ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

弓順

2013年09月14日 | 音楽
ヴァイオリンを始めとする弦楽器は弦と弓の毛を擦り合わせて音が出ます。
弦を指で弾くこともありますが、ヴァイオリン族についてはメインは弓で弾きます。

弓を持つ手の近くの方が元になり、反対側が先です。
元から先に向けて弾くと「ダウン」。その反対が「アップ」です。
当然のことながら手に近い方がコントロールし易く、力も伝えやすいです。
それ以外にも弾くという行為では手の動きは制約を受けつつも弓に様々なニュアンスを極めてアナログ的に伝えていきます。

演奏する時には弓の使い方を決めます。弓順です。ボーイングとも言います。
将棋や囲碁で言う定石はあります。誰が何と言ってもこれしかないという弓順です。
一方でどのように演奏したいかによって、あるいは若干消極的ですが物理的に帳尻を合わせなければならずに意図的に弓順をいじることも多々あります。
特にオーケストラの曲は全体最適の中で帳尻合わせは多々出てきますが、これはこれでオーケストラのパートとしての定石もあります。

定石と言っても絶対唯一ではありません。
好みの部分も多いので、時にいたずらに長年弾いてきた思い込みと合わない弓順だと無意識に決められた弓順ではなく体に染み付いた弓順で弾いてしまったり、弾けたはずの部分が弾けなかったりといったことがあります。
そもそもはまだまだ修行が足りないんですが・・・。(笑)

今日は所属するオーケストラで弦楽器セクションだけでの練習でした。
九州交響楽団のメンバーである先生にご指導いただきましたが、いくつか先生のアドバイスで変更された弓順に合点しっ放し。
変わる前の弓順がダメなのではなく、どう演奏したいかと弓順の選び方への合点と、単純に好みが近いという合点です。
同じ練習なんですが、こういう時は充実感が違います。楽しくかつ有意義な練習でした。
課題も改めて露わになりましたけど。

閑話休題。
帰宅してネットで新聞を見ていたら、東大57連敗が目にとまりました。
あれから1年余経ちましたが、連敗数から勘定するとまだ連敗ストップとはいっていないようです。
不名誉な記録更新まであと13。
今シーズン、どこかで白星を期待です。
最近めっきり弱くなって立教に負けることが多くなった我が母校が献上して欲しくはないですけど。(爆)

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明大・立大が先勝、東大57連敗…秋季リーグ戦
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2013年9月14日

 東京六大学野球(14日)──秋季リーグ戦が開幕し、明大と立大が先勝した。

 春秋連覇を狙う明大は、二回に犠飛で先制し、終盤も着実に加点。山崎(3年・日大三)ら3投手の継投で東大打線を零封した。東大はリーグ戦57連敗。立大は小尾(3年・大垣日大)の3安打3打点の活躍など、計13安打で慶大に快勝した。慶大は先発の白村(4年・慶応)が四回途中降板で5失点が誤算だった。
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