鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

聖地巡礼・前枠~高台公園

2017-07-29 | どうでしょうロケ地


2 0 1 6 年 9 月 2 1 日 ( 水 )

午 前 8 時 3 0 分

札 幌 市 内 の ホ テ ル



札幌の中島公園にほど近いビジネスホテルに一泊。



この旅2度目の朝風呂抜きということになりました。



朝食もとらず、そのまま市営地下鉄 中島公園駅へ。
このまま南北線に乗車、私は藩士でございますので行き先はもちろん・・・



中島公園から4駅先の南平岸駅


【今回の乗車記録】

ST札幌市営地下鉄 (N09)中島公園駅 1番線 8時41分発
(N)南北線 真駒内行き 6両
(N13)南平岸駅 1番線 8時48分着

*所要時間 7分
*移動距離 3.3km  *運賃 250円


南平岸駅から出ました。



駅から出て右側、女性が歩いている方向に向かえば、すぐに白石藻岩通という大通りに出ます。
「本丸」へは、この大通りを歩いたほうが早いのですが、私はあえて逆側へ。

駅から左へ出てすぐの丁字路を曲がり、道なりに進みます。



すでに「本丸」の姿が見えてはおりますが、



「藩士」の聖地・平岸高台公園に到着しました!


私自身、どうでしょう藩士としてはそれほど古参ではありません。

はじめて「水曜どうでしょう」を見たのは、千葉テレビで再放送されていた「水曜どうでしょうClassic」の「試験に出るどうでしょう」の回。
その第2夜で、桶狭間の戦いをやたら詳しく解説していて、それがなかなかにわかりやすい。
歴史に興味のある私は、これをきっかけに「水曜どうでしょう」を見るようになり、魅力にとりつかれてしまったのです。

あれから約10年、北海道を旅するにあたり、ここだけはどうしても外すことはできませんでした。



そしてこの時、「どうでしょう」の「前枠・後枠」(オープニング・エンディング)が収録されるこの地に立ちました。
草地の真ん中にカメラがポツンと1台、おそらく私と同じ藩士に相違ありません。
藩士のものと思われるカメラは、斜面の途中にある木の茂みの方向を向いているようです。
おそらくは、



この画角。

(「ユーコン川160キロ~地獄の6日間~」第3夜より)

どうでしょうで最も登場回数の多い画角と思われる、「藩士」にはおなじみの画です。



収録場所も1ヶ所だけではなく、こちらは草地から外れた、滑り台などの遊具があるあたりです。

(「初めてのアフリカ」第12夜より)

この当時の最新作(といっても、初放映からすでに3年たちますが)では、このあたりで大泉さんとミスターが竹馬を乗っていました。


水曜どうでしょうの収録があって、「本丸」HTB(北海道テレビ放送)が近くにあるのを除けば、ごく普通の公園。
親子連れも普通に散歩にやってきますし、子供たちも普通に遊びます。
そんな中でどうでしょう班が「前枠・後枠」の収録を行い、子供たちも普通に番組に出ている回もあります。
この回では大泉さんが「お前をカブトムシにしてやろうか~!」と子供を追い回し、泣かしてしまう様子が撮影されています。
(あとで大泉さんが、泣いている子供に「ゴメン、ゴメン」と謝るシーンがあります)


お次は、高台公園の高台へ。



高台はなかなかの急傾斜
高台へ至る通路がまっすぐではなく、蛇行することで傾斜をおさえる造りになっていることからも、想像できるでしょう。



高台に立てば、なかなかの絶景。



「前枠・後枠」で登場する茂みを見下ろした画。
冬のシーンでは、この高台からそりで滑り降りる(落とされる)画がよく使われます。しかし・・・



この傾斜!!

(「シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー」より)

そりで滑り降りるのものもなかなか怖いのですが・・・

(「原付日本列島制覇」第9夜より)

ミスターは、カゴを背負い、皿を回しながら、そりに立って乗り、急傾斜を滑り降りる荒業をさせられます。
・・・首謀者は、おそらくヒゲ。
このときのミスター、齢49、肩書は社長。(現在は会長)
ミスターがいかに体を張っているかがわかります・・・偉大なり! ミスター・鈴井(T_T)


いっぽう私は、安全に慎重に高台を下りました。



公園の隣りには、「本丸」が威容を誇っています。


次はいよいよ「本丸」に討ち入ります!





ふくろう亭でひとり成吉思汗

2017-07-24 | グルメ


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 後 7 時 3 0 分

札 幌 市 内 の ホ テ ル



札幌の中島公園にほど近いビジネスホテル。



残念ながら内風呂のない和室の客間で、

 

コンビニのホットスナックを口にして、休憩していました。

しかし夕食がこれでは、なんとも口惜しい。
今までの旅では、餃子の王将やら、牛丼の吉野家やらで済ましてしまうことが多々ありました。
今回は、食の宝庫・北海道を旅しているのですから、食事にはこだわりたいところです。
そのための予算も多く手配してきています。


そこで、札幌の美味いものを求め、外へ。



道路を挟んだ、ホテルの真向かいにある「ふくろう亭」
調べたところ、札幌でも指折りのジンギスカンの名店なのだとか。
あまり遠出をしたくはなかった私はこの店に即決、中に入ります。

「ただいま満員でして・・・」

齢30後半と思われる女性の店員は、厳然とした事実を告げてきました。
時同じくして齢20前半の男女ペアにも、同様に伝えます。しかし、

「3、40分ほどで空くとは思いますが・・・お席を予約されますか?」

連絡先を控えさせてもらい、席が空いたら連絡してくれるというのです。
すぐそばのホテルに滞在している私からすれば、願ってもない提案です。
一も二もなく承諾し、いったんホテルに戻りました。





約50分後、「ふくろう亭」さんから連絡がありました。



あらためまして、「ふくろう亭」本店
「独り焼肉」ならぬ「独りジンギスカン」を堪能しますよぉ~(^^♪



ジンギスカンの鉄鍋が鎮座する席へ。
最初にタレの入った小皿がやってきます。

そういえば、このとき私はジンギスカン初体験、当然焼き方などはよくわかりません。
メニューとともにあった「ジンギスカンのおいしい食べ方」をよく読んでおきました。

最初のオーダー。
「ふくろう亭」の看板メニュー、高級生ラムジンギスカン(税抜900円)。
焼肉でも最初に食べる肉ということで、ラムタン(税抜650円)。
そして「食べ方」でも強く推奨されている、野菜盛合せ(税抜400円)。
飲み物は、タルハイ(税抜400円)。要するにハイボールのジョッキです。



偶然にも「おいしい食べ方」の画と同じメニューになってしまいましたが、その「食べ方」に従って野菜を少しずつ鍋のふちに、ラムを数枚ずつ鍋の頂きに載せます。
そして、いざ実食。

ジンギスカン!・・・うまいっ!!
ラム肉っていうと独特のにおいがあるという話を聞きますが、「ふくろう亭」のジンギスカンではそのようなにおいを感じることはありませんでした。
ラムタン! うまい! 野菜もよろし!
そしてハイボールが進んでいきます・・・が、ここは旅先、酒量には十二分に注意を払いつつ、はじめてのジンギスカンを楽しみます。


オーダー2回目。

高級生ラムジンギスカン(税抜900円)をおかわり。
ソーセージ系では、ラムフランクとの2択の結果、三種盛ラムソーセージ(どちらも税抜750円)をオーダー。
さらにラムベーコン(750円)も追加しました。
焼肉に米は必要!と考える私ですが、先にコンビニのホットスナックを食べていたため、今回はライスのオーダーは見送りました。



ひつじ! うまぁ~い!



胃袋も精神も満たされた私はお勘定 5,130円を支払い、真向かいのホテルに戻っていきました。



札幌で、一泊!





札幌で一泊!

2017-07-21 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 後 6 時 5 0 分

地 下 鉄 さ っ ぽ ろ 駅



午後7時前。
そろそろディナーの時間ともなってきました。

毛ガニ、ウニ、ホタテなどの魚介。
味噌ラーメン、スープカレー、ジンギスカン鍋などの大衆料理。
根室のエスカロップ、十勝の豚丼、釧路のスパカツも、札幌で食べられます。

しかしながら、旅の鉄則・・・「メシより宿」!

・・・・・・いちおう旅に出る前に宿は予約していますけど。
それでもまずは宿へ先行し、手荷物を置いてから食事に行くこととしました。


この日のお宿は、札幌の繁華街・すすきのの近く。



JR札幌駅から少し離れた、札幌市営地下鉄 さっぽろ駅へ。

ここから、南北線 真駒内行き電車に乗車しました。



突然ですが、ここで北海道・鉄道あるある~!
ここでは、私が感じた北海道の鉄道ローカルルールっぽい事柄を挙げていきます。

1.道民は優先席に座ることを頑なに拒む。

これは函館の市電でも、千歳線の札幌行き電車でも感じました。
すし詰め状態の電車の中で、不自然に空席になっているのが優先席。
「優先席」=障害者・老人などの専用の席という認識をもっているように思われます。
函館市電の停留場で乗客を下ろすため一時優先席に座った高校生♂が、連れの高校生♂に「お前は老人か~」とからかわれていました。
千歳線の車内でも、お立ちの乗客が多い中で優先席だけは余裕がありました。
優先席に座っているのは、大きな旅行カバンを抱えた者たち・・・おそらくは道民ではない者たちでしょう。

2.北海道の駅は、札幌近郊を除いて発車10分前になるまで改札内に入ることはできない。



発車標には「改札中」の表示があります。
この表示があるのは、私が旅した限りではJR北海道だけだと思います。
私の旅日記であまり触れてきませんでしたが、これは私が時間ギリギリで行動することが多かったため、「10分前のハードル」に引っかかることがなかったためです。
発車10分前になると、駅構内に「これより●時●分発 ●●行きの 改札を始めます」という放送が流れます。

3.道民は意外と路線名を知らない。

これは道民全体に当てはまることではないと思いますが・・・
旅に出る前に、北海道出身の知り合いにいろいろ尋ねてみたときのこと。
「函館本線」「函館本線」と言うものの、よくよく話を聞くと、どうやら室蘭本線のことを指している様子。
私が「それは函館本線じゃなくて室蘭本線だよ」と指摘すると、
「北海道の駅には路線名は書いてない。『函館方面』『岩見沢方面』というように書いてある」
という説明をされました。



たしかに釧路駅の発車標は「摩周 知床斜里 網走 厚岸 根室方面」という表記になっています。
これらのうち摩周、知床斜里、網走は釧網本線、厚岸、根室は根室本線(下り)で、路線ごとの表示になっていないので注意が必要ですね。



こちらはJR札幌駅の発車標。
函館本線(北行き・南行き)、千歳線、札沼線(学園都市線)と路線も多い札幌駅では、さすがに路線ごとに分かれて表示されています。
しかし路線名はなく、函館本線南行きは「手稲・小樽・倶知安方面」という表記にとどまります。


・・・・・・「尺稼ぎ」はこのへんにしておきましょうか(^_^;)





すすきのの1駅先、今宵のお宿の最寄駅・中島公園駅に到着しました。



【今回の乗車記録】

ST札幌市営地下鉄 (N06)さっぽろ駅 1番線 18時51分発
(N)南北線 真駒内行き 6両
(N09)中島公園駅 1番線 18時57分着

*所要時間 6分
*移動距離 1.9km  *運賃 200円



中島公園駅からは、あらかじめ用意してきた地図をもとに、お宿へ歩いていきます。
その途中・・・



ローソンVSセコマのコンビニ戦争が起きています!
そこで急遽、両コンビニでお買い物をして・・・



ホテルへ到着。
むむむ、この部屋は・・・「ビジネスホテル」なのに和室。
ということは・・・やっぱり内風呂はありません。
翌日の朝風呂はなしということか・・・(T_T)(T_T)(T_T)


そうそう、



ローソン「からあげクン」レギュラー(税込216円)、



セイコーマートフライドチキン(税込250円)とフライドポテト(税込130円)を買ったのでした。

これよりビジネスホテルの和室で、チキン対決を開催します!



からあげクン!・・・安定の味ですな。
フライドチキン!・・・うまい!



フライドポテト! うまいですね。
こちらは130円という値段の割には、ポテトがかなり入っています。
今回は買いませんでしたけどこっちのポテトは値段の割には数が少ねえし・・・。

セコマが道内で他を寄せ付けない、というのもわかります。
顧客満足度コンビニ1位の実力を見せつけられた気がしました。



とりあえず、札幌で、一泊!





JRタワー展望室「T38」~札幌の夜景

2017-07-18 | 夜景


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 後 5 時 3 5 分

J R 札 幌 駅



午後5時35分、札幌駅。
長距離バスで釧路から札幌に運ばれた私は、何もしていないのに疲れてしまいました。


北の大都市・札幌は、夕刻を迎えていました。
そろそろ夜景が見られる時間です。

札幌は、じつは夜景が美しい街として知られていました。
そして近年では、「新日本三大夜景都市」のひとつに選ばれました。
残りのふたつは長崎と神戸で、従来の「日本三大夜景」の函館が落選しちゃったんです・・・・・しかし函館は「世界三大夜景」ですから、ね。

そして札幌の夜景を見ようと考えた私は、前日釧路のホテルで夜景スポットを調べていました。

札幌市の西側にそびえ立つ藻岩山
札幌の中心・大通公園に立つさっぽろテレビ塔
繁華街すすきのにある商業施設ノルベサの観覧車ノリア
変化球ではスキージャンプの聖地・大倉山
クラーク博士が見下ろす羊ケ丘展望台

これらのスポットは、札幌駅から移動しなければたどり着くことはできません。
バスの到着時刻が午後6時前ということで、札幌駅からいちばん近いスポットを探したところ、いい物件がありました(^^♪




札幌駅に直結するJRタワー内にある展望室・T38(Tower Three Eight)
ここは、私がよく参考にさせていただいている「こよなく夜景を愛する人へ」というサイトで「日本夜景100選」に選ばれています。

その名が表す地上38階の展望室へは、入場料720円を支払って入ることができます。
地上172メートルのタワーは、北海道で一番高いビルということで、期待も高まってまいります(^^♪



展望室に到達。



まずは西側。
建物の明かりが遠くまできらめいています。さすがは北の大都市・札幌です。
そして札幌は明治政府の主導で開拓された計画都市。
道路は碁盤目状に走っていて、車列の光線が規則正しくのびていく様がイイです。

足元から曲がってのびている暗闇の帯は、JR函館本線
それを挟むかのように広がる漆黒の緑地は、北海道大学のキャンパスです。



そして山肌に輝いているのは、大倉山ジャンプ競技場です。


展望室の南側に移動しました。



札幌駅からまっすぐ南にのびる札幌駅前通の車列。
そしてまばゆいくらいに明かりが輝いている場所こそ、北の繁華街・すすきの

すすきのの右(西)には、商業施設ノルベサの屋上にある観覧車・ノリア
・・・・・・やっぱり「乗るべさ」「乗りあ」っていうダジャレなんだろうか??
すすきのの左(東)には、さっぽろテレビ塔が立っています。
そしてテレビ塔のところから左右(東西)にのびているのが、大通公園です・・・・・・って、見えづらいですね。

右端(南西)にうっすら見える山は、藻岩山
札幌の夜景を見下ろすことができる名所です。



少しだけ角度を変えました。
さっぽろテレビ塔が、多少は見えやすくなったでしょうか。



テレビ塔を拡大(^^♪
脇を南北に走っているのは、創成川通の車列。
創成川という小さい川を挟んでいる通りです。


東へ移動。



東側も、街の明かりが遠くまで輝いています。
足下からのびる暗闇の筋は、JR函館本線
このときはちょうど電車が走っていました。



少し角度を変えた東の夜景。
サッポロファクトリーが右端(南東)に見えます。


ここでちょっと休憩。

 

トイレからも夜景を楽しむことができます(^_^;)


北側の夜景です。



目の前に鎮座するふたつのビル。
中央の低い方のビルは、札幌第一合同庁舎ビル
左の高い方のビルは、D'グラフォート札幌ステーションタワーという高層マンションです。
札幌駅の真ん前にあるこのタワーマンションは、北海道で一番高い高層マンションなのだとか。
高さだけでなく、値段の方も高いかもしれませんね。



角度を変えて、北西を望みます。
相変わらず、Dナントカタワーが真ん前に立ちふさがっていますが・・・(^_^;)
規則正しい光の筋が美しい真北の景色とは違い、北海道大学のキャンパスが漆黒の闇となって夜景にアクセントを加えています。

向こうに見える光の筋に挟まれた黒い帯は、新川という川です。



T38に入ってから30分以上、夜景を眺めていました。
・・・・・・というのは半分ウソで、未熟なスキルでデジカメさんと格闘していました、といったほうが正しいでしょうね(^_^;)
夜景の撮影は、難しいです。



空はすっかり暗くなり、街の明かりがいっそうの輝きを増しています。



函館の夜景と札幌の夜景はどちらが「日本三大夜景」にふさわしいか。
私ごときがその結論を出すことはできません。

函館も良かったけど、札幌も良かった!

そして・・・・・・ここも本当にふたりで来たかった。





再戦・長距離バス「くしろ号」

2017-07-17 | バスの旅


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 後 1 2 時 1 1 分

J R 釧 路 駅



JR釧路駅へ。



いよいよこの街にも別れを告げる時がきました。
そして、再び始まる闘い。



駅に隣接する釧路駅前バスターミナル
今回の旅では、台風の影響で札幌と釧路・帯広を結ぶ鉄道路線が寸断されていました。
そのため、高速バスをあらかじめ予約して旅に出たわけです。



コンビニFで予約した、高速バスのチケットを使います。

往路では最悪の座席をお見舞いされ、長距離バスの洗礼を受けた私。
今回の座席は、8番で、おそらく前列の方になりそうです。
しかし1列が3席のハズだから、8番はおそらく真ん中の列・・・今回も車窓は楽しめそうになさそう。



出発時刻が近づき、バスがやってきました。



くしろバス「スターライト釧路号」札幌行きです。
荷物を預け、乗車すると・・・

案の定、真ん中の列の席・・・(T_T)

というわけで、これから5時間、頑張って寝ることとしました。


12時35分、「スターライト釧路号」は定刻どおり釧路駅を出発しました。




午 後 2 時 4 5 分

道 東 自 動 車 道

十 勝 平 原 サ ー ビ ス エ リ ア


ただただ座っているだけで何となく疲れた私は、バスの外に出ます。



この日は平日のためか、食べ物を売っている出店は一切ありませんでした。
というより、サービスエリアなのにトイレだけしかないってどういうことよ!?



トイレで用を足すことしかできないサービスエリアで、しっかり用を足した私は、再びバスとの闘いへ。




午 後 5 時 3 5 分

J R 札 幌 駅


順調に進んでいた「スターライト釧路号」も、札幌市内に入って渋滞につかまります。
車酔いに弱い私は、だんだん気分が悪くなってしまいました。

そして17時35分に札幌駅前バスターミナルに到着。
渋滞していた割には、10分ほど早く到着したようです。

5時間ほどのバス旅。
やっぱり疲れました。なんなんでしょ、この疲れは?



【今回の乗車記録】

釧路駅前バスターミナル 8番のりば 12時35分発
くしろバス 特急 スターライト釧路号 札幌行き
札幌駅前バスターミナル 17時35分着(10分早着)

*所要時間 5時間00分
*移動距離 約360km  *運賃 5,245円(往復料金の片道)



この日は「北海道&東日本パス」の出番はなし。



このきっぷの有効期限は9月20日。
最終日にJRを一切利用しないまま、「北海道&東日本パス」は役割を終えたのでした。





釧路フィッシャーマンズワーフ・MOO

2017-07-14 | ショッピングモール


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 前 9 時 4 4 分

北 海 道 釧 路 市

幣 舞 橋



幣舞(ぬさまい)に戻ってきました。



釧路川の遊歩道を歩き、今度は橋の下流まで足を運びます。

 

幣舞橋のわきに建つ釧路川河口のランドマーク、釧路フィッシャーマンズワーフ「MOO(ムー)」
MOOの本館は画像左側の建物で、こちらの扁平な建物は「EGG(エッグ)」というそうです。



EGGの中は、温室植物園になっています。



EGGは "Ever Green Garden" の略のようです。
1年を通じて緑に囲まれた庭園のような、憩いのスペースとなっています。


EGGを出ました。



EGGに隣接するMOOからは、釧路漁港が目と鼻の先。
釧路川には多くの漁船が停泊しています。



対岸にも、小型の漁船が停泊していました。



漁船を間近で見る機会があまりなかった私は、食い入るように見て回ります。



漁船にもいろいろなタイプがあるんだなぁ~、と興味深く見て回ります。



ちなみにMOOは、 "Marine Our Oasis"(海は私たちの憩いの場)という意味があるそうです。
また釧路が「霧の街」としても知られていることから、「霧」の音読み「ム」にかけた愛称が名づけられたそうです。



漁船一隻に、じつに多くの器械が載せられているんだなぁ~。
船に乗るためには、これらの器械を使いこなさなければならないと思うと、じつに大変なお仕事です。



ひときわ大きな漁船。
この漁船では、漁師さんたちが忙しそうにお仕事していました。



この先は、大いなる太平洋です。
この日は日本列島を台風16号が通過していましたが、釧路の海はとても穏やかでした。



午前10時を回り、MOOが営業を開始しました。



まだ早い時間ということもあり、観光客はまばらでした。
中は海産物のお店が多く入っています。さすがは「フィッシャーマンズワーフ」です。
他にも、木彫りの熊といった民芸品のお店、六花亭やらロイズやらのお土産物をそろえたセレクトショップなんかもありましたが、お土産物は最終日にまとめて買う予定の私は、冷やかすだけでおしまい。
ただただ店を見て回っては、時間をつぶすといった具合です。



北海の魚を紹介するアクアリウムもありました。
こいつはチョウザメ、あのキャビアの母ちゃんですね。



あげくの果てにはこんなものまで!
このUFOキャッチャーで捕まえるものは、なんと活きた毛ガニです!
私は当然不参加・・・・・・もしまかり間違えて活きた毛ガニをゲットしたところで、処理に困るのは目に見えてますからね(^_^;)


MOOの2階は食事処と、ハローワークのフロアになっています。
なぜハローワークと食事処が同じフロアに!?とは感じてしまいますが、

 

ハローワークのすぐ近くにあったベイカフェ「風車」という喫茶店。
ほかの食事処が11時開店なのに対し、この喫茶だけは10時開店ということで、ここで休憩をとることにしました。
ベイカフェというだけあって、窓の景色はなかなかのものです。



なぜか対岸についつい目が行ってしまいますが、



釧路川に停泊する漁船を俯瞰することができます。



眼下の景色とともに、ベイクドチーズケーキ・アイスコーヒーのセット(700円)を味わいました。



カフェでノートPCを開いて作業していると、時刻は11時半を回りました。
少し早いですが、ここで昼食をいただきます。
1階に下りると、



さんまんま「魚政」というお店に立ち寄りました。
ここでのお目当ては、やはりさんまんま(650円)なるご当地グルメ。
かんたんにいえばごはんのサンマ包み焼き、といったところ。
付け合わせのさんまつみれ汁とともにいただきます。



さんまんま! これはうまい!!
ごはんのサンマ包み焼きを、醤油ダレをつけてじっくり焼いたものですが、タレがうまい。
また、釧路のサンマは当然うまい。
そして、ごはんとサンマの間にはさんである大葉がなかなかイイ仕事をしています。

時間があったら、まずおかわりしていたでしょう。
それくらいここのさんまんまはおいしかったです。



時刻はもうすぐ正午。
札幌行きの高速バスに乗るべく、釧路駅の方へ歩き出すのでした。





釧路市内のチャシ跡~モシリヤチャシ

2017-07-14 | 城郭【その他】


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 前 8 時 3 3 分

北 海 道 釧 路 市

幣 舞 橋



台風情報です。

 (C)よね先生

平成28年台風16号「マラカス」は、9月20日未明、強い勢力で鹿児島県の大隅半島に上陸しました。
午前8時現在台風は高知沖にあって、紀伊半島方向へ進んでいます。
台風16号と秋雨前線の影響で、関東地方も雨が降っている模様です。





この日の釧路の朝は、晴れ。
いっぽう私の住まいがある関東は、まさに台風にヤラれているようです。
注意喚起の社内メールも届いているようですが、そんなの関係ねぇというくらいに釧路は穏やかな天気です。


そしてやや遅い朝です。
前日は午前5時出立ということで、ホテルの朝食バイキングを泣く泣くあきらめたのですが、この日はしっかり朝食バイキングを堪能しました。
そして8時すぎにチェックアウトしてきたわけです。


この日の予定は、12時35分発の札幌行きの高速バスに乗るということ以外、特に決めておりませんでした。
チェックアウトの刻限である10時までホテルでくつろいでいてもよかったのですが、せっかく釧路に来たんだからどこかに行かないともったいない。
そこで調べてみると、釧路市内にもチャシがあって、それが幣舞橋(ぬさまいばし)からそれほど遠くないところにある、といことがわかりました。





ということで、2日ぶり2回目の幣舞橋釧路川です。



対岸に渡って振り返ると、青空に映える幣舞橋と「白い恋人」の青看板。
橋上のガス灯と、四季を表徴する女性の銅像が、重厚な橋梁に一輪の華やかさを与えています。



幣舞橋から、釧路川の遊歩道を上流方向に歩いていきます。



下流を振り返ると、川が曲がって流れているせいで、あたかも船の上にいるような風景が見られます。
右岸には釧路フィッシャーマンズワーフ「MOO」
左岸には道東経済センタービル
これらをつなぐ名橋・幣舞橋

秋になると、釧路川の河口に夕日が沈んでいくそうです。
釧路は、マニラ湾(フィリピン)、バリ島(インドネシア)とともに「世界三大夕日」に挙げられているのだそうです。
(バリ島ではなくシドニー湾(オーストラリア)という説もあります)

・・・・・・旅から帰った後で知ったんですけどね(T_T)



幣舞橋の上流側にある最初の橋、



久寿里(くすり)です。
釧路川の散歩はここまで。
この橋もなかなか見事なものですが、渡らずに橋の反対側へ歩いていきます。



久寿里橋から続く久寿里橋通を歩き、「釧路しんきん」の看板がある交差点を左折。
橋南幹線通を歩きます。



白崎建設が見えてきたら、今度は右折。
大川町城山通へ。



交差点わきの駐車場に立つ地図看板。
緑色の史跡モシリヤ砦跡が、今回の目的地です。
この看板、付近の住宅の世帯主がそのまんま表示されています。



ほどなく、モシリヤ砦跡(モシリヤチャシ跡)【国指定史跡】に到着しました。


【今回の行程記録】



[A]幣舞橋  8時33分発
国道38号(幣舞橋)、釧路川遊歩道、久寿里橋通、橋南幹線通、大川町城山通経由
[B]モシリヤ砦跡  9時06分着

*所要時間 33分 (途中トイレに寄ったので、時間がかかっています)
*移動距離 約1.3km




午 前 9 時 0 6 分

モ シ リ ヤ 砦 跡




住宅地のど真ん中にあるモシリヤチャシ跡。
まわりをフェンスで囲まれており、乗り越えないと中には入れません。
国指定の史跡なので、勝手に入ってはいけないんだろう・・・そう思い、中には入りませんでした。


「モシリヤ」とは、アイヌ語で「島のある川」という意味をもちます。
伝承では、寛延4年(1751年)にトミカラアヤノというアイヌが築造したとされています。
昭和10年(1935年)に、「モシリヤ砦跡」の名称で国指定の史跡に指定されました。



チャシとは、アイヌ語で「柵で囲った場所」というニュアンスの言葉です。
アイヌは文字をもたなかったため、チャシは文献に残っておらず、チャシが何のために造営されたかはよくわかっておりません。
諸説によれば、砦のような軍事施設であったとも、神殿のような祭祀施設であったともいい、現代の我々の想像する「城」とは異なるものだったそうです。

ですが、ここのチャシは根室で見てきたものに比べると規模が大きく、「砦」と呼ぶにふさわしいと感じます。



チャシの南側に内郭(主砦)があり、小高く盛り上がっています。
モシリヤチャシの別名「お供え山」のとおり、お餅が盛られたかのような形です。



内郭とは一段低いものの、もうひとつある高みが外郭(副砦)です。


・・・う~む、中に入れないかなぁ。








草も適正に刈取りがなされているようです。
造成の跡がはっきりと見られ、緑色のチャシが美しくさえ思えます。



チャシの北側で、フェンスが途切れています。
どうやらここから入ることはできそうですが、国指定の史跡ということもあり、立入りは遠慮しておきました。



フェンスが途切れているところのすぐ隣は、運輸会社の敷地になっています。
そしてその駐車場のところから、チャシは断崖になっています。
バウムクーヘンのような層状の崖も、なかなか見事でした。



チャシの裏手にあるコンビニでアイスコーヒーを買い、幣舞橋のほうへ戻っていきました。





泉屋のスパカツ

2017-07-11 | グルメ


2 0 1 6 年 9 月 1 9 日 ( 敬 老 の 日 )

午 後 7 時 5 0 分

釧 路 市 内 で 食 事 処 を 探 す



根室から釧路へ。



釧路駅からいったんホテルに戻りましたが、いささか空腹ぎみ。



根室を発つ前にいただいたこちらは、私にとってはおやつみたいなもの。
もっとしっかりとしたものを食べたい・・・そう思った私は、スマホさんで調べた店へ出かけることにしました。



釧路の名橋・幣舞ぬさまいの近くへ。



前日も訪れた炉端焼き「虎や」
2日連続で炉端焼き・・・ではなく、通りを挟んだ向かい側のお店、



レストラン「泉屋」本店に入ります。
レストランは2階で営業しているようです。



入口にあるサンプル模型。
こちらは洋食レストランのようですが、なにやら個性的なメニューが並んでいます。
泉屋風ピカタ、なんのこっちゃ?

そして今回私がオーダーしたのは、こちら。



スパカツ! うまい!
ここ「泉屋」さんは、このスパカツ(961円)の元祖なのだそうです。
スパゲティに豚カツをのせ、ミートソースをかけたものですが、なかなかのボリュームです。
そして食器が陶器ではなく鉄板になっているので、最後までアツアツでした。

泉屋風やピカタなども興味がありましたが、この日の食事はあっさり終了。
ごちそうさまでした。





MOMI&TOY'S(モミアンドトイズ)のクレープを食べながら、ホテルへと戻っていきました。



釧路で、2泊!





夕刻の花咲線

2017-07-10 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 9 日 ( 敬 老 の 日 )

午 後 3 時 3 3 分

J R 根 室 駅



レンタサイクルを返却した私は、釧路へ戻る列車を待ちます。



今度の列車は、16時08分発 花咲線 普通列車 釧路行きです。
発車時刻まで30分ほどあるので、ホームで列車をゆっくり待とう。
そう思いホームに進もうとしましたが、駅員氏に「ホームには入れません」と言われてしまいました。
なんでも、発車時刻の10分前にならないとホームには入れないのだとか。


仕方なく、駅の外へ。



駅からのびる線路沿いを歩いて、



先に見えるのは、根室本線(花咲線)の終末
あそこが最東端のレールなのかというと、そうでもありません。
根室本線は最東端の東根室駅から西側に回り込むようなかたちで根室駅に到達します。
なので根室本線の終末は、根室駅よりも西側にあるのです。

そうそう、東根室駅といえば、



納沙布岬のみやげ物で、こんなものを買いました。
東根室駅は、日本最東端の駅。
その駅名標のマグネットなのですが、現在この駅名標は使われておりません。
東根室駅の隣りであった花咲駅が、この旅の半年前に廃止になってしまったからです。
現在の東根室駅の隣りは、西和田駅、いちおう「西~」とつく駅の中では日本最東端です。



さらに、駅に隣接する観光インフォメーションセンターで、根室半島チャシ跡群のストラップを購入。
ストラップの写真はおそらく温根元漁港から眺めたヲンネモトチャシ跡です。


発車時刻まで時間があるので、



駅に隣接する北然仁ぼくねんじんというそば屋に入りました。
駅そばといえば、天ぷらそばがだいたい400円というリーズナブルなもの。
そう思い、小腹を満たすつもりで入店しましたが、メニューを見るとかけそばが702円となかなかのもの。
私はいつもどおりかき揚げそば(810円)を注文。



かき揚げそば! うん、うまい。
駅そばと思っていたら、なかなか本格的なそばが出てきました。
納沙布岬より約25kmのサイクリングをしてきた身にとっては、格好の小腹満たしとなりました。



列車の発車時刻が近づき、駅のホームに入ります。



すでに入線しているキハ54形522番です。
ご覧のとおり、ICPO職員が威嚇発砲しようとしています。



かたや、とんでもない物を盗んでいった怪盗が、ICPO職員に銃口を向けています!
そしてオマケのように居並ぶ大介、石川、B99W55H88



彼らとともに、釧路へと戻ってまいります。



窓も「怪盗」仕様。
沿線の浜中町出身のモンキー・パンチ氏全面協力のようですね。




午 後 4 時 0 8 分

根 室 駅 を 発 つ


様々な旅の思い出と、怪盗一味を乗せる列車。
車窓は進行方向左側が圧倒的におすすめなのですが、今回はあえて進行方向右側に着席しました。




北海道ならではの広大な牧場。



日本最東端の「西~」のつく駅西和田駅



西和田の次の次、落石駅



その次、別当賀駅



その次は初田牛駅



その次が、厚床駅



酪農工場と思われるプラント。
あたりは暗くなっていき、車窓を楽しめるのもこのあたりが限界です。



酪農工場のすぐ近くにある茶内駅を過ぎ、私は眠りにつきました。



18時51分、定刻どおり釧路駅に到着。



とりあえず、キャンプ地としていたホテルに戻っていきました。



【今回の乗車記録】

JR北海道 根室駅 16時08分発
花咲線(根室本線) 普通 釧路行き 1両ワンマン
(K53)釧路駅 4番線 18時51分着

*所要時間 2時間43分
*移動距離 135.4km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は2,490円)





本土最東端の旅・最終章~帰還

2017-07-07 | チャリ旅


2 0 1 6 年 9 月 1 9 日 ( 敬 老 の 日 )

午 後 2 時 4 4 分

北 海 道 根 室 高 等 学 校



本土最東端・納沙布岬から、根室半島の太平洋側をチャリで進んできました。



本土最東端の高等学校北海道根室高等学校が現れ、根室市街に入りました。
本土最東端を訪ねる旅も、そろそろ終幕をむかえます。


私とレンタサイクル「黒雲」は、相変わらず北海道道35号・根室半島線を進んでいきます。

根室高校から少し進み、



道道35号は、この丁字路で右折します。
ちなみにこの丁字路を左折すると、日本最東端の駅JR東根室駅に行けます。
私はスルーしてしまいましたが(^_^;)



丁字路を曲がった先は、片側2車線の快走路がのびています。
国道14号ですら片側1車線という貧困な道路事情を抱えるF市民(当時)の私は、思わず羨望の眼差しを向けてしまいます。



数百メートル進んで、道道35号は左折。
ですが私はここで逆方向に進み、ちょいと寄り道をします。



大正町通という道を進むと、



大正公園ではなく明治公園に到着しました。


【今回の行程記録】



[A]本土最東端の高等学校・北海道根室高等学校 校門前  14時44分発
道道35号・根室半島線経由
[B]明治公園 第1駐車場  14時52分着

*所要時間 8分
*移動距離 約1.3km




レンガ造りのサイロが3基立っているサイロ広場へ足を運びました。
草地の広場では、根室男児がボール遊びに興じていました。



これら3基のサイロは、それぞれ根室市明治公園第1・第2・第3サイロ【国指定登録文化財】という名称で文化財指定されています。
高さ15メートル、直径約6メートルで、南側面に高さ1メートルの開口部が縦一列に4つ並んでいます。
北側に出窓を設けた、こけし状ファイニアル付き鉄板葺ドーム形屋根を冠します。(←なんのこっちゃ?)
国内最大級規模のレンガ造サイロなのだそうです。
(文化庁の文化財等DBの記述より)



明治公園は、北海道で2番目にできた官営牧場である根室牧畜場の跡地を利用しています。
大正時代に北海道練乳(現在の明治)の所有地となりました。
3基のサイロは、昭和の戦前に建てられたものだそうです。



明治公園を出て、道道35号に戻りました。



交通量はまばらですがなんと片側3車線!
国道14号やら国道296号やら県道8号やら、主要な一般道が軒並み片側1車線のF市に住む(当時)私は、軽いジェラシーを感じてしまいます。



広い3車線道路のまま、道道35号は終点へ。
日本最東の国道である国道44号(根釧国道)に変わります。



道道35号の終点である大正町1丁目・常磐町3丁目交差点
わが地元(当時)のF橋市には、人口は根室市の20倍以上ですが、こんな広々とした交差点なんてありません。
国道44号線にとっても、この交差点が終点となります。(東京に近い側の釧路が、国道44号の起点となります)



釧路までは123km、同じ根室市内の厚床まで32kmもあります。
今回のチャリ旅の終点・根室市観光インフォメーションセンターまでは、わずか300メートル。



進行方向右側を見ると、交差点から海へとまっすぐ下る道。
根室は海に囲まれた街ですが、市街地は高台にあるんですね。
そしてこの交差点のわきに、根室市役所があります。


【今回の行程記録】



[A]明治公園 第1駐車場  15時01分発
道道35号・根室半島線、国道44号線(根釧国道)経由
[B]本土最東端の市役所・根室市役所  15時10分着

*所要時間 9分
*移動距離 約1.3km




北方領土返還運動の旗振り役でもある根室市役所。



もちろん、「返せ!北方領土」のコールもございます。



市役所に立つ方向標
北方領土の方角と距離が掲げられています。
東京までは直線距離で約983km、遠くに来たもんだ~と感じてしまいます。



市役所の前に置かれているイカリは、輸送艦「ねむろ」の主錨だったそうです。
「ねむろ」は海上自衛隊大湊地方隊に編入されていたあつみ型輸送艦で、現在は除籍されています。



これまた市役所の前にある「ここに幸あり」の歌碑
私はこの歌を存じ上げなかったのですが、同タイトルの映画の主題歌で、作詞した高橋掬太郎(きくたろう)、作曲した飯田三郎がともに根室出身なんだそうです。
この歌は、いちおう北方領土とは関係ないようです。



根室市役所を発ちます。



国道44号を外れ、根室駅方向へ左折。
長さ100メートルほどの道道312号・根室停車場線に入ります。



本日ラストの返せ!北方領土です。



そして程なく、日本最東端の有人駅JR根室駅に到着しました。



駅のそばにある観光インフォメーションセンターで、「黒雲」を返したのでした。



【「黒雲」の行程記録】



[A][J]JR根室駅・根室市観光インフォメーションセンター  8時16分発
道道312号・根室停車場線、国道44号線(根釧国道)経由
[B]喫茶どりあん  8時23分着

[B]喫茶どりあん  8時46分発
道道35号・根室半島線経由
[C]ノツカマフチャシ跡  9時49分着
[D]ヲンネモトチャシ跡  10時56分着

[D]ヲンネモトチャシ跡・温根元漁港  11時26分発
道道35号・根室半島線経由
[E]納沙布岬  11時34分着

[E]納沙布岬  13時00分発
道道35号・根室半島線、道道989号・豊里歯舞線経由
[F]歯舞小中学校  13時45分着
道道989号・豊里歯舞線、道道35号・根室半島線経由
[G]北海道根室高等学校  14時44分着
[H]明治公園 第1駐車場  14時52分着

[H]明治公園 第1駐車場  15時01分着
道道35号・根室半島線、国道44号線(根釧国道)経由
[I]根室市役所  15時10分着

[I]根室市役所  15時14分発
国道44号線(根釧国道)、道道312号・根室停車場線経由
[A][J]JR根室駅・根室市観光インフォメーションセンター  15時17分着

*所要時間 7時間01分(移動時間 4時間28分)
*移動距離 約49km


「黒雲」さん、お疲れ様でした。