ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

人生の楽園

2014年04月13日 | 私事
「人生の楽園」、実はオヤジも毎週視ています。
但しこの時間帯は大概はオーケストラの練習で外出していることが多いので、毎週録画しておいて後で視ています。
この番組の視聴率がこんなに高かったんだと少々驚きました。

オヤジが視ている理由は、日刊ゲンダイの見方とはちょっと違います。
とりあえず田舎生活への憧れはあまりありません。まあ、東京暮らしはまだ馴染めませんけど。(笑)

この番組は、西田敏行さんと菊池桃子さんのほんわかしたやりとりがまずは魅力です。
そして取り上げられた方々の人生の楽しみ方を妙に誇張したり勿体ぶったりすることなく紹介していく、それを穏やかに安心して視ていられる、そしてこちらまで緊張がほぐれるような気がして、とにかく視ていると気分良くリラックスできるんです。

2月にに中高年が地上デジタルよりBS放送を視るという記事を取り上げましたが、そういった意味では地上デジタルで中高年が安心して視られる貴重な番組なのかもしれません。

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<週末夕方に15%高視聴率 「人生の楽園」人気の秘密は?>
ニフティニュース 日刊ゲンダイ配信 http://news.nifty.com/cs/ 2014年4月13日

「今週は何かいいことありましたか? 私ね、思うんですよ。人生には楽園が必要だってね」という呼びかけで始まる「人生の楽園」(テレビ朝日系、土曜18時)。2000年10月にスタートというから、14年も続く長寿番組だ。

 初代ナレーターはいかりや長介&伊藤蘭。いかりやの後を西田敏行、伊藤の後を菊池桃子が引き継ぎ、現在に至る。視聴者に語りかけるような味のあるナレーションが番組を盛り上げる。

 土曜18時台は天気によっても季節によっても在宅率が左右される。しかし、「人生の楽園」は常時10~12%、時には15%の視聴率を獲得する隠れた名番組で、最近では視聴率の週間ランキングにも顔を出すほど。

■西田&桃子のほんわかコンビに注目

 都会で仕事をしていた人間がリタイアし、念願かなって田舎暮らしを始める。その暮らしぶりに密着取材するドキュメンタリーで、そこに出てくる人たちはみんな表情が生き生きとし、いい笑顔を見せる。

 彼らが接する地元の人たちはだれもが親切で畑のやり方を教えてくれたり、収穫した野菜をくれたり。何かと面倒を見てくれる。隣は何をする人ぞの都会とは大違いで触れ合う人間はみんな温かく優しい。

 海と山、自然に囲まれた暮らしは誰もが憧れるところ。が、都会人が突然、縁もゆかりもない田舎に行っても、すぐに馴染めるだろうか。そんなふうに、田舎暮らしに憧れを抱きつつも躊躇(ちゅうちょ)している都会人が、シミュレーションのつもりで見ているに違いない。

 裏を返せば、それだけ都会生活に嫌気をさしている中高年がいかに多いかということだ。

 とはいえ、先立つものは軍資金。お金がなくては移住も、長年夢見た自分たちの店を開業することもできない。現実は厳しいのである。

 だからこそ、一足先に田舎暮らしを始めた先輩たちの暮らしぶりを見ながら、いつかは自分もと週に1度「人生の楽園」に思いを馳せる。この番組の人気はそんなサラリーマンたちに支えられているのではないか。
(日刊ゲンダイ2014年4月12日掲載)
コメント
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