鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

仙台駅グルメ?

2016-09-28 | グルメ


2 0 1 6 年 9 月 1 4 日 ( 水 )

午 前 1 1 時 5 7 分

J R 仙 台 駅 在 来 線 コ ン コ ー ス



東北最大のターミナル駅・仙台駅に到着しました。

大宮駅で電車に乗って以来、約6時間半。
これまでに口にした食べ物は、出発時にたか先生にもらったアーモンドチョコレートのみ。
このあたりで食事をしておきたいところです。



今度の電車は、12時45分発 東北本線 普通電車 小牛田行きです。
ひさしぶりに目にし耳にする「こごた」ですよ~(#^.^#)



次の電車まで時間があるので、仙台駅の外に出ました。



青葉通りから眺める仙台駅西口。
おなじみの茶色い駅舎と広大なペデストリアンデッキです。



おや・・・早朝に似たような駅舎を目にしたような・・・?
まぁ、気のせいでしょう。

青葉通りを歩くこと約300メートル。



隣りの駅・JRあおば通駅に着いてしまいました。
青葉通りを車で走ると、正面に大きな仙台駅、脇にひっそりとあおば通駅という、なんともシュールな光景を目にすることができます。



仙台駅に戻りました。
少しばかり散策をしたので、発車時刻までは残り30分強といったところ。
食事をするならば、駅ナカということになります。


ひさしぶりの仙台駅。
構内はガラリと変わってしまい、食事の場所を探し回ることに。
以前は駅西口の1階にあった食事の場所はどこかに移転したもよう。
地下街にも食事の場所はなさそう。

あきらめて2階在来線中央改札口まで戻ろうとしたところで、その場所はありました。



ずんだシェイク! うまい!
シェイクにしては250円と少々割高ではありますが、枝豆の食感が残っているのもいいですね。


しかし昼ごはんがシェイクだけでは心もとないので、もう一品。



2階在来線中央改札口の脇にある立ちそば処「杜」
「杜」といえば、いただくおそばはコレ一択です。



唐揚げそば!・・・ズズズ・・・うまい!
この旅日記では2回目の登場、唐揚げ蕎麦。
4年前は360円でしたが、今回は420円に値上がりしていました。
従来からボリューム満点だったのですが、さらにアップしたような気がします。



仙台で食事を済ませると、次の電車の発車時刻まであと10分ほど。
改札を通り、北へと向かう旅を再開します。





東北本線ほぼ完全制覇・第1章~大宮から仙台へ

2016-09-27 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 4 日 ( 水 )

午 前 4 時 4 3 分

さ い た ま 市 大 宮 区

J R 大 宮 駅 東 口



紆余曲折を経て、「北日本完全制覇!」の旅は大宮駅より始まります。



早朝の大宮駅。
こんな時刻に、船橋市内の拙宅からやってくることはできません。
旅の計画段階で、あらかじめたか先生のご協力をあおいでいました。
まったく有難き幸せであります。

・・・しかしこのことが、この旅の行く末に大きな影響を与えようとは・・・




巨大ターミナルである大宮駅も、早朝ではさすがに静まり返っています。




大宮駅西口に移動しました。
おや・・・なんとなく私が大学時代に頻繁に利用した駅に似てますなぁ。




この日最初の電車は、5時36分発宇都宮線 普通電車 宇都宮行きです。



今回の旅の心強き相棒はこの方。



「北海道&東日本パス」(10,850円)です。

18きっぷとのちがいは・・・

(1)乗り放題が連続7日間であること。(18きっぷは利用可能期間内の任意の5日分
乗り放題のできる日が18きっぷよりも2日分長いです。
しかし18きっぷが、飛び飛びで5日分とか、5人で1日分とか、フレキシブルな使い方ができるのに対し、
「北海道&東日本パス」(以下「北・東パス」といいます)は、1人で7日間連続で使うこととなります。
といっても、普通列車で旅することとなると、どうしても連続で5日以上はかかってしまいます。(それくらい北は列車の本数がシビアです)

(2)利用可能範囲がJR北海道とJR東日本の管区に限定されること。(18きっぷは全国のJRで利用可能)
これは名称からいっても、販売の目的からも当然の帰結といえるでしょう。

(3)購入時に利用期間を指定しなければならないこと。(18きっぷは指定不要
というわけで、旅行の計画をしっかり組んで行う必要があります。
まぁ、私は3か月前にホテルを手配してますし、なんら問題はありませんな。
利用期間の指定を誤らないように注意しましょう。

(4)利用できる期間も微妙に違いがあります。
2016年夏季の「北・東パス」の利用期間は、7月1日から9月30日まで。
いっぽう18きっぷは7月20日から9月10日まで。
私が旅に出たのは、18きっぷは使えない期間だったのでした。
このことは編集して初めて気が付きました・・・以後注意して旅の計画を立てていくとしましょう(^_^;)

そして「北・東パス」がより強力だといわしめるのが、以下2点。

(5)いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線も乗り降り自由、ついでに北越急行ほくほく線も自由
18きっぷでは、盛岡~八戸は利用不可(別料金)で、八戸~野辺地~青森は通り抜けるだけだったりその3駅で下車するなら別料金は発生しませんが、3駅以外の青い森鉄道の駅で途中下車する場合は乗車区間の運賃を支払わなければなりません
盛岡~八戸は3,040円と、18きっぷの1日分を軽く凌駕しています。
同じ区間を新幹線に乗っても3,500円。鈍行のうま味がまったくありません。
盛岡から6駅目の好摩駅から花輪線に逃げる手もありますが、その先の花輪線は本数がかなり少なく、また運賃650円を免れることはできません。
18きっぷユーザーにとってはまさに壁として立ちはだかるいわて銀河鉄道をフリーで通過できる点はかなり大きいです。

(6)新青森~新函館北斗の区間内で発着する場合は、特急券(特定特急券)を買えば新幹線に乗れること。
18きっぷでは2,300円の「新幹線オプション券」を購入して、奥津軽いまべつ~木古内のみ新幹線に乗れます。
またその先の道南いさりび鉄道線 木古内~五稜郭を通過できます。木古内駅と五稜郭駅以外の駅で途中下車する場合は、道南いさりび鉄道線の運賃を別途支払う必要があります。
青函トンネルの通過も、ユーザーにとって大きな問題。
この点でも「北・東パス」が優位であるといえます。



それでは「北・東パス」を酷使する旅のスタート。

そうそう、このきっぷは自動改札機で入出場できることも付け加えておきましょう。



大宮駅9番線。
たか先生に旅の鼻向けにもらったアーモンドチョコを朝食代わりにして、最初の電車に乗車します。



朝4時起きの私にとって、通勤型のロングシート車両は格好の睡眠場所。
とくに車窓を眺めることもなく、ちょくちょく居眠りして、宇都宮駅に到着・・・


「踏切にて安全確認を行っております」


宇都宮駅到着間近で、電車の遅延が発生してしまいます。
到着予定時刻は6時51分、次の電車は6時56分発。
おそらく発車時刻は調整してもらえるとは思いますが、このままでは旅の記録で列車や駅名標、発車標を撮る「儀式」の時間がなくなってしまいます。


3分後、安全確認は終わり電車は宇都宮駅に入線しました。




午 前 6 時 5 4 分

J R 宇 都 宮 駅 7 番 ・ 8 番 線 ホ ー ム




3分遅れで宇都宮駅7番線に到着。
次の電車は隣りの8番線から発車する6時56分発宇都宮線 普通電車 黒磯行きです。
ホームに下り立つや発車メロディが流れ出し、「儀式」を中途で終えて電車に乗り込みます。
発車標の画像がブレブレなのが、慌ただしさを表していますなぁ。


さて今度の電車は、車両が15両からぐっと減って4両編成、そして通勤通学の時間帯に。
車内はJKとDKで混雑してきました。
車窓を撮る余裕はありません。

入れ替わり立ち替わり乗ってくるJKとDKとともに、7時49分 黒磯駅1番線ホームに到着しました。




午 前 7 時 5 1 分

栃 木 県 那 須 塩 原 市

J R 黒 磯 駅 4 番 ・ 5 番 線 ホ ー ム


 

到着した1番線ホームから、コンコースを移動して4番線・5番線ホームへ。
今回も乗換時間があまりないため、「儀式」も簡略させていただきました・・・。
今度の電車は、7時54分発 東北本線 普通電車 郡山行きです。
この電車は大学時代に家庭教師のバイトの帰りでよく乗ったやつだ・・・たしか通勤型のロングシートだったはず・・・あまり車窓を楽しむことはできないかな・・・。
しかし編成は半減の2両、「儀式」のために後れて乗車した私に席はありませんでした。
まぁ、いいや、じっくり車窓の景色でも眺めるとしよう。


相変わらずの通学時間帯、車内はJKとDKでにぎわっていました・・・が、彼らは途中の黒田原駅(栃木県那須町)で下りていきました。

すると、待ってました!とばかりに車掌が登場。
席が空いてこれから寝に入ろうかという私に、きっぷを見せろと話しかけてきました。
まさに「白河の関」です。
私は不機嫌な顔をしながら「北・東パス」を呈示したのでした。



電車は関東を脱し、福島県に入りました。



米どころ・東北へ。
車窓からは、黄色く実りつつある稲穂を見ることができます。

そういえば白河まではもう少し。
白河といえば、100名城のひとつ白河小峰城【国指定史跡】がありました。


8時20分、新白河駅を通過してほどなく・・・



白河小峰城の御三階櫓【復元】が見えてきました。



白河小峰城は白河駅からは目と鼻の先。
駅ホームからも、車窓でも眺めることができます。


白河小峰城との4年ぶりの再会を果たして、私は満ち足りた心地で居眠りに入りました。




午 前 9 時 0 1 分

福 島 県 郡 山 市

J R 郡 山 駅 2 番 ・ 4 番 線 ホ ー ム




電車は定刻通りに郡山駅に到着しました。



この日4本目となる今度の電車は、9時24分発 東北本線 普通電車 福島行きです。



おお、この電車も大学時代、家庭教師先に行くのに乗ったやつだ・・・こいつは2人掛けの座席が並列しているパターンの旅客型の車両・・・これは座席をキープせねば。

編成は倍増の4両編成。
進行方向の左側の座席をゲットし、発車時刻を待ちます。

ここで立ち食いそばでも食べようかとは思ったのですが、たか先生からもらったチョコレートが思いのほか効いていて空腹感もなかったので、何も口にせずそのまま郡山駅を発ちました。



発車してしばらくは郡山の市街地を走っていきますが、じょじょに建物はなくなっていき、



稲穂かがやく風景に変わっていきました。
森と田んぼが入れ替わり立ち替わりめぐる車窓に、



「酒は大七
森の中から突如浮き出るこの表示、福島県内ではよく見られます。
広告主である大七酒造の酒蔵は、郡山と福島のあいだ、二本松市にあります。

二本松といえば、100名城のひとつ二本松城【国指定史跡】がありました。



午前9時42分、杉田駅に到着。
何の変哲もない無人駅。その次は二本松城の最寄駅・二本松駅です。



午前9時46分、二本松駅に到着。
二本松城は・・・残念ながら見えません、見えるはずがありません。
駅と城のあいだを丘が隔てていて、城に行くにはその丘を上って下りないといけないのです。



しばらく進むと、山際は遠くに下がっていきました。
代わって田んぼがひろがる光景。
福島盆地に入ったようです。



田んぼの向こうに市街地が見えてきたら、終点の福島駅まではあと少し。




午 前 1 0 時 1 0 分

J R 福 島 駅 1 番 線 ホ ー ム




福島駅に到着。
(駅名標は5番線ホームのものです)



福島駅の駅名標。
なにやら「福が満開、福のしま。」なんて表示があります。
・・・何も言いません。



今度の電車は、10時40分発 東北本線 快速電車「仙台シティラビット3号」 仙台行きです。


出発時刻まで30分あるので、いったん駅の外に出ました。



JR福島駅の駅舎。
あまりいい角度の画がありませんでした・・・。

30分といえば、立ち食いそばあたりのちょっとした食事をなすにはよい時間。
駅ビル「エスパル」の入口付近で駅そば屋を見つけました。
入ろうとしましたが、メニューを見ると、もりそばが500円と(駅そばなのに)いい値段。

私はこの店を早々に立ち去りました。

駅前広場にある銅像。



作曲家の古関裕爾氏の銅像です。
氏は福島市の出身で、「高原列車は行く」などの歌謡曲や、「阪神タイガースの歌」(通称「六甲(おろし)」)、「巨人軍の歌」(三代目)(通称「闘魂こめて」)などの応援歌、「栄冠は君に輝く」などのマーチなど、多くの作品を遺しています。


ふたたび福島駅。



ひさびさの駅スタンプです。
絵柄は東北新幹線と、当駅で分岐する山形新幹線。



今度の電車「仙台シティラビット」はすでに4番線に入線していました。
編成は先ほどと同じく4両編成、そして車両も同型なので、車窓が楽しめそうです。
福島駅での食事に早々に見切りをつけ、進行方向左側の座席をおさえます。



4番線とは反対側、5番線の発車標。
まだ午前10時30分なのに、表示は12時51分 米沢行き、そして16時04分 米沢行き
ずいぶん先の時刻の案内をしています。
近くにあった山形線(奥羽本線)の時刻表を見てみると、



えらくスッカスカな時刻表です。
8時33分発の庭坂行きの電車を最後に、16時台までは上記の2本だけ。
そして奥羽山脈を越えて米沢まで行く電車は、1日6本しかありません。ほかは福島から2駅目の庭坂止まりです。
山形へ行くならさっさと新幹線に乗れ、ということでしょう。

こんな具合に時間をつぶし、10時40分、仙台行きの電車が発車しました。



この旅では初の快速電車です。
とはいっても福島から東福島、伊達、桑折(こおり)、藤田までは各駅停車です。



そこそこ広い川です。たぶん阿武隈川かな~。
(実際は阿武隈川ではなく、支流の摺上川でした)
向こうに見えるのは新幹線の高架です。藤田駅まではほぼ一緒に北上します。


藤田駅を過ぎると、新幹線の高架は遠くに離れ、「仙台シティラビット」も快速運転を始めます。
藤田の次は、貝田をとばし、県境を越えて越河(こすごう)を通過し、白石に停まります。



ふたたび現れた新幹線。
この後頭上を越え、白石蔵王駅へと続きます。
東北本線は白石蔵王ではなく、白石駅へ。



白石駅といえば白石城の最寄駅。
でも、よく見えませんねぇ・・・。

過去に白石城を登城したことはあったのですが、まったくの消化不良に終わってしまいました。
今回の旅でリベンジをしようとも考えたのですが、白石城に立ち寄ると今後の日程にまで影響を及ぼしてしまうので、今回は通過とさせていただきました。


白石駅の次は、北白川、東白石をとばして大河原駅に停車します。



進行方向の左側には白石川が見えてきます。
東北本線はしばし白石川とともに進んでいきます。



大河原駅を過ぎて、ふたたび白石川。
川の堤には桜並木が植えられていて、桜の名所となっているそうです。


大河原駅からは、船岡駅、槻木(つきのき)駅、岩沼駅まで各駅停車。
岩沼駅あたりから、沿線に建物が増えてきます。

館腰(たてこし)をとばして、次は名取駅
そしてついに仙台市内へ。

その後は南仙台、長町と停車。(その間の太子堂は通過)



午前11時56分。大宮駅を出発して6時間20分経過して・・・

 

ついに東北最大のターミナル駅・仙台駅に到着しました。



【今回の乗車記録】

JR東日本 [JU07]OMY 大宮駅 9番線 5時36分発
宇都宮線(東北本線) 普通 宇都宮行き 15両
宇都宮駅 7番線 6時54分着(遅れ3分)

宇都宮駅 8番線 6時59分発(遅れ3分)
宇都宮線(東北本線) 普通 黒磯行き 4両
黒磯駅 1番線 7時49分着(遅れ2分)

黒磯駅 4番線 7時54分発
東北本線 普通 郡山行き 2両
郡山駅 2番線 9時01分着

郡山駅 5番線 9時24分発
東北本線 普通 福島行き 4両
福島駅 1番線 10時10分着

福島駅 4番線 10時40分発
東北本線 快速 仙台シティラビット3号 仙台行き 4両
仙台駅 6番線 11時56分着

*移動時間 6時間20分 (乗車時間 5時間17分  待ち時間 1時間03分)
*移動距離 321.5km   *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は5,620円)





第68回鬼ヅモ同好会麻雀大会?顛末記

2016-09-24 | 鬼ヅモ同好会


2 0 1 6 年 9 月 2 1 日 ( 水 )

午 後 1 1 時 5 5 分 ご ろ

鬼 ヅ モ 同 好 会 麻 雀 大 会 会 場



会員諸兄の都合が折り合わず、開催が見送られた夏季大会。
しかし会員の執念は凄まじく、9月中旬の銀色週間(シルバーウィーク)になんとか帳尻を合わせ、なんとか大会開催の運びとなったのでした。



第1試合。

ひさびさの麻雀ながらも私の手牌は順調に和了へと向かっていき、立直・平和・一発・ツモ
そして裏ドラ1枚付いて、好スタートを切ります。

終局、会長の連荘で追撃を受けるものの、なんとかかわし、トップで大会のスタートを切りました。



第2試合。

先ほどとは打って変わって厳しい展開。
第1局で会長に5,200点を献上し、その後も後塵を拝することに。

最初の5,200点振込みが尾を引いて、この試合では最下位で終了。


この日の試合結果~。



会長が安定の試合運びで首位に。大会連覇達成か!?
私も2着で、まずまずの位置につけています。

最終日、何が待ち受けているのか???




翌 日

午 後 2 時 3 0 分 ご ろ


初日の試合を終えた会員たちは、酒をあおり飯を食らい、ある者は鼻から血ヘドを吹き出し、ある者は「スプラトゥーン」に興じて、おのおの眠りにつきました。
そして全員が起床したのはすでに正午を過ぎて午後2時すぎ。

翌日に勤務をひかえた者が大半の中、下した決断。


終了。


というわけで、今大会の結果はこのとおりになりました~♪



たった2試合しかできなかった大会など前代未聞。
というよりも、「大会」として成立するのか?という疑問も出てきましたが、いちおう公式試合はあったから・・・ということで、第68回大会は会長の連覇ということになりました。
おめでとうございます!!



第68回鬼ヅモ同好会麻雀大会?顛末記 完

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アートアクアリウム2016

2016-09-06 | 美術館・博物館


2 0 1 6 年 8 月 1 1 日 ( 木 )

午 後 4 時 2 9 分

東 京 都 中 央 区 日 本 橋



この日は腰のあたりがくすぶっていたため、「接骨院に行く」ということで休暇を取りました。
しかしながらお盆のこの時期、近所の接骨院も休診。
拙宅で静養ということになりましたが、思いのほか腰の具合は悪くなかったので、お出かけしてみようということに。



南砂町のお婆様のところへお見舞いに行った後は、日本橋へ向かいました。



東京メトロ日本橋駅から地上に出ると、日本の交通の起点・日本橋【国指定重要文化財】は目の前です。



橋を覆う首都高速



橋の中央に立つモニュメントは麒麟像で、国道1号(&15号・20号)国道4号(&6号&14号&17号)との境になっています。


国道1号から国道4号に入り、だいたい200mほど歩くと、この日の目的地・COREDO室町に到着しました。
COREDO室町5階・日本橋三井ホールで開催されている「アートアクアリウム2016」の観覧にやってきたのですが・・・

ですがこの日はちょうどお盆休みまっただ中。
人列が上層階から伸びて、伸びて、地下へ。
人列はCOREDO室町の地下階では止まらず、まだまだ伸びて、東京メトロ三越前駅まで続いています。

最後尾に立っている係員によると、なんと60分待ちとのこと。
この日は中に入るのはあきらめ、市川に戻って夜景を見ようということになりました。






2 0 1 6 年 8 月 2 3 日 ( 火 )

午 前 1 1 時 2 0 分

J R 新 日 本 橋 駅


この日はJR総武線からやってきました。
お盆も終わった平日の昼間、それでも人は多く30分待ち

30分後、日本橋三井ホールへの入場を許された私たちは、さらに入場券を購入するために列に並ぶ・・・
ということはなく、あらかじめセヴンで購入していた前売券をもってあっさりと入場しました。



最初のフロアは、やや狭めの通路。



円筒の水槽と、その周囲にビー玉をあしらったアクアリウムが並んでいます。
白い照明を当てていて、水底に映る金魚の影もおもしろいです。
ビー玉はよく見ると、模様がなんとなく金魚に見えます。

  

  

ひとつの水槽には、ひとつの品種の金魚と、少々の水草。



この出目金、なんと目が上を向いています。
チョウテンガン(頂点眼)という種類で、中国産の金魚なのだそうです。



こちらはスイホウガン(水泡眼)という品種。
同じく中国産の金魚で歴史は古く、清の時代には貴族の間でに飼われていたそうです。



タンチョウ(丹頂)です。
なんとなくとくダネ!の小倉さんを連想してしまうのはなぜでしょうか?



通路を抜けると、広々としたホールへ。



赤ちょうちんのもとで花開く水槽の群れ。



この作品は「大奥」というそうです。



江戸城内における女の園は、御台所みだいどころ(将軍の正妻)を頂点とするピラミッド状の階級社会でした。



足元を照らす灯りです。
おやおや、御台所様の足元が写ってしまいました(^_^;)



この灯りも水槽になっております。
「アンドンリウム」という作品だそうです。



「大奥」の隣りにも、巨大なアクアリウム。



この作品は「超・花魁おいらん



アートアクアリウムの展示が今年で10周年になることを記念して、従来展示していた「花魁」という作品をより大がかりにリニューアルしたそうです。



花魁が使用人などを引き連れて馴染み客を迎えに行く「花魁道中」の様子を表しているのでしょうか。



お次はこちら。



「ロータスリウム」という作品です。
こちらは昨年もありましたね。



おじさまもじっくり観覧しております。
おやおや、水槽から金魚ちゃんが2匹逃げたようですなぁ(#^.^#)



広々とした空間には、巨大なアクアリウムとともに小ぢんまりとした作品もありました。



手鞠のような水槽は、「鞠リウム」という作品。
こちらも昨年からの連続出場ですね。



こちらは「プリズリウム」という作品。





アクアリウムの形による反射で、金魚も赤ちょうちんも複雑怪奇に見えてしまいます。



今年のアートアクアリウムは、江戸の硝子工芸・江戸切子をふんだんに取り入れています。

 

江戸切子の器をそのまま金魚鉢にしてしまった「切子リウム」という作品。



 

泳いでいる金魚もさることながら、使用している江戸切子が見事です。

  

 

江戸切子と金魚。
江戸の工芸の競艶もまた素晴らしい。



逆ピラミッドのシャンデリア。



これらのグラスも江戸切子。
その下にある作品は「江戸桜リウム」というそうです。



中に沈めてある江戸切子の器が、よりいっそうの涼やかさを引き立ててくれるようです。

 



これまた素晴らしい伝統工芸の競艶です。



ちょいとひと休み、とばかりに小規模なアクアリウム。



昨年より連続出場の円形アクアリウム。



中を泳ぐ金魚の朱色がとても印象的でした。

 

別の水槽にはころころかわいいピンポンパールが泳いでいました。



突如現れる獺祭だっさいの酒樽。



酒樽の足元には・・・





題して「獺祭リウム」でしょうか???



アートアクアリウムがやたらとパワープレイする「獺祭」は口にすることなく、最後の作品。



昨年もトリを務めた「ビョウブリウム」です。
金魚が泳ぐ屏風に、CGによる物語?が描かれていきます。
物語は1周5分、そのために人山の黒だかりが絶えません。



雲でしょうか?



川だったようです。
今年のビョウブリウムは水墨画をイメージしているようです。



梅の花が咲き誇り・・・



あれ? 水墨画ではない・・・?



場面は京都か奈良か?



都の夕暮れ。



都が朱に染まります。



終わった? いや、よく見ると大きな金魚の魚影が。



秋の草花が咲き誇ります。



スタッフロールが現れて、物語も、アートアクアリウムも終幕です。



完全私的夏休み2016・第5話「アートアクアリウム2016」 完

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さらに旅の準備

2016-09-05 | 旅立ち


2 0 1 6 年 9 月 3 日 ( 土 )

午 後 1 1 時 1 5 分

千 葉 県 某 所

拙 宅 に て



今回の旅は、100名城登城第15弾「北日本完全制覇!」。
青春18きっぷではなく「北海道東日本パス」を購入し、各所のホテルも手配して、関連するバスの時刻表もプリントアウトして、レンタサイクルの申請書もプリントアウトしてすでに必要事項も記入済み。

こうして着々と準備を進めている私を、自然の脅威が襲いかかってきました。

平成28年台風10号です!!

台風10号「ライオンロック」は観測史上初めて東北地方に上陸。
北海道南部から日本海へ抜けていきました。
台風による大雨などで、岩手や北海道では河川が氾濫するなど、大きな被害をもたらしました。

関東では直接的な被害はあまり出なかったのですが・・・私は被害を受けました。


函館本線(函館-長万部) 終日運転見合わせ。
根室本線(滝川-釧路) 終日運転見合わせ。
石勝線(新夕張-新得) 終日運転見合わせ。



その前の台風9号でも、石北本線と釧網本線が不通になっています
さらに台風10号。
これによって札幌から帯広、釧路、そして根室へ行ける鉄道はなくなってしまったのです。



根室本線がこうむった被害は、橋が流され、土砂が崩れ、線路の盛り土が流され・・・などで、復旧には数ヶ月という絶望的な有り様。

今回の最終目的地を根室と定めていた私は、苦渋の決断を余儀なくされます。





道央・道東間の移動を鉄道から高速バスに変更。
これにより新たに交通費11,000円弱を計上することになりました。

高速バスに乗ることで、雄大な自然の大地・十勝をすっ飛ばすことになってしまいました。
新得でそばをすすり、帯広で豚丼を食らう目論見は水泡に帰し、「十勝二十番勝負」どころか、十勝に不戦敗することに・・・。


函館本線の被害は、倒木が500本ほどあったようです。
ですが貨物列車も通っている重要路線なので復旧は早く、9月3日にはほぼ復旧しました。

ただし運転再開したのは特急だけ。
普通列車はなぜか終日運転見合わせのままです。
早く復旧してもらわないと、今度は特急or路線バスの出費が発生してしまうので・・・なんとかならんものでしょうかねぇ。



いままで旅に出て、いろいろとひどい目に遭ってきましたが・・・
旅にも出ていないのにひどい目に遭うのは初めてです。


ともかくも根室に向けて、9月14日出陣します。