2 0 1 4 年 5 月 3 日 ( 土 )
午 後 1 2 時 何 分
よ ね 氏 宅
時刻は午前中だったか、正午を回っていたかわかりませんが、私、起床。
横では鬼ヅモ会員の会長(かつ氏)、たか氏、よね氏が寝ています。
その様子は、ドラクエの夜の人のセリフで表すとこうなります。
*「すやすや・・・・」 こちらはよね氏。
*「ぐうぐう。」 こちらは会長。
*「ぐごー ぐごー」 ・・・・・・・たか氏。
目が覚めて暇を持て余した私は、よね氏のPCで懐かしのゲームを始めます。
今回は
「美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負」です!!
なに? 「暗黒神話ヤマトタケル」はどうしたって?
そんな会長と同じ指摘をするような輩にはエビチリをお見舞いしてやるぞぉ~
以下は、「美味しんぼ」のプレイ記録を徒然なるままに書き連ねていったものです。
(↓以下、ネタバレ)
一本目は「アンキモ」の章、究極のメニューの方針をめぐって
山岡史郎とグルメな評論家のおっさんがケンカする場面です。
評論家が
黒海のキャビアを、タイの
ツバメの巣を、そして
フォアグラを究極のメニューに・・・と
大原社主に提案したところ、
「日本の食通とたてまつられている人間は、滑稽だねぇ」
と、原作どおりのセリフを吐き、評論家のおっさん連中にケンカを吹っかけます。
山岡
「一番うまいと思うフォアグラを用意しな。それよりもはるかにうまいものを味わわせてやる!」
そう言って
那珂湊(茨城県ひたちなか市)でアンキモを捕ってくる・・・という話。
この一本目は2か所の詰みポイントが存在します。
1か所目は、
「てんもく」という小料理店に来たとき。
アンキモについて主人から情報を得る場面ですが、主人はいない様子。さあ、どうするか。
・まどをのぞく ・さわぐ ・とをたたく ・うそをつく
ここで「まどをのぞく」を選んでしまうと、通りかかった警官に不審人物として職質されてしまいます。さあ、どうする!?
・たたかう ・にげる じゅもん
たたかうと、非力な山岡が警官にかなうはずもなく、返り討ちにあいゲームオーバー。
にげると、鈍足の山岡が逃げおおせるはずもなく、捕まってしまいゲームオーバー。
そしてじゅもんを唱えると・・・
山岡「アンキモ アンキモ アンキモ!」
かえって警官に怪しまれて捕まりゲームオーバーになってしまいます。つまり警官が来た時点で詰みです。
ここでは「うそをつく」が正解です。
山岡
「あっ! こんなところにシマアジが落ちているぞ!」
どんなに騒いでも出てこない主人が、ありえないようなうそにまんまとひっかかって、店の奥から出てくるのです。
この主人、東西新聞社会部御用達の岡星さんに見えますが、別人です。
岡星さんは次の「四万十川のアユ」の章で初登場です。
もうひとつの詰みポイントは、
那珂湊沖です。
沖で捕れたアンコウを正しくさばいて、アンキモを採らなければなりません。
アンコウのさばき方は東西新聞社の資料室でを調べられます。「美味しんぼ」ならではのゲーム展開です。
その前に強敵がいます。ムカデ丸の
ゲンゾウという漁師です。
このゲンゾウなる漁師、相当の酒好きで、
アンキモを洗浄するための酒を飲ませろと要求してきます。
そして虫の居所が悪い時に拒否すると、
へそを曲げて船を港に戻してしまうという大人げない嫌がらせをかましてきます。
かといって何度も酒を飲ませると、当然ながらアンキモを洗浄できずに詰みとなります。
そして真の敵、それは1週間という期限。
評論家の方々にケンカを売ったときに、社主からは1週間の期限を切られているので、それまでにアンキモを東西新聞社に持ち帰らねばなりません。
運悪くアンコウが捕れない場合や、ゲンゾウを何度も怒らせて時間が経過してしまってもゲームオーバーとなってしまいます。
二本目は「四万十川のアユ」の章。
大原社主のセッティングした料理会に招待された大富豪・
京極万太郎が、料理をまったく気に入らず激怒。
それを山岡が「ケツの穴の小さい爺さんだ」とけなしつつ、うまい飯を出してやる、と豪語します。
「美味しんぼ」の王道というべきストーリー展開です。
そして京極氏は、気に入らないものを食わせたら山岡を坊主頭にしてやる、とおおせになります。
この章の詰みポイントはズバリ京極氏との会食。
京極さんは米相場の利益で富豪へとのし上がった人物ですから、そのためちょっとでも非のある米を食べさせると激怒します。
米を炊く調理人は慎重に選ぶべし、と言っておきましょう。
会食を見事成功させると、「美味しんぼ」一のリアクション王・京極さんの珠玉の言霊をたまわることができます。
なんちゅうもんを食わせてくれるんやぁ~
ところで「美味しんぼ」の影の主役・
海原雄山。
このゲームでは
「美食倶楽部」に籠りっきりなのですが、山岡が「美食倶楽部」に出向くと真っ先に出てきます。
山岡「ニャーゴ、ニャーニャー」
雄山
「なんだ、猫か。さすがの雄山も、猫までは料理できんわ。わぁーっ、はっはっは」
雄山に会いたくない山岡はとっさに隠れるのですが、そのときに「ものまねをする」ことによって
雄山はいとも簡単に巻かれてしまい、「美食倶楽部」の中に引っ込むのです。
その様子が非常に滑稽で、「雄山先生はあんな方ではない!!」と悲嘆した人もいたとかいないとか。
このゲームにおいては完全なもうろくオヤジの雄山先生と、ものまねの天才・山岡が衝突するのが三本目「究極のラーメン」の章です。
ストーリー展開は、ラーメンをバカにした雄山に対して、山岡がうまいラーメンをお見舞いして雄山をギャフンと言わせる、原作にはあまりない展開です。
「究極のラーメン」の章では、まず東西新聞社会部の面々おすすめのラーメン屋で1杯食べ、うまいラーメンの要素を探っていくところから始まります。
しかし、谷村部長、田畑さん、そして富井副部長がすすめるラーメンそれぞれに対して
山岡が酷評していきます。
ちなみに、富井副部長が出てくるのはこの章だけだったりします。
そしてやっぱり材料から吟味しなきゃだめだということになって、小麦粉、たまご、チャーシューなどを集め、「究極のラーメン」が完成するのです。
最後に栗田さんが「これからも究極のメニューづくり、がんばりましょうね」というようなことをおっしゃって、このエンディングです。