鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

茨城県つくばみらい市「水門やきそば あきた」

2022-02-20 | グルメ


令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 1 1 月 3 日 ( 文 化 の 日 )

午 後 2 時 3 1 分

茨 城 県 常 総 市

小 貝 川 2 7 K m 地 点 ・ 福 岡 堰



時刻は午後2時を過ぎ、そろそろおやつの時間。
当然、焼きそばをいただきます。



やってきたのは、小貝川のサイクリングロード。
下流にある利根川との合流地点から27Kmのところにある、福岡堰



茨城の秀峰・筑波山小貝川越しに眺め、下流に移動します。



小貝川にかかる水門が、福岡堰です。
下流にある岡堰と豊田堰とともに、「関東三大堰」と呼ばれています。


福岡堰から1Km下った地点に、



交通標識が3つも掛かっている名も無き橋
橋詰には橋名標がついておらず、地図で見ても名称が確認できませんでした。
この名も無き橋から小貝川を北に見ると、



脇に水門らしき構造物が建っています。
この橋を渡ると、つくばみらい市に入ります。
小貝川が両市の市境になっているようですね。



水門ですね。
この水路と小貝川との中州は福岡堰さくら公園となっていて、桜並木が植えられています。
この水門のそばにあるのが・・・



「水門やきそば あきた」さんです。
じつは今回で2回目の訪問です。
私の中ではこちらがメインの目的地だったのです。



こちらは沿堤道路側の「あきた」さん裏口。
駐車場はこちら側にあります。
私もママチャリさんを停めて、中に入ります。




午 後 2 時 4 6 分

茨 城 県 つ く ば み ら い 市

水 門 や き そ ば あ き た




中はテーブル席が3組、小ぢんまりとしていますね。
水門側入口の小机は、席ではなく消毒スプレー置き場ので注意しましょう。
(前回私はそこに座って、「ここは違いますよ」と言われました)

厨房には、店主と思われるおばあちゃんがいらっしゃいます。
そしてもうひとり、30代と思われる女性の方・・・おばあちゃんの娘さんでしょうか。
注文取りは娘さん?が担当されていました。

メニューはやきそば大盛(500円)と並盛(350円)のふたつだけ。
50円追加して、トッピングの玉子付きにすることができるようです。
私は大盛りの玉子なしをオーダーしました。


ふたりが厨房へと入り、私の食すべきやきそばの調理が始まりました。
おばあちゃんが全体的な調理を担当し、娘さん?は下ごしらえなどを担当しているようです。

注文から5分ほど・・・



やきそば大盛り、鎮座。



おやつにしてはなかなかの量、もはや夕食。
それでは、実食。



水門やきそば、うまい!
相変わらずうまいですねぇ~。
具はキャベツと豚肉だけという、いたってシンプルなやきそば。
ソース味はあっさりめですが、ニンニクがしっかりと利いています。
物腰柔らかなおばあちゃんが、なかなかのパンチの利いた、クセになるやきそばをお見舞いしてくださいました。

おかわりしたいくらいだったのですが、チャリ旅の最中だったので、これにて完食としました。
ワンコインで大きな満足を得た私は、30Km離れた柏へと戻っていくのでした・・・?





茨城県境町「松島屋」

2022-02-20 | グルメ


令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 1 1 月 3 日 ( 文 化 の 日 )

午 前 1 1 時 0 3 分

茨 城 県 猿 島 郡 境 町

焼 き そ ば 「 松 島 屋 」



坂東市から利根川を遡上して、境町にやってきました。

例によってチーバくんを使って説明すると、黒い鼻の先端部分が野田市関宿。
お城でいうと関宿城があるところですねぇ。
境町は、利根川を挟んで関宿城の対岸にある町です。

千葉・茨城を結ぶ県道から外れた、昔ながらの市街地に・・・



この日の2軒目・「松島屋」さんはあります。
開店時刻は、Googleさんによると午前11時ということですが、のれんが出ていないようです。
まさかの定休日かと、おそるおそる扉を開けてみると・・・



すでに1組2名の漢たちが着席しておりました。
開店したてだったので、のれんやのぼりがまだ出せていなかったようです。

座席は長テーブルが2列で、コロナ対応もあってテーブル1列につき4席となっていました。
厨房からは鉄板で炒めている焼きそばの音が聞こえ、そしてソースの香りが客席まで充満しています。
そして齢50、60くらいの女将さんが現れ、注文を確認します。
女将さんは接客担当、旦那さんは調理担当のようですね。

メニューは・・・
 ・焼きそば    小 340円  並 440円  大 510円  特大 620円
 ・五目焼きそば  小 490円  並 560円  大 610円  特大 720円
となっています。
私は五目焼きそば・並(560円)をオーダーしました。


先程来から忙しく響き渡る、麺を炒める音。
客は私を入れて2組3名だというのに、明らかに大量の焼きそばを作っているようです。
数分後、常連と思われる客が登場、それと同時に女将さんがパック詰めの焼きそばをレジ袋に入れています。


むむっ、予約制度ありなのか?!


テイクアウトの予約客が3組ほどやってきて、焼きそばをさらって行きました。
こうして予期せぬ待ち時間を過ごすことに。



厨房にかかっているのれん。
少し見えづらいかもしれませんが、日本三景のひとつ・松島を描いたものです。
屋号はこの松島からとっているようですね。
ご夫妻は宮城県のご出身なのでしょうか?


オーダーから約30分。



五目焼きそばがやってきました。
具は、人参、キャベツ、たまねぎ、豚肉のほかに、しいたけ、錦玉子、なると、ゆで玉子などがあって、刻みのりがふりかけられています。
青のりはテーブルに置いてあり、セルフでふりかけるようですね。



五目焼きそば、うまい!
まず麺は、ソース味が色濃く出ていて甘酸っぱいです。
そして全体的に脂分は強めのこってりタイプです。

具に注目すると、錦玉子は甘くないタイプ。
ゆで玉子には黄身に塩がふられています。



まだまだ焼きそばをハシゴする予定でしたので、サイズを並にしておきましたが・・・もっと大きいのをいただけばよかったです。
味で満足しながらも、ちょっとした後悔を胸に、お店を出ました。




外に出ると、晴天の下でのれんとのぼりがはためいていました。





茨城県坂東市「のぼりや」

2022-02-20 | グルメ


令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 1 1 月 3 日 ( 文 化 の 日 )

午 前 9 時 1 1 分

茨 城 県 坂 東 市

大 判 焼 ・ 焼 き そ ば 「 の ぼ り や 」



ある日、茨城県西部を流れる小貝川に沿ってサイクリングをしていたときのこと。

飲食店を探すためにGoogle Mapをながめていました。
よくよく見ると、茨城県西部には「焼きそば屋さん」が多いのです。
富士宮(静岡県)や太田(群馬県)のようにひとつの街に集中しているのではなく、茨城県西部エリアに広く点在しているのです。

「焼きそば屋さん」。
ラーメンなどとともに、ついでに焼きそばを売っているようなお店には参りません。
焼きそばしか売っていない店、あるいは焼きそばを主として調理販売しているお店を、今回はできるだけ回っていきます。

題して「ちばらぎ焼きそばハシゴ旅」、ここに開幕。



やってきたのは、茨城県坂東市。
平成17年(2005年)岩井市と猿島さしま町が合併してできた市です。
千葉県から見れば、利根川を挟んで野田市の対岸にある街。
チーバくんでいうなら、鼻のつけ根の上あたりでしょうか。

坂東市の旧岩井市街には3軒の焼きそば屋さんがあるようですが、



今回は午前9時に開店していた「のぼりや」さんに伺いました。



看板からわかるとおり、大判焼きと焼きそばを主としているお店のようです。
焼きそばは「将門くん焼そば」という名称で売っています。



それでは店内へ。

中には60歳くらいの翁と、その息子と思しき35歳くらいの壮年がいました。
ふたりとも物静かな感じで、息子さん?は黙々と大判焼きを焼いていました。
「のぼりや」さんはテイクアウト専門
開店したばかりの時刻でしたが、「将門くん焼そば」はすでに仕込み済みだったようで、オーダーしたらすぐに手渡してくれました。

「将門くん焼そば」は、小サイズが230円とリーズナブル。
サイズが中、大、特大と上がるにつれ、価格が50円ずつ上がっていきます。
また大判焼きは小倉あん、白あんとクリームがあり、どれも130円。
ここでは「将門くん焼そば」大(330円)と小倉あんの大判焼き(130円)をいただきました。




午 前 9 時 1 8 分

坂 東 市 民 音 楽 ホ ー ル 「 ベ ル フ ォ ー レ 」


テイクアウト専門店の場合、食べる場所が大きな問題となります。
せっかくの焼きそばですから、ベンチに座ってゆっくり味わいたいものです。
地図をみると、近くに公園があるようなので行ってみることに。
すると・・・



見事な銅像を目の当たりにし、ここだ!と思って停車。



平将門公之像の真ん前で、



「将門くん焼そば」をいただきます!



青のりがふりかけられ、紅しょうがが添えられたパックの焼きそば。
具はキャベツだけという、とってもシンプルなものです。



「将門くん焼そば」、うまい!
味はどちらかといえばあっさりですが、それでもしっかりと味付けがなされています。
ソース焼きそばでもなく、塩焼きそばでもない・・・ダシ風味でしょうか?
なかなかにおいしゅうございました。



大判焼き、その名も「将門くん大判焼き」
よく見られる円形の「今川焼き」とは異なり、大判小判の形のような楕円形をしています。
それゆえに「今川焼き」ではなく「大判焼き」というのでしょうか。



「将門くん大判焼き」、うまい!
粒あんは甘すぎず、生地とのバランスも良し。
小豆の歯ごたえを愉しみながら、おいしくいただきました。




平将門公の前に自転車を停め、立ちながら焼きそばと大判焼きを頬張る私。
この像の周りって、ベンチが一切なかったのです。
部活通いの中学生どもの冷たい視線を浴びながら、最初の焼きそばを味わったのでした。





松江の郷土料理「やまいち」

2021-10-29 | グルメ


令 和 元 年 神 在 月 廿 弐 日 ( 即 位 礼 正 殿 の 儀 )

午 後 伍 時 廿 伍 分

島 根 県 松 江 市

宍 道 湖 夕 日 ス ポ ッ ト





宍道湖に沈みゆく日輪を仰ぎ、松江の市街地に戻りました。



宍道湖の湖畔からママチャリで約10分ほど。
宍道湖から中海へと流れる大橋川のほとり、松江新大橋の北詰・・・



「やまいち」さん。
店構えからもわかる老舗の居酒屋で、吉田類氏の「酒場放浪記」にも登場しています。
松江でも指折りの有名店であり、かつ人気店で、今宵は松江の郷土料理をいただきます。

店の1階は5、6席ほどのカウンターと、3組程度の座敷席。
比較的早い時刻で入店したので、客はほとんどいない様子でしたが、
「予約でいっぱいなのですが、7時までならいいですよ」
ということだったので、その条件で食事をすることとなりました。
さすがは人気店です。


カウンター席の入口側から2席目に着座しました。
何をオーダーしようかな・・・

宍道湖七珍 しじみ」「煮魚 めばる」「宍道湖七珍 もろげ」 etc...

カウンターの中に、本日のお料理が掲示されています。
ちょっと気になるのが、値段表示が一切ないこと。
事前に確認したところ「ぼったくり」といった口コミもなく、むしろ「安い」という言葉が多く出ていたので、まぁ問題ないだろう。
そう思いながらも、何を注文しようか迷っていました。



まず、やってきたのはお酒。



冷酒をオーダー。
米田酒造「純米吟醸 豊の秋」です。
松江の地酒でしたたかに酔いつつ、郷土料理で舌鼓といきましょうか。




最初のお食事は、おでん
お出汁をたっぷり吸いこんだ大根さんに、おでんにはあまり見られない春菊さん。
春菊さんは常時お出汁に浸かっているのではなく、食べる直前に出汁にくぐらせ、湯がく程度に煮てから供されます。
普段は好んで食べない春菊・・・あの苦味があまり得意ではないのですが、お出汁の旨味との相性が思いのほか良く、ちょっと苦味が残っているのが却って美味しくいただけました。




汁物はやっぱりしじみ汁
松江に来たら、これは絶対に欠かせませんね。
「宍道湖七珍しっちんの筆頭ともいうべきしじみは、宍道湖が日本一の水揚量を誇ります。
普段食べるしじみ汁とは明らかに違い、しじみの旨味がなんとも柔らかく、何杯でも食べられそうです。
しじみの身もぷっくりとしていて、食べごたえがありました。


宍道湖大橋川中海から境水道を経て日本海へと至る斐伊ひい川水系
宍道湖から日本海までの高低差はほとんどなく、そのため海水が宍道湖まで流入し、宍道湖は淡水と海水が混ざり合う汽水湖となっています。
また季節ごとに海水の混じり方が異なるため、宍道湖では多彩な魚介類が獲れます。
昭和5年(1930年)新聞記者の松井柏軒は、松陽新聞(現在の山陰中央新報)に「宍道湖十景八珍」を寄稿しました。
これが「宍道湖七珍」の始まりとされています。
「珍」にあたる魚介類は議論が重ねられ、現在はスズキモロゲエビウナギアマサギシラウオコイ、そしてシジミが「七珍」とされています。
覚え方は、それぞれの頭文字を取って、「相撲、足腰(すもうあしこし)」





「宍道湖七珍」のひとつ、もろげえび
吊り下がっていたメニューの「もろげ」という文字にいたく興味を抱いてしまい、オーダー。
もろげえびさんは塩焼きで登場。
背ワタが少なく殻が薄いので、まるごといただきました。

もろげえびは、標準名をヨシエビといい、ヨシ(葦)の生えている浅い内海に暮らしています。
旬は秋で、まさに私が訪れているころだったんですね。



さて、お店は齢六十代と思われる女将さん、齢四十前後のオーナーさん、そして女将さんの友人という淑女殿の3人が切り盛りしているようです。
オーナーさんは女将さんの息子さんのようで、先代のオーナーさんであるご尊父の後を継いだのだとか。
厨房はオーナーさんが主に担当し、接客は淑女殿が主に担当しています。
女将さんは両者の中間、といったポジションのようです。

女将さんの友人だというこの淑女殿、とっっってもお元気な方です。
春菊のおでんをおすすめしてくださったのも淑女殿ですし、お店の内情?をいろいろとお話ししてくださったのも淑女殿
隣席に着いた50代と思われる紳士殿ともども、淑女殿の賑やかな応対にタジタジです。

紳士殿は都内で勤務されているようですが、このときは帰省されていたとのこと。
地元民でありながら「やまいち」さんに来店したことはなかったようですが、なるほどここは名店だとおっしゃっていました。
こうして紳士殿と会話を弾ませながら、お食事は続きます。





地の物ではありませんが、肉もやし炒めもいただきます。
ランチが質素なものだったので、かなりの空腹状態であった私は、ガッツリ系のメニューもオーダーしました。
うんうん、ここは何を食べてもうまいですなぁ。



「明日は出雲大社を詣でます」
紳士殿に言ったところ、
「出雲に行かれるのなら、市内の古墳群に寄られてはいかがですか。なかなかすごいものですよ!」
とおすすめされました。
翌日は出雲大社と日御碕ひのみさきを訪れる計画でしたが、時間に余裕があったら行ってみようと思っていると・・・

「ほら、お兄ちゃん、机拭いて!」

冗談なのか本気なのか、元気の良すぎる淑女殿の小気味良いキンキン声。
まぁ客に机拭けなんて冗談に決まってるでしょうが、初対面の男たちに対してのこのようなセリフ回し。
恐るべき淑女殿です。

時とともに予約客が来店し、店内は賑わいを増していきます。
そして淑女殿も然り。
紳士殿に私の食欲も増進していきました。



カウンター内に吊り下げられていたお品書きに、デカデカと「メバル」とあったので・・・



メバルの煮付けをオーダー。
これもまた、良し!
しかしメバルが高級魚であることを、当時は認識していませんでした。


メバルを丁寧に食べ尽くし、



おでんをおかわり。
先ほどの春菊に加え、あつあつふっくらの揚げ豆腐
あと、関東のおでんには見られない里芋もいただきましたが、これまたうまい。
自分でおでんを作るときは、春菊とともに里芋も入れてみようと思いました。



6時45分ごろ、酒瓶も空いたのでお勘定としました。
お食事代は、5,500円ほど。
(レシートをもらわなかったので正確な金額は覚えていませんが、それくらいだったかと)
メバルの煮魚がお代を押し上げたようですね。
それでも、松江の郷土料理を堪能できて、大満足で店を後にしました。



後日、吉田類氏の「酒場放浪記」で、「やまいち」さんを拝見しました。
覚えのある淑女殿のキンキン声を聞いて、また松江に行きたくなっちゃいました。





龍ケ崎ドライブ~花よりコロッケ!

2021-05-08 | グルメ


令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 3 月 2 8 日 ( 日 )

午 後 2 時 4 7 分

茨 城 県 守 谷 市



今井の桜白鳥を見てきた翌日。
この日は女王様ご一家とともに、柏ナンバーのかわいいクルマで守谷市内を走行していました。

 (C)女王様

 (C)女王様

沿道の桜を眺めつつ、クルマは龍ケ崎市内へと進んでいきました。



龍ケ崎は、知る人ぞ知る「コロッケの街」だそうです。

肉をまったく食べられない女王様が、問題なくお召し上がりになることのできる数少ない料理、それがコロッケ。
桜の名所を訪ねながら、龍ケ崎のコロッケをハシゴしていこうじゃありませんか。



龍ケ崎コロッケ、最初のお店へ。



「まいんコロッケ」さんです・・・・・・と執筆の時まで思っていたのですが、これは屋号ではないらしい???
こちらの屋号は「チャレンジ工房どらすて」・・・・・・と思ったら、そばには「龍ケ崎コロッケ会館」という表記もあります。
いったいこちらの屋号は何なんだ???と、この執筆中に混乱してしまいました。むむむ・・・・・・・。

茨城県でグルメによる街おこしを始めたパイオニアが、龍ケ崎市のコロッケです。
龍ケ崎の商工会の女性部が中心となって作られたコロッケ、それが「まいんコロッケ」。
「まいんコロッケ」は「第2回 Yahoo!JAPAN「ご当地メシ決定戦!」で日本一を勝ち取り、以後龍ケ崎がコロッケの街として認知されるに至ったのです。

ところで、「まいん」って何だろう???

調べれば調べるほど混乱してしまうので、ひとまずここの屋号は「まいんコロッケ」としておきましょう。
ここでのオーダーは・・・

米粉というワードに惹かれた女王様のために、ライスクリームコロッケ(200円)を2枚。
オーソドックスなポテトコロッケ(150円)を2枚。
それと、なんだか気になってしまった黒豆コロッケ(150円)とかいうのを1枚。

合計金額850円を支払うと、商工会の女性部員と思しき淑女の皆様方が、慣れた手つきで調理を開始します。
そして数分後・・・



揚げたてのコロッケ5枚が、パックの中に収められました。
こちらの賞味は後ほど。



「まいんコロッケ」と同じ通りを進むと、



龍ケ崎コロッケ・2軒目のお店「服部精肉店」さんに到着しました。

ここは以前も訪れたことがあるので、お店の淑女ともすっかり顔なじみになっています。
こちらの米粉のクリームコロッケ(160円)を女王様がいたくお気に召しており、月1~2回のペースで休日に訪れているのです。

というわけで注文は、くだんの米粉のクリームコロッケ(税込160円)を2枚。
女王様もうひとつのお気に入り・山芋の和風コロッケ(税込160円)を2枚。
それから愛情龍ケ崎コロッケ(税込120円)も2枚。

お店の淑女は、これまた手慣れた手つきでコロッケを揚げていきます。



あつあつのコロッケと引き換えに代金880円を支払うと、



おまけの乳酸飲料を3本いただきました。
女王様、太后様に私の分・・・父王様の分がない!
父王様は車の中で待っていたので、お店の淑女は店頭に赴いた3人分のおまけを用意してくださったんですね。



さて、このコロッケをどこで食べるか。
移動しながら車中で食べるというのも、なんだか気忙しい感じがします。
(とくにハンドルを握る私は、おちおち食べ物をいただくことはできません)
地図を参照すると、近所に般若院という枝垂れ桜の名所があるようなので、そこへ行くことにしました。

地図が指し示す場所に到達したはずでしたが・・・

駐車場がない?
道が狭すぎて寺に行けない?
そもそも寺が閉まっている???


こうしている間にも刻々と時間は過ぎていきます。
そしてあつあつのコロッケは徐々に冷めていきます。
そして傍らの御方は徐々に熱気を帯びていきます・・・。

「近くのコンビニの駐車場で食べればいいでしょう!
 なんでそんな所に行こうとしたの?
 せっかくコロッケを買ったのに、冷めちゃうじゃないの!!
 お父さんとお母さんには、揚げたてを食べてもらいたかったのに!!」




・・・・・・今年も、怒られてしまいました。



あらためて、某コンビニの駐車場にて。

 

龍ケ崎コロッケ、うまい!

まずどのコロッケにも言えるのが、調味料は一切不要ということです。
素材の味がしっかりと出ている・・・なんてありきたりな表現ではありますが、これらのコロッケにはぴたりと当てはまります。
そういえば「服部精肉店」さんで「龍ケ崎コロッケしょうゆ」なるものが店頭で販売されていましたが、皮肉にもそのようなものは龍ケ崎コロッケには必要なさそうです。

「まいん」さんのポテトコロッケ、「服部」さんの愛情龍ケ崎コロッケはどちらもじゃがいもの旨さがしっかり味わえます。

米粉のクリームコロッケは、両者は対照的。
「まいん」さんのコロッケはゴボウとレンコンが入っていて、特にゴボウの風味がとても香ばしいです。
それに対し「服部」さんのコロッケはマイタケとシイタケが入っているようで、その旨味がやみつきになってしまいます。

「服部」さんの山芋の和風コロッケも、エビと鶏肉のエキスが入っているようです。
とくにエビの風味が色濃く、肉類が食べられない女王様も、このコロッケは毎回召し上がっています。
相変わらずのうまさです。

最後に、「まいん」さんの黒豆コロッケ。これはうまかった!
黒豆とコロッケって、相性はどうなのよ? と疑っていた私にとっては、想像をはるかに超える美味。
味はたしかに、豆、マメ、黒豆なんです。
それが、なんというか・・・とにかく美味なんですよ。
う~ん、ひどい文章。
これは再度龍ケ崎へ行って、コロッケの味を確認してこなければなりませんねぇ。



コロッケの美味のおかげで、荒ぶる女王様の御心は、ふたたび鎮まったのでした。



お花見2021・第2話「龍ケ崎ドライブ~花よりコロッケ!」 完

お花見2021・第3話「枝垂れ桜ハシゴ旅・第1章~流山・清瀧院」へ続く。

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うどんどんどん

2021-01-26 | グルメ


令 和 元 年 神 在 月 廿 壱 日 ( 月 )

午 後 六 時 五 拾 分

松 江 ア ー バ ン ホ テ ル レ ー ク イ ン



月山富田城【国指定史跡】を登城した私は、午後5時ごろにホテルに帰ってきていました。



白バラ牛乳、うまい!
白バラコーヒー、まったり甘い!


シャワーを浴びて旅の垢を洗い落とし、白バラ軍団を飲みながらま~ったり過ごしていました。


本来ならばこの旅の4日目は、さらに米子城【国指定史跡】を登城する予定でした。
しかし前日、私のミスで若桜鬼ヶ城【国指定史跡】の登城を断念したおりに米子城に登城してしまったために、この日の夕方の予定は空白になっていたのです。

それならばどこかに出かけようか・・・・・・
4日連続で山城を登城した私に、そのような気力は残っておりません。

・・・まぁ、のんびりするか。

こうして旅行4日目の夜は出かけることもなく、ホテルの客室にただただ引き籠ることとした私。



しかし、晩メシがこれじゃあ・・・
というわけで、とりあえず外へ出かけることにしました。



キャンプ地としているホテルが国道9号線沿いだったので、なんとなく9号線を東に歩いていきました。
沿道にはラーメン屋さんや、マック、すき家などがありましたが、その土地土地のものを食べるというテーマを考え、そのまま通過。
ホテルから歩くこと1km強のところで・・・



吉野家 うどんのどんどん 松江西津田店が目に入ってきました。
うどんのどんどん・・・東国の人間である私は聞いたことのない屋号。
おそらく山陰地方、中国地方のうどんチェーン店なのだろう。
これも土地土地のものと考えられなくもない。

これ以上歩きたくない私は、「土地土地のもの」を拡張解釈したうえで、そのまま入店していきました。




午 後 七 時 拾 九 分

ど ん ど ん 松 江 西 津 田 店


店に入ると・・・ここはレジで先に勘定するようですね。
どんどんについて全くの予備知識もない私は、とりあえずかつ丼セット(当時税込670円)を注文することにしました。
(令和3年1月現在は760円)
ちなみにどんどんの一番人気は、肉うどんなのだそうな。

勘定を済ませると、レジの店員からプラスチックの札が手渡されました。
「食券」だそうです・・・ちょうどラーメン二郎の食券のようなやつですね。
この「食券」を、店員に見えるように座席に置いて待つのだそうです。
客のオーダーが一目でわかるように、「食券」はメニューごとに色分けされています。
ちなみに一番人気の肉うどんは、ピンクの長方形だそうな。


オーダーから5分ほどで、



かつ丼セットがやってきました。
丼の蓋を開けると、



かつ丼さん、ご開帳。
もうひとつは、丼いっぱいのネギが入っています。
これらのネギは、当然ながら取り放題。
丼すべてのネギを入れてもいいのですが、私はスプーン1杯だけいただきます。



かつ丼&かけうどん、うまい!
こちらのかけうどんには、わかめとかまぼこがもれなく入っているようですね。


いつもどおり、香の物を除いて完食。
食べ終わった食器を下膳口に戻す・・・必要はありません。
店員さんが片づけてくれます。



どんどんを出ると、とくに寄り道することもなく、そのままホテルに戻っていきました。



松江で、2泊!





どじょうの聖地にて

2020-12-29 | グルメ


令 和 元 年 神 在 月 廿 壱 日 ( 月 )

午 前 十 一 時 四 十 二 分

島 根 県 安 来 市

足 立 美 術 館



足立美術館で「日本一」の庭園と、横山大観をはじめとする巨匠たちの作品を堪能しました。
時計を見ると、時刻は正午前。
少々早いですが、お昼ご飯をいただきます。



足立美術館に隣接する安来節演芸館
「アラエッサッサ~」の掛け声によるどじょうすくいで有名な安来節を演舞する劇場施設ですが、



その敷地内にある「どじょう亭」にお邪魔します。


私が訪れたときは先客が数組で、席はガラガラ。
ですがその空席は、安来節の演舞を観たツアー客の予約席だったようです。
先客が帰るまで約10分ほど待って、着座。


メニューを見ると、当然ながらどじょう料理ばかり。
その中でも王道というべきまるごと柳川御膳(当時1,300円)をオーダー。
さらに先付として、どじょう唐揚げ(当時650円)もオーダーしました。


オーダーから数分して・・・



どじょう唐揚げ、うまい!
付合せの調味は塩と味噌の2種類ですが、まずはそれらをつけずにいただくと、あっさりとした味の中で徐々に旨味が増幅していく感じ。
しかしながらその旨味は前面に出てくることもなく、あくまで奥に控えている・・・って、私は何を云ってるんでしょう?

そして唐揚げを2本ほどいただいたところで、



メインが登場。
柳川鍋は初体験なので、メニューとともに据え置かれている「柳川鍋のおいしい食べ方」に従い、鍋から湯気が出るまで待機。



生卵を溶いて鍋へと流し込み、ふたをして30秒。



いただきます!



柳川鍋、うまい!
どじょうとごぼうの相性がぴったりで、うまいです。
唐揚げは衣に覆われていてわからなかったのですが、どじょう1匹1匹が細身ながらぷっくりと肥えていて、私の想像以上にボリュームを感じました。
どじょうが丸々入っていますが骨っぽさはほとんど感じられず、するするとわが胃袋に収まっていきました。




完食! ごちそうさまでした。




どじょうのお店なので、観賞魚もどじょう。
じっくり見ると、どじょうもかわいいものですね・・・って、さっき食ったばかりの人間が云うのもなんですが。



でっけぇ~!
その足元にあったバケツにいらっしゃる彼らは、うなぎではなくどじょうです。
長さは20センチを優に超えています。
どじょうってこんなに大きくなるものなんですね~。
お店の方によれば、この巨大などじょうは土用の丑に蒲焼きにして食べるのだそうです。



どじょうを食べて英気を養ったところで、難攻不落の名城へと足を運んでいきます。





境港の居酒屋「元気亭。」

2020-07-26 | グルメ


令 和 元 年 神 無 月 廿 日 ( 日 )

午 後 七 時 十 九 分

鳥 取 県 境 港 市

J R 境 港 駅





妖怪の国へと続く、JR境港駅の改札口。



港町らしく灯台を模した駅舎を出ると、夜の妖怪ワールドが広がっているのですが・・・



並居る妖怪どもに目もくれず、あらかじめ調べておいたお食事処へと急ぎました。
今宵のお食事処は、「健食倶楽部 元気亭。」



JR境港駅からも近く、お値段も手ごろということで、こちらにお邪魔しました。



中に入ると・・・地元民でほぼ満席。
カウンターのところが開いていたので、そこに着席しました。

この日はラグビーワールドカップ2019日本大会の準決勝第4試合、日本・南アフリカ戦の開催日。
そしてお店のテレビでは、日本・南アフリカ戦がまさに放映されていたのです。


今回いただくのは、メニューの先頭にあったイカの漬け丼(1,400円)。



注文から7分ほどで、着丼です。



イカの漬け丼、うまい!
さすがは本邦有数の漁師町、ネタが新鮮ですね。
イカの漬けと、ちょいちょいまぶされているイクラもまた良し。
そして久しぶりの米のメシ・・・そういえばご飯を食べたのは、この旅最初の松屋の牛丼以来でした。

数分で完食。
しかし私の胃袋には、まだじゃっかんの余裕があります。



あじフライ、うまい!
一品料理のあじフライ(600円)も追加しました。


漁師町の海の幸に舌鼓を打ちつつ、ラグビー観戦しています。
南アフリカが先制のトライで5点、日本はこのとき無得点でした。
午後7時35分、試合開始から20分・・・

田村優選手、手堅くペナルティキックを決めた~!

世界2位の強豪・南アフリカ相手のジャイアント・キリングに希望が持てそうなゴールを見届け、私は妖怪の国へと戻っていきました。



日本・南アフリカ戦の結果は、3対26で南アフリカが圧倒したのですが・・・
ラグビー日本代表の数々の善戦は燦然としており、この試合をもってもその輝きが失われることはないのは、言うまでもないことですね。





すなばVSスタバ

2020-07-12 | グルメ


令 和 元 年 神 無 月 廿 日 ( 日 )

午 後 十 二 時 三 十 二 分

鳥 取 城 址 ・ 久 松 公 園



鳥取城【国指定史跡】の登城を終え、最寄りの仁風閣・県立博物館バス停に戻りました。



鳥取駅に戻るバスは、100円バス「くる()
鳥取の市街地を循環するバスで、運賃はどこまで行っても100円です。
「くる梨」のコースは3つありますが、今回乗車するのは緑コース
朝8時から、20分間隔で運行されているようです。
なお「くる梨」では、鳥取砂丘へ行くことはできません。

仁風閣・県立博物館バス停からは、12時33分発のバスがあるようです。



「くる梨」さんがやってきました。
これに乗り込んで、鳥取駅へ。


「くる梨」に乗り込んだ時点の時刻は、12時35分
この日はさらに若桜(わかさ)鬼ヶ城【国指定史跡】の登城を予定しています。
若桜鬼ヶ城も鳥取城と同じく山城なので、鳥取駅を発つ前になんらかの食事は摂っておきたいところです。




鳥取駅前の繁華街にあるバス停・鳥取市移住・交流ガーデン前で下車しました。



降りたバス停から振り返ると、



鳥取城・久松山が、城下町の向こうにそびえ立っています。
江戸時代初期までは山上に天守閣が建っていましたが、城下からとてもよく見えたことでしょうね。

この通りは、駅前通り
JR鳥取駅から鳥取県庁まで続く道です。
ここを、鳥取駅の方に向かって右側の歩道を歩いていきます。

歩いて3分ほどで、



この日のランチをいただく「すなば珈琲」新鳥取駅前店に到着しました。



【今回のバス乗車記録】

<->日ノ丸自動車 ⑪仁風閣・県立博物館 12時33分発
鳥取市100円循環バス「くる梨」 緑コース
⑳鳥取市移住・交流情報ガーデン前 12時41分着

*所要時間 8分
*運賃   100円




午 後 十 二 時 五 十 分

す な ば 珈 琲 新 鳥 取 駅 前 店




すなば珈琲は地階にあるようですね・・・おおぅ、なかなかの混みっぷり。



来店して5分、席に案内されました。
お冷のグラスもなかなか凝っていますね。

そしてここは・・・タブレット端末でオーダーをするようですなぁ。
まずはのどの渇きを潤す水出しアイスコーヒー(税込495円)をオーダー。
そしてランチということで、もさ海老のホットサンド(税込770円)もオーダーしました。


オーダーから5分後、



水出しコーヒー! うまい!!
これまで水出しコーヒーなるものを飲んだことがなかったのですが、なんとも喉ごしの良いコーヒーです。
変な苦味のない、すっきりと飲み干してしまいそうなコーヒーです。

コーヒーに後れること約8分・・・



もさ海老のサンド、うまい!
・・・ところで「もさ海老」って?!


もさ海老は、「猛者海老」とも書きます。
もさっとした名前ではなくなかなかに勇ましい名前ですが、本名はクロザコエビ(黒雑魚海老)とちょっと残念。
頭が角ばっていて足が太いことから、鳥取県地方では猛者海老というのだそうです。
もさ海老は水深200メートルよりも深い海底に棲んでいるため、水揚げされると鮮度が落ちやすく、そのため水揚げされる地元でしか流通されないのだそうです。
味は甘海老よりも甘く、ミソもまた美味なのだそうです。



なんとなくで選んだオーダーでしたが、土地土地のものをいただくという今回の旅のテーマにぴったりなものだったようですね。



それにつけても、水出しコーヒーがあまりにうまかったので、サンドイッチが来る前にほぼ飲み干してしまっていました。


午後1時16分、お食事代1,265円を支払って、すなば珈琲を後にしました。



JR鳥取駅へと歩きます。



何のオブジェだろう?
なんとなく気にはなりましたが、近くに寄ることもなくそのまま駅舎に入っていきました。

このオブジェ、じつはただの銅像なのではなく、「夢時計21」という時計なのだそうです。
画像はちょうど時計の見えない方向から撮ったものなのですが、残りの3面にはそれぞれ日本時間、ロンドン時間(グリニッジ時間)、ニューヨーク時間(アメリカ東部時間)の時計がついているそうです。
そして台座のステンドグラスには、鳥取の鳥取しゃんしゃん祭りで用いられるしゃんしゃん傘が描かれているのだそうです。

そのようなことはつゆ知らず、鳥取駅の北口に入り、そして南口に出ました。


鳥取駅南口を出て右側を見ると・・・



「スターバックスコーヒー」シャミネ鳥取店です。




午 後 一 時 廿 六 分

ス タ バ ・ シ ャ ミ ネ 鳥 取 店


すなばに行ったのなら、やはりスタバにも行かなければなりません。


「鳥取県は、スタバはなくても日本一のスナバ(砂場)はある」
平成24年(2012年)に平井信治鳥取県知事は、テレビ番組でこう言ったそうです。
当時、鳥取県にはスターバックスコーヒー(スタバ)の店舗はありませんでした。
また翌年に島根県にスタバの店舗ができると、鳥取県はスタバがない唯一の県になってしまったのです。
「スタバはなくてもスナバはある」・・・この言葉をもとに、飲食店チェーンを展開する地元企業・ぎんりんグループにより、平成26年(2014年)4月にすなば珈琲がオープンしました。

その翌年5月、ついにスタバが鳥取にやってきます。
本邦1287番目の店舗が、鳥取県初のスタバ・シャミネ鳥取店だったのです。



入店すると、ランチタイムを過ぎた頃なので人出は少ないかな~なんてとんでもない。
たしかに「すなば」ほどではありませんでしたが、こちらも空席わずかという盛況ぶりです。

ここではアイスコーヒー・ショートサイズ(税込319円)をオーダー。
そしてBLT & エッグサンド(税込616円)を手に取って、お会計へ。
「すなば」は後払いなのに対し、スタバは先払いで、935円を支払いました。




スターバックス鳥取開店おめでとう。
私はシアトルに行ったことはないので・・・柏で飲む、いつもの味。
僕にとって新鮮味がないことが、成功の証だと思う。


・・・という意識高めな文言が瞬時に浮かんだわけではありませんが、まぁ、よく飲む味です。
もちろん、おいしゅうございますよ。
ですがサンドイッチはいつもは食べないので・・・BLTエッグサンド、うまい!
卵の黄身が滴れてきて、手が汚れてしまいましたけど。



こうして私はひとり、スタバVSすなばの食べ比べ、飲み比べをして、悦に浸っていたのでした。





野田でもガッツリ印度料理を食す

2020-02-09 | グルメ


令 和 2 年 ( 2 0 2 0 年 ) 1 月 4 日 ( 土 )

午 後 5 時 4 5 分

千 葉 県 野 田 市

東 武 野 田 線 愛 宕 駅 付 近



年末の鬼ヅモ麻雀大会の後に実家に帰り、年始のこの日、本拠地の柏に戻ってまいりました。
女王様に新年を慶ぶ挨拶をし、夕食を食べに行こうということで、柏ナンバーのかわいいクルマでお出かけです。


この日は、私がかねがね目をつけていたインド料理屋さんへ向かっていました。
そういえば私にとっては、



クリスマス、



年末とインド料理が続いていますなぁ。


お店の名前は、HANDI(ハンディ) Restaurant
場所は、東武野田線愛宕駅から利根川方面へ進んだところ。
野田市の市街地から外れたところにあります。



利根川に架かる芽吹大橋の手前。
かつて何度も女王様に行こうと提案して、ことごとく却下された山田うどんまでは行かないあたりのところ。


愛宕駅前からかわいいクルマを走らせ、国道16号の陸橋を通過すると、あたりは物寂しくなっていきました。
本当にこんなところにレストランなんてあるのか?
そう思いながら、通り過ぎないように注意深く運転していると、右側にその店は現れました。


(お店の画像を撮り忘れてしまいました)


中に入ると、広いフロア。
そして一世代も二世代も前のような内装・・・昭和、平成1ケタ年代から時間が停まっているかのよう。
夕食にしては早い時刻だったからなのか、先客は誰もいませんでした。
そこに、ヒジャブをまとった女性が現れました。
彼女は、はっきりとした日本語で我々を案内してくださいました。


私はこれまで何軒もインド料理屋さんに伺いましたが、ヒジャブをまとった店員さんは初めてお目にかかったと思います。
彼女は顔だちも話しぶりも日本人のようでしたが、おそらくムスリムのオーナーさんと結婚されてイスラム教に改宗されたのでしょう。
こちらのレストランは、看板にも「インド・パキスタン料理」と明記されているので、いつもとは異なるカレーが食べられそうですね。


オーダーは・・・
少食の女王様は、スペシャルカレーセット(1,080円)。
カレー1皿に、ナンかライス、飲み物、サラダがついているセットです。
私はベジタブルターリー(1,760円)。
カレー3皿!に、ナンとライス、飲み物、サラダに、サモサというスナックが付いてくるセットを注文しました。

カレーは、女王様のセットでキーマカレーを選択。
私のセットではミックスベジタブルという野菜カレー、パラク・パニールというほうれん草のカレーに黄色いチーズが入っているもの、そしてミックスシーフードすなわちシーフードカレーにしました。
一切の肉類を食べられない女王様が食べられるカレーをチョイスし、ふたりでシェアすることにしたのです。
キーマカレーは私の担当になります。




まずやってきた、サラダと飲み物。
サラダは、インド料理店にしてはめずらしいコールスロー。
あのオレンジ色のドレッシングではありません。

飲み物は、私が普通のラッシー女王様マンゴーラッシー
カレーの辛さに対応できるように、乳性飲料を確保しておきます。

そういえばここのカレーは、辛さ調整のオーダーがなかったような気がします・・・だいじょうぶかなぁ?


飲み物に後れること約8分、カレーがやってきました。





パキスタンカレー、うまい!

キーマカレーは、スパイスがふんだんに効かせてあり、とても香り高く、そして辛かったです。
それでもナンやライスとともに口にすると、とても食が進みます。

ベジタブルカレーは、煮込んだ野菜がごろごろ入っており、それにスパイスがまぶしてあるかのよう。
野菜が主役で、スパイスが見事な引き立て役に回っています、
そして面白いのはトマトが多く入っていて、ほとんど主役のような立ち位置にいることです。
いうまでもなく美味しいです・・・でも想像以上に重いですね。

パラク・パニールも、ほうれん草の風味を残しつつもチースの味わいが見事にマッチして、美味しい。
そしてこのカレーもなかなかに重かった。

ミックスシーフードだけがスープカレーで、ほかは胃袋にのしかかる固体のメニュー。
少食の女王様はもとより、私もあっさり腹いっぱいになってしまいました。

私のセットについていたサモサ
じゃがいもや豆などをペースト状にして、小麦粉の薄皮で包んで揚げたスナックですが、満腹になってしまった私は、これを平らげるにもひと苦労。



我々が食事を終え、店を出る頃になると、ガラガラだった客席は家族連れで埋まり始めていました。



今度はもっと腹を空かせてから来よう。



年始ドライブ2020・最終話「野田でも印度料理をガッツリ食す」 完

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