ミュージアムパーク・茨城県自然博物館を出た我々は、朝来た道をたどり千葉県へと戻ってきました。
茨城・千葉県道3号・つくば野田線ぞいにある、「山田うどん」芽吹店。
ここをランチの場所とする!
しかし今回も女王様の反対にあったので、私は当初の計画通り、自動車を野田市内へと進めました。
少しだけ道に迷い、ドンツキにはまりながらも、東武野田線・野田市駅のすぐ近くにある・・・
「キッコーマン」野田工場へと到着しました。
工場でランチ???と読者の皆様はお思いでしょうが・・・
この工場内には「まめカフェ」という食事処があるそうです。
そこでは、しょうゆソフトクリームなるものを食べられるというのです。
工場構内に入ると、すぐに広がる駐車場。
こちらに駐車して、入場門そばの受付へ。
(「もの知りしょうゆ館」の看板と、カーブミラーの間に建つ三角屋根の小屋が、受付になっています)
受付の守衛さんから、受付票と思われる用紙をもらい、氏名等を記入。
それから入場目的は・・・「まめカフェ」のところに○をつけて、と。
大きなプラントの建つ建物の中へ。
工場とは別の「もの知りしょうゆ館」の入口。
醤油に関する資料館となっています・・・が、我々は「まめカフェ」に向かってまっしぐら。
大きな大きなしょうゆのボトルが立っている売店前をスルーして、
しょうゆソフト! うまい。
しょうゆソフトクリームと豆乳しょうゆソフトクリーム。
いずれも280円ですが、味は豆乳~のほうが控えめな感じがしました。
通常のしょうゆソフトは甘みも感じられますが、醤油風味があるため、出過ぎた甘さはありません。
そして豆乳~のほうは、しょうゆソフトの味が全体的に抑えられた感じといえます。
女王様はソフトクリームが大好物。
しょうゆソフトもお気に召していただけたようです。
いちおうランチ、ということで生しょうゆうどん(180円)と味くらべ用の豆腐(50円)もオーダー。
とくにお豆腐は、しょうゆの原料である大豆を扱う醤油工場だけに、そこらへんの安い豆腐とは格が違います。
そして味くらべ用ということで、
カフェ内にズラリと並ぶキッコーマンのお醤油。
お豆腐をひとかけらとお醤油を数滴合わせて、味くらべをしていきます。
まずは「特選丸大豆しょうゆ」・・・定番ということで安定の味ですな。
お次は「旨みあふれる牡蠣しょうゆ」・・・これは旨い!
3番、「旨み豊かな昆布しょうゆ」・・・これも旨い!
私はこの「昆布しょうゆ」がお気に入りでした。
女王様は「牡蠣しょうゆ」がナンバー1。
やはり東の「しょうゆの文化」と西の「だしの文化」が合体したものは、うまいに決まってますね。
4番、「削りたて鰹節香るしょうゆ」・・・これはどことなく蕎麦つゆをイメージさせる風味ですね。
5番、「旨み広がるだししょうゆ」・・・これもうまいですね。
ここにある全種類の醤油を味見するには、お豆腐がいささか不足気味。
そこでお豆腐(50円)を2つ追加発注して、さらに味くらべを継続していきます。
6番、「旨みまろやかだし入りぽんず」・・・このポン酢も旨いです!
7番、「わが家は焼肉屋さん 濃厚だれ」・・・・・・さすがに冷奴と焼肉のタレは合わないか?
こうして卓上のすべての調味料を食べ比べしていき、意外にも満腹となりました。
ところで受付票には、スタンプを押印する欄が4ヶ所あります。
それぞれA~Dのスタンプを集めると、売店でおみやげと交換してもらえるのだとか。
スタンプは4つとも「もの知りしょうゆ館」にあるとのことで、醤油について学びながらスタンプを集めていきます。
キッコーマンしょうゆ容器の歴史というコーナー・・・・・をはじめ、ほぼ素通り。
館内の資料よりも、スタンプ集めに奔走する我々。
約10分後・・・
スタンプを速攻で集めた我々は、人数分の醤油と特保飲料をゲットできたのでした。
この醤油、スーパーではだいたい1本200円。
特保飲料も1本100円では買えない代物。
すなわち入場料無料で600円相当のおみやをお持ち帰りすることになります。
いちおうまめカフェで飲み食いしたので、純粋にタダでもらうということではないんですよ、一応。
このおみやに、傍らの女王様はいたくご満悦。
「今度お醤油がなくなったら、家族全員で行きましょ」
こうして紅葉ドライブは、おみやのお醤油という魅惑に取りつかれた、生活感あふれるドライブに変わっていったのでした。
11月12日にもらったお醤油が切れたころ。
今度は家族4人でまめカフェへ。
当然ながら、おみやも4人分ゲットしてきたのでした。