家族になったダチョウ王国のカピバラたち。
彼らはエサを発見するや、ゆっくりとにじり寄ってきます。
エサの野菜よりもエサが入っているバケツに反応しているようなので、柵に入ったらまずバケツを高いところに引っ掛けておくといいでしょう。

 

11月に生まれた赤カピたち。



赤カピたちもほかのカピと同様、大家族の群れの中に入り混じるようになりました。



飼育員さん、隔離されている柵に用事があるようです。
カピたちは飼育員さんの後を追い、集結していました。



隔離されている柵の中に、カピが1頭。
お父さんカピバラ・ミッチーさんで、赤カピをはじめ多くのカピのパパ。
これ以上カピが増えると容量を超えてしまうので、繁殖制限ということでミッチーパパは隔離されているのです。
欲求不満なのか、ときたま柵の中で暴れています。


時刻は午後3時30分を過ぎ、陽が傾いてきました。
あと30分で閉園時刻を迎えます。

  





哀愁漂う、斜陽のカピバラ。
彼らは沈みゆく夕陽を見て、何を想うのか。



日はさらに沈み、カピバラの柵に冷たい影が差しています。
カピたちが集まって・・・



 



家族全員14匹が集まり、「カピ団子」
あ、お父さんを除いた14匹ですね。







「こんな感じの餅菓子があったよなぁ~」と思いつつも、はじめての「カピ団子」にちょっと感動してしまいました。



「カピ団子」、解散!



赤カピちゃんが1匹後れてしまいましたが、無事小屋に戻ることができました。



閉園時刻となったので、我々はいつもの場所へ。




午 後 6 時 1 2 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




のんびり屋さんのパピコさん。
きっとあのダチョウ王国の群れの中では暮らせないんだろうな・・・。






ダチョウ王国・第2章~赤カピ成長譚

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 1 月 1 9 日 ( 土 )

午 後 1 2 時 0 8 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム



ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
この日はついにダチョウを見ることなく、直接みなみ(南)のまきばに向かいました。



ダチョウ王国に到着したのは正午過ぎ。





カピバラさんは正午から午後1時までは「休憩」ということで、柵の中には入れません。
柵越しでカピバラさんとふれあいをすることに。
「休憩」とはいいますがえさやりをすることは可能で、カピバラさんたちはしっかりとガッツリとえさを食べてくれます。


さて、カピバラさん休憩中のあいだは他の動物さんたちも見ていきましょう。



生まれて間もないアルパカジャムくんと、園内を歩いていきました。



同じアルパカの赤ちゃん・ジュリエットちゃんとともに、お馬さんの柵へ。



白いジュリエットちゃんは、白いお馬さんがお気に入りらしい?!



午後1時前でしたが、カピバラの柵に「入れます」という掲示がかかったので、中に入ります。







生まれたばかりで丸っこかった赤カピは、1週間たってシャープなフォルムになっていました。
シャープといっても、まだまだコロコロ感(?)が抜けていませんね。

生まれたばかりの赤カピは口元に野菜を授けても逃げるばかりでしたが、1週間たって野菜も口にするようになりました。





まだまだ母カピの乳から離れられそうにありませんね。

赤カピ・・・明らかにそうじゃないのが1匹。
この母カピは初産だそうで(飼育員さん談)、大きい子カピの母ではありません。
それでも子カピは当たり前に乳を求め、母カピは当たり前に子カピ(実子じゃないから「小カピ」?)に乳を授けます。
カピバラは群全体で子育てをするそうで、乳が出るメスのカピは自分の子であるかを問わず、平等に授乳するのだそうです。


この日は飼育員さんといろいろな話を伺いました。

このカピバラは、父は誰で母は誰で、そして配偶者は誰で子は誰で・・・などの血統。
そしてどこどこの動物園でいついつに生まれ・・・など。
飼育員さんはしっかり把握していて、その話にしっかりついていく女王様

なぜカピの血統を覚えているのか尋ねると、近親相姦(インセスト・タブー)を回避するため」なのだそうです。
なるほど、カピバラの繁殖においては注意すべき重要事項ですね。


 

赤カピちゃん2匹は、早めに小屋に戻っていきました。





青空と紅葉、そしてカピたちとのふれあいを存分に楽しみ、ダチョウ王国を後にしました。




午 後 6 時 3 1 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




この日もパピコをもふもふして、2週連続のカピバラ三昧の休日は過ぎていきました。






ダチョウ王国・第1章~赤カピが生まれたよ!

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 1 月 1 2 日 ( 土 )

午 後 1 2 時 5 9 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム





ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
カピバラを含む動物たちが飼育されているみなみ(南)のまきばに向かいます。

みなみのまきばは、入場料大人1,000円です。
そして動物のエサとしてバケツで野菜を売っており、1杯700円、2杯だと1,000円となっています。
我々は入場料2,000円とエサ代1,000円を支払い・・・

「ハッピ~ハロ~ウィ~ン!」



ハロウィン企画で余ってしまったというお菓子をゲットして、中へと入っていきます。







他の動物には目もくれず、カピバラの柵へと直行。



カピバラを思う存分もふもふして、





うっとりさせてゴロンさせる、通称「カピ転がし」

 

我々にとって「ダチョウ王国」はダチョウ王国ではなく、「カピバラ王国」なのです。



さてこの「カピバラ王国」は細長いエリアで区切られていて、入口から奥に向かって下り坂になっています。



こちらは入口・・・おやおや、カピが大勢で待ち構えていますね。
彼らは「王国」に人が来るたびに「エサがもらえる」ことを理解しているので、入口近くに集まってきます。
そして一部のカピは、扉が開くタイミングを見計らって、「王国」から脱走しようとします。
飼育員や心ある来園客が、カピを連れ戻す際にエサでおびき寄せる・・・すなわち脱走に成功したらエサを得られることを覚えているようなのです。

「王国」に入国する際は、カピの動きに万全の注意を払う必要があります。




「王国」の奥には、カピバラ小屋が建っています。
そして小屋のさらに奥には、柵で仕切られたエリアがあります。
このときは飼育員氏がエサを与えていました。



それぞれ思い思いにエサを食べるカピたち・・・ですが、ところどころで喧嘩が勃発します。



桶に入っている子カピと、外からエサを食べる中カピ。
中カピはエサの独占を狙って子カピを追い出そうとし、ここでも喧嘩が発生。
中カピが勝つかと思いきや、子カピが桶を死守して一歩も譲りませんでした。
当時この子には名前がまだなかったため、私はアマゾネスとか巴御前とか好き勝手に呼んでいました。


さてこの日の主役は、アマゾネスではなくこちら。





赤カピだぁ~!

奥のエリアに隔離されているお母さんカピ。
その母から離れまいとしている2匹のカピ。
この2匹、なんと11月12日当日に生まれたのだそうです。



生まれたばかりの赤カピは、野菜などのエサを食べることはできず、もっぱら母カピのお乳を飲みます。
手持ちのキャベツをあげようとしても、赤カピたちはただ逃げていくだけでした。



柵の外から別のカピがやってきました。
赤カピに興味津々でしょうか?



赤カピは野菜を食べられませんが、母カピは野菜が食べたくてしょうがありません。



柵越しの我々に「立っち」する母カピ。
おぉ、赤カピを踏まないように気を付けて・・・・・・!



赤カピは終始母カピのそばにいたので、母カピは慈愛の眼差しを向けているかのようです。
子を想う親の気持ちは、いつ見てもいいものですね。
この日は赤カピをもふもふすることはできませんでしたが、私も女王様も大満足です。




午後3時を回りました。
カピたちが斜陽の光を浴びています。
この黄昏に、カピたちは何を想い何を考えているのか・・・いや、何にも考えてなかったりして。

冬季の閉園時刻は午後4時なので、我々もそろそろ王国から出国します。



アディオス、ダチョウ王国!




午 後 7 時 1 4 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




この日もパピコをもふもふして、カピバラ三昧の休日は過ぎていきました。






カピバラ革命勃発

2023-01-05 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 月 3 日 ( 月 )

午 後 5 時 5 8 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば



令和4年新春、正月休み最終日。
年末年始を麻雀大会と実家で過ごした私は、この日の午後に柏の本拠地に戻ったのでした。

一方、年末年始は柏の本拠地に釘付けだった女王様
「正月疲れ」はピークに達しており、帰ってきたばかりの私にドライブに連れ出すよう、強く希望されたのです。

とりあえず「パン屋めぐり」でもしようか。
それならば女王様も納得するだろう。

そう考えた私は、当時の「柏ナンバーのかわいいクルマ」をもって「パンの街」といわれるつくばへ。
アイフォンさんであらかじめ調べておいた、パンの名店をめぐることとしました。




そしてやってきたのが、イオンモールつくば
ここには「ペニーレイン」という名店があったのですが、この時間でパンはほぼ売り切れ。
ただただ手ぶらで帰るのも勿体ないということで、モールの中に入ってみることにしました。


「ペニーレイン」側からモールに入ると、すぐ目の前にあるのがペットショップPETEMO(ペテモ)
そしてその隣りにあったのが、「もふもふふれあい動物園」です。
そこで目撃したのが、



決して広くはないながらも、そのワンフロアを自由に闊歩するカピバラ・パピコでした。

パピコの姿をご覧になった女王様
その御心でなにかが弾けたのでしょうか。
パピコに吸い込まれるかのように、女王様は動物園入りを強く主張されたのです。
動物好きの女王様でしたが、それだけではない、言葉では形容しがたいなにかに揺り動かされるように。



傍から見れば、どの動物園にもいるカピバラのようです。
しかしこちらの飼育員のおねいさまが、パピコの魅力を上手に語ってくださいます。



おねいさん「お手」をするパピコ。

カピバラの知能レベルは高く、このような芸も覚えることができるのだといいます。
パピコは「お手」のほかに「おかわり」「立ち」「お回り」「臥せ」も習得しているのだとか。







各地の動物園を訪れたことがある女王様でも、カピバラを触ったのは初めてのことだったそうです。
初めてのふれあいで、完全にパピコの虜になってしまったようです。





こうして、令和4年初頭のカピバラ革命が勃発したのでした。


女王様と私は、赤い国からの災厄に冒された週を除いた毎週末、欠かさずにつくばを訪れることとなります。


そして女王様カピバラへの欲求(リピドー)は、これに留まりません。
他の動物園のカピバラも見てみたい、そのような想いを抱くのに多くの時間は要しませんでした。



「すべての権力をソヴィエトへ」ならぬ、「すべての休日をカピバラへ」

諸国のカピバラたちとの出会いと、パピコの様々なすがたを、ここに記録してまいります。



「すべての休日をカピバラへ」

ダチョウ王国・第1章~「赤カピが生まれたよ!」
ダチョウ王国・第2章~「赤カピ成長譚」
ダチョウ王国・第3章~「購入!年間パスポート」
ダチョウ王国・第4章~「クリスマスはカピバラ三昧」
参拝!カピバラ神社
ダチョウ王国・第5章~「初カピ詣で」
カピバラ革命1周年
▲袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁・第1章~「真逆」(鋭意編集中)