週末金曜日の夜。
周りが次々と退社する中、1人午後8時まで仕事をして、小雨降る肌寒い夜の家路につく。
8時代の電車は既にほろ酔い気分の人たちで車内も何となく酒臭い。
珍しく品川駅のホームの影ではうずくまってリバースしているお兄ちゃんもいた。おいおいまだ8時半だぜ。
最寄りの駅に降りて、さてさて晩飯をどうするかと、安直に目の前の回転寿司屋に入る。
残念ながらビールはオヤジの会社では無いが、こういう時に日本酒好きは困らない。
幸いこの雨模様で気温は低く、熱燗がぴったりの天候だ。
回転寿司屋だって、アルコールを出す以上、ちょっとした酒のアテも皿の上にのってやってくる。
アテをつまみながら時々寿司を口に放り込んで、燗酒をチビリチビリ舐めながらゆっくりと食す。
ゆっくりといってもせいぜい20分ほどだったけれど、腹は満たされ、体は程良く温まり、お代は2,000円もしなかった。
ほろ酔い気分で部屋まで傘をさしながらゆったり歩く。
侘しいようで、充実感もある。
いやいや、これもまた愉し。

周りが次々と退社する中、1人午後8時まで仕事をして、小雨降る肌寒い夜の家路につく。
8時代の電車は既にほろ酔い気分の人たちで車内も何となく酒臭い。
珍しく品川駅のホームの影ではうずくまってリバースしているお兄ちゃんもいた。おいおいまだ8時半だぜ。
最寄りの駅に降りて、さてさて晩飯をどうするかと、安直に目の前の回転寿司屋に入る。
残念ながらビールはオヤジの会社では無いが、こういう時に日本酒好きは困らない。
幸いこの雨模様で気温は低く、熱燗がぴったりの天候だ。
回転寿司屋だって、アルコールを出す以上、ちょっとした酒のアテも皿の上にのってやってくる。
アテをつまみながら時々寿司を口に放り込んで、燗酒をチビリチビリ舐めながらゆっくりと食す。
ゆっくりといってもせいぜい20分ほどだったけれど、腹は満たされ、体は程良く温まり、お代は2,000円もしなかった。
ほろ酔い気分で部屋まで傘をさしながらゆったり歩く。
侘しいようで、充実感もある。
いやいや、これもまた愉し。
