ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

はだしのゲン

2013年08月19日 | 戯言
「戦争」が何故起こったのでしょうか。
「戦争」の悲惨さは盛んに報じられますが、そのような悲惨な戦争を何故せざるを得なかったかについては、あまりに通り一遍です。
オヤジはその時代を真剣に生き抜き、戦時中に公職に付いていたがために戦後に戦犯として公職追放となった祖父のハナシを幼心に聴き、影響を受けて育った者として、ステレオタイプの反戦思想には距離を置かざるを得ません。

例外もあるでしょうが、多くは戦争をしたくてしているのではなく、それ以外に自らを守る手段が無いところに追い込まれたからこそ、立ち上がらざるを得なかったのです。
確かにひとたび戦争が始まってしまえば、平時ではあり得ないことが起きますが、何故?の問いによる峻別は決して戦争自体の肯定ではなく大事だと思います。

それにしても何故、子供の感受性、理性を信じられないのでしょうか。
大人の先入観念こそむしろ子供への悪影響に通じると思いますが。
残酷だからこそ、子供は目の当たりにすることで暴力に対する憎しみ、また戦争を安易な手段とすべきでないことを学ぶと思います。

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<はだしのゲン:鳥取市立中央図書館でも事務室に別置き>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2013年08月19日

 漫画「はだしのゲン」を松江市の全小中学校が閉架措置とした問題で、鳥取市立中央図書館も2年前からゲンを事務室に移し、自由に手に取れない状態にしていたことが19日、分かった。

 同図書館によると、ゲンは児童書コーナーに置かれていたが、2011年夏にゲンを読んだ小学校低学年の児童の保護者から「強姦(ごうかん)などの性的描写などがあり、小さな子が目にする場所に置くのはどうなのか」とクレームがあった。貸し出しカウンター裏の事務室内に別置きする措置を取り、そのまま放置されていたという。希望があれば、閲覧や貸し出しには応じていた。

 同図書館は、29日に今後の取り扱いを協議する。西尾肇館長は「協議を怠り、反省している。市民の知る権利を守るのが図書館の役目なので、一般書コーナーに移動させるなどしたい」と話している。【川瀬慎一朗】
コメント (1)
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