2 0 1 6 年 9 月 2 1 日 ( 水 )
午 後 6 時 1 2 分
新 千 歳 空 港
小樽から札幌を通過し、たどり着いたのは
新千歳空港駅。
駅名からもわかりますが、改札口を出ると北海道の空の玄関口・
新千歳空港に続きます。
わが100名城の登城の旅では、交通費を節約するために「青春18きっぷ」などの格安きっぷを使うのが定番となっていました。
しかし今回、格安きっぷで北海道を脱出するには
2日ほどかかってしまいます。
格安きっぷを使うことで、かえって時間と宿代がかかってしまうのです。
そこで今回の旅では、100名城の旅史上、のみならず自分史上はじめて
飛行機を使います!
そのために、旅立ちの3ヶ月前から予約をしていたのでした。
今回利用するのは、
スカイマーク730便 21時00分発 東京行きです。
予定では、22時40分に
羽田空港に到着します。
さて、当方はじめてのフライトということもあり、
搭乗手続きにかかる時間がよくわかりません。
それに空港のターミナルは相当広いとのこと、搭乗の場所なども確認しておかなければなりません。
この飛行機を逃したら、
私は東京に帰れないのですから。
そのため、小樽の観光を17時という早めの時刻で切り上げてきました。
ターミナル内の案内図をたよりに、搭乗カウンターに到着。
ああ、
私は地図が読める人間でよかった。
スカイマークの搭乗口は、
ずいぶん隅に追いやられているようですねぇ(・_・;)
ここでファイルの中に眠っていた
搭乗予約証を取り出して・・・
なになに・・・カウンター前にある
自動チェックイン機で手続してください・・・か。
それで・・・予約番号と照会番号を入力して・・・と。
あとは・・・
手荷物タグ? かばんは2つと、あとお土産があるからタグは3枚だぁ!
おお~、搭乗券が出てきたぁ!
・・・これで完了? だよね?? あとは飛行機に乗るときにこの券をわたせばいいんだよね???
搭乗手続きがあっさり終わり、逆に疑心暗鬼に陥ってしまいました。
搭乗手続きがとりあえず一段落したので、
北海道最後の食事は、
やっぱりラーメンでしょう!
空港内の
北海道ラーメン道場に入ります。
しかしながら、どこも満席(^_^;)
そんな中で、他店と比べると席に余裕があった
弟子屈ラーメンに入りました。
弟子屈町は
摩周湖と
屈斜路湖を有する道東の町・・・ですがあまり地名になじみがないのでしょうか。
「弟子屈」を「てしかが」と読める人もあまり多くなさそうですし。
焼豚味噌ラーメン、うまい!
地名はマイナー(失礼)ですが、それと味とは話は別です。
うんうん、函館では塩を食べたけど、やっぱり北海道は味噌だねぇ。
いや、函館の塩もうまかったですよ、でも味噌はうまいです!
北海道最後の食事は御代900円でしたが、それでも満足のいくものとなりました。
あとは・・・お土産か。
北海道土産の定番ともいえる
白い恋人と
マルセイバターサンドは買わない!
あと某牧場の
生キャラメルも買わないぞ!
そう決めてお土産を吟味していきます。
その結果買ったのが、
ROYCE'(ロイズ)の
生チョコレート。
十分定番やん! しかも安全牌選びやがって。
生チョコは1箱777円だったので、各箱味を変えて4箱お買い上げ。
さらに自分へのお土産で、
阿部商店の
いかめし(レトルト)もお買い上げです。
こうして、北海道を発つ前になすべきことは済ませました。
しかしなにぶん、空港にやってくるのが早すぎました。
特にやることもなく、1時間ほど無為に空港で過ごすこととなりました。
午 後 8 時 3 0 分
搭 乗 口 へ
午後8時半、離陸30分前。
そういえば手荷物を預けていなかったので、搭乗口へと向かいます。
衣服が入ったかばん。
PCが入ったかばん。
お土産が入った紙バッグ。
何も考えずに手荷物タグを3枚出力してしまった私は、仕方なく各手荷物に1枚タグをつけることとしました。
すなわち手荷物すべてを預け、
手ぶらで飛行機に乗ることになりました。
搭乗する飛行機は、
スカイマーク730便 札幌(新千歳)21時00分発 東京(羽田)行きです。
(・・・キンコン鳴ったらどうしよう・・・)
内心ドキドキしながら、18番搭乗口のゲートを通ります。
ちなみに18番搭乗口の次のフライトは、0時10分発の東京行き。
羽田には深夜に到着するということで、接続する
京急も
東京モノレールも営業を終了している時刻。
空港で一夜を明かさなければならないという、
旅の疲れにトドメを刺すようなオプションがついています。
そのぶん料金は格安なのですが・・・さすがにこの便で帰路につくのはやめてきました。
そうしてついに、私は初めて機内に足を踏み入れました。
私の席は、
19Gか・・・
3列席の真ん中だ(T_T)
そして窓側にはすでに女性が着席しているので、空から見下ろす夜景を楽しむことはできません。残念。
でもまあいいや、
窓側の女性はなかなか可愛いし(*^_^*)
そういえば、私以外の乗客はみな手荷物を持ってきています。
手ぶらなのは私くらいです。
よくよく見れば、預けるような手荷物はスーツケースのような大きなものに限られます。
PC入りのビジネスバッグやら、果ては土産物入りの紙袋を預けていたのは私くらい。
大きなバッグの中に、所在なく縮こまっているであそうお土産物の紙袋。
紙袋の中には、こんな
ワレモノも入っています。
そのため、着陸して手荷物を受け取るまで、お土産物が無事かやきもきするハメになってしまいました。
午 後 9 時 0 0 分
ス カ イ マ ー ク 7 3 0 便 離 陸
「試される大地」を離れるときが、ついにきました。
飛行機がゆっくりと動き出し・・・機体を揺らしながら加速を始め、ついに離陸。
無事離陸したことにホッとしていた私を、
気圧差からくる耳の激痛が襲います。
旅立ちの3ヶ月前から入念に旅の準備をしてきた私ですが、この
耳痛の対策だけはまるっきり怠っていたのです。
こういうときはスマホさんで対処法を検索・・・むむっ!
バッテリーレベルが最低だ・・・。
スマホさんの力を借りることはできません。
はじめてのフライトは、
耳の痛みとの闘いで始まりました。
離陸から30分ほどたって、ようやく耳が慣れてきたようです。
痛みも和らいだので、ここでひと眠り・・・。
しかしほどなく、スカイマーク730便は着陸態勢に入るとのこと。
フライトは1時間40分、本当にあっという間です。
札幌から釧路まで5時間かけて行くバスとは違います。
そして着陸ということは・・・
耳の痛みとの闘い・再戦です。
あとはお土産物が無事なのかという問題もあります。
午 後 1 0 時 4 1 分
東 京 都 大 田 区
羽 田 空 港 に 到 着
定刻にわずか1分遅れはしたものの、
羽田空港に到着しました。
相変わらず耳はおかしい状況です。
じゃっかん右往左往して手荷物受取所にたどり着くと、
女王陛下へのお誕生日プレゼントをはじめとするお土産物は破損もなく無事でした。
千葉県民の私は、
京急線・都営浅草線・京成線で(当時の)拙宅に戻るのみ。
午 後 1 1 時 2 8 分
J R 横 浜 駅
拙宅とは逆方向の
横浜駅。
この旅に出る日のこと。
電車運行スケジュールの都合上、至便である大宮に住まう
たか先生のお宅にお邪魔したのでした。
ここで
鬼ヅモ同好会麻雀大会へのお誘いがあったのです。
私としては当然参加しないわけにはいきません。
そのため・・・
拙宅とは逆方向の
横浜駅。
ここから、大会会場をめざすこととなったのでした。
【今回のフライト記録】
CTS 新千歳空港 21時00分発
SKY★スカイマーク 730便 東京行き
HND 羽田空港 22時41分着(1分遅れ)
*所要時間 1時間41分
*移動距離 894km *運賃 11,530円(割引運賃 8,290円 +手数料 3,240円 / 通常運賃 28,190円)