「すべての休日をカピバラへ」
カピバラ革命からちょうど1年。
この日はカピバラ神社を詣で、ダチョウ王国でカピたちと戯れ、まさに「カピ尽くし」の1日。
革命記念日の集大成は、やっぱりコチラ。
革命の勃発地・イオンモールつくば内、もふもふふれあい動物園。
そして革命の旗手ともいえる、動物園唯一のカピバラ・パピコ。
・・・お食事後とあって、ごろ寝しねますね。
それでも、カピバラのおやつ(200円)をパピコの鼻先まで持っていくと・・・
起き上がって、おやつを食べてくれます。
食べ終わったら、またゴロリ。
令和4年のこの日、パピコと出会った女王様。
瞬く間にパピコの虜となってしまったのです。
それにともない、女王様と私(特に私!!!)の生活は一変。
まず、パピコに会うために、毎週欠かさずつくばに行くようになりました。
週末の土日のどちらかは、必ずパピコのもとに行きます。
祝日のある週などは、週2回パピコ詣でをするときも。
唯一我々が例の感染症にかかった週だけは、さすがに訪問できませんでしたが、その事実に接したとき、女王様の眼からなみだがポロポロ・・・。
動物園の料金が時間制だというとで、最初は動物園を1時間以内に退出していたのですが、これでは女王様がパピコとのふれあいを心から楽しむことができません。
滞在時間は延びていき(50分超で最大料金1,100円)、いまでは2時間居座るのは当たり前。
最終入場時刻の午後7時30分を超える日も。
(※閉店時刻は午後8時ですが、最終入場時刻を過ぎて店内に観客がいないときは閉店時刻が繰り上がるので、午後8時になる前に退出するケースが多いです)
この動物園を運営する株式会社MOFFは、自社の会員アプリがあります。
女王様が即日入会&アプリをインストールしたのはいうまでもないことですね。
そしてそのアプリに「スタンプカード」があり、利用料金1,100円で1スタンプをゲットできる仕組みになっています。
女王様と私は最大料金(2,200円)ということで、毎週2スタンプをゲットします。
スタンプ獲得数に応じて会員のランクが上がり、ブロンズ、シルバー、ゴールド、最上級のプラチナとなっていきます。
女王様ですか? もちろんプラチナ会員です。
しかも1年でプラチナに昇格です。
1年でプラチナ会員になった人は、おそらく過去にはいないだろうとのこと(当時の店長さん談)。
会員のランクが上がるたびに、動物のエサ無料といった特典が付与されます。
そしてプラチナ会員になったら、べらぼうな数のスタンプをゲットしてようやく最後の特典をもらえるのですが・・・
女王様ですか? もちろん最後の特典をもらいましたよ。
しかも1年で。
最後の特典は、MOFFの施設の入場無料権3回分。
この特典が現実味を帯びてきた頃、
「スタンプがいっぱいになったら、このアプリはどうなるんだろう?」
などと店長さんたちと話していました。
どうもMOFFさんは、スタンプをコンプリートするような奇特な人間の出現を想定していなかったようでした。
MOFFさんを揺さぶらせた、女王様のパピコへの想い。
結局、スタンプコンプリートの後は、プラチナ2周目に突入となりました。
ごろんと転がったパピコ、通称「カピ転がし」。
カピバラの小銭入れと一緒に撮影。
そういえばカピバラグッズも増えていきましたねぇ。
「お手」の上手なパピコ。
芸達者なカピバラさんは、パピコのほかには見たことがありません。
女王様はおっしゃいます。
「パピコはカピバラじゃないの。パピコという名の生き物なの」
・・・なんだかどこかで似たような格言を聞いたことがあるなぁ。
「二郎はラーメンじゃないの。二郎という名の食べ物なの」
わが女王様はジロリアンと類似の発想をもっている?!
午後6時を回ると、ごろ寝をしていたパピコは立ち上がり、フロアを徘徊し始めます。
夕方の観客が閑散としてきた時刻に、リードから解放されるトイプードルのあかつきとジョイントすることも。
キュ~~~
カピバラの鳴き声は普通、「クククク・・・」という電子音のような音なのですが、パピコはめったにこの電子音を発しません。
パピコは閉店時刻が近づいてくると、「キュ~~~」という哀愁を感じずにはいられない音を発して歩き回ります。
スタッフルームのドア近くで立ちつくすことも多くなります。
要するに、「腹が減った。早くバックヤードに帰らせろ。そしてエサをくれ!」ということだそうです。
女王様に心の安定をもたらすパピコ。
心療内科に通っているわけではありませんが、女王様にとってパピコは優秀なドクターでもあるようですね。
「通院」だというのなら、私は最大限サポートをしなければなりません。
令和5年も、「休日のすべてをカピバラへ」。