鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

まめカフェ

2017-12-08 | グルメ


2 0 1 7 年 1 1 月 1 2 日 ( 日 )

午 後 2 時 0 8 分

千 葉 県 野 田 市 を 走 行 中



ミュージアムパーク・茨城県自然博物館を出た我々は、朝来た道をたどり千葉県へと戻ってきました。



茨城・千葉県道3号・つくば野田線ぞいにある、「山田うどん」芽吹店
ここをランチの場所とする!
しかし今回も女王様の反対にあったので、私は当初の計画通り、自動車を野田市内へと進めました。


少しだけ道に迷い、ドンツキにはまりながらも、東武野田線・野田市駅のすぐ近くにある・・・



「キッコーマン」野田工場へと到着しました。

工場でランチ???と読者の皆様はお思いでしょうが・・・
この工場内には「まめカフェ」という食事処があるそうです。
そこでは、しょうゆソフトクリームなるものを食べられるというのです。

工場構内に入ると、すぐに広がる駐車場。
こちらに駐車して、入場門そばの受付へ。
(「もの知りしょうゆ館」の看板と、カーブミラーの間に建つ三角屋根の小屋が、受付になっています)
受付の守衛さんから、受付票と思われる用紙をもらい、氏名等を記入。
それから入場目的は・・・「まめカフェ」のところに○をつけて、と。



大きなプラントの建つ建物の中へ。



工場とは別の「もの知りしょうゆ館」の入口。
醤油に関する資料館となっています・・・が、我々は「まめカフェ」に向かってまっしぐら。

 

大きな大きなしょうゆのボトルが立っている売店前をスルーして、



しょうゆソフト! うまい。
しょうゆソフトクリーム豆乳しょうゆソフトクリーム
いずれも280円ですが、味は豆乳~のほうが控えめな感じがしました。
通常のしょうゆソフトは甘みも感じられますが、醤油風味があるため、出過ぎた甘さはありません。
そして豆乳~のほうは、しょうゆソフトの味が全体的に抑えられた感じといえます。

女王様はソフトクリームが大好物。
しょうゆソフトもお気に召していただけたようです。



いちおうランチ、ということで生しょうゆうどん(180円)と味くらべ用の豆腐(50円)もオーダー。
とくにお豆腐は、しょうゆの原料である大豆を扱う醤油工場だけに、そこらへんの安い豆腐とは格が違います。
そして味くらべ用ということで、



カフェ内にズラリと並ぶキッコーマンのお醤油。
お豆腐をひとかけらとお醤油を数滴合わせて、味くらべをしていきます。

まずは「特選丸大豆しょうゆ」・・・定番ということで安定の味ですな。
お次は「旨みあふれる牡蠣しょうゆ」・・・これは旨い!
3番、「旨み豊かな昆布しょうゆ」・・・これも旨い!

私はこの「昆布しょうゆ」がお気に入りでした。
女王様は「牡蠣しょうゆ」がナンバー1。
やはり東の「しょうゆの文化」と西の「だしの文化」が合体したものは、うまいに決まってますね。

4番、「削りたて鰹節香るしょうゆ」・・・これはどことなく蕎麦つゆをイメージさせる風味ですね。
5番、「旨み広がるだししょうゆ」・・・これもうまいですね。

ここにある全種類の醤油を味見するには、お豆腐がいささか不足気味。
そこでお豆腐(50円)を2つ追加発注して、さらに味くらべを継続していきます。

6番、「旨みまろやかだし入りぽんず」・・・このポン酢も旨いです!
7番、「わが家は焼肉屋さん 濃厚だれ」・・・・・・さすがに冷奴と焼肉のタレは合わないか?

こうして卓上のすべての調味料を食べ比べしていき、意外にも満腹となりました。


ところで受付票には、スタンプを押印する欄が4ヶ所あります。
それぞれA~Dのスタンプを集めると、売店でおみやげと交換してもらえるのだとか。
スタンプは4つとも「もの知りしょうゆ館」にあるとのことで、醤油について学びながらスタンプを集めていきます。



キッコーマンしょうゆ容器の歴史というコーナー・・・・・をはじめ、ほぼ素通り。
館内の資料よりも、スタンプ集めに奔走する我々。


約10分後・・・



スタンプを速攻で集めた我々は、人数分の醤油と特保飲料をゲットできたのでした。
この醤油、スーパーではだいたい1本200円。
特保飲料も1本100円では買えない代物。
すなわち入場料無料600円相当のおみやをお持ち帰りすることになります。
いちおうまめカフェで飲み食いしたので、純粋にタダでもらうということではないんですよ、一応。

このおみやに、傍らの女王様はいたくご満悦。

「今度お醤油がなくなったら、家族全員で行きましょ」

こうして紅葉ドライブは、おみやのお醤油という魅惑に取りつかれた、生活感あふれるドライブに変わっていったのでした。








2 0 1 7 年 1 2 月 3 日 ( 日 )

ふ た た び 醤 油 工 場 へ


11月12日にもらったお醤油が切れたころ。
今度は家族4人でまめカフェへ。

当然ながら、おみやも4人分ゲットしてきたのでした。



完全私的旅「紅葉ドライブ2017」 完

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茨城県自然博物館・最終章~紅葉もあります

2017-12-08 | 公園・庭園


2 0 1 7 年 1 1 月 1 2 日 ( 日 )

午 後 1 時 0 8 分

茨 城 県 坂 東 市

茨 城 県 自 然 博 物 館 ・ 野 外 施 設



今回のドライブは、紅葉を見ることを目的として出発しました。

たどり着いたのは、ミュージアムパーク・茨城県自然博物館
たしかに中の展示物は私の興味を惹き、ビジュアルで生物の世界を体感できるすばらしい施設でした。

しかし、どうでしょう。
まだ、紅葉を見られていません
このまま紅葉を見ずに、ドライブは終了か・・・?




博物館の外、野外施設へ。
東京ドームの約3.5倍ほどの自然公園となっています。



眼下に流れる水場は、菅生(すがお)という沼です。
自然博物館からは遊歩道が伸びており、対岸まで行くことができます。
ですが今回は対岸には行かず、博物館内のみを歩きます。




この日の紅葉は、まだまだ色づき始めといった具合。



美しいカエデの葉。
色づいていても色づいていなくとも、赤子のような葉の形が美しいと思わせるのでしょうね。



この日は快晴。
カエデの葉がもう少し色づいていたら・・・とは思いますが、まぁいいでしょう。




菅生沼とは別の水場。
こちらは自然博物館の敷地内にあるとんぼの池
この日はトンボはあまり飛んでませんでしたが、



カルガモが羽を休めていました。



水門のような橋。



とんぼの池の様子がよくわかります。
ですが池の反対側は水がなく、水門はただのフェイクです。


橋を渡り少し歩き、



古代の広場という空間へ。
「古代」を象徴しているかのような石の砦、こちらはトイレとなっています。
ここで少々休憩。



石の砦ならぬ石造りのトイレからのながめ。
こんな感じの砂場がひろがっていました。


園内をそぞろ歩き、

 

 

わずかに進んでいた紅葉を愉しみました。



これは柿・・・ではなさそうです。

まっかだな まっかだな
からすうりって まっかだな


童謡「まっかな秋」で出てくる意味不明な存在であった「カラスウリ」ってこれなんだ~!と、少しだけ感激しました。
この「まっかな秋」という歌はしばしば小学生に替え歌にされてしまいますが、かくいう私もそのひとりでした。

まっかだな まっかだな
○○○のおしりも まっかだな


これを口ずさみ、女王様のご機嫌を害したことはいうまでもありません。



園外へ出るゲートに到達しました。
おやおや、1組の家族が立ち往生しています。
どうやら子供が誤ってゲートを出てしまったようです。

ゲートは回転ドアとなっていますが、いったん出てしまうと後戻りはできません。
この園内はすべて有料ゾーン、再び入るにはまたも入場券を買う・・・その必要はなく、1回入場券を買ったら終日有効です。

とはいえ、壁の向こうにひとり立たされた幼子に、再び入場してゲートまで戻ってくるのは難しいことです。
そうこうしているうちに博物館の職員さんがやってきて、通用口を開いてあげました。
壁に隔てられた家族は、感動の再開を果たしたのでした。

我々も、当初の目的である紅葉の観賞をいちおう達成し、博物館を後にします。



時刻は午後2時を回りました。
お昼はとうに過ぎましたが、いまだ昼食をとっていません。

私が目をつけていた、一風変わったカフェで食事をとるべく、再び千葉県へ戻っていきました。



完全私的旅「紅葉ドライブ2017」最終話に続く。


茨城県自然博物館・第3章~サメ展

2017-12-02 | 美術館・博物館


2 0 1 7 年 1 1 月 1 2 日 ( 日 )

午 後 1 2 時 4 5 分

茨 城 県 坂 東 市

茨 城 県 自 然 博 物 館 ・ サ メ 展 入 口



ミュージアムパーク茨城県自然博物館に入って、そろそろ1時間半になろうとしています。

常設展示はほぼ観覧し、



あとは博物館がやたらと推す「サメ展」のみ。



心を癒される青い空間へ、私と女王様が足を踏み入れます。



エントランスは、世界最大のサメ・ジンベエザメが泳ぐ沖縄の海をモチーフとしているようです。



本日3度目の大口!
今回の口の持ち主は、ムカシオオホホジロサメという絶滅したサメだそうです。
「ムカシ」「オオ」「ホホジロ」と修飾語が多く落ち着きのないネーミングですが、学名は「メガロドン」というドラクエにでも出てきそうな名前になっています。
推定体長は13~20メートルと、ジンベエザメと同等かそれ以上とされています。



和名の「ムカシオオホホジロザメ」は、昔にいた大きなホホジロザメに似てるやつ、という意味でしょうか。
わかりやすいといえば、わかりやすい。



ここからは、サメ展による珠玉のサメ紹介。



1番、ネズミザメ



なかなかのワル顔。
北太平洋で暮らし、サケやニシンを好んで食べることから「サーモン・シャーク」とも呼ばれます。
ネズミザメが人を襲ったという事例はないようですが、大型で獰猛であることから危険な種とされているようです。
東北地方ではよく水揚げされ、切り身や練り物の材料として扱われるようです。



2番、ホホジロザメ
これぞ「サメ」! といった感じのこのサメは、ホホが白いから「ホホジロ」ザメです。単純ですね。
標準和名は「ホホジロ」ですが、頬(ほお)の読み方から「ホオジロザメ」ともいいます。



こいつはなんとも悪い顔をしてますねぇ~。
ハリウッド映画「ジョーズ」のサメは、ホホジロザメをイメージしたものとされています。
体長は6メートルほどにもなり、オットセイなどの大型哺乳類をも食べてしまうそうです。
そしてこいつは、人間を何人も食っています。代表的な人食いサメです。



3番、アオザメ
これまた悪党顔のこのお方。
体はぜんぜん青くないのですが・・・おそらく水中で見たら青いのでしょう。
アオザメはサメ類の中で最も速く泳ぐことができ、その速さは時速35kmにのぼることもあるそうです。



4番、マオナガ(真尾長)
5番、ニタリ(似)
6番、ハヒワレ(八割れ)

オナガザメ(尾長鮫)のみなさん、勢揃い。
温暖な海に生息し、マグロ漁などで一緒に捕獲される場合が多いようです。



7番、ヨシキリザメ
9,200kmもの距離を回遊し、東北では最も水揚げされるサメです。
優良なフカヒレの材料になり、宮城県の気仙沼では年1回給食に出されるそうです。



8番、OTY アカシュモクザメ
別名の「ハンマーヘッド」の方がメジャーかもしれませんね。
わが鬼ヅモ同好会では「OTY氏」という異名で知られた存在です。
(内輪ネタ失礼。本名は伏せました)



9番、ダウリアチョウザメ
チョウザメということで、あのキャビアの親です。
ダウリアチョウザメは、体重が1,000kgにもなる大型種ですが、チョウザメの仲間はサメではありません。



口の中を見てみると、このとおり鋭い歯がありません。



なおこれらのサメたちは、



博物館の職員さんが、おいしくいただきました???



1階のフロアに出ました。

  

巨大恐竜・ヌオエロサウルスの足元へ。
全貌を捉えようとしましたが・・・



無理です!!



これで自然博物館の館内展示は、観賞完了。
私も女王様も大満足で後にします。
やっぱり科学をビジュアルで理解させてくれる博物館は、おもしろいです!!



紅葉はどこにいったの?



完全私的旅「紅葉ドライブ2017」第4話に続く。