ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

ダイエー

2014年11月26日 | 仕事
初めて営業に出た時に担当したのが「ダイエー」の食品スーパー系の本部と神戸地区の店舗でした。
その頃、お酒を売っているお店は尼崎から神戸市の範囲でも12店だけ。
価格破壊を標榜していた「ダイエー」でも店頭価格は特段安売りをしているワケではありませんでした。

店舗を訪問してバックヤードに入ると独特の匂いがしました。
不思議です。「ダイエー」のバックヤードの匂いというのがオヤジには感じられました。
その後、各地で「ダイエー」のバックヤードに入る機会がありましたが、同じ匂いなんです。
時に店舗の持ち主が他の企業に変わっても、バックヤードにはあの匂いが残っていました。

まあ、良い思い出はほとんどなく、苦労したことばかりが思い出されます。
何しろ初めて関わった80年代の終わりから90年代にかけては、まさにダイエーの頂点の時期でしたから。
働く人も自信にあふれていたし、それだけ当たりもキツくて、「この野郎・・・」とムカついたことも一度や二度どころではありませんでした。

それでも仕事で長年関わっただけに、この屋号が無くなることはちょっと寂しさを感じます。

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<ダイエー“最後”の株主総会 イオンの完全子会社化承認>
ヤフーニュース 神戸新聞NEXT配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2014年11月26日

 流通大手イオン傘下のダイエーは26日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルで臨時株主総会を開いた。ダイエー株を保有する株主にイオン株を割り当てる株式交換を提案、賛成多数で承認した。2015年1月からイオンの完全子会社となり、イオングループの新しい食品スーパーの中核として赤字体質の脱却を図る。

 上場企業として一般株主が参加する株主総会は今回が事実上、最後。東京証券取引所1部のダイエー株は12月26日に上場廃止される。イオンの岡田元也社長は今年9月、傘下の食品スーパーを再編する方針を示している。中内功氏(故人)が1957年に創業し、半世紀以上にわたり親しまれてきたダイエーの屋号も、18年度までに消える見通しだ。

 この日、総会には680人が参加。13年にイオンから派遣された村井正平社長は「小売業を取り巻く環境は想像を超える早さで変化しており、旧態依然では淘汰(とうた)される。生き残るためにイオングループと一体となり、食品総合小売業として国内ナンバー1を目指す」と話した。株主からは完全子会社化への反対意見や、今後の戦略を問う質問などが相次いだ。

 株式の交換比率はダイエー株1株に対し、イオン株0・115株。イオンはダイエーの発行済み株式のうち、約44%を保有している。(土井秀人)
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