鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

雨晴海岸~海越しの立山?

2022-11-29 | 公園・庭園


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 前 1 1 時 2 3 分

富 山 県 射 水 市

新 湊 大 橋



「世界一美しいスタバ」を出た我々は、このまま富山市を脱出。
富山湾沿いに進み、能登半島を目指していました。

 (C)女王様

「ごついVOXY」ともども高所に上がっていきます。
大きな橋を渡っていくようですなぁ。
女王様はテンションが上がって、車窓の景色を撮影しておられます。
第2王子は・・・・・・寝。

 (C)女王様

一望、富山湾
・・・私は運転中なので、見ることはできなかったんですけどね。

 (C)女王様

前面、富山湾
今度は私も見ることができました。
我々は海の向こうに見える街の方へと進んでいきます。

 (C)女王様

富山県最大の橋・新湊大橋でした。



さて、旅行1日目・・・地獄の車中泊を含めたら2日目?・・・の行程を軽く説明しておきましょう。

能登半島の入口にある富山県北西端のまち・氷見で昼食。

石川県に入って最初のまち・七尾にある七尾城【国指定史跡】に登城・・・したいのですが、涙をのんで通過。
能登島に渡ってのとじま水族館に行きます。

その後、某アニメの聖地とされているのと鉄道西岸駅へ。
某アニメ・・・ナントカのいろはとか云ったかな?・・・をこよなく愛する第2王子の要望をふんだんに取り入れた旅となっています。

東側、七尾湾岸から能登半島を横断し、日本海へ。
海岸地形のお勉強で必ず出てくる千里浜を進みます、もちろん車で。

そして金沢へと入り、ビジネスホテルにチェックインするという流れです。
車中泊ではありません、ベッドで寝ることができます!
やはり人間というものは、地面と平行な状態で寝なきゃいけないんです!




午 後 1 2 時 1 0 分

富 山 県 高 岡 市

雨 晴 海 岸




富山湾沿いに進んで能登半島へと向かう途上、道の駅雨晴(あまはらし)に立ち寄りました。
道の駅なので、駐車場は無料で利用できます。
「ごついVOXY」を停め、



道路に並行しているJR氷見線を越えてすぐ。





私の強い要望で立ち寄った景勝地・雨晴海岸


雨晴海岸が文献に登場するのは奈良時代にまでさかのぼります。
その文献とは最古の和歌集『万葉集』で、渋谿(しぶたに)という地名で登場します。

之夫多尓能 佐伎能安里蘇尓 与須流奈美
伊夜思久思久尓 伊尓之敝於母保由

(渋谿(しぶたに)の  崎(さき)の荒礒(ありそ)に 寄する波
いやしくしくに いにしへ思ほゆ)


万葉集を編纂した歌人・大伴家持(おおとも の やかもち)越中守(えっちゅう の かみ)(越中国(富山県)の国守)だったときに、当地の風景におおいに感じ入り、多くの歌を詠みました。

時代は下り、鎌倉時代初め。

平家を滅ぼした後に兄と対立し、追われる身となった源義経とその主従。
彼らは京都を落ちて、義経が青年期を過ごした奥州平泉(岩手県)を目指していました。
この地に足を踏み入れた彼らに、無情の雨が降り注ぎます。
怪力の臣・武蔵坊弁慶は、岩を持ち上げて雨宿りできる場を造ったといいます。
義経主従は雨が晴れるまで留まったので、後世この地は「雨晴」と呼ばれるようになったそうです。





義経主従が雨宿りをしたという義経岩です。
氷見線の踏切のすぐそばに鎮座しており、岩の頂は義経社が祀られています。



なるほど、雨宿りするにはもってこいの岩です。



富山湾に浮かんでいるのは、女岩といいます。
義経岩と並ぶ雨晴海岸のシンボルといえます。
雨晴海岸の近海には大きな岩がふたつあり、それぞれ「男岩」「女岩」と呼ばれています。
女岩のほうが若干小さく、小さな岩礁が周りにあるのが子供を連れているように見えることから、そう呼ばれるようになったそうです。



男岩は、右端にある▲のようなやつです。
女岩から800メートルほど離れているので、小さく見えてしまいますね。




透き通った富山湾の水。
海に来ると生き物を探し出す第2王子ですが、この日は体調不良のため動きはやや控えめ。
それでも岩場にフナムシを見つけると、やっぱり嬉しそう。
女王様はぎゃーぎゃー悲鳴を上げておられましたが・・・。




道の駅のほうに振り返ると、そばにある踏切が鳴動し、遮断機が下りました。


『今度来る列車って、「忍者ハットリくん」のラッピング列車じゃないかなぁ
 氷見は藤子不二雄A先生の出身地だから・・・』


そう蘊蓄を垂れている私を前に、



普通の列車がやってきました。


道の駅に入りました。



テラスからの雨晴海岸。
義経岩が真正面に鎮座していて、女岩は見えないですね。
男岩はわずかに見える、といった具合です。
それにしても氷見線はほんとうに海っぺりを走っているんですね。
車窓の素晴らしさが容易に想像できますね。

道の駅では「ばかうけ」しろえび味などのお土産を買いました。



この日の天気予報では、富山県地方は「曇り」と報じられていました。
富山市内では曇っていた空も、雨晴海岸ではその名のごとく晴天が広がってくれました。
それでも遠くの雲は払しょくされることはなく、残念ながら海越しの立山連峰を見ることはできませんでした。



雨晴海岸・・・ここにも「宿題」を残していきました。




午 後 1 2 時 5 6 分

富 山 県 氷 見 市

道 の 駅 氷 見


寒ブリで有名な港町・氷見。
この街で食事をし、街なかを散歩してみたかったのですが・・・



時はそれを許さず。
ひとまず道の駅氷見に向かうことにしました。

あれれ? この道の駅はレストランがやってない???
仕方がないのでフードコートで食事することに。



私がいただいたのは、やさしい喉ごしの氷見うどん白エビかき揚げのセット(税込1,300円)。
ここでもしっかり地の物を堪能することができました。


あれから道の駅を歩き回ったところ、別棟の建物に営業中の食堂がありました。
とはいえ、

 

氷見うどん、うまい!
白エビかき揚げ、甘い!




富山県最後の街・氷見を後にし、「ごついVOXY」と我々はいよいよ石川県、能登国へと入ります。





世界一美しいスタバ

2022-11-29 | 公園・庭園


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 前 1 0 時 3 5 分

富 山 市 街 を 移 動 中



富山市ガラス美術館にて至高の作品を観賞した我々。
さらなる「美しいもの」を求め、富山市街を移動しております。

聞くところによると、富山には「世界一美しいスターバックスコーヒー」があるのだとか。

「ごついVOXY」を走らせて、くだんのスタバへと向かいます。

 (C)助手席の女王様

嗚呼、富山城・・・。

今回は「第2王子の第2王子による第2王子のための金沢」の旅。
城に興味のない第2王子に慮って、私は涙を呑んで富山城を通過。

 (C)助手席の女王様

平成23年(2011年)冬以来JR富山駅、こちらは南口
新たに北陸新幹線が開通して、駅の様子がガラリと変わりましたね。


そんな富山駅南口は素通りし、新幹線をくぐって北側へ回ります。




午 前 1 0 時 5 0 分

富 山 市 街 を 移 動 中


富山駅から移動すること約10分、「世界一美しいスタバ」があるという富岩(ふがん)運河環水公園に到着しました。





富岩運河の船溜まりを再開発してできたのが、この公園です。



園内を流れる運河のそばに、「世界一美しいスタバ」といわれるスターバックスコーヒー・富山環水公園店があります。

ほぉ~、これが世界一美しいスタバなのか、なるほどねぇ~というのが、最初に抱いた率直な感想でした。
アートを理解しない私ですから、どのへんが世界一美しいのだろう?と疑問に思うくらい。
もうちょっと見てみましょうか。




運河にかかる天門橋
両側の橋詰には展望塔が立ち、赤い糸の糸電話で繋がっているのだとか。
私は左の塔に、女王様は右の塔に上り、互いの糸電話で通話する・・・なんて付き合いたてのカポーがするようなことなど一切ナシ。
そもそも女王様は炎天下の公園を歩きたくはなさそうでしたので、私ひとりが橋へと向かいました。

環水公園のシンボルといえる天門橋。
ここからのスタバの画が素晴らしいのだとか。



う~ん、微妙・・・。
この日は雲が空を覆っていたので、立山連峰が見えませんでした。
スタバの背後にある並木はサクラなのですが、この日は夏なので当然花は咲いていません。
条件がそろえば、確かに「世界一美しい」光景が見られるかもしれません。



百日紅(さるすべり)の花を添えてみました。
なるほど、美しいかもしれませんなぁ。



屈曲する運河を一望できるように立地しているスタバ。



運河側は一面ガラス張り。
黄緑の芝生、雲が取れてきた青空、それらの光を反射するスタバ。
なるほど、たしかに世界一美しいかもしれませんね。



世界一美しいと賞されるゆえんを探るべく、中へ・・・・・・。



中へと行きたいところでしたが、時間の関係でそのまま「ごついVOXY」に乗り込んでしまいました。
さんざんスタバをイジり倒したのに、コーヒーを口にすることも一切なく、そのまま富山を後にしたのでした。





TOYAMAキラリ!

2022-11-29 | 美術館・博物館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 前 9 時 2 4 分

T O Y A M A キ ラ リ

富 山 市 ガ ラ ス 美 術 館



野沢温泉あっちぃひとっ風呂に入った我々は、朝食をコンビニやサービスエリアの軽食で済まし、富山まで到達しました。



この旅最初の観光スポット・TOYAMAキラリへ。


TOYAMAキラリは富山市にある複合施設で、富山市立図書館本館、富山市ガラス美術館富山第一銀行本店などが入居しています。
北側・東側の外壁(ファサード)は立山連峰の山肌を表現したもので、細長いパネルが約1,000枚使われています。
パネルの素材はアルミ、ガラス、白御影石が用いられていますが、アルミとガラスは富山県で生産されている工業製品です。
これらのパネルがランダムに、そして角度に変化をつけて配置されているので、時間や気候によって光の反射が変化し、それゆえに建物の見え方も変わってきます。

設計は、新国立競技場などを手がけた隈研吾(くまけんご)を中心とするRIA・隈研吾建築都市設計事務所・三四五(さしご)建築研究所JV(共同企業体)によります。
施工は、清水建設・佐藤工業JVにより、平成27年(2015年)5月9日に竣工しました。



中に入ってみると、



各フロアがずれている斜めの吹抜け空間、そしてそれを囲んでいる木材の細長いパネルが目を惹きます。
いかにも隈研吾氏の作品!という印象ですね。



上のフロアから見下ろしてみます。
富山市立図書館の様子もよくわかります。
とても開放的な図書館ですね。



さて我々が訪れるのは、図書館ではなく、富山市ガラス美術館
入館料は大人200円、市で運営しているのでお安く入ることができます。

日本が誇るガラス作家・藤田喬平らの作品が展示されています。
残念ながら撮影NGでしたが、「これってガラスでできてるの?!」と驚くばかりの素晴らしい作品をつぶさにながめていきました。


 

こちらは撮影OK。
アメリカを代表するガラス作家・デイル・チフーリの作品「シャンデリア」
風船細工のようにも見えますが、やっぱりガラス。
赤いやつは、なんらかの心臓のような・・・。
・・・・・・私にアートの感想を求めないでくださいね、この程度のコメントしか吐けませんから。




同じくデイル・チフーリによる作品「トヤマ・リーズ(Toyama Reeds)」
こちらは富山産の木材と直立したガラスのコラボレーションで、川面に生えるアシ(葦・reed)を表現したものだそうです。




デイル・チフーリ「トヤマ・ペルシャン・シーリング」
ペルシャンは "Persian(ペルシャ風の)" で、シーリングは "ceiling(天井)" でしょうか? シーリングはともかくペルシャンはよくわからない・・・。
色とりどりのクラゲといった海洋生物を、水中から見上げているかのような作品ですね。




「トヤマ・フロート(Toyama Float)」
暗室にてスポットライトを浴びている色とりどりの球体の美しさに、ただただ驚くばかりです。
これもガラスでできているんだなぁ~、縁日のヨーヨー釣りみたいだなぁなんて陳腐な感想も出ちゃいましたが・・・アートに疎い者の戯言として聞き流してくださいね。



球体が乗っている笹船は、実際に使われていたものだそうです。
球体の大きさにも驚いてしまいます。






「トヤマ・ミルフィオリ(Toyama Millefiori)」
イタリア語で "mille" は「千の」、"fiori" は「花」を表します。
この作品は、前後左右すべての方向から観賞することができます。
これまでの作品の集大成といった感じ。

 

「千の花」が思い思いに咲き誇る中で、



鈍い輝きを放つこの玉に、妙に惹かれてしまいました。


女王様第2王子ともども大満足。
200円でこれだけの作品を観賞できるのは、すごいです!



金沢がメインのこの旅ですが、富山に立ち寄ってよかった。
そう断言できる、素敵な時間を過ごすことができました。





湯治!野沢温泉

2022-11-12 | 温泉・銭湯


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 7 日 ( 水 )

午 前 4 時 4 3 分

長 野 県 下 高 井 郡 野 沢 温 泉 村

道 の 駅 野 沢 温 泉





道の駅野沢温泉にて、車中泊を敢行した我々。
道の駅で鋭気を養い、早朝にフレッシュスタートを図るという当初のもくろみは見事に外れ、



「壇ノ浦レポート」のお二人のごとく、まったく寝れなかったのでした。

このまま車中泊を続けても、眠いのに寝られないという地獄が続くだけ。
それならばいっそ温泉に入って、眠気を吹き飛ばしてから前進しようではないか。

そう考え、早々に道の駅を後にしたのでした。



道の駅に着いたとき、お前さんたちの顔を見たとき・・・
私はすごく嬉しかったけど・・・・・・お前さんたちは我々の味方ではなかったんだね・・・。




午 前 5 時 1 6 分

野 沢 温 泉 ・ 中 尾 の 湯


道の駅から国道を離れ、丘を越えて温泉街へと車を走らせていきます。
温泉街の入口にある横落(よこち)駐車場に車を停め、ここからは徒歩で温泉街に入っていきます。



これから湯治と相成るわけですが、このときの我々の体調ははっきりいって最悪

女王様は、昨年来のめまい症が治らないまま。
私は、逆流性食道炎と・・・すなわち闘痔
そして第2王子は、だるくて熱っぽいという時節的にやばい症状が出ていたのでした。

こんな我々に追い討ちをかけたのが、あの車中泊だったのでした。





駐車場から15分ほど歩き、中尾の湯に到着。



男湯が右手、女湯は左手に入口があります。
入浴料は、なんと無料。
野沢温泉には、こうした公衆浴場が13箇所もあるそうです。


宿泊施設を伴わない「外湯」と呼ばれる公衆浴場が多くあるのが、野沢温泉の特徴のひとつといえます。
外湯は、江戸時代から続く「湯仲間」という地元の住民による組織に管理されてきました。
そして内地の住民だけでなく外部の観光客にも広く開放されており、寸志(≒無料)で入浴することができます。



地元の人々が長い間守ってきた温泉。
そのたたずまいはいたって質素なものです。



他の入浴客がいないときに、失礼させていただいた画。
中に入ると、右手に脱衣場、そしてすぐに浴場。
脱衣場と浴場に仕切りはあるものの、同じ空間にあります。

洗い場は水の蛇口があるだけで、シャワーはなし、お湯も出ません。
身体を洗ったら、浴槽の湯で洗い流さなければなりません。

備品はケロリンの湯桶があるだけで、腰掛けすらありません。
シャンプー、石鹸の類も当然なく、その場で売っているわけでもないので、必ず持参しなければなりません。

浴槽は2つに分かれていて、狭いほうが「熱い湯」、広いほうが「ぬるい湯」です。
ぬるい方は、ホースの水でさらに温度を下げることができます。
「ぬるい」と中尾さんはおっしゃいますが、かなり熱いです。
熱さに強くない私は、最初に入ったら10秒で出てしまうほど。
3回目くらいでようやくゆったり入れるレベルです。

それでも、泉質は最高!
温泉にめったに入らない私でも、「これはいい湯だ!」とわかるくらいです。
車中泊のダメージも幾分癒やされ、眠気も吹っ飛び活力も充たされていきました。



左手の「あつい湯」にも挑戦・・・これはくそあちぃ!!
片足を突っ込んだだけで熱さを実感
これは、かの伝説の熱湯コマーシャルのお湯くらいの熱さ(約50℃)じゃなかろうか?!

何も宣伝することのない私は即座に足を引っ込め、二度と「熱い湯」には入りませんでした。



・・・・・・あれ? そういえば第2王子はお湯に入ったのかな?




午 前 5 時 4 7 分

温 泉 街 を 歩 く


風呂あがり。
歩いて駐車場に戻っていくわけですが、復路は違う道を歩きました。



13の外湯のひとつ・新田(しんでん)の湯
神社の脇にたたずみ、平成30年(2018年)に新築されています。



観光案内所の隣りにあるシュナイダー広場
「アルペンスキーの父」と称されるハンネス・シュナイダーの事蹟を記念したものです。
シュナイダーは昭和5年(1930年)に秩父宮雍仁(やすひと)親王のお招きにより来日し、野沢温泉をはじめとした各地でスキーの指導を行ったそうです。



駐車場の近くにある横落(よこち)の湯
建物は3階建てですが、お湯があるのは1階のみ。
2階は民宿組合が入っているそうです。



駐車場に戻ってきました。
女王様と私は、気分爽快の朝を迎えることができました。
第2王子は・・・・・・車中泊のダメージをリカバーするには至らなかったようです。



このあと第2王子は、長い車中の時間をほとんど寝て過ごすこととなります。



金沢2022・第2話「湯治!野沢温泉」 完

金沢2022・第3話「TOYAMAキラリ」へ続く。

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真夜中の峠越え

2022-11-12 | ドライブ


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 7 月 2 6 日 ( 火 )

午 後 1 0 時 4 3 分

埼 玉 県 東 松 山 市

関 越 自 動 車 道 下 り 線 ・ 高 坂 サ ー ビ ス エ リ ア



シュワッチ!!

もうすぐ日付が変わりそうな時刻。
我々が下り立っているのは、関越自動車道下り線・高坂サービスエリア



女王様第2王子ウルトラマンゼロ自動販売機にて。
ここで飲み物を買うと、ウルトラマンゼロ氏が例の掛け声を出してくれるのだそうです。

女王様が「語感が好き」という、週末の交通情報で必ずといっていいほど登場する「タカサカサービスエリア」
こんな時間に、なんでこんなところにいるのでしょう???




7 月 2 7 日 ( 水 )

午 前 0 時 4 1 分

新 潟 県 南 魚 沼 市

国 道 3 5 3 号 を 走 行 中


高坂サービスエリアを出て、そのまま関越自動車道を進んでいきました。
群馬県内で日付が変わり、全長約11kmの関越トンネルを抜けると、真夜中の新潟県へ。
バブル期にはスキー客で賑わっていた越後湯沢で下道に降り、



真夜中の峠道へ。
何でしょう、この信号は?
交差点などない峠道に、ぽつんとたたずむ赤信号

ちょうどあたりは霧が立ち込めて、漆黒の中で煌煌と光る赤信号がかなり不気味です。




午 前 0 時 4 3 分

新 潟 県 南 魚 沼 市




依然、赤信号です。

「交互交通規制信号機」と看板に記載されています。
この先のスノーシェッドが狭く、片側通行しかできないために信号機が設置されているようです。




午 前 0 時 4 5 分

新 潟 県 南 魚 沼 市




赤信号。・・・同じ写真を使いまわしていますが、とにかく長い赤信号。

この信号、壊れてるんじゃねぇか?
いや、看板に「新潟県公安委員会」なんてご丁寧に記されているから、そんなことはなさそうだ・・・。

開かずの信号機のために、真夜中の峠道で何分間も停止させられています。
そういえばこのあたり、雰囲気があるなぁ・・・・・・。

「バイオ・ハザードっぽい」


第2王子が放つ、戦慄のコメント。
女王様も私もドキドキしながら、開かずの信号機の前で待っています。
真夜中ながら、眠気など一切感じられません。



数分後、信号機は何事もなく青いLEDを発光しました。
まぁ、当たり前なんですけどね。

越後湯沢から十日町へと至る国道353号
峠越えながらも「酷道」といった趣はなく、真夜中でも苦も無く通り抜けることができました。
日本三大峡谷のひとつ・清津峡【国指定名勝・天然記念物】を擁する清津川に沿って進みます。
真夜中なので、渓谷の見事な景色を望むことはできませんでした。



ただただ、この赤信号だけが印象に残るばかりでした。



国道353号から国道117号へと入り、南へ。
鉄道で云うならほくほく線から飯山線へと乗り換えた感じですね。
まぁ、峠越えの道はほくほく線よりもだいぶ南側を通るのですが。

信濃川に沿って進む国道117号を進み、新潟県から長野県に入りました。
信濃川は千曲川と名を変えながらも、依然として並行していきます。




午 前 1 時 3 3 分

長 野 県 下 高 井 郡 野 沢 温 泉 村

道 の 駅 野 沢 温 泉




「ここを~キャンプ地とする!」



前回の3人旅・「クリスマスは沼津で」の帰り道、第2王子はこのようにのたまっていました。

「今度は車で金沢に行こう」

第2王子が溺愛してやまない北陸の小京都・金沢。
彼が普段利用する公共交通機関では行きづらい場所もある加賀国、そして能登国。
これらをいっぺんにめぐることはできないだろうか、という第2王子の野望。
今回の旅は第2王子の野望を前面に押し出した・・・・・・

第2王子の第2王子による第2王子のための旅
The Journey of THE SECOND PRINCE, by THE SECOND PRINCE, for THE SECOND PRINCE


前年のクリスマスでは絵空事のように思っていた金沢の旅を、実現してしまったのが今回の旅なのです。



令和4年7月、旅のお供となるクルマが大きく変わりました。
わが本拠地のクルマは、当ブログでも登場する「柏ナンバーのかわいいクルマ」でした。
「かわいいクルマ」では荷が重かった「沼津」の旅では、「成田ナンバーのレンタカー」さんを調達しました。

しかしこの旅が始まる直前に、「かわいいクルマ」とおさらば。
そしてやってきたのは柏ナンバーのごついVOXY。
最大4人乗りの「かわいいクルマ」から、最大8人乗りの「ごついVOXY」へ。
キツキツだった車内も、3人搭乗なら余裕のあり過ぎるものになったのです。

ただひとりのドライバーとなる私、ここで妙案をひねり出します。



「今回の旅は、車中泊をしよう」



柏から金沢までは、高速道路をフルに利用しても6時間以上かかります。
せっかく金沢まで行くのなら、道中の富山あたりにも寄り道がしたい・・・・・・そうなれば、移動時間はさらにかさんでいきます。
夜明け前に出発する手もありますが、なにぶん私がキツい。
そこで考え出したのが・・・

「前日のうちにある程度進んでおいて車中泊をし、あらためて金沢をめざす」

というもの。
さらに第2王子

「朝は風呂かシャワーで身支度をしたい」

というリクエストに対応できる場所を探しました。
朝風呂に入浴できるところ・・・やはり温泉地でしょうか。
金沢と柏との中間あたりにあるのは・・・長野県あたりですね。

そして見つけた、最適の「キャンプ地」が・・・



道の駅野沢温泉だったわけです。




野沢温泉の公衆浴場は、午前5時に開場するということなので・・・道の駅野沢温泉で、一泊!




午 前 4 時 2 3 分

道 の 駅 野 沢 温 泉




ね、ね、寝れないんだよぉ~




山あいにたたずむ道の駅は、いまだに夜明け前。
同じ車中泊の車が5台ほど停まっていますが・・・彼らはよく寝られるなぁ、と感心してしまいます。



こんな感じの道の駅。
建物の向こうには、日本一の川・千曲川が近くを流れています。


女王様も、第2王子も、快眠には程遠いもよう。
第2王子に至ってはあまりに寝られず、道の駅で昆虫採集を始めてしまう始末。



「コクワガタを捕まえたよ」

齢28の男をここまで狂わせた車中泊
ここでの車中泊は三者三様にダメージを与え、旅の行程を狂わせていったのでした。



旅の教訓。

「メシより宿」
「近くのゲストハウスより遠くのビジネスホテル」

(「縁結び祈願のたび」第18話「ゲストハウス」より)

そして、

「車中泊より宿」



「第2王子の第2王子による第2王子のための金沢」・・・長えなぁ、「金沢2022」でいいや。

金沢2022・第1話「真夜中の峠越え」 完

金沢2022・第2話「湯治!野沢温泉」へ続く。

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鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記・後編~9年ぶり

2022-11-12 | 鬼ヅモ同好会


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 8 月 1 3 日 ( 土 )

午 後 8 時 1 0 分

大 会 最 終 日



 

「杉田家」本店で直伝の家系ラーメンに舌鼓を打ち、



みんな大好き「スンガバ」チーズナンを平らげ、ひとり充実した食を堪能した私。

このまま麻雀でもいい具合にいかないかな~。



2日目までのスコア。
たか先生が頭ひとつ抜け出し、ご~先生がこれを追う展開。
最終日は8試合と決まったところで、闘いは始まります。



この日の第1試合となる、第11試合。
トップはたか先生で+31pts、2着はご~先生の±0。

第12試合、トップは続いてたか先生で+38pts。
2着も続いてご~先生、+3pts。

第13試合、トップはよね先生で+41pts。
たか先生は2着で△2pts、ご~先生は痛恨のラスで△22pts。

第14試合、トップは三度たか先生で+31pts。
ご~先生はまたしても2着で+4pts、どうしてもたか先生の上を往くことができません。



この日の試合の半分が終わりました。
たか先生は+98ptsを荒稼ぎし、トータルで+192pts。
ご~先生は我慢の展開が続き△15ptsと後退、トータルでも+23ptsに留まっています。

トップと2位の差は169ptsに開き、4試合でこれをひっくり返すのは絶望的。
たか先生は、自分以外全員マイナスという「完全勝利」も見えてきています。



小休止の後、試合再開となりましたが・・・ここで風向きが変わってきます。
第15試合はご~先生が制し、+46pts。
たか先生は数百点差で辛くもラスを逃れましたが、△19pts。

ちなみにラスは私でした~とそれはともかく、ご~先生はこの試合で65ptsの差を縮めることに成功。
とはいえたか先生は+173pts、ご~先生は+69ptsで、たか先生の絶対的優位は揺るぎません。


第16試合、トップはふたたびご~先生で+44pts。
たか先生はまたも3着に終わり、△13pts。

この結果たか先生は+160pts、ご~先生は+113ptsとなり、二人の差は47ptsまで縮まりました。
残り2試合ですが、ご~先生は逆転優勝を狙うべくたか先生を射程圏内に捉えた状況です。



第17試合。
ここでたか先生が痛恨のトビ・・・△41pts、トータルで+119ptsとなります。
そして引導を下すかのようにご~先生が勝ち上がり、+50pts。
ご~先生はトータルで+163ptsとなりついに逆転、たか先生に44ptsの差をつけます。




午 後 1 0 時 0 7 分

最 終 試 合


最終試合も、覇を争う二人には気の抜けない展開が続きました。
ですがこの激闘は、しだいに二人の気力を奪っていったのかもしれません。

最終試合は、これまで蚊帳の外に置かれていたよね先生と私が、それぞれトップと2着となりました。
3着はたか先生、△9pts。
ラスはご~先生、△31pts。






この結果、優勝は+132ptsを獲得されましたご~先生と決しました。
過去の結果を紐解いてみた結果、第59回大会以来9年ぶりの優勝となります。
おめでとうございます!



第82回鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記・完

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家系四天王「杉田家」

2022-11-12 | グルメ


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 )8 月 1 3 日 ( 土 )

午 前 9 時 4 5 分

横 浜 市 磯 子 区

ラ ー メ ン 杉 田 家



この日は麻雀大会の最終日となりましたが、それと同時に「ピクミンブルーム」コミュニティデーとなっていました。

「ピクミンブルーム」は、歩いてピクミン軍団を成長させる「歩きゲーム」。
そのイベントが行われているのが8月13日で、この日は10,000歩歩くと特典がありました。

そのため、己の空腹とピクミンのノルマを同時に満たすべく、大会会場から歩いていきました。



この日は台風接近と、それにともなって激しい雨が降るという、ピクミンのノルマを達成するにはなかなかの試練となりそうな天気。
よね先生が万が一のためと、私に傘を授けてくださいました。





道中激しいにわか雨に見舞われながらも、新杉田にある「ラーメン杉田家」さんに到着。
まだ10時にもなっていないのに、もう40人ほどが列を成している・・・。



三角コーンの表示から、食券を先に買ってから列に並ぶこととなっているようですね。



ラーメン 中(830円)とライス(150円)を購入。
券売機の元から離れようとすると、

「お客さん、おつりを忘れてるよ」

1000円札からのおつり20円を取り忘れていました。
声の主を見ると、齢40台後半の男性・・・厨房にいる店員たちの中では古株そうな方でしたが、動画で拝見したことのあるオーナーさんの顔とは違いました。
おそらく副将格の方でしょうか?



「お客様は我が味の師なり」
家系ラーメンの祖・「吉村家」のオーナー・吉村実氏の言葉であるというこのノボリ。
「吉村家」からのれん分けされた「直系」のしるしといいます。
各地に「家系」を名乗る店は多々あれど、「直系」のお店は数店しかなく、「杉田家」は「直系」の筆頭ともいうべき存在だそうな。



食券を購入したら、お店の入っているマンションの軒下で待ちます。
軒下は同じく入居者の駐輪場になっているので、そのエリアには入らないようにします。
この日は1列目と2列目までは軒下に入れましたが、3列目からは雨ざらしとなっていました。

時の経過とともに、列は長くなっていきました。
そして待ち人にとっては、無情なる激しい雨・・・。

そこに、白いかっぽう着に身を包む、すらりとした体躯の男性が登場。
動画でも拝見したことのある顔・・・津村進オーナーその人です。

「本日はこんな天気の中でお越しくださってありがとうございます。
 雨が激しくなってきましたので、本日は特例で、全体で1列内側にずれて並んでいただきたいと思います。
 そのかわり、入居者の方がいらっしゃいましたら、道をあけるようご協力をお願いします」

この見事な対応で、待ち人全員が雨ざらしにならずに済みました。
臨機応変な対応は言うまでもないところ、客であっても指図すべきところはしっかり指図するところも、素晴らしい接客だと感じました。
言葉も決して威圧的ではなく、慇懃でもなく、好感を抱けるものでした。



午前10時50分、着座&食券提出。

「ごはんはまぶし丼にしますか?」

店員氏より意図しない問いかけがあり、とまどってしまいました。
白いご飯を、チャーシューをまぶした「まぶし丼」に変更できるということなので、変更してもらうことに。
そして数刻、



ラーメンに先んじてまぶし丼がやってきました。
ラーメンがやってくるまで待っていましたが、それも束の間。



本日の朝飯・杉田家さんのラーメン(中)で~ございます!



杉田家のラーメン、これはうまい!!
スープの上澄みに鶏油(チーユ)、中ほどに豚骨スープ、底に醤油スープがしっかりと層をなしています。
「家系ラーメンは豚骨ラーメンと中華そばのいいとこ取り」といわれていますが、それをはっきりと体現しているようです。

私がよく行く近所の家系のお店には悪いのですが・・・今までいただいた家系ラーメンの中で一番旨かった!



まぶし丼、うまい!
チャーシューの味付けもさることながら、タマネギの柔らかさというかクタクタ具合がいい感じです。


手放しで美味い!と言えるラーメンに、私が舌鼓を打っている中、オーナーの津村さんはホールを担当されていました。
客席から厨房へと目を光らせつつ、素晴らしい接客を繰り広げる津村さん。
厨房はピリピリとしたムードはないものの、決して弛緩することはなく、程よい緊張感をもって各員が己の任を全うしているようでした。



午前11時すぎ、完食。
津村さん自ら「有難うございました」とお見送りをされていました。
私は自然と津村さんにこうべを垂れ、「杉田家」を後にしたのでした。




午 前 1 1 時 1 9 分

プ ラ ラ 杉 田


「杉田家」さんを後にするや否や、



激しい雨が降ってきました。
食後はそのまま歩いて会場に戻ろうとしましたが、それも断念。
10,000歩歩くという目標があるにもかかわらず、帰りは電車を使うことに。

その途上、プララ杉田というショッピングセンターにて。



同好会御用達のインド料理屋・「スンガバ」の杉田店にたどり着きました。
そうなれば、ここは言うまでもなく・・・



みんな大好き・チーズナン(500円)をテイクアウト。




京急杉田駅から電車に乗って弘明寺へ。
ピクミンのノルマである10,000歩も、下車した弘明寺駅あたりで達成し、そのまま会場へと戻っていきました。



チーズナンは、よね先生とおいしくいただきました♪





鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記・前編~四元中継

2022-11-12 | 鬼ヅモ同好会


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 8 月 7 日 ( 日 )

午 前 8 時 4 9 分

鬼 ヅ モ 同 好 会 グ ル ー プ L I N E に て



時は令和4年、もうすぐお盆休み。
連休中は実家に帰省・・・ということはなく、例年どおりしっぽりと麻雀です。
さてさて、会員諸兄の動向はいかがなものかな・・・当同好会グループLINEを確認しましょうか。


・・・・・・記述がない。


むむむ・・・今回は私のメッセージをもって鏑矢としましょうか。

『おばんが近づいてきましたが、今回はいかがですか?』
『今回は参加したいと考えてます』
(原文ママ)

わが女王様からたびたび指摘されているところですが、私のLINEは誤字脱字が多すぎるのだとか。
女王様の名前を2連続で誤入力したときは、さすがにあきれられてしまったこともあります。
誤植含みの私のメッセージから数刻。

「すまん
 今回はなさそうだったから、東北旅行を入れてしまいました」


たか先生からの無情のメッセージ・・・今回もGWに続いて中止か?

「夜あまり遅くない時間までなら、
 オンラインで参加します」


そうか、オンラインという手があったか!
とはいえ大会の恒例になりつつあったたか先生の酒と肴ワイロは、今回なさそうですな。


その後、よね先生から「いつでもいらっしゃい♪」的なメッセージをいただき、今回も横浜へ伺うこととします。
しかしかつ会長より、ご家族の事情により不参加とのメッセージ。
立ち込めてきた暗雲でしたが、これを一気に振り払ったのはご~先生。
久々のご参加ということで、オンラインながらも卓が立つこととなりました。


開会は、8月10日水曜日の夜と定まりましたが・・・たか先生のメッセージ。

「8/11はWi-fiどころか携帯も全部圏外の山の中なので、翌日昼前まで連絡取れなくなります」

山の日に山の中の温泉・・・いったいどこの温泉でしょうか?
私は酸ヶ湯温泉(青森県)の「まんじゅうふかし」でも行くのかな~と思っていましたが、どうやら違うようです。
ともかく、開催日は10日、12日と13日ということとなりました。




8 月 1 0 日 ( 水 )

午 後 1 0 時 5 5 分

横 浜 市 某 所

大 会 第 1 日 目


午後9時過ぎに会場入りしていた私は、仕事の垢を落としつつ闘いの時を待っていました。
午後11時前、ご~先生はご自宅?から、たか先生は福島の温泉宿から中継が開始され、闘いは始まりました。



今大会は私の和了で、幸先良いスタート。



手が入ってきて、私の今大会最初の立直。
ハメる気満々のスジ引っかけでしたが、さすがはこの面子。
立直・赤赤・ドラドラの満貫確定の手をあがることはできませんでした。



第1試合はまたしても手が入り、今度はドラドラの自摸あがり。



ここで「ごうこい」ことご~先生、お得意の三色攻勢で応戦。ですが・・・



「daishoya_may」こと私が第1試合を制しました。


第1試合をこんなにダラダラと記述していますが・・・仕方がありません。
私の見せ場はほぼ第1試合しかなかったんですから。


第2試合も2位で切り抜けた私。
順調なすべり出しをしたところで、



急きょ、かつ会長参戦!
よね先生宅、ご~先生宅、会長宅、そして福島の温泉宿と、鬼ヅモ史上初の4元中継で闘いが繰り広げられることとなりました。


会長が参戦した第3試合はたか先生が制し、続く第4試合。



立直・一発・自摸・三色同順・で、ラスから一躍トップに躍り出て、この試合を制しました。
なお会長は、この試合をもって大会終了。
多忙の合間をぬっての参戦、ありがとうございました!


これ以後は、たか・よね・ご~・めい四者の闘い。



第5試合、ご~先生、またしてもお得意の三色を繰り出し、この試合を制しました。



初日は第6試合まで行われましたが・・・



三色のご~先生でも、私でもなく、第6試合で大きく得点を伸ばしたたか先生が1着となって、この日は終了。




8 月 1 2 日 ( 金 )

午 後 9 時 3 0 分

大 会 第 2 日 目


「山の日」と土曜日に挟まれたこの日、とくに休日というわけでもなく、私は普通に出勤しました。
その帰り・・・



井土ヶ谷駅周辺の中華料理屋で、何気なく食べた五目焼きそば。
私が店の名を公表しないということですから・・・・・・お察しの通りです。



そして始まった、第2日目の試合。
この日の最初の試合である第7試合、私は2位で終え、無難なスタートを切っていました。
しかし次の第8試合

持ち点最下位の状況で迎えた、最終局。
待ち望んだ好形の手牌が入り聴牌となりましたが、よね先生とご~先生に立直をかけられてしまいます。

私が引いた牌・・・普通じゃない五筒

ああ、ここで終わりか・・・。
この試合は、最下位確定。
そうなると、順位点で△10か。

???・・・でも通らないと決まったわけじゃないな・・・???
???・・・最下位だと△10、ここで仮に満貫に振り込んでも△8か・・・???
???・・・ここで五筒を通してあがることができれば、2着くらいにはなれそうだから、順位点が△10から+5になって、+15の上昇にはなりそうだ・・・

よし、打・赤五筒!!

よね「ロン!」 ご~「ロン!」

挑戦はあえなく失敗だったか・・・しかし頭ハネだろうから満貫クラスの出費で済むはず・・・。

よね「満貫」・・・仕方ないですな。
ご~「倍満」  え?!

ここで私は、じゃんたまのルールを再認識したのでした。
頭ハネじゃなくて、ダブロンありなのね。


第8試合、トビ終了~。



ここで意気消沈してしまったのか、この日はまったく見せ場ナシ。



白とがポンされているところで、包牌のをノータイムで切ってしまう暴挙・・・。
よね先生が中を持っていなかったので、事なきを得ましたが・・・。



第2日目のスコア~。



例のダブロンをきっかけに、凋落の一途をたどっていった私。
トップ争いは、たか先生が手堅く点数を重ねていき、頭ひとつリード。
ご~先生がこれに続くか?といったところ。

勝負は、最終・第3日目へ。