鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

葛飾八幡宮で必勝祈願

2014-05-30 | 神社

2 0 1 4 年 5 月 2 日 ( 金 )

午 前 9 時 3 0 分

千 葉 県 市 川 市

葛 飾 八 幡 宮



日は変わって5月。
所は変わってJR本八幡駅付近です。



国道14号千葉街道、市川市役所のすぐそばに、一の鳥居とともに葛飾八幡宮の参道がのびます。



京成本線の踏切を越え、二の鳥居をくぐると、八幡宮の境内です。

境内の脇にある市川市民会館の駐輪場に自転車を止め、参拝開始です。


公孫樹並木に覆われた境内を歩いていきます。

そうそう、「公孫樹」と書いて「いちょう」と読むんです。
なんだか三国志にこんな名前の武将がいそうな気もしますねぇ。
「いちょう」というと、「銀杏」と漢字表記されるのが一般的ですが、本稿ではあえて「公孫樹」と書いていきます。

公孫樹並木の先に待ち受ける門構え。



両脇に随身が鎮座する随神門【市川市指定文化財】です。
「随身」とは近衛府に所属する警護の官人、現在でいうところのSPにあたります。
随身の像が門の両脇に奉納され、神域を保護する門のことを「随神門」といい、この場合の随身は「随神」と表記されます。

この随神門は、もともとは上野寛永寺の末寺の仁王門であったそうで、以前は随神ではなく仁王像が安置されていました。
明治政府の神仏分離により、この門が葛飾八幡宮のものとなり、仁王像は別所に移されて随神が奉納されて現在に至っているそうです。


随神門をくぐって中に入ると、もうひとつ門構えがあります。



そして左側には源頼朝公駒どめの石があります。

 

平家を打倒すべく伊豆で挙兵した頼朝は、石橋山の戦いで一敗地にまみれ、安房国まで逃れます。
ここで千葉常胤つねたねらの援助を受けて下総まで進撃に成功。
葛飾八幡宮を参拝して戦勝と武運長久を祈願しました。
このときに頼朝の馬がこの石に前脚を掛け、ひづめの跡を残したといいます。


私も頼朝公にあやかって、武運長久を祈願します。



「チャリで無事に横浜に着きますように」
「鬼ヅモ大会、たまにゃ~優勝させてくださいな」


寛平年間(889年~898年)に宇多天皇の勅命で、石清水八幡宮より勧請かんじょうして建立されたといいます。
祭神は誉田別尊ほむたわけのみこと(応神天皇)気長足姫尊おきながたらしひめのみこと神功じんぐう皇后)玉依姫尊たまよりびめのみことです。

神功皇后は仲哀天皇日本武尊の子)の皇后で、仲哀天皇が若くして崩御された後に天皇の位を60年以上!!も代行されました。
皇后はご懐妊の身のまま出兵して海を渡り、戦わずして新羅を屈服させ、さらに百済と高句麗に朝貢(貢物を献上する)を約束させました(三韓征伐)。
三韓征伐の帰り、筑紫国宇美(備前国宇野とも)でご出産されました。
その子が応神天皇です。

応神天皇は第15代の天皇で、歴史学上での存在が確実視されている最初の天皇とされています。
神功皇后が薨去されてから天皇の位につきました。このとき天皇の御年、71歳!!
新羅が百済を圧迫していたときに軍を派遣して百済を援け、百済より多くの民が渡来しました。
日本書紀によると、在位41年目の111歳!!!!で崩御され、子の仁徳天皇が後を継がれました。

なお玉依姫尊は、神霊を宿す女性・巫女一般をいい、固有名詞ではありません。



本殿での祈願のあとは、境内を散策します。



葛飾八幡宮の御神木・千本公孫樹【国指定天然記念物】です。



この公孫樹の根元を見ると、複数の木がまるで束になって一本の木をなしているようにも見えます。
また根回りは10.2m、目通りは10.8mと、上の方が少し太いのも、「千本」のように見える要因になっています。

この公孫樹は千本ではなく一本です。
かつて落雷にあって折れた太い幹を囲うように、多数の枝が根元から合着して立ち上がっています。
またこの公孫樹は雄株なので、銀杏は落としません。



神社なのに鐘楼があります。
これも随神門と同様、神仏分離前にあった寺院の名残です。


境内末社をひととおり。



まずは鐘楼の前にある厳島社



次に富士塚&浅間神社



そのとなりは八坂社



さらに尾上稲荷社



最後に葛飾天満宮です。

このあたりに本宮の鳥居が立っていて、裏参道の入口となっています。



二の鳥居付近まで引き返しました。
時刻は午前9時52分。

これから横浜へ・・・行く前に、私はもう1ヶ所市川市内で寄り道をします。



※「勧請」
  ほかの社の祭神の神霊を分けて、別の神社にうつすことをいいます。

※「摂社」「末社」
  本社の管理に属する別の社を「摂末社」といいます。そして、
   (1)本社の祭神の后神や御子神など、関係ある祭神が祀られている社
   (2)本社の祭神の荒ぶる魂を祀る社
   (3)本社が遷る前に、当地で祀られていた祭神を祀る社
   (4)その他、特別な由縁がある社
  に当てはまる場合は「摂社」、当てはまらない場合は「末社」といいます。
   




飛電憤死

2014-05-30 | 移動の旅

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 後 5 時 5 9 分

千 葉 県 野 田 市

ホ ワ イ ト 餃 子 野 田 本 店 を 出 る



ホワイト餃子で大量の餃子をお見舞いされた私は、やっとこさママチャリ「飛電」に乗り込んで帰路につきました。



ホワイト餃子野田本店から西へ進むと、夕暮れの江戸川野田橋にたどり着きます。



夕焼けでピンクに染まるキッコーマンの工場。
しばらくは江戸川沿いのサイクリングロードを南下して行きます。


カタッ カタッ カタッ
「飛電」から耳慣れない異音が聞こえてきます。
それに構わず、私は「飛電」を走らせます。

カタカタカタカタカタ
「飛電」からの異音は看過できないくらいに大きくなってきました。
おそらくはペダルあたりから聞こえてくるようです。

それでも、暗闇に包まれたサイクリングロードで、工具を持っていない私はどうすることもできず、とにかく早く拙宅に戻ることが肝要と思って、「飛電」を走らせます。

カタカタ(ガタッ)カタカタ(ガタッ)・・・
「飛電」の異音は激しさを増し、ついにはガタッという異音とともにサドルに振動が伝わってくるまでになってきました。


「飛電」を停めて、ペダルを観察してみると、



ペダルを留めているネジが緩んでいるように見え、ペダルもガタガタに揺らいでいました。

このままではペダルが外れてしまう。
こんな川沿いでペダルが外れたら、家に帰れなくなる。

一気に緊迫してきたサイクリングロード。
ひとまずペダルのネジを締める工具を買わなければ。




午 後 7 時 0 8 分

流 山 市 に 入 る


常磐自動車道の橋が見え、とりあえず流山市内に入ったところ。
まずはホームセンターを探さなければなりません。

すると遠方にイトーヨーカドーがあるのが見えます。
ひとまずそこを目指していきます。




一大事に至ることなく、イトーヨーカドーに着きました。

工具を売っていそうなフロアを探してみます。
ですがしょせんはスーパーマーケットにすぎないイトーヨーカドー。
店内図を見ても、工具を売っていそうなところは見当たりません。

店員に尋ねても色よい返事はなく、そのままイトーヨーカドーを後にします。


「飛電」の修理は時間との闘いでもありました。

ペダルのねじが外れて走行不能になる恐怖、閉店時刻が差し迫る切迫。
流鉄流山線の沿線地域に入ったので、最悪の野宿は避けられそうですが、電車で帰る場合はそのまま「飛電」を乗り捨てなければなりません。

それを回避するために、スマホで流山市内のホームセンターを検索します。
するとビバホームがありそうなので、そこへ行きます。



なんだ、イトーヨーカドーの隣りじゃねぇか。
だったら初めからビバホームに駆け込めばよかった。


ここは店の外に自転車が並んでいないな。
自転車は売っていないのだな。当然自転車の担当の店員もいない。

そう勝手に考えた私は、緩んだペダルのネジを自力で締めるため、それにあったレンチを買うことに。

1本目・・・合わない。

払い戻しして2本目・・・合わない。ぬわぁぁっ!!

レンチに傷をつけてしまったため、払い戻しせずそのままお買い上げ(T_T)

3本目・・・合わない、というか入らない。

レジ担当の店員さんが自転車担当の店員さんを呼び出してくださいました。
いままでの私の努力はまったくの無駄であったということです。


店員さんに症状を伝え、ペダル周辺を分解して修理することになりました。
その時間、約20分。

ペダルのネジはしっかり締まっていて、店員さんから「特に異常はない」とのコメントをいただきました。
修理費用は、私が払い戻しできなかったレンチ(700円程度)の分でいいですよ、ということでおまけしていただきました。
これじゃあ申し訳ないので、壊れたライトを交換して新調することとしました。



取付けのLEDライト(1,300円)。懐中電灯にも使えます。
ハンドルに取り付けてもらいました。




午 後 8 時 1 0 分

ビ バ ホ ー ム 流 山 店 を 出 る


さあて準備万端!
そう思って店内から「飛電」を押していきます。

カタ カタ カタ カタ
不穏な音がかすかに聞こえてきます。

カタカタカタカタカタカタカタ
乗車してペダルを漕いだ瞬間から、「飛電」は音を立てました。

私はうんざりしながらも、仕方なく自転車屋を探します。

カタカタ(ガタッ)カタカタ(ガタッ)・・・
異音は再び激しさを増していきます。

先程は川沿いを走行していましたが、帰り道は住宅街を通ります。
「飛電」はもはや騒音公害の根源と化してしまったのです。

絶え間なく続くけたたましいカタカタ音。
時折感じるサドルの振動。
そして何より騒音公害をもたらしているという精神的重圧。

ストレスの塊。


時刻は午後8時、南流山駅付近。
ここで1軒の自転車屋を見つけたのですが、営業時間は午後8時で終了していました。


このまま「飛電」を連れて家に帰るしかない。
家に戻るまで、騒音を出し続けてなければならない。



肉体的疲労よりも精神的疲労が著しいママチャリ旅となってしまいました。




5 月 1 日 ( 木 )

午 前 1 1 時 3 5 分

拙 宅 付 近 の 自 転 車 屋


「飛電」を修理してもらった自転車屋をふたたび訪れることになりました。


そういえば・・・・・・

「クランクが劣化しているので交換が必要ですね」

最初に修理してもらった時に、店員さんが言っていました。
当時は軽く考えていたのですが、異音の原因はそこにあるのではないか。

症状を店員さんに伝えると、原因は後輪のクランチにあると言い、修理には5,000円以上かかると言います。



私は非情ながらも、「飛電」の処分する判断を下しました。




女帝君臨!?ホワイト餃子本店

2014-05-22 | グルメ

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 後 5 時 1 2 分

千 葉 県 野 田 市



清水公園からの帰り道、閉店間際の「ストロー」さんでパンを購入。



そこで買ったパンを2個ほど食べ、小腹を満たしていました。


しかしせっかく野田に来たのだ、現地ならではのものを食べよう。
そう思い、野田の中心街をさまよっていました。


そして見つけた、超有名店「ホワイト餃子野田本店」



午前中にテイクアウト用の生餃子を売り出すも、あっと言う間に売り切れ。
あまりの盛況のため、イートインの時刻が2時間程度に限定されるという伝説の餃子らしいです。

全国に「ホワイト餃子」と銘打つ店があるようですが、それの原点となっているのが野田本店のホワイト餃子なのです。


時刻は午後5時07分。
偶然にもイートイン開始時刻のド頭で入店することができました。

狭い駐車場には相模ナンバーの車も停まっていました。
その名声は全国に及んでいるようです。



店に入ると、すでにテーブルは満席、レジの前から客が列をなしています。
どうやらレジで先に注文してお金を払い、店主の定めた席について餃子を待ち、そして食らうという流れのようです。


それにしても店内は地味というか、殺風景というか、とても人気店のそれとは思えません。
たしかにテーブルが十数卓ほどあって広いのですが、あきらかに内装に金をかけていません。

それとは対照的に、レジで切り盛りしている女主人は女優のように着飾っているではありませんか!
その顔は五月みどりにも似ているような、バイタリティにあふれています。

いっぽうほかの従業員は、厨房も食堂も白い割烹着
そして無駄口をまったくたたかない、というより会話能力を奪われてしまったかのようにも感じます。


1組の客が、「人数が増えるから席を替えてくれ」と申し出ます。
女主人は、2階の座敷席への移動を提案、「1時間で**円かかります」。(金額は忘れました。数百円くらいだったかと)
そして従業員の老女に指図しますが、老女はなかなか対応できません。
女主人は声を大きくして老女なる従業員を叱り飛ばします。もちろん客のいる前で。

この店では女主人が「女帝」で、ほかの従業員は「召使い」にも見えてしまいます。


店に入って十数分、席が空いてようやく私がオーダーする番となりました。

メニューは、
・餃子10個 450円
・お新香、ハーフお新香
・梅ジュース
・ソフトドリンク
・ビール
これだけで、ライスがありません
そして餃子は10個単位での注文となります。

レジにて、女帝と対決。
まずは餃子を20個注文。
すると女帝、
「餃子が揚がるまで時間がかかるからお新香はいかがですか? 半分サイズのものもありますよ」
すかさずサイドメニューを勧めてきます。
『漬物は苦手なのでなしで』
女帝のお新香攻勢をかわします。
『この梅ジュースはアルコールですか?』
尋ねてみると、女帝は語気を多少強めて、
「そうですよ、ここに書いてあるでしょ」
『じゃあいいや、運転しなきゃなんねぇから』
ということで、餃子20個のみお買い上げ。

席は一番入口に近い4人席をひとりで占拠することに。
水はセルフサービスで、レジ付近の冷水器からくむこととなりました。


注文して十数分後、老婆が皿いっぱいの餃子を持って登場。



これがホワイト餃子です。
餃子、というよりも「ホワイト餃子」という名の別の食べ物と考えた方がいいかもしれません。

大きさは縦がだいたい7センチ、横が3センチ程度でしょうか。
1個1個は大きいようで小さいです。

それにしてもこの焦げっぷり、外側の側面は黒っぽくなっています。
本店では餃子をフライパンか大きな鉄板で焼くそうで、フライパンで焼いた餃子の方がおいしいとされています。
つまりは「当たり」だそうです。

一口食べてみると、皮は外がカリカリなのですが、中はモチモチ・・・というわけではなさそうでした。
そして中がかなりスカスカで、40%ほどは空洞になっていました。

肝心の味は・・・・・・皮は焦げ目が香ばしいです。
このホワイト餃子は皮がかなりの部分を占めるため、皮の味はかなり重要です。
お醤油との相性もいいのは、さすがは醤油の街・野田の面目躍如でしょう。
餡は、肉があまり入っていないようで、肉汁が出てくるということはありません。
葉物野菜がかもし出す甘みというのも抑えられていました。
おそらく大豆が入っているのか、コク?のようなものが感じられました。

私自身の感想ですが、「うまいっ!」と言葉に出るようなものではありませんでした。
「はは~ん、なるほどねぇ」というような、まずくはない、おいしいのではありますが、格別とびきりおいしいっ!という感想は浮かばなかったです。
なんで野田市民は行列をなしてまでこの餃子が食いたいんだろう、と考えてしまいます。

ただリピーターの方々によれば、「ホワイト餃子は3回食べなきゃ良さがわからない」と言われているそうです。
私はあと2回足を運ぶ必要がありそうですね。



「ストロー」さんのパンを食べてから入店したので、餃子を食べることがだんだん「作業」と化してきます。
半分の10個、いやもう少し食べて12個ほどは問題なく食べられましたが、それ以降はさすがにきつくなってきます。
メニューにライスがないのがプラスの方向に働きました。

そして完食。予想以上につらかった。
これは入店前にパンを食べたからですが。



水を一口飲んだ私は、背中に「ありがとうございました」という言葉を受けることなく、店を出たのでした。



・・・・・・2度目、行こうかなぁ(?_?)




野田のパン屋・ストロー

2014-05-22 | グルメ

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 後 4 時 4 6 分

千 葉 県 野 田 市



清水公園を出た私と「ママチャリ」飛電は、野田の商店街をめざして進みます。

新松戸のセブンイレブンで買ったおにぎり以来食事をとっていなかった私は、走行中目に入った1軒のパン屋に心を奪われてしまいます。



野田市清水にあるパン屋「ストロー」さん。

ここでパンを何個か買って、ついでに野田の中心街への道も尋ねよう。
そう思って店内へ。

すでに閉店時刻間近のようで、パンは売れ残りのものだけ。
さらに先客が2組もいたので、パンの選択肢はますます限定されていきます。

残っていたパンからピックして、レジへ。
店主なる奥さまがパンを包装している傍ら、私が野田市街までの道を尋ねます。

奥さまが道を教えてくれるのですが、「この道は細くて危ないからねぇ」
すると私はうっかり「ホントは船橋まで帰るんですよ」と漏らします。

さあ大変。
奥から店主なる旦那さまが登場して、いろいろ道を教えてくれるわけです。

そして売れ残りのパンからひとつ、
「残っているパンあげるよ、もう閉店するから」
こうしてパンを1個おまけしてもらいました。

・・・・・・今度からは路銀に困ったら「船橋までチャリで帰るんです」アピールをしていこう。フムフム。



店を出てさっそくパンを食べます。
まずはおまけしてもらった紅茶トースト



いわゆるフレンチトーストに紅茶のテイストが加わったものでしょうか。
なかなかあま~いです。

次はベーコンフランスパン。これは2個買って、計200円。



時間がたっていて固くなっているものの、ベーコンがうまかったです。

もうひとつ、チョコレートシフォン(130円)も買っていました。
これと残りのベーコンフランスパン1個とともに、帰り道で食べる予定・・・でした。



野田の商店街へ寄ったわけは、この店に行こうと考えていたからです。



そして私は、餃子をこれでもか!と食べることとなり、残ったパンには口をつけずじまいになりました。



※残ったパンは、旅の翌日にスタッフでおいしくいただきました。




清水公園・花ファンタジア

2014-05-21 | 公園・庭園

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 後 3 時 2 3 分

千 葉 県 野 田 市

清 水 公 園









清水公園を散策し、偶然にもツツジの百花繚乱を観てしまった私は、この日の目的を達成していました。

最初は、これらのツツジが「花ファンタジア」という清水公園内の植物園にあると考えていたのです。
ツツジも観たし、時刻もいい具合なので帰ろうかとも考えました。

ですが、せっかくここまできたんだから、当初の目的地であった「花ファンタジア」にも行こうということで、もうしばらく清水公園を散策します。


途中に一眼レフを構えた男がツツジを激写していました。
ううむ、たしかにここのツツジはなかなかよろしい。デジイチの男がいなくなったら、私も・・・・・・。

・・・・・・どけよ。

2分近く待っても、デジイチの男は一向に退去する気配を見せませんでした。
仕方なくその先に進みます。

デジイチ男のポイントは、ウォーターアスレチックのそばにありました。
アスレチックからは子供たちの歓声が、そして時折ドッボ~ンという水の音が聞こえてきます。
野田市の子供たちにとって、ウォーターアスレチックから落っこちるのはもはや通過儀礼なのだとか。



ウォーターアスレチックそばの水路で花咲くフジ。なかなかいいもんですな。



水路のそばであざやかに咲き誇るツツジ。これもまたよし!




午 後 3 時 2 8 分

「 花 フ ァ ン タ ジ ア 」 へ 入 る




清水公園を散策するだけなら無料ですが、この「花ファンタジア」に入るには入場料が必要になります。
そして入場料は季節ごと、花の時季ごとに変動するらしく、この日は500円でした。
民営公園らしい微妙な料金設定です。



中に入ると広々とした空間、足元には虹の花壇が入場者を出迎えます。



咲き誇る花々の裏で、花々を手入れする庭師の方々がいらっしゃいました。
こういった人々の努力を忘れてはいけませんなぁ。



この日はパンジーの花壇が満開を迎えていました。



パンジーの花はなんとなく動物の顔のような模様をしています。
これだけの数の“動物の顔”が一斉にこちらを見ていると思うと、少しばかりぎょっとします。



これは何の絵柄をモチーフにしたのでしょうか? 世界遺産になった富士山??



入口前広場の奥側には“青いじゅうたん”が敷かれていました。



これはネモフィラという花で、和名はルリカラクサというそうです。



花自体は、春の野原に咲いているイヌノフグリ(犬のキ●タマ袋)が大きくなったような色かたちをしています。


広場から脇道へそれて、まずはイングリッシュガーデン



花がポツポツ咲いていて、この中で紅茶を飲むのもいいかな~という雰囲気。

次はローズガーデン



花は全く咲いてないけど、この中で紅茶を・・・以下同文。


西洋庭園から出て、水場のあるところを歩きます。



ハナショウブ、スイレンはまったく咲いていませんでしたが、ところどころにシバザクラが帯をなしていました。



向こう岸には花真っ盛りの藤棚がありました。





あまり大きな藤棚ではありませんが、天井から下に垂れる無数のフジの花。
下から見上げると、なんだか今治(愛媛県)産のタオルのようにモフモフしてて気持ちよさそうでした・・・。


入口に戻ってきました。
今度は温室風の建物に入ります。



中はそのまんま温室です。
こちらは熱帯の植物が栽培されていました。



そのなかのひとつ、ヒスイカズラ。
いかにも工場で作ったおもちゃのような色をしていますが、ヒスイの名のとおり花は緑色(翡翠の色)です。
そしてフジのように天井から垂らして花を咲かせます。

それ以外に見るものはなかったので、早々に温室を出ました。


「花ファンタジア」のマップを見てみると、まだ1ヶ所だけ行っていないゾーンがありました。
閉園時刻である午後5時が近くなってきましたので、急いで向かいます。



金乗院でも見た牡丹しゃくやく園です。



「ボタンとシャクヤクってどう違うの?」
植物観賞を趣味とする方ならこのような疑問が浮かぶのでしょうが、私は植物に関してはかなりの素人。
「ボタンとシャクヤクって似た花なんだ~」
こういった感想を抱いていました。

そりゃあ、「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」って言葉があるくらいです。
ユリとボタンはま~ったく違う花ですよ、それくらいはわかります。
それだったらシャクヤクとボタンも違う花だって、素人は考えちゃうわけです。

シャクヤクとボタンの違いですが・・・
シャクヤクは草本植物で、ボタンは木本植物になるそうです。



シャクヤクは「草」で、冬になると枯れて根だけで越冬するそうです。



ボタンは「木」で、樹形を保ったまま越冬します。
それから小葉がシャクヤクと比べて広めなのだそうです。

以上、「花ファンタジア」終了。




午 後 4 時 3 1 分

清 水 公 園 を 歩 く


閉園時刻が近づき、「蛍の光」が鳴り響きます。

盛況を見せていたウォーターアスレチックも、人っ子ひとりいません。



このあたりはランニングコースになっているのでしょうか。
陸上部と思われる地元の中学生がさかんに走り抜けていきます。

そうそう、デジイチの野郎がどかなかったツツジのポイントがありました。



三色のツツジが見事です。
デジイチが居座ったのもうなずけます。



一色は緑じゃなくてピンクだけど、ツツジの大三元や~といったところでしょうか。



公園の外に出る際にもう一度ツツジの群生地帯を通ります。




午 後 4 時 4 3 分

公 園 の 外 へ


ママチャリ「飛電」を停めた公園入口へ戻りました。
帰りは違うルートをとります。



清水公園の構内に移築された旧花野井家住宅【国指定重要文化財】です。
もともとは流山市内にありましたが、流山市が管理費用をしぶったため野田市に移築されることになったそうな。

入場時刻はとうに過ぎており、無情なる門扉が立ちはだかっていました。
ですが、門扉の間から失礼して・・・



花野井家住宅の前にある味のある薬医門
この薬医門は江戸時代末期に造られたそうですが、花野井家住宅のものではなかったそうです。



私と「飛電」は野田市内を通って帰路につきました。




つつじの名所・清水公園

2014-05-19 | 公園・庭園

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 後 3 時 2 2 分

千 葉 県 野 田 市

清 水 公 園



桜の名所100選のひとつにして、ツツジの名所としても有名な清水公園



公園内は、「花ファンタジア」という植物園、アスレチックコース、ポニーの乗馬、キャンプ場などのアトラクションに分かれていて、それぞれ利用料を支払う必要があります。
清水公園をすべて回ろうとすると多少の料金は覚悟しなければなりませんが、それ以上に清水公園は広大です。
1日ですべて回るのはかなり大変です。



園内には金乗院というお寺もあります。
こちらは拝観料無料です。

そもそも清水公園は、金乗院の土地をキッコーマン創業家の茂木家が賃借して、公園を造園したことがはじまりです。
現在も、千秋社という会社が管理する民営の公園です。




院の庭では、さまざまなボタンの花が咲き誇っていました。



かつて「立てばシャクヤク、座ればボタン・・・」と詠われた淑女方が、ボタンの花と美を競っておられます。

・・・私はボタンが見たいのだ! ブタンは下がっておるがよい!!

とは当然言えず、ブタン淑女方がお退きになるのを待って、ボタンを観賞します。







不動堂で帰り道の無事を祈願して、金乗院を出ました。



さて今回の目的であるツツジを探します。
たぶん「花ファンタジア」という植物園ゾーンにあるのだろう。
そう思って園内を歩くと、木造の物見台がありました。











色彩が派手目なツツジ。
一株、二株だけでも庭園や公園にアクセントを加える美しさですが、ここまでたくさんあると壮観です。
美しい、を通り越して、ただただ凄い。


そういえば清水公園には、樹齢300年のキリシマツツジがあるそうです。







どれが300年のツツジだかわかりません(^_^;)

キリシマツツジにも、ホンキリシマとかヤエキリシマとかさまざまな種類があるそうです。
清水公園のツツジは100種類もあるとか。
ツツジとサツキの区別もつかない私としては、種類を判別するなど図鑑サイトを見てもできませんでした(^_^;)



目的であったツツジの観賞をしてしまったのですが、当初行こうと考えていた「花ファンタジア」へも行ってみることにしました。




一気呵成に野田へ

2014-05-12 | 移動の旅

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 後 1 2 時 1 4 分

千 葉 県 鎌 ヶ 谷 市

鎌 ヶ 谷 大 仏



船橋のお隣・鎌ヶ谷のシンボルである鎌ヶ谷大仏【鎌ヶ谷市指定文化財】です。



墓地の中にある大仏様に旅の無事を祈って、今回のママチャリ旅も本格的に始まります。


ルートは途中までほぼ新京成電鉄ぞいに進みます。
新京成の踏切を越え、陸上自衛隊の駐屯地が左手に見えると、松戸市に入ります。



街路樹により見づらいですが、松戸市の市境看板はちょっと変わっています。
「これより松戸市 安全運転お願いします」
・・・松戸市内には荒々しい運転の車が多いのでしょうか。

 (松戸・流山市境にて)

ちなみに松戸から出るときには、
「これまで松戸市 安全運転ありがとう」
読みようによっては、松戸の先は安全運転しなくていいよ、みたいにも聞こえてしまいます。

とにかく松戸に入りましたが、街の雰囲気がこころなしか変わった感じがします。



松戸のカーブミラーにはいろいろと注意書きが記されています。
「かがみをこわしたとき、こわれたのを見つけたときは、市役所へ連絡ください」

さらに松戸のお隣・流山市に入ると、カーブミラーの注意書きは、
「カガミをこわさないで」

カーブミラーってそんなに壊れるものなのか?
カーブミラーがそんなに壊されているほど治安が悪いのか!?
戦慄が走ります。




午 後 1 時 2 1 分

千 葉 県 松 戸 市

J R 新 松 戸 駅 付 近


船橋を出る前にアイスを食べたので、このあたりでのどが渇きました。
途中で見つけたセブンイレブンに立ち寄ります。

簡単な昼食としておにぎりを2個、旅の水がめとして麦茶2リットルを買います。
そしてのどの渇きを潤すアイスコーヒーです(*^_^*)



ここの店員の無愛想な態度にイラッとしながらも、ホッとひといき。




ほどなく流山市に入ります。

南流山駅で私用を足した後、流鉄の流山駅方向へ。
ルートが完全に77駅スタンプの旅(後編)とカブッています。

 

近藤勇陣屋跡です。
77駅スタンプの旅でも訪れています。
今回もあっさり通過です。




午 後 1 2 時 1 4 分

千 葉 県 流 山 市

江 戸 川 に 到 達


近藤勇陣屋跡から100メートルほどで、江戸川が見えてきます。



ここからは、江戸川沿いの千葉県道401号・松戸野田関宿自転車道線を北上していきます。



最初の橋・常磐自動車道を越え、江戸川に注ぐ利根運河を右に見て、



2番目の玉葉橋を越えると、右側に醤油工場とおぼしきプラントが見えてきます。



3番目の野田橋が見えてきて、



野田を牛耳る?キッコーマンの工場が見えてくると、清水公園はあと少しです。




午 後 2 時 5 0 分

千 葉 県 野 田 市

清 水 公 園 に 到 着




サイクリングロードぞいをさらに進んで、こんな看板が出てきたらひなびた住宅街に入っていきます。
看板が要所要所にあるのでこれに従っていけば清水公園に到着します。

清水公園に到着しますが、公園の裏手側でキャンプ場の入口です。
私はつつじを見にきたので、キャンプ場には用がありません。
公園を西から東へ横断するように進んで、



ようやく清水公園の入口に到着です。




佐久間牧場のジェラート

2014-05-11 | グルメ

2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 前 1 1 時 4 2 分

千 葉 県 船 橋 市



ママチャリ「飛電」に乗って、野田の清水公園をめざす旅が始まりました。

市川の高圓寺は・・・
出発が遅れたのでこの日に訪れるのは無理と判断。
まっすぐ清水公園をめざします。



千葉県の県花である菜の花が咲き誇っています。



船橋市内の住宅街から少し抜けると、このようなのどかな畑の風景がひろがっています。
そういえば「なのはな体操」ってまだやっているのかな?

 

畑の風景に突如浮かぶソフトクリームのオブジェ。

いちおう出発前に朝ごはんを食べていますが、そろそろなにかを口に入れたい時間。
そもそも私はアイスクリームに弱いのです(*^_^*)

こうして私は、時間がおしているというのに、佐久間牧場の直営する「佐久間あいすくりーむ工房」に吸い込まれてしまいました。


中ではすでにお客さんが2人。船橋ではかなりの有名店です。
厨房ではジェラートを載せるコーンを焼いていました。
オーダーまでに1分ほど待つことになります。

ジェラートはシングルが310円、ダブルが360円です。
私は即座にダブルをオーダーしました。
31アイスのようにジェラートが2段になって出てくると思っていましたが・・・



コーンの上に、山が2つ並んで出てきました。
なるほど、だからシングルとダブルでそんなに値段が変わらないのね・・・。

とはいえ、
バニラ&キャラメルソースのジェラート、うまいっ!!
さすがは牧場横のアイス工房、直に運ばれた牛乳が濃厚な味わいをもたらします。

店内を見回すと、「ちい散歩」の故・地井武男氏の色紙が飾ってありました。
地井さん、いろんなところを散歩していたんですねぇ~。


ジェラートを味わったあとは、あらためて野田へ進みます。
この日はとても天気がよく、初夏の太陽が暑く道を照らしていました。




決意の書込み

2014-05-11 | 旅立ち

2 0 1 4 年 4 月 2 3 日 ( 水 )

午 後 5 時 1 0 分

拙 宅 に て



ゴールデンウィークの1週間前のこのとき、私は事務机でノートPCさんを起動していました。

来たるべき鬼ヅモGW大会。
すでに会長、たか先生、よね先生が参加を表明していました。

・・・・・・今回も横浜で開催されるだろうな。

そういえば会長は前回大会のあとに、わがママチャリ「飛電」の10倍以上の値はするであろう自転車を購入していました。

・・・・・・それなら、前回同様今回も「飛電」で横浜に参上せねばなるまい。

そして書込み。

「今年のGW大会は参加しようと考えています。
 私は5/2夜~5/5夜に出られます。
 今回もママチャリで参ろうかなぁ~と。」


こうして、通算3度目のママチャリによる横浜への出張が決まったのです。


しかしこのとき、「飛電」はある問題を抱えていました。
チェーンがたるんでいることにより、頻繁にチェーンが外れてしまうのです。

そして私もしばらくぶりの遠出。
競馬馬のように、いったんコースを走行して慣らしておかなくては・・・。



そこで、船橋から程よく遠くて、時季的にちょうどいいところ。
この時季はつつじや藤が開花していましたので、つつじや藤の名所を検索。

そして目的地に設定したのが・・・

 1.マイナーな藤の名所・高圓寺(市川市)
 2.メジャーなつつじの名所・清水公園(野田市)

清水公園は桜の名所としてもそこそこ有名なところですが、船橋からは40Km弱となかなかの距離。
大会に向けての調整にはもってこいなところでしょう。




2 0 1 4 年 4 月 2 8 日 ( 月 )

午 前 1 0 時 5 5 分

拙 宅 付 近 の 自 転 車 店


GWの休日を平日にずらして、月曜日の日帰り旅。
起床時間が遅くなってしまい、出発がおしてしまいます。

出発の前に「飛電」のチェーンの不具合を調整しなければなりません。

地元の自転車店にて自転車を預けて、30分後再び店へ。
チェーンはしっかりピンと伸びて、チェーンの不具合は解消しています。
店員が言うには「クランクが劣化しているので交換が必要」とのことでした。

早く出発したい私は、このときの店員さんの言葉をあまり深刻に受け止めなかったのです。



私と「飛電」は、北西に進路をとります。




寄り道!鹿島臨海鉄道

2014-05-10 | 鉄道の旅

2 0 1 4 年 3 月 2 9 日 ( 土 )

午 後 3 時 2 5 分

水 戸 偕 楽 園

東 門 出 口



デジカメさんのバッテリーレベルが最低になったので、後ろ髪をひかれる思いで偕楽園を後にします。


偕楽園に隣接する東湖神社
徳川斉昭(烈公)に仕えた学者・藤田東湖を祭神として祀っています。

ここでは猿回しの興行が行われていました。
デジカメさんの力を浪費するわけにはいかないので、写真はナシ。


そのとなりの常磐ときわ神社
こちらは烈公義公(徳川光圀)が祭神とされています。
東湖神社は常磐神社の摂社的な位置づけでしょうか。

こちらも素通りとさせていただきました。申し訳ありませぬ。


常盤神社の駐車場に、茨城交通のバス停が立っています。

ちなみにこちらの駐車場、料金は20分で100円。
この日は午後1時30分に入園し、午後3時10分に出ているので、仮にレンタカーで来ていたら500円支払う計算。
デジカメさんのバッテリーが切れてなければあと1時間は偕楽園にいただろうから・・・なかなかのボッタくりです。

バス停で待つこと約10分、臨時のバスがやってきました。


茨城交通バス 偕楽園・常盤神社前バス停 15時38分発
10系統 臨時 歴史館・偕楽園経由水戸駅行き
水戸駅北口バス降車場 15時45分着
移動距離 2.9km 運賃 230円





水戸駅北口に到着。シンボリックな時計は午後3時48分を指していました。

これから船橋へ帰るのですが、朝は常磐線でストレートに来たので、帰りは経路を変えてみよう・・・と考えていました。

鹿島臨海鉄道に乗車して鹿島神宮駅へ。
券売機で乗車券を買おうと思ったら、鹿島臨海鉄道のきっぷが買えない!

落ち着いて券売機の画面やボタンを注視しても、やっぱり鹿島臨海鉄道のきっぷが買えない。
券売機から距離を置いてみると、鹿島臨海鉄道のきっぷは右側の券売機(2台)でしか買えないようです。

あらためてきっぷを買おうと券売機を操作しますが、鹿島神宮行きのきっぷだけ買えない!!
みどりの窓口でないと買えないのか? いや、みどりの窓口が私鉄のきっぷを扱ってなさそうだし・・・。

もう一度くだんの券売機を見てみると、鹿島神宮行きのきっぷの買い方がひっそり貼ってありました。

こうして、5分ほどかかって鹿島神宮行きのきっぷを買った私は、ホームで待つ赤い車体・鹿島臨海鉄道に乗車しました。



鹿島臨海鉄道 水戸駅 8番線 16時10分発
大洗鹿島線 普通ワンマン JR鹿島線直通 鹿島神宮行き
JR鹿島神宮駅 1番線 17時33分着
移動距離 56km 運賃 1,530円




大洗鹿島線の中心駅である大洗駅です。鹿島臨海鉄道の本社はこちらにあります。
大洗は「ガールズ・アンド・パンツァー」の舞台なので、駅のいたるところにパンツァー型戦車があります。
列車の中も「ガールズ・アンド・パンツァー」の中吊りが目立ってました。

・・・ところで「ガールズ・アンド・パンツァー」って何だい??



北浦湖畔駅付近の北浦です。だいぶ日が傾いています。
列車は、北浦湖畔駅を過ぎると北浦から離れてしまいます。



午後5時半を回って、鹿島神宮駅に到着です。
鹿島神宮駅は有人駅なのですが、鹿島臨海鉄道の場合は列車内で精算することとなります。
臨海鉄道の運賃を列車内で支払い、運転手から精算証明書を受け取る・・・のですが、私の場合はきっぷを見せたとたんに「行ってよし」。
なぜだろう? いい加減だなぁ(^_^;)

しかし不正乗車をするつもりは毛頭なかったので、鹿島神宮駅の改札をいったん出て、あらためてきっぷを買います。



大きな川を何本も渡っていくJR鹿島線です。
北浦にかかる神宮橋は長さ1Km弱。橋は欄干らしきものがない、かなりスリルのある橋です。

すでに日は沈み、そして私はいささか空腹気味になってきました。


JR鹿島神宮駅 2番線 17時53分発
鹿島線 普通 佐原行き
延方駅 1番線 17時57分着
移動距離 3.8km 運賃 180円



鹿島神宮駅から1駅の延方駅で下車。
いささかプライベートな用事を済ませ、


JR延方駅 1番線 18時49分発
鹿島線 普通 佐原行き
0番線 19時06分着

JR佐原駅 1番線 19時15分発
成田線 普通 千葉行き
成田駅 1番線 19時52分着
移動距離 41km 運賃 740円




成田駅からは京成線に乗り換え、拙宅に戻りました。



あとで気が付いたのですが、水戸から鹿島神宮へは、「JR鹿島線直通」なのです。
JR鹿島線の終点は鹿島神宮駅ではなく、臨時駅の鹿島サッカースタジアム駅。
つまり鹿島神宮行きのきっぷを買うことで、すでにJRの料金を支払っていることになります。
すなわち鹿島神宮・延方間の180円は払う必要がなかったのでした。
臨海鉄道の運転手はいい加減な方ではなかったのでした。失礼しました。



※運賃は増税前の金額です。



「あなどるなかれ♥水戸」 完